10.1.9 JavaVM起動オプションの変更

環境変数「COSMINEXUS_CMD_JAVA_ARGS」を設定すると,cjjspcコマンドが動作するJavaVMの起動オプションを変更できます。

デフォルトではJavaVMの起動オプションに「-Xmx512m」(Javaヒープメモリ領域の最大値が512MB)が設定されています。cjjspcコマンドで大規模なWebアプリケーションをコンパイルする場合,Javaヒープメモリ領域の最大値を超え,java.lang.OutOfMemoryErrorが発生するおそれがあります。したがって,大規模なWebアプリケーションをコンパイルする場合は,あらかじめ環境変数COSMINEXUS_CMD_JAVA_ARGSに,適切なJavaヒープメモリ領域を指定する必要があります。

cjjspcコマンドのJavaヒープメモリ領域の初期値(512MB)と,最大値(1,024MB)を設定する場合の環境変数COSMINEXUS_CMD_JAVA_ARGSの指定例を示します。