4.3.2 Webプロジェクト作成時の注意事項

ここでは,Webプロジェクト作成時の注意事項について説明します。

<この項の構成>
(1) Webプロジェクト名の注意事項
(2) コンテキストルートのURLの指定について
(3) アノテーション有効時のWARファイルの作成について

(1) Webプロジェクト名の注意事項

Webプロジェクト名は,作業ディレクトリ中のディレクトリ名として使用されます。作業ディレクトリのパス長がOSの上限に達しないようにWebプロジェクト名を指定してください。作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。

(2) コンテキストルートのURLの指定について

Webプロジェクト作成時にWebアプリケーションのコンテキストルートを指定する場合は,URI(RFC3986)で使用できる文字を使用してください。

(3) アノテーション有効時のWARファイルの作成について

アノテーションが有効となる(Servlet2.4のDD使用)WARファイルを作成する場合,WARファイルに含まれるクラスのフィールドおよびメソッドのリターン値や引数として使用するユーザ定義のクラスは,インポートする単位に含めるようにしてください。EARとしてインポートする場合はEARの中に,WARとしてインポートする場合はWARの中にクラス(またはインタフェース)定義が含まれる必要があります。含まれない場合は,インポート時にエラーが発生します。