Cosminexus リファレンス 定義編

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5.8.1 WAR属性ファイルの指定内容

WAR属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-war-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD War Property 7.6//EN' 'file://<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-war-property_7_6.dtd'>

WAR属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。

タグ名 出現パターン 説明
<hitachi-war-property> 1回 ルートタグ。



<description>※1 0回以上※1 WARの説明。











┃┃
<display-name>※1 1回以上※1 WARの表示名。
xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを必ず指定します。当該リソースの表示名をコマンドの引数で指定する場合も,xml:lang属性が"en"のdisplay-nameを指定します。
1≦文字列長
xml:lang属性が"en"のタグの場合,英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),およびアンダースコア(_)を使用できます。
xml:lang属性が"en"のタグ以外の場合,文字の制限はありません。



<icon>※1 0回以上※1 Deployツール上に表示されるWebアプリケーションのアイコンの定義。








<small-icon> 0または1回 スモールアイコン(16×16)のファイル名。


<large-icon> 0または1回 ラージアイコン(32×32)のファイル名。






<distributable> 0または1回 分散したサーブレットコンテナにデプロイできるようにプログラムされている場合に指定。なお,このタグは値を持ちません。



<context-param> 0回以上 コンテキスト初期化パラメタについての定義。




<description>※1 0回以上※1 Context-paramの説明。




<param-name> 1回 コンテキスト初期化パラメタ名。


<param-value> 1回 コンテキスト初期化パラメタの値。



<filter-mapping> 0回以上 Webアプリケーションのフィルタマッピングの定義。




<filter-name> 1回 マッピングを行うフィルタの名称。










<url-pattern> 1回 マッピングをするサーブレットのURL。
<url-pattern>と<servlet-name>のどちらか一つを指定します。










<servlet-name> 1回 マッピングをするサーブレットの名称。
<url-pattern>と<servlet-name>のどちらか一つを指定します。























<dispatcher> 0または4回以下 フィルタの適用条件。
次のどれかを指定します。

FORWARD
RequestDispatcher.forward( )の処理のときだけフィルタを適用します。

INCLUDE
RequestDispatcher.include( )の処理のときだけフィルタを適用します。

REQUEST
通常のクライアントからのアクセスのときだけフィルタを適用します。

ERROR
例外処理のときだけフィルタを適用します。
Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。

<listener> 0回以上 リスナーについての定義。










<description>※1 0回以上 WebアプリケーションリスナーBeanについての説明。
Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。














<display-name>※1 0回以上 GUIツール上に表示されるWebアプリケーションリスナーBeanの名称。
指定する文字列は一意である必要はありません。
Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。












<icon>※1 0回以上※1 GUIツール上に表示されるWebアプリケーションリスナーBeanのアイコンの定義。
Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。





















<small-icon> 0または1回 WebアプリケーションリスナーBeanの小アイコン用の画像ファイル名。
WARファイル中での画像ファイルの場所をルートからの相対パスで指定します。画像ファイルのサイズは16×16です。画像ファイルの形式は,JPEGファイルかGIFファイルです。
















<large-icon> 0または1回 WebアプリケーションリスナーBeanの大アイコン用の画像ファイル名。
WARファイル中での画像ファイルの場所をルートからの相対パスで指定します。画像ファイルのサイズは32×32です。画像ファイルの形式は,JPEGファイルかGIFファイルです。


<listener-class> 1回 設定したリスナークラス名。



<session-config> 0回以上 セッションについての定義。
このタグを複数指定できません。







<session-timeout> 0または1回 デフォルトのセッションタイムアウト間隔(分)。
-1(タイムアウトしません),0(-1と等価です),1≦session-timeout≦35791394が指定できます。デフォルトは30です。

┃┃
<mime-mapping> 0回以上 MIMEタイプのマッピングについての定義。※3




<extension> 1回 ファイルの拡張子。※3


<mime-type> 1回 MIMEタイプ。※3


<welcome-file-list> 0回以上※1 welcomeファイルについての定義。

<welcome-file> 1回以上 welcomeファイル名。
┣┃ <error-page> 0回以上 エラーページについての定義。


















<error-code>※4 1回 HTTPエラーコード。
HTTPエラーコードとエラーページリソースとをマッピングする場合に指定します。
-2147483648≦error-code≦2147483647になるように指定してください。<error-code>と<exception-type>のどちらか一つを指定します。












