Sessionオブジェクトの取得方法および設定方法には,メールコンフィグレーションを使用する場合と,メールコンフィグレーションを使用しない場合があります。ここでは,それぞれのSessionオブジェクトの取得方法と設定方法を説明します。
ここでは,メールコンフィグレーションを使用する場合のSessionオブジェクトの取得方法と設定方法を説明します。
メールコンフィグレーションを取得する前に,メールコンフィグレーションの設定とリソースのリンク解決をします。メールコンフィグレーションの設定およびリソースのリンク解決の手順については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。
メールコンフィグレーションの設定例を示します。属性ファイルを次のように作成します。
<?xml version="1.0" encoding="MS932"?> |
次に,リソースの属性設定コマンドを使って,属性ファイルをリソースとして登録します。コマンドの指定例を示します。
cjsetresprop -type mail -resname TheMailSession -c mail.xml |
メールコンフィグレーションは,アノテーションまたはJNDIを使用して取得します。それぞれの取得方法を説明します。
// フィールド変数 |
Session session = null; |
メールコンフィグレーションを使用しない場合は,Sessionクラスのファクトリメソッドを使用して,Sessionオブジェクトを取得できます。この場合,メールコンフィグレーションで設定する項目は取得できないので,プログラム内で設定する必要があります。
java.util.Properties prop = new java.util.Properties(); |