6.3 DB Connector for Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティの一覧

DB Connector for Cosminexus RMのコンフィグレーションプロパティは,リソースアダプタの属性を取得・編集するときに指定するプロパティです。プロパティを定義したら,サーバ管理コマンドを使用して,DB Connector for Cosminexus RMをインポートします。そのあと,プロパティを設定します。プロパティ定義の詳細については,「3.4.8 DB Connector for Cosminexus RMのプロパティ定義」を参照してください。

DB Connector for Cosminexus RMが提供するコンフィグレーションプロパティの一覧について,データベースへの接続方法ごとに説明します。

<この節の構成>
(1) Cosminexus DABroker Libraryを使用してOracleまたはHiRDBに接続する場合
(2) HiRDB Type4 JDBC Driverを使用してHiRDBに接続する場合
(3) Oracle JDBC Thin Driverを使用してOracleに接続する場合

(1) Cosminexus DABroker Libraryを使用してOracleまたはHiRDBに接続する場合

なお,Cosminexus DABroker Libraryで使用するAPIについては,マニュアル「Cosminexus リファレンス API編」を参照してください。

表6-4 DBConnector_DABJ_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

プロパティ名(config-property-name)データ型(config-property-type)プロパティの値(config-property-value)
linkedResourceAdapterNamejava.lang.String連携するCosminexus RMリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_DABJ_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
networkProtocoljava.lang.StringCosminexus DABroker Libraryとの接続種別を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetNetworkProtocolメソッドに渡されます。
  • "lib"
descriptionjava.lang.String接続するデータベースに必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDescriptionメソッドに渡されます。
  • HIRDBの場合
    HiRDBシステムのポート番号,またはHiRDBクライアントの環境変数グループ名を指定します。
  • ORACLEの場合
    SQL*Netの接続文字列を指定します。
DBHostNamejava.lang.String接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDBHostNameメソッドに渡されます。
loginTimeoutjava.lang.Integerデータベースへの接続試行中に,データソースが待機する最長時間(単位:秒)を設定します。デフォルト値は0です。
serverNamejava.lang.String接続するCosminexus DABroker Libraryのホスト名またはIPアドレスを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetServerNameメソッドに渡されます。
portNumberjava.lang.Integer接続するCosminexus DABroker Libraryのポート番号を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetPortNumberメソッドに渡されます。デフォルト値は40179です。
databaseNamejava.lang.String接続するデータベースの種別を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDatabaseNameメソッドに渡されます。
  • HIRDB
    HiRDBおよびXDM/RD E2に接続する場合に指定します。
  • ORACLE,ORACLE8I
    Oracleに接続する場合に指定します。
DBConnector_DABJ_CP_Cosminexus_RM.rarの場合,デフォルト値はHIRDBです。
DBEnvjava.lang.StringCosminexus DABroker Libraryの接続先データベース定義情報を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDBEnvメソッドに渡されます。
encodLangjava.lang.Stringエンコード文字形態を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetEncodLangメソッドに渡されます。
JDBC_IF_TRCjava.lang.BooleanJDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetJDBC_IF_TRCメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    トレースを取得します。
  • falseを指定した場合
    トレースを取得しません。
なお,trueを指定した場合,Cosminexus Driverが出力するトレースは,Cosminexus Component ContainerからセットされるPrintWriterと,ユーザがコネクションファクトリ(javax.sql.DataSourceクラス)のsetLogWriter()メソッドで指定したPrintWriterに出力します。デフォルト値はfalseです。
SV_EVENT_TRCjava.lang.BooleanCosminexus DABroker Libraryとのイベントトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetSV_EVENT_TRCメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    トレースを取得します。
  • falseを指定した場合
    トレースを取得しません。
なお,trueを指定した場合,Cosminexus Driverが出力するトレースは,Cosminexus Component ContainerからセットされるPrintWriterと,ユーザがコネクションファクトリ(javax.sql.DataSourceクラス)のsetLogWriter()メソッドで指定したPrintWriterに出力します。デフォルト値はfalseです。
