Cosminexus リファレンス 定義編

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5.11.3 <property>タグに指定できるプロパティ

<property>タグに指定できる値について説明します。

表5-15 propertyタグに設定する情報一覧

property-name property-type property-default-value 意味
MaxPoolSize int 10 プールの最大値を,0〜2147483647の整数,または-1(無制限)で指定します。
MinPoolSize int 10 プールの最小値を,0〜2147483647の整数で指定します。
LogEnabled boolean true LogWriterによるログ出力をするかどうかを指定します。

true:
LogWriterによるログ出力をします。

false:
LogWriterによるログ出力をしません。
User String ユーザ名
Password String パスワード
ValidationType int 1 コネクションチェック契機。指定可能な値は次のとおり。

0:
コネクションチェック機能オフ

1:
コネクション取得時にチェック

2:
一定間隔でチェック
ValidationInterval int 3600 コネクションチェック間隔を,1〜2147483647の整数(単位:秒)で指定します。
RetryCount int 0 コネクション取得リトライ回数を,0〜2147483647の整数(単位:回)で指定します。
RetryInterval int 10 コネクション取得リトライ間隔を,1〜2147483647の整数(単位:秒)で指定します。
ConnectionTimeout int 0 コネクション解放までのタイムアウト値を,0〜2147483647の整数(単位:秒)で指定します。
コネクションの最終利用時刻からタイムアウト判定までの時間が指定値を超えるとコネクションスイーパによる削除対象になります。0を指定した場合はタイムアウトしません。
SweeperInterval int 0 コネクションスイーパ動作時間間隔を,0〜2147483647の整数(単位:秒)で指定します。
指定した間隔でコネクションスイーパが動作して,タイムアウトしたコネクションを削除します。0を指定した場合は動作しません。
RequestQueueEnable boolean true コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列を有効にするかどうかを指定します。

true:
コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列機能を有効にします。

false:
コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列機能を無効にします。
RequestQueueTimeout int 30 コネクション枯渇時のコネクション取得待ち行列のとどまることのできる時間の最大値を,0〜2147483647の整数(単位:秒)で指定します。
0を指定した場合,待ち行列に入った時点でエラーを返却します。
WatchEnabled boolean true コネクションプール監視を有効にするかどうかを指定します。

true:
有効にします。

false:
無効にします。
WatchInterval int 30 コネクションプール監視間隔を,1〜2147483647の整数(単位:秒)で指定します。
WatchThreshold int 80 コネクションプール使用状態を監視するしきい値を,1〜100の整数(単位:%)で指定します。
WatchWriteFileEnabled boolean true コネクションプール監視結果をファイル出力するかどうかを指定します。

true:
ファイル出力します。

false:
ファイル出力しません。
ConnectionPoolAdjustmentInterval int 600 コネクション数調節機能の動作間隔を,0〜2147483647の整数(単位:秒)で指定します。
0を指定した場合は動作しません。
Warmup boolean true コネクションプールのウォーミングアップ機能を有効にするかどうかを指定します。

true:
コネクションプールのウォーミングアップ機能を有効にします。

false:
コネクションプールのウォーミングアップ機能を無効にします。
NetworkFailureTimeout boolean true ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを有効にするかどうかを指定します。

true:
ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを有効にします。

false:
ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを無効にします。
MaxTPoolSize int 10 スレッドプールで同時に実行される最大スレッド数を,1〜2147483647の整数で指定します。
MinTPoolSize int 0 スレッドプールに存在する最小スレッド数を,0〜1024の整数で指定します。
TPoolKeepalive int 300 スレッドプールのスレッド解放までのタイムアウト値(秒)を,1〜2147483647の整数で指定します。

(凡例)−:設定なし

注※ ライフサイクル管理機能が有効でない場合(<resourceadapter-class>が指定されていない場合),プロパティ値は無視されます。