6.6 アノテーションの記述方法

MyEclipseを使用したJ2EEアプリケーション開発では,Javaソースにアノテーションを使用できます。しかし,Eclipseではアノテーションのコード補完をサポートしていないので,Javaソースファイルに手動でアノテーションを記述する必要があります。

この節では,Javaソースファイルへのアノテーションの記述例として「@Resource」を記述する場合の手順を説明します。

記述前のJavaソースファイルを次に示します。

[図データ]

  1. 変数の宣言「private DataSource ds;」の上の行に,アノテーション「@Resource」を直接記述します。

    [図データ]

  2. アノテーション「@Resource」を記述した行のエラーアイコンをクリックして,コンテキストメニューから['Resource' をインポートします]を選択します。

    [図データ]

  3. 「javax.annotation.Resource」のimport文が自動で追加されて,エラーアイコンが消えます。

    [図データ]

なお,アノテーションに存在しない属性を指定した場合,および属性に値を指定しない場合はエラーが表示されます。