2.1 環境設定の手順

TPBrokerの環境設定の手順を次に示します。高速オプションライブラリ(OTS Fast Path Option)を使用する場合も同じ手順です。

  1. TPBrokerをインストールする(必須)
    インストールの手順の詳細については,「ソフトウェア添付資料」を参照してください。
  2. 環境変数を設定する(必須)
    TPBrokerを使用するために必要な環境変数を設定します。ORBの環境変数やlocaladdrなどの設定については,マニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド」を参照してください。
  3. TPBrokerのOTS環境をセットアップする(必須)
    tssetupコマンドでTPBrokerのOTS環境をセットアップします。
  4. システム環境定義を変更する(任意)
    セットアップによって設定されたシステム環境定義の値を,必要に応じて変更します。
  5. リソースマネージャと連携する場合の準備をする(C++)(任意)
    XAインタフェースをサポートしたリソースマネージャをTPBrokerと連携して使用する場合の準備をします。この手順はC++実行環境の場合だけ必要です。
  6. プロセス監視定義ファイルを編集する(任意)
    プロセス監視を実行するための定義ファイルに,必要な項目を設定します。
  7. TPBrokerの運用支援機能実行環境をセットアップする(任意)
    admsetupコマンドでTPBrokerの運用支援機能実行環境をセットアップします。