リソースマネージャをTPBrokerと連携して使う場合,そのリソースマネージャをTPBrokerに登録する必要があります。リソースマネージャを登録するには,tslnkrmコマンドを使用します。tslnkrmコマンドの詳細については,「9.3 運用コマンドの詳細」を参照してください。
TPBrokerをインストールおよびセットアップしたとき,回復プロセスおよび決着プロセスは,TPBrokerが提供するCommunication Resource Manager(OTSCRM)のXAインタフェース用のオブジェクトファイルをリンクしています。
TPBrokerでリソースマネージャと連携してトランザクションを実行する場合は,トランザクションサービスを開始する前に,TPBrokerのtslnkrmコマンドを使用して実行環境にリソースマネージャを登録してください。TPBrokerでは,最大7個のリソースマネージャを登録できます。
TPBroker下で実行されるトランザクションからアクセスしなくなったリソースマネージャを削除する場合は,tslnkrmコマンドに-dオプションを付けて実行します。