KFCT73202-E

failure to initialize for module trace. reason code=aa....aa-bb....bb

aa....aa:理由コード
bb....bb:システム内部コード
説明
CTM,パフォーマンストレーサで使用するモジュールトレース取得の初期化処理でエラーが発生しました。
エラーが発生したプロセスのモジュールトレースは取得しません。この初期化処理はプロセスでのモジュールトレースを取得するための準備をする処理です。
対処
次の表に示す理由コード一覧を基に,エラーの要因を取り除いたあと,再度コマンドを実行してください。

表2-21 KFCT73202-Eに示される理由コード一覧

理由コード説明
101メモリ不足が発生しました。
106環境変数「CTMSPOOL」,環境変数「PRFSPOOL」に示すディレクトリが正しく作成されていない可能性があります。また,環境変数「CTMSPOOL」を省略した場合,環境変数「CTMDIR」に示すディレクトリを見直す必要があります。
109モジュールトレースファイルの作成時にエラーが発生しました。
メッセージ「KFCT73351-E」またはメッセージ「KFCT75500-E」のerrno値からエラーの要因を取り除いてください。
201次のディレクトリを作成できませんでした。
  • $CTMSPOOL/utt(UNIXの場合)または%CTMSPOOL%¥utt(Windowsの場合)
  • $PRFSPOOL/utt(UNIXの場合)または%PRFSPOOL%¥utt(Windowsの場合)
メッセージ「KFCT73351-E」またはメッセージ「KFCT75500-E」のerrno値からエラーの要因を取り除いてください。
202次のディレクトリを作成できませんでした。
  • $CTMSPOOL/utt/umt(UNIXの場合)または%CTMSPOOL%¥utt¥umt(Windowsの場合)
  • $PRFSPOOL/utt/umt(UNIXの場合)または%PRFSPOOL%¥utt¥umt(Windowsの場合)
メッセージ「KFCT73351-E」またはメッセージ「KFCT75500-E」のerrno値からエラーの要因を取り除いてください。
203umt内部の排他制御でエラーが発生しました。
メッセージ「KFCT75500-E」のerrno値を保守員に連絡してください。
503モジュールトレースファイルを作成するディレクトリのオープンに失敗しました。このディレクトリは,CTMドメインマネジャ,PRFデーモンの開始時に作成します。このメッセージが出力された実行環境で,CTMドメインマネジャ,PRFデーモンが正常に開始しているかどうかを確認してください。
505コマンドのオプション引数が不正です。
メッセージ「KFCT73350-E」のオプション引数を見直してください。
1601システムコールエラーが発生しました。