3004 SEND_CLNT_FAILURE
- 障害内容
- CTMレギュレータまたはOTMゲートウェイと,CTMデーモン間の通信中に障害が発生しました。ただし,EJBメソッドの呼び出しは完了しているおそれがあります。
- 開発時の対策
- [EJBメソッドの呼び出し]
- CTMレギュレータまたはOTMゲートウェイからCTMデーモンへの接続が切断されているおそれがあります。EJBホームのcreate処理から,し直してください。
- 運用時の対策
- [CTMレギュレータの再開始]
- CTMデーモンが開始していることを確認してから,再度,CTMレギュレータを開始してください。
- [OTMゲートウェイの再開始]
- CTMデーモンが開始していることを確認してから,再度,OTMゲートウェイを開始してください。
3006 SEND_SERV_FAILURE
- 障害内容
- CTMデーモンとJ2EEサーバ間の通信中に障害が発生しました。ただし,EJBメソッドの呼び出しは完了しているおそれがあります。
- 開発時の対策
- [EJBメソッドの呼び出し]
- 再度,EJBオブジェクトを呼び出してください。ただし,前回のEJBメソッドの呼び出しは完了しているおそれがあります。また,OTM呼び出しの場合,次の項目についても確認してください。
- TSCプロキシ作成時にJNDIルックアップ名称を指定しているかどうか
- セッション呼び出しを実施していないかどうか
- 運用時の対策
- [CTMレギュレータの再開始]
- CTMデーモンが開始していることを確認してから,再度,CTMレギュレータを開始してください。
- [OTMゲートウェイの再開始]
- CTMデーモンが開始していることを確認してから,再度,OTMゲートウェイを開始してください。
3007 SEND_DAEMON_FAILURE
- 障害内容
- CTMデーモン間の通信中に障害が発生しました。ただし,EJBメソッドの呼び出しは完了しているおそれがあります。
- 開発時の対策
- [EJBメソッドの呼び出し]
- 再度,EJBオブジェクトを呼び出してください。ただし,前回のEJBメソッドの呼び出しは完了しているおそれがあります。
- 運用時の対策
- [CTMデーモンの確認]
- 同じCTMドメイン内のCTMデーモンが開始していることを確認してください。CTMデーモンが開始していない場合,CORBAネーミングサービスの開始から,し直したあと,EJBメソッドを呼び出してください。
3008 SEND_REPLY_FAILURE
- 障害内容
- CTMデーモンからCTMレギュレータ,ORBゲートウェイ,またはOTMゲートウェイへの通信中に障害が発生しました。ただし,EJBアプリケーションの呼び出しは完了している可能性があります。
- 運用時の対策
- CTMレギュレータ,OTMゲートウェイが開始されているか確認してください。
3009 BASIC_CONN_FAILURE
- 障害内容
- 通信先のCTMデーモンが見つかりませんでした。
- 運用時の対策
- [osagentの確認]
- osagentが開始されているかどうかを確認してください。
- [環境変数の確認]
- osagent,CTMのプロセス,およびJ2EEサーバのOSAGENT_PORT環境変数が一致しているかどうかを確認してください。
- [CTMデーモンの確認]
- 接続するCTMデーモンが開始されているかどうかを確認してください。
- [その他]
- J2EEサーバのejbserver.ctm.CTMDomainまたはejbserver.ctm.CTMIDプロパティの指定を確認してください。
3010 CONN_FAILURE
- 障害内容
- 通信路の接続に失敗しました。
- [J2EEサーバの開始]
- J2EEサーバとCTMデーモンの接続の過程で障害が発生しました。
- [CTMレギュレータの開始]
- CTMレギュレータとCTMデーモンの接続の過程で障害が発生しました。
- [OTMゲートウェイの開始]
- OTMゲートウェイとCTMデーモンの接続の過程で障害が発生しました。
- [J2EEアプリケーションの開始]
- CTMキューの活性化の過程で通信障害が発生しました。
- [J2EEアプリケーションの停止]
- CTMキューの閉塞(非活性化)の過程で通信障害が発生しました。
- [J2EEサーバの終了]
- J2EEサーバとCTMデーモンの切断の過程で障害が発生しました。
- [CTMレギュレータの終了]
- CTMレギュレータとCTMデーモンの切断の過程で障害が発生しました。
- 運用時の対策
- [最大コネクション数(ファイルディスクリプタ数)の確認]
- プロセス単位で確立できる最大コネクション数,または取得できるファイルディスクリプタ数を超えて,コネクションを確立しようとしたおそれがあります。CTMのシステムを終了してください。そのあと,プロセス単位で確立できる最大コネクション数,または取得できるファイルディスクリプタ数の上限を変更し,再度,システムを開始してください。
- [CTMデーモンの確認]