<exception-type>※4 1回 例外クラス名(完全修飾名)。
例外タイプとエラーページリソースとをマッピングする場合に指定します。
<error-code>と<exception-type>のどちらか一つを指定します。


<location> 1回 先頭が「/」で始まる値。






<jsp-config> 0回以上 Webアプリケーション内のJSPの定義。
このタグを複数指定できません。また,Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。












<taglib> 0回以上 Servlet2.4の場合のタグライブラリについての定義。
Servlet2.3の場合は<hitachi-war-property>タグの下の<taglib>で定義します。









<taglib-uri> 1回 JSPプログラムのtaglibディレクティブのuri属性に指定された値。






<taglib-location> 1回 tldファイルの配置場所(コンテキストルートからの相対パス)。



<jsp-property-group> 0回以上 指定したURLパターンに合致するJSPプログラムの個別の設定。



 


<description>※1 0回以上 WebアプリケーションリスナーBeanについての説明。






 





<display-name>※1 0回以上 GUIツール上に表示されるJSPプロパティグループの名称。
指定する文字列は一意である必要はありません。



 


<icon>※1 0回以上 GUIツール上に表示されるJSPプロパティグループのアイコンの定義。








 















<small-icon> 0または1回 JSPプロパティグループの小アイコン用の画像ファイル名。
WARファイル中での画像ファイルの場所をルートからの相対パスで指定します。画像ファイルのサイズは16×16です。画像ファイルの形式は,JPEGファイルかGIFファイルです。








 







<large-icon> 0または1回 JSPプロパティグループの大アイコン用の画像ファイル名。
WARファイル中での画像ファイルの場所をルートからの相対パスで指定します。画像ファイルのサイズは32×32です。画像ファイルの形式は,JPEGファイルかGIFファイルです。

 
<url-pattern> 1回以上 パラメータを適用するURLパターン。






 





<el-ignored> 0または1回 EL(式言語)を無視するかどうかの指定。
指定できる文字列を次に示します。
  • true(無視する場合)
  • false(無視しない場合)


 

<page-encoding> 0または1回 ページエンコーディング名。



 


<scripting-invalid> 0または1回 スクリプティング要素を無効にするかどうか。



 


<is-xml> 0または1回 XML構文で記述されているかどうか。




 



<include-prelude> 0回以上 各ページのヘッダとしてインクルードするファイルのパス(コンテキストルートからの相対パス)。




  <include-coda> 0回以上 各ページのフッタとしてインクルードするファイルのパス(コンテキストルートからの相対パス)。





<taglib> 0回以上 Servlet2.3の場合のタグライブラリについての定義。
Servlet2.4の場合は<jsp-config>タグの下の<taglib>で定義します。






<taglib-uri> 1回 タグライブラリのURI(web.xmlに対する相対的なURI)。




<taglib-location> 1回 タグライブラリ記述ファイル(TLD)の場所(Webアプリケーションのルートからの相対位置)。

<security-constraint> 0回以上 セキュリティ制約についての定義。




<display-name>※1 0回以上※1 セキュリティ制約の名称。






<web-resource-collection> 1回以上 Webリソースコレクションについての定義。






<description>※1 0回以上※1 web-resource-collectionの説明。



<web-resource-name> 1回 Webリソースコレクションの名称。



<url-pattern> 0回以上 WebリソースのURL。


























<http-method> 0回以上 セキュリティ制約を適用するHTTPメソッド。
指定できる文字列を次に示します。
  • DELETE
  • GET
  • HEAD
  • OPTIONS
  • POST
  • PUT
  • TRACE










<auth-constraint> 0または1回 Webリソースコレクションに対してアクセスを許可するロールについての定義。






<description>※1 0回以上※1 auth-constraintの説明。






<role-name> 0回以上 Webリソースコレクションに対してアクセスを許可するロール。










<user-data-constraint> 0または1回 クライアントとコンテナ間のデータ通信がどのように保護されるのかの定義。






<description>※1 0回以上※1 user-data-constraintの説明。










































<transport-guarantee> 1回 クライアントとコンテナ間のデータ通信がどのように保護されるのかの定義。
指定できる文字列を次に示します。

NONE
アプリケーションはトランスポート保証を必要としません。

INTEGRAL
アプリケーションは通信データが伝送中に変更を加えられないような方法でデータ通信をすることを要求します。

CONFIDENTIAL
アプリケーションはほかのエンティティが伝送の内容を見ることができないような方法でデータ通信をすることを要求します。






<original-name> 1回 security-constraintのdisplay-nameの設定値を属性出力時に格納し保管します。※5
このタグの設定内容の変更,およびタグ自体の削除はできません。



