2.5.4 コンソールの設定変更

必要に応じて,コンソールの出力形式の設定を変更します。EclipseおよびServer Plug-inのコンソールの設定を変更する手順を次に示します。

<この項の構成>
(1) Eclipseのコンソールの設定
(2) Server Plug-inのコンソールの設定

(1) Eclipseのコンソールの設定

J2EEサーバのプロセスの標準出力や標準エラー出力は,Eclipseが提供するコンソールに表示されます。Eclipseのコンソールの設定を変更する手順を次に示します。

  1. Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]-[設定]を選択します。
    [設定]ダイアログが表示されます。
  2. 左ペインのツリービューで[実行/デバッグ]-[コンソール]を選択します。
    [コンソール]ページが表示されます。

    [図データ]

    必要に応じて,次の項目の設定を変更してください。
    項目名設定値
    固定幅コンソールコンソールビューで表示する1行の文字数を固定するかどうかを指定します。
    • チェックする
      1行の文字数を固定します。
    • チェックしない
      1行の文字数を固定しません。
    1行の文字数を固定する場合,[最大文字幅]も指定します。
    なお,1行の文字数が[最大文字幅]に指定した数を超える場合は,改行して表示されます。
    最大文字幅コンソールビューに表示する1行の文字数を指定します。80~1000の範囲で指定します。
    [固定幅コンソール]をチェックしている場合は必ず入力します。
    コンソール出力の制限コンソールの出力を制限するかどうかを指定します。
    • チェックする
      コンソールの出力を制限します。
    • チェックしない
      コンソールの出力を制限しません。
    なお,コンソールの出力を制限している場合に,出力された行までの文字数が[コンソールのバッファー・サイズ(文字)]で指定されているバッファサイズを超えると,先頭から超えた分の出力行が消去されます。消去されたメッセージは次のファイルで確認できます。
    <Eclipseのワークスペースディレクトリ>¥.metadata¥.log
    コンソールのバッファー・サイズ(文字)コンソールのバッファサイズ(文字数)を,1000~1000000の範囲で指定します。必要に応じて調節してください。
    [コンソール出力の制限]をチェックしている場合に必ず入力します。
    表示されるタブ幅コンソールビューで表示するタブ幅を文字数で指定します。1~100の範囲で指定します。
    プログラムが標準出力に書き込むときに表示J2EEサーバやJ2EEアプリケーションが標準出力にメッセージを出力したときに,コンソールビューを前面に表示するかどうかを指定します。
    • チェックする
      コンソールビューを前面に表示します。
    • チェックしない
      コンソールビューを前面に表示しません。
    プログラムが標準エラーに書き込むときに表示J2EEサーバやJ2EEアプリケーションが標準エラー出力にメッセージを出力したときに,コンソールビューを前面に表示するかどうかを指定します。
    • チェックする
      コンソールビューを前面に表示します。
    • チェックしない
      コンソールビューを前面に表示しません。
    標準出力のテキスト色標準出力のテキストの色を指定します。
    標準エラーのテキスト色標準エラー出力のテキストの色を指定します。
    標準入力のテキスト色標準入力のテキストの色を指定します。
    なお,デフォルト値を復元させる場合は,[デフォルトの復元]ボタンをクリックしてください。
  3. [適用]ボタンまたは[OK]ボタンをクリックします。
    設定が保存されます。

(2) Server Plug-inのコンソールの設定

Server Plug-inでは,複数のコンソールを使用します。各種コンソールの設定は,Server Plug-inから変更できます。

  1. Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]-[設定]を選択します。
    [設定]ダイアログが表示されます。
  2. 左ペインのツリービューで[Cosminexus Server Plug-in]-[コンソール]を選択します。
    [コンソール]ページが表示されます。

    [図データ]

    必要に応じて,次の項目の設定を変更してください。
    項目名設定値
    コンソール出力の制限コンソールの出力を制限するかどうかを指定します。
    • チェックする
      コンソールの出力を制限します。
    • チェックしない
      コンソールの出力を制限しません。
    なお,コンソールの出力を制限している場合,出力された行までの文字数が[コンソールのバッファー・サイズ(文字)]で指定されているバッファサイズを超えると,先頭から超えた分の出力行が消去されます。消去されたメッセージは次のファイルで確認できます。
    <Eclipseのワークスペースディレクトリ>¥.metadata¥.log
    コンソールのバッファー・サイズ(文字)一つのコンソールのバッファサイズ(文字数)を,20000~1000000の半角数字で指定できます。必要に応じて調節してください。
    ただし,[コンソール出力の制限]チェックボックスをチェックしている場合は,必ず入力してください。
    メッセージ出力時にコンソールを前面に表示メッセージ出力時に出力対象のコンソールを前面に表示するかどうかを指定します。
    • チェックする
      コンソールを前面に表示します。
    • チェックしない
      コンソールを前面に表示しません。
    ただし,コンソールに初めてメッセージが出力された場合は,そのコンソールは前面表示されます。
    なお,デフォルト値を復元させる場合は,[デフォルトの復元]ボタンをクリックしてください。
  3. [適用]ボタンまたは[OK]ボタンをクリックします。
    設定が保存されます。