アプリケーションを開始するには,あらかじめCosminexus RMが開始されている必要があります。各手順で使用するサーバ管理コマンドおよび各属性ファイルの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」およびマニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
アプリケーションを開始する手順を次に示します。
- キューの作成
アプリケーションで使用するキューを作成していない場合は,hrmmkqueコマンドを使用してキューを作成します。
キューの作成の詳細については,「4.2 キューの運用(永続版リソースアダプタの場合)」を参照してください。
- アプリケーションのインポート
サーバ管理コマンドを使用して,Cosminexus RMのアプリケーションをインポートします。
- J2EEアプリケーションのプロパティ設定
テキストエディタを使って,Session Bean属性ファイル,Entity Bean属性ファイル,WAR属性ファイル,またはMessageDrivenBean属性ファイルを編集して,リソースアダプタのリファレンス定義,リソース環境のリファレンス定義およびメッセージ参照の設定項目を設定します。
- 実行状態への移行
次に示す場合は,hrmstartコマンドを入力してCosminexus RMを管理状態から実行状態に移行してください。
- 初めてCosminexus RMを開始した場合
- 前回のオンラインで管理状態のときにCosminexus RMを停止した場合
Cosminexus RMの状態については,hrmlsstatコマンドによって確認できます。状態遷移については,「4.1.4 Cosminexus RMの状態遷移(永続版リソースアダプタの場合)」を参照してください。
- アプリケーションの開始
サーバ管理コマンドを使用して,アプリケーションを開始します。