<login-config> 0回以上 ログイン方法についての定義。
このタグを複数指定できません。














<auth-method> 0または1回 認証方式。
指定できる文字列を次に示します。
  • BASIC
  • FORM
  • CLIENT-CERT
デフォルトはBASIC(DIGESTは未サポート)。






















<realm-name> 0または1回 レルム名。

auth-methodにBASICを指定した場合
必須

auth-methodにBASIC以外を指定した場合
cjsetappprop,cjsetrespropで無視されます。











<form-login-config> 0または1回

auth-methodにFORMを指定した場合
必須

auth-methodにFORM以外を指定した場合
cjsetappprop,cjsetrespropで無視されます。



 


<form-login-page> 1回 ログイン時に使用するページ。設定する値は先頭を'/'で始めてください。


  <form-error-page> 1回 ログインに失敗したときに表示するエラーページ。設定する値は先頭を'/'で始めてください。

<security-role> 0回以上 セキュリティロールについての定義。




<description>※1 0回以上※1 security-roleの説明。




<role-name> 1回 ロール名称。



<linked-to> 0または1回 cjaddsecコマンドで定義したロール名。
cjsetrespropで使用する場合,無視されます。

<env-entry> 0回以上 環境エントリについての定義。※5




<description>※1 0回以上※1 環境エントリの説明。※5


<env-entry-name> 1回 環境エントリの名称。※5






























<env-entry-type> 1回 環境エントリのデータ型。※5
指定できる文字列を次に示します。
  • java.lang.Boolean
  • java.lang.Byte
  • java.lang.Short
  • java.lang.Integer
  • java.lang.Long
  • java.lang.Float
  • java.lang.Double
  • java.lang.String
  • java.lang.Charactor












<env-entry-value> 1回 環境エントリの値。※5
env-entry-typeで指定した型に適合した値を指定します。
env-entry-typeにjava.lang.String以外を指定した場合,空文字の指定はできません。


<injection-target> 0回以上 Dependency Injectionの設定。※5


 

<injection-target-class> 1回 injectionの対象となるクラス名。※5
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

  <injection-target-name> 1回 指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5



<ejb-ref> 0回以上 リモートインタフェースを持つEnterprise Beanへの参照情報についての定義。※6




<description>※1 0回以上※1 ejb-refの説明。※6




<ejb-ref-name> 1回 ejb-refの名称。※6










<ejb-ref-type> 1回 リンク先のEnterprise Beanの種別。※6
指定できる文字列を次に示します。
  • Entity
  • Session


<home> 1回 リンク先のHomeインタフェースクラス名。※6


<remote> 1回 リンク先のComponentインタフェースクラス名。※6














<ejb-link> 0または1回 リンク先のejb-name。※6
ネーミングの切り替え機能でリンク先を設定する場合,次の形式で指定します。
corbaname::<名前空間のホスト名>:<名前空間のポート番号>#<EJBHomeオブジェクトリファレンスのJNDI名>

<injection-target> 0回以上 Dependency Injectionの設定。※5




 



<injection-target-class> 1回 injectionの対象となるクラス名。※5
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

  <injection-target-name> 1回 指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5



<ejb-local-ref> 0回以上 ローカルインタフェースを持つEnterprise Beanへの参照情報についての定義。※6




<description>※1 0回以上※1 ejb-local-refの説明。※6




<ejb-ref-name> 1回 ejb-local-refの名称。※6










<ejb-ref-type> 1回 リンク先のEnterprise Beanの種別。※6
指定できる文字列を次に示します。
  • Entity
  • Session