TRC_NOjava.lang.Integerトレースのエントリ数を,10~1000の範囲で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetTRC_NOメソッドに渡されます。デフォルト値は500です。
uapNamejava.lang.Stringアプリケーション名称を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetUapNameメソッドに渡されます。
bufSizejava.lang.IntegerCosminexus DABroker Libraryからの受信データのバッファ長を,1~16000の範囲(単位:キロバイト)で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBufSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は64です。
rowSizejava.lang.IntegerCosminexus DABroker LibraryがJDBCで取り扱うバッファ長を,16~512の範囲(単位:メガバイト)で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetRowSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は16です。
OSAuthorizejava.lang.BooleanOS認証機能を使用してデータベースに接続するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetOSAuthorizeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    OS認証機能を使用します。
  • falseを指定した場合
    OS認証機能を使用しません。
デフォルト値はfalseです。
HiRDBCursorModejava.lang.BooleanHiRDBで検索時にカーソルがCommit,またはRollbackにわたって有効かどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    カーソルは保持されます。アプリケーションは続けてFetchすることができます。
  • falseを指定した場合
    カーソルはクローズされますが,ステートメントは有効です。アプリケーションは,Prepareしないで,再度Executeできます。
デフォルト値はfalseです。
blockUpdatejava.lang.Boolean接続データベースがHiRDBの場合,?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBlockUpdateメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    複数のパラメタセットを一度に処理します。
  • falseを指定した場合
    複数のパラメタセットを一つずつ分割して処理します。
デフォルト値はfalseです。
executeDirectModejava.lang.Boolean接続データベースがHiRDBの場合,Statementクラスを使用したINSERT, UPDATE, DELETEなどのデータベースの更新で,HiRDBのEXECUTE DIRECT機能を使用するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetExecuteDirectModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    Execute Direct機能を使用します。
  • falseを指定した場合
    Execute Direct機能を使用しません。
デフォルト値はfalseです。
SQLWarningIgnorejava.lang.Booleanデータベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    警告を保持しません。
  • falseを指定した場合
    警告を保持します。
デフォルト値はfalseです。
LONGVARBINARY_Accessjava.lang.StringLONGVARBINARY(列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
  • REAL
  • LOCATOR
デフォルト値はREALです。
bufferPoolSizejava.lang.Integer受信データのバッファをプールする最大数を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBufferPoolSizeメソッドに渡されます。
デフォルト値は0です。
PreparedStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。0~1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。
CallableStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。0~1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。
CancelStatementjava.lang.Booleanトランザクションタイムアウトや業務アプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルします。
  • falseを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
Oracleに接続する場合で,データベースのサーバまたはクライアントのどちらかがWindowsプラットフォームで,専用サーバ接続をする場合,falseを設定してください。
XDM/RDに接続する場合,falseを設定してください。
DBConnector_DABJ_CP.rarを使用する場合に指定できます。
ConnectionIDUpdatejava.lang.BooleanコネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。
  • falseを指定した場合
    最初のDataSource#getConnectionメソッドでコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。
デフォルト値はfalseです。
このプロパティは,接続するデータベースがOracleの場合に指定できます。
logLeveljava.lang.StringDB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。
次の値が指定できます。
  • 0またはERROR
  • 10またはWARNING
  • 20またはINFORMATION
デフォルトは,0またはERRORです。

