Cosminexus RMが動作するマシンで,次に示す環境変数を設定してください。
- HRMDIR
Cosminexus RMがインストールされたディレクトリのパスを指定します。
- HRM_SYSTEM_NAME
Cosminexus RMが提供するコマンドを実行する際に操作の対象となるシステム名を指定する環境変数です。「3.3.1 Cosminexus RMのシステム名の決定」で決定した値を指定します。
- HRM_CMD_HOST
CORBAネーミングサービスのホスト名です。Cosminexus RMのコマンドがCORBAネーミングサービスを使用するときのホスト名またはIPアドレスを指定します。
CORBAネーミングサービスはJNDIの機能を実現します。ユーザがCosminexus RMのコマンドを使用したり,アプリケーションがキューをlookupするときに動作している必要があります。
IPアドレスを二つ以上持つマシン上で明示的にネーミングサービスのアドレスを指定したい場合などには,このプロパティを指定してください。
CORBAネーミングサービスを自動起動モード(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルのejbserver.naming.startupModeにautomaticまたはinprocessを指定)で使用し,EJBコンテナのIPアドレスを固定(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイルのvbroker.se.iiop_tp.hostを指定)した場合は,このプロパティに固定したIPアドレスを指定してください。
- HRM_CMD_PORT
CORBAネーミングサービス(nameserv)のポート番号です。Cosminexus RMのコマンドがCORBAネーミングサービス(nameserv)を使用するときのポート番号を指定します。
ユーザが特に変更していない場合は,デフォルト値である900を指定してください。
- PATH
Cosminexus RMが提供するコマンドが格納されたディレクトリを指定します。%HRMDIR%¥binを追加してください。