<local-home> 1回 リンク先のEnterprise BeanのLocal Homeインタフェース名。※6


<local> 1回 リンク先のEnterprise BeanのLocal Componentインタフェース名。※6




<ejb-link> 0または1回 リンク先のejb-name。※6



<injection-target> 0回以上 Dependency Injectionの設定。※5


 

<injection-target-class> 1回 injectionの対象となるクラス名。※5
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。

  <injection-target-name> 1回 指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5

<resource-ref> 0回以上 リソース参照についての定義。




<description>※1 0回以上※1 resource-refの説明。※6




<res-ref-name> 1回 resource-refの名称。※6












<res-type> 1回 リソース種別。※6
参照先がConnector1.5のリソースアダプタの場合,参照先リソースアダプタのコネクション定義識別子(<connectionfactory-interface>タグの設定値)を指定します。










<res-auth> 1回 認証方式。※6
指定できる文字列を次に示します。
  • Application
  • Container










<res-sharing-scope> 0または1回 参照したリソースを共有するかどうかを指定します。※6
指定できる文字列を次に示します。
  • Shareable
  • Unshareable










<mapped-name> 0または1回 対応するリソースアダプタ表示名またはメール表示名。※5
<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。


<injection-target> 0回以上 Dependency Injectionの設定。※5






<injection-target-class> 1回 injectionの対象となるクラス名。※5
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。


<injection-target-name> 1回 指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5






















<linked-to> 0または1回 対応するリソースアダプタ表示名,データソース表示名またはメール表示名を指定します。※6
リソースアダプタ表示名の指定方法は,リソースアダプタのバージョンによって異なります。

Connector1.0以前
<リソースアダプタの表示名>

Connector1.5以降のOutboundリソースアダプタ
<リソースアダプタ表示名>!<コネクション定義識別子>
<コネクション定義識別子>とは,ra.xmlの<connectionfactory-interface>タグで指定した値のことです。
クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタは指定できません。
cjsetrespropで使用する場合は無視されます。



<resource-env-ref> 0回以上 リソース環境変数についての定義。※6




<description>※1 0回以上※1 resource-env-refの説明。※6




<resource-env-ref-name> 1回 resource-env-refの名称。※6






































<resource-env-ref-type> 1回 リソース環境変数の値のクラスタイプ。※6
指定できる文字列を次に示します。
  • javax.jms.Queue
  • javax.jms.Topic
  • javax.transaction.UserTransaction
  • javax.ejb.TimerService
  • javax.ejb.EJBContext
  • JavaBeansリソースのクラス名
javax.transaction.UserTransaction,javax.ejb.TimerService,javax.ejb.EJBContextは,アノテーションを使用した場合にだけ出力されます。ただし,この値を設定することはできません。
<linked-adminobject>を指定した場合は,任意のクラス名が表示されます。
































<mapped-name> 0または1回 <resource-env-ref-type>が「javax.jms.Queue」の場合,対応するキュー※5を次の形式で表示します。
"<リソースアダプタの表示名>#<Queue名称>"
<linked-Queue>タグと同時に指定した場合は,<linked-Queue>タグが有効となります。
<resource-env-ref-type>が「JavaBeansリソースのクラス名」の場合,対応するJavaBeansリソースの表示名を表示します。<linked-to>タグと同時に指定した場合は,<linked-to>タグが有効となります。






<injection-target> 0回以上 Dependency Injectionの設定。※5






<injection-target-class> 1回 injectionの対象となるクラス名。※5
パッケージが定義されている場合は,そのパッケージから表示します。


<injection-target-name> 1回 指定したクラスのinjection対象となる識別子。※5














<linked-queue> 0または1回 対応するデータソース表示名またはメール表示名。※6
cjsetrespropで使用する場合は無視されます。
<resource-env-ref-type>に「javax.jms.Queue」が指定された場合だけ有効となります。












<resource-adapter> 1回 リソースアダプタの表示名を指定します。※6
Connector1.5のリソースアダプタは指定できません。




<queue> 1回 キューの表示名を指定します。※6




<linked-adminobject> 0または1回 管理対象オブジェクト。
cjsetrespropでは無視されます。









<resource-adapter-name> 1回 リソースアダプタの表示名を指定します。
Connector1.0以前のリソースアダプタは指定できません。


<adminobject-name> 1回 管理対象オブジェクト名を指定します。







<linked-to> 0または1回 JavaBeansリソースの表示名を指定します。※6
<resource-env-ref-type>に「JavaBeansリソースのクラス名」が指定された場合だけ有効となります。
cjsetrespropで使用する場合は無視されます。




