4.4.2 エンタープライズアプリケーションプロジェクト作成時の注意事項

ここでは,エンタープライズアプリケーションプロジェクト作成時の注意事項について説明します。

<この項の構成>
(1) エンタープライズアプリケーションプロジェクト名についての注意事項
(2) エンタープライズアプリケーションプロジェクトの注意事項

(1) エンタープライズアプリケーションプロジェクト名についての注意事項

エンタープライズアプリケーションプロジェクト名は,作業ディレクトリ中のディレクトリ名として使用されます。作業ディレクトリのパス長がOSで規定されているパス長の上限に達しないようにエンタープライズアプリケーションプロジェクト名を指定してください。作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。

(2) エンタープライズアプリケーションプロジェクトの注意事項

エンタープライズアプリケーションプロジェクトのルートフォルダ下はデプロイの対象となります。このため,J2EEアプリケーションの動作に必要ないファイルまたはフォルダがエンタープライズアプリケーションプロジェクトのルートフォルダ下にある場合,それらもデプロイされます。また,EARファイルをエクスポートしたときに,J2EEアプリケーションの動作に必要ないファイルまたはフォルダがEARファイルに含まれます。エンタープライズアプリケーションプロジェクトには,不要なファイルを置かないようにしてください。

また,エンタープライズアプリケーションプロジェクトで作成された/META-INFディレクトリおよびapplication.xmlは,移動または名前変更をしないでください。移動または名前変更をすると,デプロイできません。