2.3.4 カスタムセットアップ

カスタムセットアップでは,次の内容を指定して,環境を構築できます。

ここでは,カスタムセットアップを実行する場合の手順を説明します。

注意
インスタントセットアップ機能の実行中の注意事項については,「2.3.3 標準セットアップ」の注意事項を参照してください。
  1. スタートメニューから,[プログラム]-[Cosminexus]-[Application Development Plug-in]-[開発環境インスタントセットアップ]を選択します。
    インスタントセットアップ機能が起動して,[開発環境インスタントセットアップ]ダイアログ[操作の選択]ページが表示されます。

    [図データ]

    参考
    起動オプションを使用して,インスタントセットアップ機能を起動したい場合は,「2.3.3 標準セットアップ」の参考事項を参照してください。
  2. [セットアップ]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
    [セットアップの種類の選択]ページが表示されます。

    [図データ]

  3. [カスタム]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
    [EclipseとMyEclipseのセットアップ]ページが表示されます。
  4. EclipseおよびMyEclipseのインストールディレクトリと,アーカイブファイルを設定します。

    [図データ]

    設定が必須な項目を次に示します。
    項目名設定値
    アーカイブファイルの指定Eclipse[参照]ボタンからEclipse SDKまたはEclipse Platformのアーカイブファイルを指定します。
    Java Development ToolsJava Development Toolsのアーカイブファイルを指定します。
    なお,Eclipse SDKを指定した場合は,指定しません。
    MyEclipseMyEclipseのアーカイブファイルを指定します。
    注※
    Eclipseのアーカイブファイルを指定すると,[プラグイン]列に項目名が表示されます。なお,各アーカイブファイルがすでに指定してあるアーカイブファイルと同じディレクトリに格納してある場合は,[アーカイブファイル]列も自動で設定されます。

    必要に応じて設定する項目を次に示します。
    項目名設定値
    EclipseのインストールディレクトリEclipseのインストールディレクトリを50文字以内で指定します。なお,文字列は全角,半角どちらでもかまいません。
    デフォルトの設定から変更したい場合は,[参照]ボタンをクリックして,[フォルダの参照]ダイアログから指定してください。
    MyEclipseのインストールディレクトリMyEclipseのインストールディレクトリを50文字以内で指定します。なお,文字列は全角,半角どちらでもかまいません。
    デフォルトの設定から変更したい場合は,[参照]ボタンをクリックして,[フォルダの参照]ダイアログから指定してください。
    アーカイブファイルの指定EclipseランゲージパックEclipseランゲージパックのアーカイブファイルを指定します。必要に応じて設定してください。
    なお,サンプルプログラム(Bank)を実行する場合は,必ず設定してください。
    Java Development ToolsランゲージパックJava Development Toolsランゲージパックのアーカイブファイルを指定します。必要に応じて設定してください。
    なお,サンプルプログラム(Bank)を実行する場合は,必ず設定してください。
    注※
    Eclipseのアーカイブファイルを指定すると,[プラグイン]列に項目名が表示されます。なお,各アーカイブファイルがすでに指定してあるアーカイブファイルと同じディレクトリに格納してある場合は,[アーカイブファイル]列も自動で設定されます。

    [アーカイブファイルの指定]テーブルで指定したアーカイブファイルは,削除またはリネームしないでください。
    すべての項目を指定した場合は,次の図のようになります。

    [図データ]

  5. [次へ]ボタンをクリックします。
    [サーバのセットアップ]ページが表示されます。

    [図データ]

  6. J2EEサーバで使用するポート番号を設定します。
    [∧]および[∨]ボタン,[↑]および[↓]キー,または直接数値を入力して設定してください。
    項目名設定値
    デバッグ接続のためのポート番号J2EEサーバにデバッグ接続するために使用するポート番号を半角数字で設定します。
    設定できる範囲は0~65535です。
    HTTPのポート番号J2EEサーバが利用するHTTPのポート番号を半角数字で設定します。
    設定できる範囲は1~65535です。
    簡易Webサーバのポート番号J2EEサーバが利用する簡易Webサーバのポート番号を半角数字で設定します。
    設定できる範囲は1~65535です。
    RMIレジストリのポート番号J2EEサーバが利用するRMIレジストリのポート番号を半角数字で設定します。
    設定できる範囲は1~65535です。
    ネーミングサービスのポート番号J2EEサーバがネーミングサービスとして利用するCORBAネーミングサービスのポート番号を半角数字で設定します。
    設定できる範囲は1~65535です。
  7. [次へ]ボタンをクリックします。
    [組み込みデータベースのセットアップ]ページが表示されます。

    [図データ]

  8. 必要に応じて,[組み込みデータベース構築ディレクトリ]を設定します。
    組み込みデータベースの設定ファイルおよびRDエリアのファイルを格納するディレクトリを43バイト以内で指定します。ただし,半角文字で指定してください。
    デフォルトの設定(<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥ADP¥DB¥)から変更したい場合は,[参照]ボタンから格納するディレクトリを指定できます。
    注意
    [組み込みデータベース構築ディレクトリ]には,次のディレクトリは指定できません。
    ・ドライブ直下(C:¥など)
    ・パスに日本語(半角かたかなを含む)などのマルチバイト文字を含むディレクトリ
  9. [次へ]ボタンをクリックします。
    [セットアップの確認]ページが表示されます。

    [図データ]

  10. 設定値を確認します。
    [セットアップの内容]エリアにセットアップされる内容が表示されるので,設定値を確認してください。カスタムセットアップで指定しなかった設定値については,「2.3.2 セットアップする環境の設定内容」を参照してください。
  11. [実行]ボタンをクリックします。
    [進行状況]ページが表示されます。
    セットアップが終了すると,[セットアップの完了]ページが表示されます。

    [図データ]

  12. [終了]ボタンをクリックします。
    [開発環境インスタントセットアップ]ダイアログが閉じます。
    [開発環境インスタントセットアップ]ダイアログ終了後にMyEclipseを起動させたい場合は,[ウィザードを終了後にMyEclipseを起動する]をチェックしてから,[終了]ボタンをクリックしてください。
    参考
    エラーが発生した場合の対処,セットアップ後の各サーバの状態,MyEclipseの起動方法については,「2.3.3 標準セットアップ」の参考事項を参照してください。