表6-5 DBConnector_DABJ_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

プロパティ名(config-property-name)データ型(config-property-type)プロパティの値(config-property-value)
linkedResourceAdapterNamejava.lang.String連携するCosminexus RMリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_DABJ_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
networkProtocoljava.lang.StringCosminexus DABroker Libraryとの接続種別を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetNetworkProtocolメソッドに渡されます。
  • "lib"
descriptionjava.lang.String接続するデータベースに必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDescriptionメソッドに渡されます。
  • HIRDBの場合
    HiRDBクライアントの環境変数グループ名を指定します。
  • ORACLEの場合
    SQL*Netの接続文字列を指定します。
DBHostNamejava.lang.String接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDBHostNameメソッドに渡されます。
XAOpenStringjava.lang.StringXA_OPEN文字列を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetXAOpenStringメソッドに渡されます。
loginTimeoutjava.lang.Integerデータベースへの接続試行中に,データソースが待機する最長時間(単位:秒)を設定します。デフォルト値は0です。
serverNamejava.lang.String接続するCosminexus DABroker Libraryのホスト名を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetServerNameメソッドに渡されます。
portNumberjava.lang.Integer接続するCosminexus DABroker Libraryのポート番号を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetPortNumberメソッドに渡されます。デフォルト値は40179です。
databaseNamejava.lang.String接続するデータベースの種別を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDatabaseNameメソッドに渡されます。
次の値が指定できます。
  • HIRDB
    HiRDBに接続する場合に指定します。
  • ORACLE,ORACLE8I
    Oracleに接続する場合に指定します。
DBConnector_DABJ_XA_Cosminexus_RM.rarの場合,デフォルト値はHIRDBです。
DBEnvjava.lang.StringCosminexus DABroker Libraryの接続先データベース定義情報を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDBEnvメソッドに渡されます。
encodLangjava.lang.Stringエンコード文字形態を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetEncodLangメソッドに渡されます。
JDBC_IF_TRCjava.lang.BooleanJDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetJDBC_IF_TRCメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    トレースを取得します。
  • falseを指定した場合
    トレースを取得しません。
なお,trueを指定した場合,Cosminexus Driverが出力するトレースは,Cosminexus Component ContainerからセットされるPrintWriterと,ユーザがコネクションファクトリ(javax.sql.DataSourceクラス)のsetLogWriter()メソッドで指定したPrintWriterに出力します。デフォルト値はfalseです。
SV_EVENT_TRCjava.lang.BooleanCosminexus DABroker Libraryとのイベントトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetSV_EVENT_TRCメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    トレースを取得します。
  • falseを指定した場合
    トレースを取得しません。
なお,trueを指定した場合,Cosminexus Driverが出力するトレースは,Cosminexus Component ContainerからセットされるPrintWriterと,ユーザがコネクションファクトリ(javax.sql.DataSourceクラス)のsetLogWriter()メソッドで指定したPrintWriterに出力します。デフォルト値はfalseです。
TRC_NOjava.lang.Integerトレースのエントリ数を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetTRC_NOメソッドに渡されます。デフォルト値は500です。
uapNamejava.lang.Stringアプリケーション名称を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetUapNameメソッドに渡されます。
bufSizejava.lang.IntegerCosminexus DABroker Libraryからの受信データのバッファ長を,1~16000の範囲(単位:キロバイト)で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBufSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は64です。
rowSizejava.lang.IntegerCosminexus DABroker LibraryがJDBCで取り扱うバッファ長を,16~512の範囲(単位:メガバイト)で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetRowSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は16です。
OSAuthorizejava.lang.BooleanOS認証機能を使用してデータベースに接続するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetOSAuthorizeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    OS認証機能を使用します。
  • falseを指定した場合
    OS認証機能を使用しません。
デフォルト値はfalseです。
HiRDBCursorModejava.lang.BooleanHiRDBで検索時にカーソルがCommit,またはRollbackにわたって有効かどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    カーソルは保持されます。アプリケーションは続けてFetchすることができます。
  • falseを指定した場合
    カーソルはクローズされますが,ステートメントは有効です。アプリケーションは,Prepareしないで,再度Executeできます。
デフォルト値はfalseです。
