2.4.4 Server Plug-inの設定
(1) 接続先ホストの設定
Server Plug-inでManagement Serverリモート管理機能に接続するために,接続先ホストを設定します。
Server Plug-inの設定では,Management Serverの接続先に関する設定をします。Server Plug-inの設定手順を次に示します。
- Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]-[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
- 左ペインのツリービューで[Cosminexus Server Plug-in]を選択します。
[Cosminexus Server Plug-in]ページが表示されます。
![[図データ]](figure/zu031600.gif)
- [接続ホスト]タブで[追加]ボタンをクリックします。
[接続ホストの追加]ダイアログが表示されます。
![[図データ]](figure/zu031700.gif)
設定が必要な項目を次に示します。
項目名 | 設定値 |
---|
ローカル・ホスト/リモート・ホスト | Management Serverの接続先がローカルホストかリモートホストかを選択します。インスタントセットアップ機能で構築した場合は,[ローカル・ホスト]を選択します。
- ローカル・ホスト
Management Serverの接続先がローカルホストの場合に選択します。
- リモート・ホスト
Management Serverの接続先がリモートホストの場合に選択します。
|
ホスト名またはIPアドレス | 接続先がリモートホストの場合は,接続先のホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
ポート番号 | 接続先のポート番号を指定します。 接続先ホストのmserver.propertiesのcom.cosminexus.mngsvr.management.portに指定したポート番号を指定します。5文字以内の半角数字で指定してください。 |
- [OK]ボタンをクリックします。
接続先のホストが追加されます。
- [詳細設定]タブをクリックします。
[詳細設定]タブが表示されます。
![[図データ]](figure/zu031800.gif)
必要に応じて,次の項目を設定してください。
項目名 | 設定値 |
---|
ソケット読み込み監視時間(秒) | ソケット読み込み監視時間とは,Management Serverリモート管理機能との接続で,ソケットの読み込みを監視する時間です。指定値の有効範囲は0または180~99999(秒)です。0を指定した場合は,監視しません。 |
- 注
- ソケット読み込み監視時間は,Management Serverリモート管理機能にログインしているときだけ有効です。Management Serverリモート管理機能にログインしているとき(接続中)に変更した監視時間は,すぐには有効になりません。次回,Management Serverリモート管理機能にログインしてから有効になります。
- また,ソケット読み込み監視時間を設定している場合で,Management Serverリモート管理機能を使用した処理を実行しているときに,「Read time out」のメッセージが表示されることがあります。このメッセージが表示されたあとも,Management Serverリモート管理機能の処理が続行されていることがあります。
- [適用]ボタンまたは[OK]ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
(2) Management Serverリモート管理機能へのログインおよびログアウト(Server Plug-in)
Server Plug-inから,Management Serverリモート管理機能にログインまたはログアウトするには,[Cosminexus Server Plug-in]パースペクティブの[サーバー・エクスプローラー]ビューで操作します。なお,[サーバー・エクスプローラー]ビューが表示されていない場合は,次の手順で表示してください。
- Eclipseのメニューから[ウィンドウ]-[ビューの表示]-[その他]を選択します。
[ビューの表示]ダイアログが表示されます。
- [Cosminexus Server Plug-in]-[サーバー・エクスプローラー]を選択して,[OK]ボタンをクリックします。
[サーバー・エクスプローラー]ビューが表示されます。
ログインおよびログアウト方法を次に示します。
- 注意
- MyEclipseでManagement Serverリモート管理機能にログインしていても,Server Plug-inの機能は使用できません。Server Plug-inを使用する場合,MyEclipseとは別にManagement Serverリモート管理機能にログインする必要があります。
(a) Management Serverリモート管理機能へのログイン(Server Plug-in)
Management Serverリモート管理機能へのログイン手順を次に示します。
- ビューツールバーの[
(Cosminexus Management Serverリモート管理機能)]をクリックして表示されるサブメニューから[
ログイン]を選択します。
[Cosminexus Management Serverリモート管理機能へログイン]ダイアログが表示されます。
![[図データ]](figure/zu031900.gif)
設定が必要な項目を次に示します。
項目名 | 設定値 |
---|
管理ユーザーID | Management Serverにログインするときの管理ユーザIDを指定します。 インスタントセットアップ機能で構築した場合は,「admin」を指定します。インスタントセットアップ機能で構築していない場合は,Management Server設定時に使用した値を指定します。 |
パスワード | Management Serverにログインするときの管理ユーザパスワードを指定します。 インスタントセットアップ機能で構築した場合は,「admin」を指定します。インスタントセットアップ機能で構築していない場合は,Management Server設定時に使用した値を指定します。 |
- [OK]ボタンをクリックします。
Management Serverリモート管理機能にログインします。ログインすると,ツリービューにある[
(Management Server接続先ホストノード)]の状態表示が,「未接続」から「接続済」に変化します。
(b) Management Serverリモート管理機能からのログアウト(Server Plug-in)
Management Serverリモート管理機能からのログアウト手順を次に示します。
- ビューツールバーの[
(Cosminexus Management Serverリモート管理機能)]をクリックして表示されるサブメニューから[
ログアウト]を選択します。
[Cosminexus Management Serverリモート管理機能からログアウト]ダイアログが表示されます。
- [はい]ボタンをクリックします。
ツリービューにある[
(Management Server接続先ホストノード)]の状態表示が,「接続済」から「未接続」に変化します。