5.4 サーブレットの作成・編集

MyEclipseでは,テンプレートを使用してサーブレットを作成できます。また,サーブレットの作成とあわせてweb.xmlにサーブレットの情報を反映できます。

ここでは,テンプレートを使用したサーブレットの作成手順を説明します。なお,この手順には,web.xmlに作成したサーブレットの情報を反映する手順も含まれています。

  1. Eclipseのメニューから[ファイル]-[新規]-[その他]を選択します。
    [新規]ダイアログが表示されます。
  2. [MyEclipse]-[Web]-[サーブレット]を選択して,[次へ]ボタンをクリックします。
    [新規サーブレット]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

    設定が必要な項目を次に示します。
    項目名設定値
    ソース・フォルダーサーブレットを作成するソースフォルダを指定します。
    パッケージパッケージを指定します。
    名前作成するサーブレットのサーブレットクラス名を指定します。
    スーパークラス作成するサーブレットのスーパークラスを指定します。
    使用するテンプレート[1]サーブレット用デフォルト・テンプレート]を指定します。
    必要に応じて,次の項目を設定してください。
    項目名設定値
    エンクロージング型サーブレットクラスをインナークラスとして作成する場合は,チェックボックスをチェックします。また,外包するクラスを指定します。
    修飾子サーブレットクラスの修飾子を指定します。
    インターフェース作成するサーブレットに任意のインタフェースを実装する場合に指定します。
    オプションサーブレット内に埋め込むメソッドを指定します。
  3. [次へ]ボタンをクリックします。
    [XMLウィザード]ページが表示されます。

    [図データ]

    [XMLウィザード]ページで設定する項目を示します。
    なお,作成するサーブレットの情報をweb.xmlに反映する場合は,[web.xmlファイルの生成/マップ]をチェックします。[web.xmlファイルの生成/マップ]をチェックすると,[XMLウィザード]ページで指定する情報がweb.xmlに追加されます。[XMLウィザード]ページに設定する内容を次に示します。必要に応じて,設定してください。
    項目名設定値web.xmlに追加される記述
    サーブレット/JSPクラス名[新規サーブレット]ダイアログの[名前]で指定した名称が表示されます。<servlet>
    <servlet-class>サーブレット/JSP クラス名</servlet-class>
    <servlet>
    サーブレット/JSP名作成するサーブレットのサーブレット名を指定します。<servlet>
    <servlet-name>サーブレット/JSP名</servlet-name>
    <servlet>
    サーブレット/JSPマッピングURL作成するサーブレットをマッピングするURLを指定します。<servlet-mapping>
    <url-pattern>サーブレット/JSP マッピングURL</url-pattern>
    </servlet-mapping>
    web.xmlのファイル・パスweb.xmlのパスを指定します。
    表示名作成するサーブレットの表示名を指定します。<servlet>
    <display-name>表示名</display-name>
    </servlet>
    説明作成するサーブレットの説明を指定します。<servlet>
    <description>説明</description>
    </servlet>
  4. [終了]ボタンをクリックします。
    サーブレットが作成されて,作成したサーブレットおよびweb.xmlがエディタエリアに表示されます。
  5. サーブレットに必要な処理を実装して保管します。