4.2.3 ejb-jar.xmlファイルのひな型の作成

EJBプロジェクト作成時には,EJB-JARのDDは作成されません。XMLファイルの作成ウィザードからejb-jar.xmlファイルのひな型を作成します。

EJB2.1のDDを例に,作成手順を説明します。

  1. [パッケージ・エクスプローラー]ビューでプロジェクトを選択します。
  2. Eclipseのメニューから[ファイル]-[新規]-[その他]を選択します。
    [新規]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  3. [MyEclipse]-[XML]-[XML(基本テンプレート)]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
    [XMLファイルの作成]ページが表示されます。

    [図データ]

  4. [XMLスキーマ・ファイルからXMLファイルを作成]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
    [XMLファイル名]ページが表示されます。

    [図データ]

    設定が必要な項目を次に示します。
    項目名設定値
    親フォルダーを入力または選択「<EJBプロジェクト>/<ソースフォルダ>/META-INF」を指定します。
    ファイル名「ejb-jar.xml」を指定します。
  5. [次へ]ボタンをクリックします。
    [XMLスキーマ・ファイルの選択]ページが表示されます。

    [図データ]

  6. [XMLカタログ・エントリーの選択]を選択して,一覧から[キー]列の値が「http://java.sun.com/xml/ns/j2ee/ejb-jar_2_1.xsd」のXMLカタログを選択します。

    [図データ]

  7. [次へ]ボタンをクリックします。
    [ルート要素の選択]ページが表示されます。

    [図データ]

  8. [名前空間情報]リストで[接頭部]列に「j2ee」が表示されている行を選択して,[編集]ボタンをクリックします。
    [新規名前空間情報]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  9. [接頭部]に入力されている「j2ee」を削除して,[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  10. [ルート要素の選択]ページの[名前空間情報]リストで,編集した行の[接頭部]列が「<接頭部なし>」に変更されていることを確認して,[終了]ボタンをクリックします。
    ejb-jar.xmlが作成されます。

作成されるDDの例を次に示します。DDを編集する場合は,「4.6.4 ejb-jar.xml編集時の注意事項」を参照してください。なお,<ejb-name>タグ,<ejb-class>タグ,<session-type>タグ,<transaction-type>タグには,仮の値が設定されているので,作成したEJBプロジェクトに合わせて変更してください。

<?xml version="1.0"encoding="UTF-8"?>
<ejb-jar version="2.1" xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/j2ee"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemalocation="http://java.sun.com/xml/ns/j2ee http://java.sun.com/xml/ns/j2ee/ejb-jar_2_1.xsd">
 <enterprise-beans>
   <session>
     <ejb-name>NMTOKEN</ejb-name>
     <ejb-class>token</ejb-class>
     <session-type>token</session-type>
     <transaction-type>token</transaction-type>
   </session>
 </enterprise-beans>
</ejb-jar>