blockUpdatejava.lang.Boolean接続データベースがHiRDBの場合,?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBlockUpdateメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    複数のパラメタセットを一度に処理します。
  • falseを指定した場合
    複数のパラメタセットを一つずつ分割して処理します。
デフォルト値はfalseです。
executeDirectModejava.lang.Boolean接続データベースがHiRDBの場合,Statementクラスを使用したINSERT, UPDATE, DELETEなどのデータベースの更新で,HiRDBのEXECUTE DIRECT機能を使用するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetExecuteDirectModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    Execute Direct機能を使用します。
  • falseを指定した場合
    Execute Direct機能を使用しません。
デフォルト値はfalseです。
SQLWarningIgnorejava.lang.Booleanデータベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    警告を保持しません。
  • falseを指定した場合
    警告を保持します。
デフォルト値はfalseです。
LONGVARBINARY_Accessjava.lang.StringLONGVARBINARY(列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
  • REAL
  • LOCATOR
デフォルト値はREALです。
bufferPoolSizejava.lang.Integer受信データのバッファをプールする最大数を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBufferPoolSizeメソッドに渡されます。
デフォルト値は0です。
XACloseStringjava.lang.StringXA_CLOSE文字列を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetXACloseStringメソッドに渡されます。
RMIDjava.lang.Integerリソースマネジャの識別子を,1以上の正の整数で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetRMIDメソッドに渡されます。デフォルト値は1です。
XAThreadModejava.lang.BooleanXA使用時のスレッドモードを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetXAThreadModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    マルチスレッドモード
  • falseを指定した場合
    シングルスレッドモード
デフォルト値はtrueです。
XALocalCommitModejava.lang.BooleanXA使用時,トランザクションが分散トランザクションでないとき,データベースのオートコミットモードを有効にするかどうかを設定します。設定された値はCosminexus DABroker LibraryのsetXALocalCommitModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    データベースのオートコミットを有効にします。
  • falseを指定した場合
    データベースのオートコミットを無効にします。
デフォルト値はtrueです。
PreparedStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。0~1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。
CallableStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。0~1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。
CancelStatementjava.lang.Booleanトランザクションタイムアウトや業務アプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルします。
  • falseを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルしません。
HiRDBに接続する場合は,falseを指定してください。
Oracleに接続する場合で,データベースのサーバまたはクライアントのどちらかがWindowsプラットフォームで,専用サーバ接続をする場合,falseを設定してください。
DBConnector_DABJ_XA.rarを使用する場合に指定できます。
ConnectionIDUpdatejava.lang.BooleanコネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。
  • falseを指定した場合
    最初のDataSource#getConnectionメソッドでコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。
デフォルト値はfalseです。
このプロパティは,接続するデータベースがOracleの場合に指定できます。
logLeveljava.lang.StringDB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。
次の値が指定できます。
  • 0またはERROR
  • 10またはWARNING
  • 20またはINFORMATION
デフォルト値は,0またはERRORです。
注※
bufSizeプロパティに設定するバッファサイズを見積もるための計算式は次のとおりです。
ローカルキューまたは転送キューを使用する場合
(5000+N+M+L+S)/1024(小数点以下切り上げ)(単位:キロバイト)
  • N=ユーザが設定できるJMSヘッダの設定サイズ
    設定するヘッダによって次の値を加算します。
    JMSReplyTo:シリアライズしたオブジェクトのサイズ
    JMSCorrelationID:半角文字数+全角文字数×3
    JMSType:半角文字数+全角文字数×3
  • M=JMS定義プロパティの設定サイズ
    設定するプロパティによって次の値を加算します。
    JMSXGroupID:半角文字数+全角文字数×3
    JMSXGroupSeq:100
  • L=l+m
    l:ユーザ定義プロパティ名のサイズ((半角文字数+全角文字数×3)×プロパティ数)
    m:ユーザ定義プロパティ値のサイズ
    プロパティの型によって次の値を加算します。
    java.lang.String:(半角文字数+全角文字数×3)×プロパティ数
    java.lang.String以外:100×プロパティ数
  • S=JMSメッセージのペイロード設定サイズ
    メッセージのインタフェースによって次の値を加算します。
    TextMessage:半角文字数+全角文字数×3
    BytesMessage:半角文字数+全角文字数×2
    ObjectMessage:シリアライズしたオブジェクトのサイズ
共用キューを使用する場合
(1000+S)/1024(小数点以下切り上げ)(単位:キロバイト)
  • S=JMSメッセージのペイロード設定サイズ
    メッセージのインタフェースによって次の値を加算します。
    TextMessage:半角文字数+全角文字数×3
    BytesMessage:半角文字数+全角文字数×2
    ObjectMessage:シリアライズしたオブジェクトのサイズ
HiRDBを使用する場合で,サイズの大きいメッセージを送受信するときには,連携先のDB ConnectorのbufSizeプロパティをメッセージのサイズより十分大きく設定してください。bufSizeプロパティの値が小さいと,メッセージの受信に失敗する場合があります。

