1.4.2 異なるマシンで開発・テストする場合の構成

J2EEアプリケーションを開発する環境とテストする環境を異なるマシンに構築する場合は,次のような構成になります。なお,インスタントセットアップ機能では,上記の環境は構築できません。開発環境とテスト用実行環境を異なるマシンに構築する場合は,「付録B インスタントセットアップ機能を使用しない環境の構築手順」を参照してください。

図1-9 開発環境とテスト用実行環境を異なるマシンに構築する場合の構成

[図データ]

開発環境とテスト用実行環境を異なるマシンに構築する場合は,次の環境が必要となります。

表1-3 開発環境とテスト用実行環境を別のマシンに構築する場合に必要な環境(開発環境)

項番分類プログラム名称/構成ソフトウェア名称
1OS次に示すOSに対応しています。
  • Windows Server 2003
  • Windows XP
  • Windows Vista
2JDKCosminexus Developer's Kit for Java
3J2EEアプリケーション開発環境Cosminexus Component Container
4通信基盤Cosminexus TPBroker
5統合開発環境(IDE)Eclipse
6プラグインプラグインを使用するには次の構成ソフトウェアが必要です。
  • MyEclipse
  • Cosminexus Application Development Plug-in
  • Cosminexus Component Container
7XMLプロセッサCosminexus XML Processor
注※
Eclipseは次に示すプログラムが前提になります。
・Eclipse Platform 3.2.2およびEclipse Platform 3.2.1 NLPack1
・Eclipse Java Development Tools 3.2.2およびEclipse Java Development Tools 3.2.1 NLPack1

なお,テスト用実行環境には,Application Serverをインストールします。Application Serverの構成ソフトウェアについては,マニュアル「Cosminexus 概説」を参照してください。