開発環境にあるJ2EEアプリケーションをエクスポートして,実行環境に配布します。J2EEアプリケーション配布の流れを次に示します。
図8-1 J2EEアプリケーション配布の流れ
![[図データ]](figure/zu090100.gif)
それぞれの作業の概要を説明します。
- EARファイルの作成
ビルドファイルを使用してプロジェクトをビルドして,EARファイルを作成します。
- Connector属性ファイルのエクスポート
開発環境で設定したリソースアダプタの属性を取得するために,Connector属性ファイルをエクスポートします。エクスポートにはServer Plug-inを使用します。
- J2EEアプリケーションのインポート
ビルドファイルを使用して作成したJ2EEアプリケーション(EARファイル)を実行環境にインポートします。インポートには,Server Plug-inまたはサーバ管理コマンドを使用します。
- Connector属性ファイルのインポート
Connector属性ファイルを,実行環境にインポートします。インポートには,Server Plug-inを使用します。
- 実行時属性の設定
実行環境にインポートしたJ2EEアプリケーションに実行時属性を設定します。また,必要に応じて,J2EEリソースにも実行時属性を設定します。J2EEアプリケーションおよびJ2EEリソースの実行時属性の設定には,Server Plug-inまたはサーバ管理コマンドを使用します。実行時属性の設定方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。
以降の節では,この流れに沿ってJ2EEアプリケーションを配布する手順を説明します。