(2) HiRDB Type4 JDBC Driverを使用してHiRDBに接続する場合

HiRDBを使用する場合で,サイズの大きいメッセージを送受信するときには,連携先のDB ConnectorのmaxBinarySizeプロパティをメッセージのサイズより十分大きく設定してください。maxBinarySizeプロパティの値が小さいと,メッセージの受信に失敗する場合があります。

表6-7 DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

プロパティ名(config-property-name)データ型(config-property-type)プロパティの値(config-property-value)
linkedResourceAdapterNamejava.lang.String連携するCosminexus RMリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
descriptionjava.lang.Stringデータベースへの接続に必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDescriptionメソッドに渡されます。
DBHostNamejava.lang.String接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetDBHostNameメソッドに渡されます。
environmentVariablesjava.lang.StringHiRDBクライアント環境変数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEnvironmentVariablesメソッドに渡されます。
XAOpenStringjava.lang.StringXA_OPEN文字列を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetXAOpenStringメソッドに渡されます。
loginTimeoutjava.lang.IntegergetConnectionメソッドでConnectionオブジェクトを取得する際の,HiRDBサーバとの物理接続確立の最大待ち時間(秒)を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。
デフォルト値は8です。
encodeLangjava.lang.Stringデータ変換時の文字セット名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetEncodeLangメソッドに渡されます。
JDBC_IF_TRCjava.lang.BooleanJDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetJDBC_IF_TRACEメソッドに渡されます。
TRC_NOjava.lang.IntegerJDBCインタフェースメソッドトレースのエントリ数を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetTRC_NOメソッドに渡されます。
デフォルト値は500です。
uapNamejava.lang.Stringアプリケーション名称を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetUapNameメソッドに渡されます。
LONGVARBINARY_Accessjava.lang.StringJDBC SQL タイプLONGVARBINARY(HiRDBデータ型である列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
デフォルト値はREALです。
SQLInNumjava.lang.Integer実行するSQLの入力パラメタの最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLInNumメソッドに渡されます。
デフォルト値は300です。
SQLOutNumjava.lang.Integer実行するSQLの検索項目の最大数を指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLOutNumメソッドに渡されます。
デフォルト値は300です。
SQLWarningLeveljava.lang.StringSQL実行時に発生した警告保持レベルを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningLevelメソッドに渡されます。
デフォルト値はSQLWARNです。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,IGNOREは指定しないでください。指定した場合,Cosminexus RMのキューから取り出すメッセージが破損するおそれがあります。
SQLWarningIgnorejava.lang.Booleanデータベースから返される警告をConnectionクラスで保持しないかどうかの情報を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
HiRDBCursorModejava.lang.BooleanHiRDBがコミットを行った場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
デフォルト値はfalseです。
maxBinarySizejava.lang.IntegerJDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時のデータサイズの上限を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetMaxBinarySizeメソッドに渡されます。DBConnector_HiRDB_Type4_XA.rarを使用する場合,デフォルト値は0です。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,デフォルト値は64000です。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合,0は指定しないでください。
LONGVARBINARY_AccessSizejava.lang.IntegerHiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBIANRY型データの長さを指定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetLONGVARBINARY_AccessSizeメソッドに渡されます。
デフォルト値は0です。
XACloseStringjava.lang.StringXAクローズ文字列を設定します。設定された値は,HiRDB Type4 JDBC DriverのsetXACloseStringメソッドに渡されます。
XALocalCommitModejava.lang.Booleanトランザクションがグローバルトランザクションでない場合にオートコミット機能を有効にするかを設定します。設定された値はHiRDB Type4 JDBC DriverのsetXALocalCommitModeメソッドに渡されます。
デフォルト値はtrueです。
PreparedStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0~4095です。
デフォルト値は10です。
CallableStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。有効範囲は0~4095です。
デフォルト値は10です。
CancelStatementjava.lang.BooleanトランザクションタイムアウトやUAP強制停止時にステートメントキャンセルを実行するかどうかを設定します。
  • trueの場合
    実行中のSQLをキャンセルします。
  • falseの場合
    実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA.rarを使用する場合に指定できます。
logLeveljava.lang.StringDB Connectorが出力するログトレースのレベルを指定します。
  • 0またはERROR
  • 10またはWARNING
  • 20またはINFORMATION
デフォルト値は0またはERRORです。
注※
maxBinarySizeプロパティに設定するデータサイズを見積もるための計算式は,bufSizeプロパティに設定するバッファサイズを見積もるための計算式と同じです。ただし,maxBinarySizeプロパティとbufSizeプロパティでは,データサイズの単位が異なります。そのため,見積もったデータサイズを設定する際は,単位に注意してください。
データサイズを見積もるための計算式の詳細は,「6.3(1) Cosminexus DABroker Libraryを使用してOracleまたはHiRDBに接続する場合」の表下の注釈を参照してください。
データサイズには,0を指定しないでください。0を指定した場合,メモリ不足が発生し,J2EEサーバがダウンするおそれがあります。

HiRDBを使用する場合で,サイズの大きいメッセージを送受信するときには,連携先のDB ConnectorのmaxBinarySizeプロパティをメッセージのサイズより十分大きく設定してください。maxBinarySizeプロパティの値が小さいと,メッセージの受信に失敗する場合があります。