<locale-encoding-mapping-list> 0回以上※1 ロケールとエンコーディング方法のマッピングの設定。
Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを指定できません。



<locale-encoding-mapping> 1回以上 ロケールとエンコーディング方法のマッピングの設定。


 

<locale> 1回 ロケールを記述。


  <encoding> 1回 エンコード方法を記述。










<runtime> 0または1回

cjsetapppropで使用する場合
必須

cjsetrespropで使用する場合
無視されます。






<context-root> 1回 コンテキストルート。
指定できる文字は,URI(RFC3986)で使用できる文字です。ルート指定時は,空文字列またはスラッシュ(/)を指定してください。





<thread-control> 0または1回 スレッド制御グループの設定。
cjsetrespropで使用する場合は無視されます。








<thread-control-max-threads> 1回 Webアプリケーション単位の最大同時実行スレッド数。
占有スレッド数以上の値を指定してください。
1〜1024








<thread-control-exclusive-threads> 1回 占有スレッド数。
Webアプリケーション単位の最大同時実行スレッド数以下の値を指定してください。
0〜1024




<thread-control-queue-size> 1回 実行待ちキューサイズ。
0〜2147483647






<resource-watcher> 1回 リクエスト実行待ちキュー格納数の監視に関するプロパティ。









<watcher-threshold> 1回 アラートメッセージを出力するしきい値。
1〜100の整数値(単位:%)を指定します。デフォルトは80です。






<watcher-interval> 1回 監視間隔。
1〜2147483647の整数値(単位:秒)で指定します。デフォルトは30です。



























<watcher-enabled> 1回 リクエスト実行待ちキュー格納数の監視を有効にするかどうかの指定。
指定できる文字列を次に示します。
  • true(有効にする)
  • false(無効にする)
デフォルトはtrueです。ただし,thread-control-queue-sizeに0を指定した場合,監視は無効となります。














<watcher-writefile-enabled> 1回 リソース使用状況をファイルに出力するかどうかの指定。
指定できる文字列を次に示します。
  • true(出力する)
  • false(出力しない)
デフォルトはtrueです。



<urlgroup-thread-control> 0回以上 URLグループ単位の同時実行スレッド数制御。









 








<urlgroup-thread-control-name> 1回 URLグループ単位の同時実行スレッド数制御の定義名。
URLグループ単位の同時スレッド数制御の定義名にはWebアプリケーション内で一意となる文字列を指定します。英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),ハイフン(-)およびアンダースコア(_)が使用できます。文字列の長さは1≦文字列長≦64で指定してください。




 



<urlgroup-thread-control-max-threads> 1回 URLグループ単位の最大同時実行スレッド数。
1〜thread-control-max-threadsの整数値を指定します。デフォルトはthread-control-max-threadsの値です。
























 























<urlgroup-thread-control-exclusive-threads> 1回 URLグループ単位の占有スレッド数。
指定できる値は,0〜urlgroup-thread-control-max-threadsかつthread-control-exclusive-threads以下です。なお,<urlgroup-thread-control>を定義している場合は次の設定範囲を満たす必要があります。
  • thread-control-max-threads ≠ thread-control-exclusive-threadsの場合 thread-control-exclusive-threads ≧ urlgroup-thread-control-exclusive-threadsの総和。
  • thread-control-max-threads = thread-control-exclusive-threadsの場合 thread-control-exclusive-threads > urlgroup-thread-control-exclusive-threadsの総和。
デフォルトは0です。



 


<urlgroup-thread-control-queue-size> 1回 URLグループ単位の実行待ちキューのサイズ。
指定できる値は,0〜2147483647の整数値です。デフォルトは8192です。



 


<urlgroup-thread-control-mapping> 0回以上 制御対象となるURLのマッピング情報。









 








<url-pattern> 1回 制御対象となるURLパターン。
一つのWebアプリケーション内で同じURLパターンを指定することはできません。指定例を次に示します。
  • /soda/grape/*
  • /foo/*
  • /contents
  • *.foo


