ここでは,application.xml編集時の注意事項を説明します。
エンタープライズアプリケーションプロジェクトの作成時に,[新規プロジェクト]ダイアログの[エンタープライズ Java プロジェクトの作成]ページで指定した[プロジェクト名]が入ります。
値を指定しないとCosminexusコネクタでのデプロイ,およびリデプロイ時にエラーが発生するので,必ず値を指定してください。また,デプロイ後に変更すると,J2EEサーバ上のJ2EEアプリケーションの入れ替え,およびアンデプロイが適切に実行されません。
また,<display-name>タグの設定値は,作業ディレクトリ中のディレクトリ名として使用されます。作業ディレクトリのパス長がOSの上限に達しないように<display-name>タグを指定してください。作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
<module>タグのid属性には,MyEclipseで使用する値が自動で設定されます。変更または削除すると誤動作する場合があるので,設定を変更しないでください。
<module>タグ内の<ejb>タグには,エンタープライズアプリケーションプロジェクトに組み込まれているEJBプロジェクトの<プロジェクト名>.jarが設定されます。変更すると誤動作するおそれがあるので,注意してください。
<module>タグ内にある,<web>タグ下の<web-uri>タグには,エンタープライズアプリケーションプロジェクトに組み込まれているWebプロジェクトの<プロジェクト名>.warが設定されます。変更すると誤動作するおそれがあるので,注意してください。
<context-root>タグにはコンテキストルートが設定されます。コンテキストルートは,エンタープライズアプリケーションプロジェクトの作成時に,[新規プロジェクト]ダイアログの[Webプロジェクト・モジュールの定義]ページで指定します。コンテキストルートの変更については,「4.4.3 エンタープライズアプリケーションプロジェクトのモジュールの変更手順」を参照してください。
また,<context-root>タグの設定値は,作業ディレクトリ中のディレクトリ名として使用されます。作業ディレクトリのパス長がOSの上限に達しないように<context-root>タグを指定してください。作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
各プロジェクトのDDではProcessing Instruction,XInclusion,および名前空間接頭辞を記述できません。記述しても,値が正しく読み込まれません。