変更内容

変更内容(3020-3-M17-40) Cosminexus Reliable Messaging 01-03

追加・変更内容変更個所
従来の永続版リソースアダプタに加えて非永続版リソースアダプタを提供するようにしたため,リソースアダプタの違いによる機能相違点を追加した。
非永続版リソースアダプタの追加に伴い,Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティにQueueMakeFileNameプロパティを追加した。
1.2.22.3.12.3.22.3.52.5.1(3)2.5.3(2)2.6.73.1表3-13.54.5.25.6.16.2(3)6.2(9)6.2(12)7.17.5表8-18.3.28.3.78.3.88.3.118.3.128.3.138.3.148.3.178.3.248.3.27表9-1付録C付録E
接続先DBがOracleで,トランザクションサポートレベルがXATransactionの場合に,複数のJ2EEサーバ上で複数のリソースアダプタが共通のDBを利用できるようにした。1.3.4
メッセージの受け渡し方式で,値渡し方式と参照渡し方式を利用できるようにした。
これに伴い,次のように変更した。
  • Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティに,RMPassByReferenceプロパティを追加した。
  • 障害コード HRM-00832を追加した。
表1-12.3.32.6.7(10)表6-16.2(11)表7-7
DB Connector for Cosminexus RMで次の機能を使用できるようにした。
  • ステートメントキャンセル
  • 障害調査用SQLの出力
  • 軽微な障害時のコネクション再利用
  • コネクションIDの取得
表1-12.7.22.7.3(2)2.7.3(3)2.7.3(4)2.7.3(5)
キュー作成時の表示名を利用する場合は,キュー定義ファイルの作成を不要にした。
これに伴い,次のように変更した。
  • Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティにRMWaitRestorationプロパティを追加した。
  • 次のコマンドに-xオプションを追加した。
    ・hrmchgque(ローカルキューの属性変更)
    ・hrmchgque(受信用共用キューの属性変更)
    ・hrmchgque(送信用共用キューの属性変更)
    ・hrmchgque(転送キューの属性変更)
    ・hrmmkque(ローカルキューの作成)
    ・hrmmkque(受信用共用キューの作成)
    ・hrmmkque(送信用共用キューの作成)
    ・hrmmkque(転送キューの作成)
表1-13.4.43.5.2表6-16.2(4)6.2(6)8.3.28.3.38.3.48.3.58.3.8(5)8.3.178.3.188.3.198.3.20付録C.3付録C.6
Cosminexus RMのトレースにPRFトレースを追加した。表1-13.6.54.45.3表9-19.1.6付録D
メッセージの削除方法で,遅延削除と即時削除を利用できるようにした。
これに伴い,Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティに,RMDeleteMessageImmediatelyプロパティを追加した。
2.3.4表6-16.2(10)
キュー間転送で異なるバージョンのCosminexus RMとメッセージを送受信する方法を追加した。
これに伴い,次のコマンドに-iオプションを追加した。
  • hrmchgque(転送キューの属性変更)
  • hrmmkque(転送キューの作成)
2.4.64.2.38.3.58.3.20付録H
ObjectMessageのペイロードにユーザが定義したクラスのオブジェクトを格納する場合,送受信するアプリケーションにユーザが定義したクラスを含めなければならないようにした。2.5.1(3)(b)3.6.3
システム構築の流れを変更した。3.
Connector属性ファイルのテンプレートを提供した。3.1(3)3.4.5(1)3.4.8(1)3.5.3(1)
システム構築のサンプル手順を追加した。3.1(3)付録C.1
適用OSにWindows Vistaを追加した。4.5.15.4.1
Cosminexus RMの開始処理を待ち合わせる場合,タイムアウトが発生するまで待つことを避けることができるようにした。
これに伴い,Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティに,RMStartTimeoutプロパティを追加した。
表6-16.2(7)
DB Connector for Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティを追加した。6.3
次の障害コードを追加した。
HRM-00832,HRM-00833
表7-7
送信用共用キューの属性を変更できるようにした。
これに伴い,hrmchgque(送信用共用キューの属性変更)コマンドを追加した。
表8-18.3.4
コネクションプールの見積もり方法を追加した。付録G
Cosminexus RM 01-03への移行方法を追加した。付録H
次のメッセージを追加した。
KFRM01807-W,KFRM10022-E,KFRM10023-E,KFRM13029-I,KFRM17000-E,KFRM17001-E,KFRM17002-E,KFRM17003-E,KFRM17004-E,KFRM17005-E,KFRM17006-E,KFRM17007-W,KFRM17008-W,KFRM17009-W,KFRM17010-W,KFRM17011-W,KFRM17012-W,KFRM17013-E,KFRM17014-W,KFRM20092-E,KFRM20093-E,KFRM20095-E,KFRM20096-W,KFRM20097-W,KFRM20098-I,KFRM20099-I,KFRM20100-E,KFRM20121-W,KFRM20122-W,KFRM20123-W,KFRM20125-E,KFRM20126-E,KFRM32009-E,KFRM40013-E
9.1.29.4
次のメッセージを変更した。
KFRM14004-E
9.4
次のメッセージを削除した。
KFRM20076-I,KFRM20077-I
9.4

