4.4 添付ファイルを使用して開発する場合

RPC形態の添付ファイルを使用したSOAPアプリケーションを開発します。開発例の概要と開発の流れを次に示します。

開発例の概要
社員番号,名前,所属というユーザ情報を管理し,クライアントからの入力に対して,処理結果を返すSOAPアプリケーションを新規に開発します。
開発例では,RPC形態の添付ファイルを使用します。また,スタブを生成して,クライアント側の処理を実装します。
開発の流れ
  1. SOAPアプリケーションの設計
  2. Javaインタフェースの作成
  3. WSDLの生成
  4. スケルトンおよびサービスデプロイ定義の生成
  5. サーバ側の処理の実装
  6. アーカイブ(WARファイル)の作成
  7. スタブの生成
  8. クライアント側の処理の実装

開発の流れに沿って,各ステップの作業について説明します。

<この節の構成>
4.4.1 SOAPアプリケーションを設計する
4.4.2 Javaインタフェースを作成する
4.4.3 WSDLを生成する
4.4.4 スケルトンおよびサービスデプロイ定義を生成する
4.4.5 サーバ側の処理を実装する
4.4.6 アーカイブ(WARファイル)を作成する
4.4.7 スタブを生成する
4.4.8 クライアント側の処理を実装する