3.5.7 Cosminexus RMの運用前の準備(非永続版リソースアダプタの場合)

Cosminexus RMの運用前の準備について説明します。

<この項の構成>
(1) Cosminexus RMの接続テスト
(2) Cosminexus RMの開始

(1) Cosminexus RMの接続テスト

Cosminexus RMに設定した内容が正しいかどうか,接続テストによって検証します。

(a) 接続テストで確認できる項目

接続テストの成功によって,次に示す項目を確認できます。

(b) 接続テストの手順
  1. 次に示すコマンドを実行してCosminexus RMの接続テストを実施します。
    実行形式

    cjtestres [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -type rar -resname <Cosminexus RMの表示名>

    実行例
    cjtestres MyServer -type rar -resname Cosminexus_Reliable_Messaging
     
    なお,接続に失敗した場合には,出力されるメッセージを基にエラーに対処し,再度接続テストを実施してください。

cjtestresコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」を参照してください。

注意事項
一度接続テストをしたCosminexus RMは,J2EEサーバを再起動するまで削除できません。Cosminexus RMを削除する場合は,Cosminexus RMを停止してから,J2EEサーバを再起動してください。
(c) 接続テストの失敗事例

接続テストに失敗する事例を次に示します。

接続テストに成功してもCosminexus RMの起動時に接続に失敗する場合があります。事例を次に示します。

(2) Cosminexus RMの開始

cjstartrarコマンドを実行して,Cosminexus RMを開始します。

実行形式

cjstartrar [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -resname <Cosminexus RMの表示名>

実行例

cjstartrar MyServer -resname Cosminexus_Reliable_Messaging

cjstartrarコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」を参照してください。

注意事項
  • J2EEアプリケーション中のJ2EEリソースがCosminexus RMを参照している場合は,Cosminexus RMを開始してから,J2EEアプリケーションを開始してください。
  • 一度開始したリソースアダプタは,J2EEサーバを再起動するまで削除できません。リソースアダプタを削除する場合は,リソースアダプタを停止してから,J2EEサーバを再起動してください。