Enterprise Beanに業務処理を実装し,リモートインタフェースやローカルインタフェースを使用して業務処理を実行できます。また,ビジネスインタフェースを使用して,業務処理を実行することもできます。
Enterprise Beanクラスの作成や,業務処理およびインタフェースの実装には,Eclipseの標準機能を使用できます。ここでは,リモートホームインタフェース,およびリモートコンポーネントインタフェースを使用する場合を例に,業務処理プログラムの作成手順を示します。
リモートホームインタフェース,およびリモートコンポーネントインタフェースを使用する場合,業務処理プログラムは次に示す流れで作成します。
それぞれの手順の概要を説明します。
ほかのJ2EEアプリケーションを呼び出すWebアプリケーション,J2EEアプリケーション,およびEJBクライアントアプリケーションを開発する場合は,「6.5 RMI-IIOPインタフェースを利用したJ2EEアプリケーションの呼び出し」を参照してください。
また,アノテーションの記述方法については,「6.6 アノテーションの記述方法」を参照してください。
以降の節では,この流れに沿って業務処理プログラムの作成方法を説明します。