単なる誤字・脱字などはお断りなく訂正しました。

 

第3版では,次に示すマニュアルの内容の一部をこのマニュアルに移動し,目次構成を変更しました。

・Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド

・Cosminexus リファレンス 定義編

第2版との対応は次のようになっています。

第2版第3版
1. 概要1. 概要
2. 機能2. 機能
3. システム構築3. システム構築
3.1 前提製品の初期設定3.1 システム構築の流れ
3.2 Cosminexus RMのインストール
3.2.1 前提製品のインストール
3.1.1 Cosminexusの初期設定3.2.1(1) Cosminexusのインストール
3.2.1(2) DBMSのインストール
3.2.1(3) DBクライアントのインストール
3.4 Cosminexus RMのシステム構築(永続版リソースアダプタの場合)
3.1.1(1) Cosminexus DABroker Libraryの動作環境の設定3.4.7 DB Connector for Cosminexus RMの前提製品の設定
3.1.2 DBクライアントの初期設定3.4.1(2) DBクライアントの設定
3.4.2(2) DBクライアントの設定
3.1.3 DB Connectorの初期設定3.4.8 DB Connector for Cosminexus RMのプロパティ定義
マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」から移動
3.1.4 DBMSの初期設定3.4.1 DBMSの設定(HiRDBを使用する場合)
3.4.2 DBMSの設定(Oracleを使用する場合)
3.1.4(1) HiRDBを使用する場合3.4.1(1) DBMSの初期設定(HiRDBを使用する場合)
3.1.4(1)(e) HiRDBの排他資源の見積もり付録F HiRDBの見積もり
3.1.4(1)(f) 同時アクセス可能実表数の見積もり
3.1.4(2) Oracleを使用する場合3.4.2(1)DBMSの初期設定(Oracleを使用する場合)
3.1.4(3) 注意事項3.6.1 DBMSの設定をする場合
3.1.5 SOAP通信基盤の初期設定3.4.13(1) SOAP通信基盤の設定
3.2 Cosminexus RMの初期設定3.1 システム構築の流れ
3.2.1 インストール3.2.2 Cosminexus RMをインストールすると格納されるファイル
3.3 システム構築の準備
3.2.2 システム名の決定3.3.1 Cosminexus RMのシステム名の決定
3.2.3 環境変数の設定3.3.2 環境変数の設定
3.2.4 管理情報テーブルの作成3.4.1(3) Cosminexus RMの管理情報テーブルの作成
3.4.2(3) Cosminexus RMの管理情報テーブルの作成
3.4.3 J2EEサーバ(Cosminexus)の設定
3.2.5 キュー定義ファイルの作成3.4.4 キュー定義ファイルの作成(永続版リソースアダプタの場合)
3.2.6 プロパティのカスタマイズ3.4.5 Cosminexus RMのプロパティ定義(永続版リソースアダプタの場合)
マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」から移動
マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」から移動3.4.6 DB Connector for Cosminexus RMの選択
マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」から移動3.4.9 DB Connector for Cosminexus RMとCosminexus RMのインポート
マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」から移動3.4.10 DB Connector for Cosminexus RMとCosminexus RMのプロパティ設定
マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」から移動3.4.11 DB Connector for Cosminexus RMとCosminexus RMのデプロイ
マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」から移動3.4.12 Cosminexus RMの運用前の準備(永続版リソースアダプタの場合)
3.4.13 キュー間転送をする場合の設定
3.2.7 キュー間転送を使用する場合の設定3.4.13(2) キュー間転送をする場合のCosminexus RMの設定
3.2.8 その他の設定3.4.13(3) 転送データ相互接続用インタフェースを利用する場合の設定
3.6.3 ObjectMessageのペイロードにユーザが定義したクラスのオブジェクトを格納する場合
3.6.4 同一サーバ上でCosminexus RMを複数デプロイする場合
3.6 システム構築時の注意事項
3.2.9 複数デプロイをする場合の注意事項3.6.2 複数デプロイをする場合
3.5 Cosminexus RMのシステム構築(非永続版リソースアダプタの場合)
4. 運用4. Cosminexus RM(永続版リソースアダプタ)の運用
5. Cosminexus RM(非永続版リソースアダプタ)の運用
5. コンフィグレーションプロパティ6. コンフィグレーションプロパティ
5.1 コンフィグレーションプロパティの一覧6.1 コンフィグレーションプロパティの一覧
5.2 コンフィグレーションプロパティの詳細説明6.2 コンフィグレーションプロパティの詳細説明
マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」から移動6.3 DB Connector for Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティの一覧
6. インタフェース7. インタフェース
7. コマンドリファレンス8. コマンドリファレンス
8. 障害対策9. 障害対策
付録付録

