付録D.10 10000から10999までの内容コード


10001 OVER_MAX_CLNT

障害内容
[CTMレギュレータの開始]
CTMレギュレータの数が,CTMデーモンのコマンドオプション引数-CTMClientConnectCountで指定した値を超えました。
[OTMゲートウェイの開始]
OTMゲートウェイの数が,CTMデーモンのコマンドオプション引数-CTMClientConnectCountで指定した値を超えました。
運用時の対策
[定義の変更]
CTMデーモンを終了後,コマンドオプション引数-CTMClientConnectCountの値を増加させて,再度,開始してください。

10002 OVER_MAX_SERV

障害内容
[J2EEサーバの開始]
CTMデーモンに接続するJ2EEサーバの数が,CTMデーモンのコマンドオプション引数-CTMServerConnectCountで指定した値を超えました。
運用時の対策
[定義の変更]
CTMデーモンを終了後,コマンドオプション引数-CTMServerConnectCountの値を増加させて,再度,開始してください。

10006 OVER_ADM_MAX_SERV

障害内容
[J2EEサーバの開始]
CTMデーモンに管理されるプロセス数が,CTMデーモンのコマンドオプション引数-CTMEntryCountで指定した値を超えました。
運用時の対策
[定義の変更]
CTMデーモンを終了後,コマンドオプション引数-CTMEntryCount(省略している場合は-CTMServerConnectCount)の値を増加させて,再度,開始してください。

10007 OVER_MAX_QUEUE

障害内容
[J2EEアプリケーションの開始]
CTMデーモンに登録するCTMキュー数が,CTMデーモンのコマンドオプション引数-CTMQueueCountまたは-CTMQueueRegistCountに指定した値を超えました。
運用時の対策
[定義の変更]
CTMデーモンを終了後,コマンドオプション引数-CTMQueueCount,または-CTMQueueRegistCountの値を増加させて,再度,開始してください。

10008 OVER_MAX_THIN_CLIENT

障害内容
[EJBメソッドの呼び出し]
CTMレギュレータ,ORBゲートウェイ,またはOTMゲートウェイに接続するクライアントの数が,-CTMClientConnectCountオプション引数で指定した値を超えました。
運用時の対策
CTMレギュレータ,ORBゲートウェイ,またはOTMゲートウェイのプロセス数を増やすか,-CTMClientConnectCountオプションの指定値を見直して再開始してください。

10009 OVER_MAX_DISPATCH_PARALLEL

障害内容
[J2EEアプリケーションの開始]
CTMデーモンに登録するCTMキューのパラレルカウント(常駐スレッド数)の和が,CTMデーモンのコマンドオプション引数-CTMDispatchParallelCountで指定した値を超えました。
運用時の対策
[定義の変更]
CTMデーモンを終了後,コマンドオプション引数-CTMDispatchParallelCountの値を増加させて,再度,開始してください。

10010 OVER_MAX_REQUEST_COUNT

障害内容
[EJBメソッドの呼び出し]
クライアントから呼び出したインタフェースのEJBオブジェクトを提供するJ2EEアプリケーションの,スケジュールキューの最大値を超えました。
開発時の対策
[リトライ]
再度,EJBオブジェクトを呼び出してください。スケジュールキューに空きがあるおそれがあります。
長時間連続して発生する場合は,該当するインタフェースのEJBオブジェクトを提供するJ2EEアプリケーションのパラレルカウント,またはJ2EEサーバのプロセス数を増加してください。
[処理を終了]
内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,CTMの処理を終了してください。
運用時の対策
[定義の変更]
該当するインタフェース名称と同じEJBオブジェクトを持つJ2EEアプリケーションを増加するか,J2EEアプリケーションのパラレルカウント数を増加させて,再度,J2EEアプリケーションを開始してください。

10998 TPBROKER_NO_RESOURCES

障害内容
[CORBAメソッド]
CORBA::NO_RESOURCESの例外通知を受けました。