UMLはグラフィカルな記法の一つで,ソフトウェアシステム,特にオブジェクト指向スタイルを使用して構築するシステムの記述や設計に利用されます。UMLでは次の表に示すダイアグラムが規定されています。
表9-1 UMLのダイアグラムと目的
ダイアグラム | 目的 |
---|---|
アクティビティ図 | 手続き的な振る舞いを記述します。 |
クラス図 | クラス,特性,および関係を記述します。 |
コラボレーション図 | リンクを重視したオブジェクト間の相互作用を記述します。 |
シーケンス図 | シーケンスを重視したオブジェクト間の相互作用を記述します。 |
ステートチャート図 | オブジェクトの状態の変化を記述します。 |
配置図 | 成果物の配置を記述します。 |
ユースケース図 | ユーザがシステムとどう対話するかを記述します。 |
これらのダイアグラムを使用して,開発するJ2EEアプリケーションの要求定義と分析をします。