Cosminexus XML Processor ユーザーズガイド
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(1) ファイル名(チューニング詳細ファイル)
csmjaxp_ppxml_{事前解析用XML文書を表す文字列}_{解析対象のXML文書を表す文字列}_{連番}.txt
- 事前解析用XML文書を表す文字列
- 事前解析用XML文書の絶対パスの末尾部分から,最後に出現するピリオド(.)以降を除いたものです。
- 例:事前解析用XML文書の絶対パスが「D:\home\xml\training\tr1.xml」の場合
- 事前解析用XML文書を表す文字列は,「tr1」となります。
- 解析対象のXML文書を表す文字列
- 解析対象となるXML文書のシステム識別子の末尾部分から,最後に出現するピリオド以降を除いたものです。
- 例:解析対象のXML文書のシステムIDが「file:/home/xml/data/novelA.xml」の場合
- 解析対象のXML文書を表す文字列は,「novelA」となります。
- 連番
- 00〜99の連番です。解析ごとに増加します。
- なお,J2EEサーバまたはWebコンテナを再起動すると「00」にリセットされます。また,「99」の次は「00」となります。
(2) 出力形式(チューニング詳細ファイル)
| 出力行 |
出力内容 |
| 1行目 |
チューニング詳細ファイルであることを示すヘッダ
Cosminexus XML Processor Fast Parse Function Tuning Detail Information
|
| 2行目 |
チューニング詳細ファイルが作成された日時 |
| 3行目 |
事前解析用XML文書のファイル名 |
| 4行目 |
解析対象のXML文書のシステム識別子
システム識別子が設定されていない場合は,nullが出力されます。 |
| 5行目 |
マッチング情報の開始を示すヘッダ
Matching Information start
|
| 6行目以降 |
マッチング情報(マッチング処理の履歴)
- マッチング処理に成功している場合
- o:{マッチング処理の対象とした要素・属性}※
- マッチング処理に失敗している場合
- x:expected {マッチングを試みたパターン}※ but {解析対象XML文書中に出現したパターン}※
|
| 最終行から2行目 |
マッチング情報の終了を示すフッタ
Matching Information end
|
| 最終行 |
マッチング処理の成功率
成功回数÷マッチング処理の実行回数×100(%)
ただし,マッチング処理が1回も実行されなかった場合は,0.0%と出力されます |
- 注※
- 要素または属性の一部だけが出力されることがあります。また,要素または属性の前後の文字が出力されることがあります。具体例は出力例を参照してください。
- 出力例
![[図データ]](FIGURE/ZU030220.GIF)
(3) 合計ファイルサイズの上限値
32MB※
- 注※
- 出力済みのチューニング詳細ファイルの合計ファイルサイズが32MBを超えた場合,それ以降はチューニング詳細ファイルが生成されません。
- 例えば,次の1〜5の順にチューニング詳細ファイルが生成される場合,4のファイルが生成された時点で1〜4の合計ファイルサイズが40MBとなり,32MBを超えているため,5のファイルは生成されません。
- csmjaxp_ppxml_trl_novelistA_00.txt(10MB)
- csmjaxp_ppxml_trl_novelistB_00.txt(10MB)
- csmjaxp_ppxml_trl_novelistC_00.txt(10MB)
- csmjaxp_ppxml_trl_novelistD_00.txt(10MB)
- csmjaxp_ppxml_trl_novelistE_00.txt(10MB)
- なお,合計ファイルサイズの上限値は,次のシステムプロパティで変更できます。
- システムプロパティ名
- com.cosminexus.jaxp.preparsedxml.tuning.detailfile_totalmaxsize
- 値
- 0以上の整数を指定します。単位はMBです。
- このプロパティを設定していない場合,および範囲外の値が指定された場合は,32が設定されます。
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