  <stats-monitor> 1回 稼働統計の設定。


    <waiting-request-count> 1回 実行待ちリクエスト数を監視。









     








<enabled> 1回 実行待ちリクエスト数の監視のしきい値イベントを有効にするかどうかの指定。
指定できる文字列を次に示します。
  • true(有効にする)
  • false(無効にする)
デフォルトはtrueです。





     




<high-threshold> 1回 しきい値イベントを出力する上限しきい値。
指定できる値は,1〜100の整数値(単位:%)です。なお,low-threshold以上の値を指定してください。デフォルトは80です。





      <low-threshold> 1回 しきい値イベントを出力する下限しきい値。
指定できる値は,0〜99の整数値(単位:%)です。なお,high-threshold以下の値を指定してください。デフォルトは0です。

<http-request> 0または1回





<encoding> 0または1回 リクエストボディ,およびクエリのデコードに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。
JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。※7
デフォルトは指定なしです。

<http-response> 0または1回





<encoding> 0または1回 レスポンスボディのエンコードに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。
JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。※7
デフォルトは指定なしです。

<jsp> 0または1回





<page-encoding> 0または1回 JSPファイルの読み込みに使用するデフォルトのエンコーディングを指定します。
JavaVMがサポートしている文字エンコーディングを指定します。※7
デフォルトは指定なしです。

<http-session> 0または1回






<http-session-max-number> 1回 使用可能なHttpSessionの最大数。
指定できる値は,-1〜2147483647の整数値です。-1を指定した場合は無制限となります。デフォルトは,-1です。

<resource-watcher> 1回 HttpSession数の監視に関するプロパティを設定。





 




<watcher-threshold> 1回 アラートメッセージを出力するしきい値。
指定できる値は,1〜100の整数値(単位:%)です。デフォルトは80です。



 


<watcher-interval> 1回 監視間隔。
指定できる値は,1〜2147483647の整数値(単位:秒)です。デフォルトは30です。









 








<watcher-enabled> 1回 HttpSession数の監視を有効にするかどうかの指定。
指定できる文字列を次に示します。
  • true(有効にする)
  • false(無効にする)
デフォルトはtrueです。ただし,http-session-max-numberに0を指定した場合,監視は無効となります。






  <watcher-writefile-enabled> 1回 リソース使用状況をファイルに出力するかどうかの指定。指定できる文字列を次に示します。
  • true(出力する)
  • false(出力しない)
デフォルトはtrueです。
















<start-notify-error> 0または1回 J2EEアプリケーション開始時にエラー通知をするかどうかの指定。
J2EEアプリケーションの開始時に,load-on-startupが指定されているサーブレット/JSPの初期化処理中や,taglibの解析中にエラーが発生した場合,エラーを通知してアプリケーションの開始を中断するかどうかを指定します。
指定できる文字列を次に示します。
  • true(エラーを通知する)
  • false(エラーを通知しない)
デフォルト値はtrueです。
<start-order> 0または1回 J2EEアプリケーション開始時および停止時の順番。
開始時は昇順で開始処理が行われ,終了時は降順に停止処理が行われます。
0≦start-order≦2147483647

注※1
xml:lang属性を指定できます。xml:lang属性を指定しない場合は,「en(英語)」が仮定されます。なお,xml:lang属性が同じタグを複数指定できません。

注※2
Servlet2.3以前のWARに対して,このタグを複数指定できません。

注※3
mime-mappingタグで指定する拡張子とMIMEタイプの対応づけのデフォルト値については,「付録B.1 拡張子とMIMEタイプの対応づけ」を参照してください。

注※4
error-codeまたはexception-typeのどちらかです。

注※5
cjgetappprop,cjgetrespropコマンドで出力されたものに対し,タグ名の変更,タグの追加・削除,値の変更をしてはいけません。

注※6
アノテーションの設定値の場合は,値の変更をしてはいけません。

注※7
デフォルトの文字エンコーディングとして設定できる文字は,JavaVMがサポートしている文字エンコーディングとなります。JavaVMがサポートしている文字エンコーディングについては,JDKのドキュメントのサポートされているエンコーディングに関する説明を参照してください。また,指定できる文字列は,java.nio API用の正準名とjava.lang API用の正準名に記載されている文字エンコーディング,およびそれらの別名になります。