- J2EEアプリケーションの停止でこの例外が発生した場合,CTMキューの閉塞処理が完了していないため,J2EEアプリケーションが開始できないおそれがあります。J2EEサーバを終了させ,CTMデーモンが開始していることを確認してから,再度,J2EEサーバを開始してください。
3011 INCOMPATIBLE_PROTOCOL
- 障害内容
- CTMの通信プロトコルで,バージョンの不一致がありました。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,CTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- 同じCTMドメインに含まれるCTMのプログラムにバージョンの不一致があります。確認してください。
3012 NOT_IGNORE_PROTOCOL
- 障害内容
- [EJBメソッドの呼び出し]
- CTMの一部の機能についてバージョンの不一致があり処理できません。
- 開発時の対策
- [処理の終了]
- 内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,CTMの処理を終了してください。
- 運用時の対策
- 一部の機能について,場所コードで示されるプロセスのバージョンが,ほかのプロセスのバージョンと不一致です。確認してください。
3013 ACTIVATE_TIMED_OUT
- 障害内容
- J2EEアプリケーションの開始処理でタイムアウトが発生しました。
- 運用時の対策
- ejbserver.ctm.ActivateTimeOutの値を見直し,再度,J2EEサーバを開始してください。
3014 DEACTIVATE_TIMED_OUT
- 障害内容
- J2EEアプリケーションの停止処理でタイムアウトが発生しました。
- 開発時の対策
- EJB業務のリクエスト処理が完了するのを待ち合わせるため,PRFなどで実行状態を確認してください。
- 運用時の対策
- [J2EEサーバの終了]
- CTMキューの閉塞処理が完了していないため,J2EEアプリケーションが開始できなくなるおそれがあります。J2EEサーバを終了させ,再度,J2EEサーバを開始してください。
3015 CLNT_CONN_TIMED_OUT
- 障害内容
- ORBゲートウェイの開始処理でタイムアウトが発生しました。
- 運用時の対策
- J2EEアプリケーションを開始する前にORBゲートウェイを開始してください。
3016 CLNT_DISCONN_TIMED_OUT
- 障害内容
- ORBゲートウェイの終了処理でタイムアウトが発生しました。
- 運用時の対策
- 複数のORBゲートウェイを同時に開始または終了しないでください。
3017 SERV_CONN_TIMED_OUT
- 障害内容
- J2EEアプリケーションの起動時にタイムアウトが発生しました。
- 運用時の対策
- [J2EEアプリケーションの再起動]
- J2EEアプリケーションを再度起動してください。
- エラーが多発する場合は,内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,システム管理者に連絡してください。
3018 SERV_DISCONN_TIMED_OUT
- 障害内容
- J2EEアプリケーションの停止にタイムアウトが発生しました。
- 運用時の対策
- [CTMデーモンの再起動]
- CTMデーモンを再起動してください。
- エラーが多発する場合は,内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,システム管理者に連絡してください。
3021 DEACTIVATE_FAILURE
- 障害内容
- J2EEアプリケーションの停止処理中にエラーが発生しました。次の要因が考えられます。
- J2EEアプリケーションが実行中で正常に閉塞ができない。
- 通信処理中にCTMデーモンで通信障害が発生しました。
- 通信処理中にCTMデーモンでタイムアウトを検知しました。
- 運用時の対策
- [J2EEサーバの終了]
- エラーの詳細については,メッセージ「KFCT75122-E」を参照してください。CTMキューの閉塞処理が完了していないため,J2EEアプリケーションが開始できなくなるおそれがあります。J2EEサーバを終了させ,再度,J2EEサーバを開始してください。
3022 SEND_INS_FAILURE
- 障害内容
- CORBAネーミングサービスへの登録,または削除に失敗しました。
- 運用時の対策
- [CORBAネーミングサービスの確認]
- CORBAネーミングサービスが開始していることを確認してから,再度,J2EEアプリケーションを開始してください。
- CORBAネーミングサービスの情報が不整合となった場合,J2EEアプリケーションを開始できません。COBRAネーミングサービスとCTMデーモンを終了させ,COBRAネーミングサービスの開始から,し直してください。
3998 TPBROKER_COMM_FAILURE
- 障害内容
- [CORBAメソッド]
- CORBA::COMM_FAILUREの例外通知を受けました。