付録D.8 8000から8999までの内容コード


8001 NO_SUCH_INTERF

障害内容
クライアントからEJBホームまたはEJBオブジェクトを呼び出しましたが,J2EEアプリケーションが開始されていません。そのため,該当するEJBオブジェクト呼び出しに失敗しました。
開発時の対策
[リトライ(EJBメソッドの呼び出し)]
該当するインタフェースのEJBオブジェクトを提供するJ2EEアプリケーションを開始させたあと,再度,EJBオブジェクトを呼び出してください。
[処理の終了]
内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,EJBオブジェクト呼び出しを終了してください。
運用時の対策
[J2EEアプリケーションの開始]
該当するインタフェースのEJBオブジェクトを提供するJ2EEアプリケーションを開始させたあと,再度,EJBオブジェクトのユーザメソッドを呼び出す処理をしてください。
[環境設定の確認]
CTMドメインマネジャの環境設定に誤りがないかどうかを確認し,再度,EJBオブジェクトを呼び出してください。次に示す環境設定に誤りがあるおそれがあります。
  • OSAGENT_PORT環境変数の指定値
  • コマンドオプション引数-CTMDomainの指定値
  • コマンドオプション引数-CTMPortの指定値
  • コマンドオプション引数-CTMSendIntervalの指定値

8002 NO_SUCH_NAME

障害内容
クライアントから,EJBオブジェクトを呼び出しましたが,同じインタフェース名称で,かつ,同じINS登録名称のEJBオブジェクトを提供するJ2EEアプリケーションが開始されていません。そのため,該当するEJBオブジェクト呼び出しは失敗しました。
開発時の対策
[リトライ(EJBメソッドの呼び出し)]
該当するインタフェース名称,INS登録名称のEJBオブジェクトを提供するJ2EEアプリケーションを開始させたあと,再度,EJBオブジェクトを呼び出してください。
[処理の終了]
内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,EJBオブジェクト呼び出しを終了してください。
運用時の対策
該当するインタフェース名称,およびINS登録名称のEJBオブジェクトを開始させたあと,再度,EJBメソッドを呼び出す処理を実行してください。

8003 NO_SUCH_REGLTD

障害内容
クライアントから,EJBオブジェクトを呼び出しましたが,J2EEアプリケーションを開始したCTMデーモンにCTMレギュレータが開始されていません。そのため,該当するEJBオブジェクト呼び出しは失敗しました。
開発時の対策
[リトライ(EJBホームのcreate)]
J2EEアプリケーションを開始するCTMデーモンにCTMレギュレータおよびJ2EEサーバを開始したあと,再度,EJBホームに対して,createメソッドを呼び出してください。
[処理の終了]
内容コード,場所コード,完了状態,および保守コード1~4を取得し,EJBオブジェクト呼び出しを終了してください。
運用時の対策
[CTMレギュレータの確認]
J2EEアプリケーションを開始したCTMデーモンにCTMレギュレータが開始していることを確認してください。CTMレギュレータが開始していない場合,CTMレギュレータを開始したあと,再度,EJBメソッドを呼び出す処理を実行してください。

8998 TPBROKER_NO_IMPLEMENT

障害内容
[CORBAメソッド]
CORBA::NO_IMPLEMENTの例外通知を受けました。