3.2.2 XSLTCトランスフォーマを使ったシステムの開発・運用

XSLTCトランスフォーマは,XSLTトランスフォーマと比べてエラーチェックが厳密ではありません。XSLTCトランスフォーマを使ったシステムを開発・運用する場合は,次に示すようにXSLTトランスフォーマでの動作確認も実施してください。

  1. XSLTトランスフォーマを使ってスタイルシートのエラーチェックを必ず実施してください。これによって,XSLTCトランスフォーマではチェックできないエラーをチェックすることができ,他システムとの相互運用などで発生する可能性があるエラーチェックの相違を事前にチェックできます。
  2. XSLTCトランスフォーマによる変換結果がXSLTトランスフォーマのものと同じになることを確認することを推奨します。これによって,トランスフォーマ固有の動作が変換結果に影響を及ぼすかどうかを確認でき,他システムとの相互運用などで発生する可能性がある動作の差異を事前にチェックできます。

XSLTトランスフォーマとXSLTCトランスフォーマに関する以下の注意事項も参照してください。