(3) Oracle JDBC Thin Driverを使用してOracleに接続する場合

なお,プロパティで設定可能な値については,Oracleのマニュアルを参照してください。

表6-8 DBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

プロパティ名(config-property-name)データ型(config-property-type)プロパティの値(config-property-value)
linkedResourceAdapterNamejava.lang.String連携するCosminexus RMリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
databaseNamejava.lang.StringOracleサーバ上の特定のデータベース名(SID)を指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetDatabaseNameメソッドに渡されます
serverNamejava.lang.StringOracleサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetServerNameメソッドに渡されます。
portNumberjava.lang.IntegerOracleのサーバが要求をリスニングするポート番号を指定します。デフォルトは1521番ポートです。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetPortNumberメソッドに渡されます。
urljava.lang.StringOracle JDBC Thin Driverがデータベースに接続するために必要なJDBC URLを指定します。
このプロパティに値が設定された場合,databaseName,portNumber,serverNameで指定された値は無視されます。また,ユーザがurlで指定を行う場合はJDBC URLにthinドライバを指定します。
(例)
jdbc:oracle:thin:@ServerA:1521:service1
loginTimeoutjava.lang.Integerデータベースへの接続試行のタイムアウト(単位:ミリ秒)を指定します。0を指定するとタイムアウトは無限となり,接続が確立されるかエラーが発生するまでブロックされます。デフォルト値は8000です。設定された値はOracle JDBC Thin DriverのsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。Oracle JDBC Thin Driver 9.2.0.8以降,10.1.0.5以降および10.2以降の場合は秒単位に切り上げてsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。
PreparedStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。デフォルトは10です。
CallableStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。デフォルトは10です。
CancelStatementjava.lang.Booleanトランザクションタイムアウトや業務アプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルします。
  • falseを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
専用サーバ接続をする場合は,falseを指定してください。
DBConnector_Oracle_CP.rarを使用する場合に,指定できます。
ConnectionIDUpdatejava.lang.BooleanコネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。
  • falseを指定した場合
    最初のDataSource#getConnectionメソッドでコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。
デフォルト値はfalseです。
logLeveljava.lang.StringDB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。
次の値が指定できます。
  • 0またはERROR
  • 10またはWARNING
  • 20またはINFORMATION
デフォルトは,0またはERRORです。

表6-9 DBConnector_Oracle_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

プロパティ名(config-property-name)データ型(config-property-type)プロパティの値(config-property-value)
linkedResourceAdapterNamejava.lang.String連携するCosminexus RMリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
databaseNamejava.lang.StringOracleサーバ上の特定のデータベース名(SID)を指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetDatabaseNameメソッドに渡されます。
serverNamejava.lang.StringOracleサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetServerNameメソッドに渡されます。
portNumberjava.lang.IntegerOracleのサーバが要求をリスニングするポート番号を指定します。デフォルトは1521番ポート。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetPortNumberメソッドに渡されます。
urljava.lang.StringOracle JDBC Thin Driverがデータベースに接続するために必要なJDBC URLを指定します。
このプロパティに値が設定された場合,databaseName,portNumber,serverNameで指定された値は無視されます。また,ユーザがurlで指定を行う場合はJDBC URLにthinドライバを指定します。
loginTimeoutjava.lang.Integerデータベースへの接続試行のタイムアウト(単位:ミリ秒)を指定します。0を指定するとタイムアウトは無限となり,接続が確立されるかエラーが発生するまでブロックされます。デフォルト値は8000です。設定された値はOracle JDBC Thin DriverのsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。Oracle JDBC Thin Driver 9.2.0.8以降,10.1.0.5以降および10.2以降の場合は秒単位に切り上げてsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。
sessionTimeoutjava.lang.IntegerOracleサーバでのセッションタイムアウト(トランザクションブランチがアクティブでない状態でいられる最大時間)を秒単位で指定します。J2EEサーバのトランザクションタイムアウトよりも長い時間を指定する必要があります。デフォルト値は300秒です。設定された値はOracle JDBC Thin DriverのXAResource.setTransactionTimeoutメソッドに渡されます。
PreparedStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。デフォルト値は10です。
CallableStatementPoolSizejava.lang.Integerコネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。デフォルト値は10です。
CancelStatementjava.lang.Booleanトランザクションタイムアウトや業務アプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルします。
  • falseを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
専用サーバ接続をする場合は,falseを指定してください。DBConnector_Oracle_XA.rarを使用する場合に指定できます。
ConnectionIDUpdatejava.lang.BooleanコネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。
  • falseを指定した場合
    最初のDataSource#getConnectionメソッドでコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。
デフォルト値はfalseです。
logLeveljava.lang.StringDB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。
次の値が指定できます。
  • 0またはERROR
  • 10またはWARNING
  • 20またはINFORMATION
デフォルト値は,0またはERRORです。