(凡例) -:第3版で追加した項目


 

変更内容(3020-3-M17-20) Cosminexus Reliable Messaging 01-02

追加・変更内容
Cosminexus RMが動作するJ2EEサーバモードを,スタンダードモードおよびアドバンスモードからJ2EEモードの1.4モードに変更した。
トランザクションのサポートレベルがXATransactionの場合,複数のJ2EEサーバ内の複数のリソースアダプタが共通のDBを利用できるようにした。
デッドメッセージキューに移動したメッセージを,移動前のキューに再登録できるようにした。あわせて,デッドメッセージキューのデッドメッセージの情報を参照できるようにした。
これに伴い,次のように変更した。
JMSメッセージの次のヘッダの説明を変更した。
  • JMSMessageID
  • JMSTimestamp
  • JMSExpiration
JMSメッセージに次のプロパティを追加した。
  • JMS_HITACHI_DeadMessageID
JMSメッセージのプロパティの説明を変更した。
  • JMS_HITACHI_DeadMessageTimestamp
  • JMS_HITACHI_DeadMessageCause
  • JMS_HITACHI_DeadMessageOriginalQueueName
次のコンフィグレーションプロパティの説明を変更した。
  • RMSHConnectFlagプロパティ
  • RMTRConnectFlagプロパティ
次のコマンドを追加した。
  • hrmlsdmsg(デッドメッセージの参照)
  • hrmregdmsg(デッドメッセージの再登録)
JMSXGroupSeqでは,リテラルに0以上の整数値を指定する旨の注意事項を追加した。
次のDB Connectorを使用できるようにした。
  • DABroker対応のDB Connector
  • HiRDB Type4 JDBCドライバ対応のDB Connector
  • Oracle JDBC Thinドライバ対応のDB Connector
これに伴い,障害コード HRM-00409の説明を変更した。
Oracleを使用する場合の接続ユーザに付与する権限として,ロール権限を追加した。
各DBで使用する言語モードは,Cosminexus DABroker LibraryやDB Connectorなどの上位のソフトウェアの言語モードと合わせる旨の注意事項を追加した。
Cosminexus RM 01-02への移行方法を追加した。
実行状態,管理状態,または開始中状態から閉塞状態に移行する旨の説明を追加した。また,閉塞状態での各コマンドの実行可否を追加した。
管理情報テーブルの一覧(データ型および列数の詳細)を追加した。
receive()発行時に該当キュー内にメッセージがなかった場合の説明を追加した。
次のメソッドにCosminexus RMのバージョン・リビジョンに応じて,戻り値が異なる旨の説明を追加した。
  • getProviderMajorVersionメソッド
  • getProviderMinorVersionメソッド
  • getProviderVersionメソッド
障害コード HRM-00911を削除した。
次のメッセージを追加した。
KFRM01020-I,KFRM13025-I,KFRM13026-I,KFRM13027-I,KFRM13028-W,KFRM20078-I,KFRM20079-I,KFRM20080-I,KFRM20081-W,KFRM20082-E,KFRM20083-E,KFRM20084-E,KFRM20085-E,KFRM20086-E,KFRM20087-E,KFRM20088-E,KFRM20089-E,KFRM20090-E,KFRM20091-E,KFRM20094-W,KFRM40012-I
次のメッセージを削除した。
KFRM13002-I,KFRM13003-I,KFRM13014-I,KFRM40002-I
次のメッセージを変更した。
KFRM01803-W,KFRM14016-E,KFRM14022-E,KFRM20012-E