Webサービスセキュリティ機能がサポートするXML署名標準仕様の範囲を次の表に示します。

表A-2　XML署名標準仕様のサポート範囲

項番	役割	項目	推奨レベル	サポートの 有無
1	ダイジェスト値計算	SHA1	必須	○
2	符号化	base64（エンコード）	必須	○
3	署名値計算	HMAC-SHA1	必須	×
4		DSAwithSHA1	必須	○
5		RSAwithSHA1	推奨	○
6	正規化処理	Canonical XML（コメント付き）	推奨	○
7		Canonical XML（コメントなし）	必須	○
8		Exclusive Canonical XML（コメント付き）	任意	○
9		Exclusive Canonical XML（コメントなし）	任意※1	○
10	変換処理	Canonical XML（コメント付き）	推奨	○
11		Canonical XML（コメントなし）	必須	○
12		Exclusive Canonical XML（コメント付き）	任意	○
13		Exclusive Canonical XML（コメントなし）	任意※1	○
14		base64（変換アルゴリズム）	必須	×
15		XSLT	任意	×
16		XPath	推奨	×
17		XPath Filter 2.0	任意	×
18		Enveloped Signature	必須	×
19		STR Dereference※2	推奨	×

（凡例）

○：サポートあり

×：サポートなし

注※1

WS-Security仕様では，サポートを推奨しています。

注※2

XML署名標準仕様で規定されている変換処理ではなく，WS-Security仕様で規定されているものです。