5.4.2 永続版リソースアダプタと非永続版リソースアダプタを切り替える場合の注意事項
- 永続版リソースアダプタから非永続版リソースアダプタに切り替える場合,または非永続版リソースアダプタから永続版リソースアダプタに切り替える場合,Cosminexusの提供するリソースアダプタバージョンアップコマンドによる更新はできません。永続版リソースアダプタと非永続版リソースアダプタを切り替えるには,切り替え前のリソースアダプタのアンデプロイ(cjundeployrar)とリソース削除(cjdeleteres)を実行し,新しく切り替え後のリソースアダプタのインポート(cjimportres)とデプロイ(cjdeployrar)を実行してください。
- 切り替え前のリソースアダプタで作成したキューや定義情報は,切り替え後のリソースアダプタで使用できません。切り替え後のリソースアダプタの仕様に従って再定義する必要があります。リソースアダプタの属性ファイル(Connector属性ファイル)は,切り替え後のリソースアダプタをJ2EEサーバにインポート(またはデプロイ)したあと,Cosminexusの属性ファイル取得/設定コマンドcjgetresprop/cjsetresprop(またはcjgetrarprop/cjsetrarprop)で設定し直してください。
- Cosminexus RM 01-03より古い永続版リソースアダプタからCosminexus RM 01-03の非永続版リソースアダプタに切り替える場合,またはCosminexus RM 01-03より古い非永続版リソースアダプタからCosminexus RM 01-03の永続版リソースアダプタに切り替える場合,環境変数で設定しているHRMDIRのパスをCosminexus RM 01-03のインストールディレクトリに変更してください。また,環境変数のPATHに切り替え前の古いリソースアダプタのコマンド格納ディレクトリを指定している場合は,切り替え後の新しいインストールディレクトリのコマンド格納ディレクトリ(<Cosminexus RM 01-03インストールディレクトリ>¥bin)に変更してください。