Cosminexus リファレンス 定義編

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5.4.1 EJB-JAR属性ファイルの指定内容

EJB-JAR属性ファイルは,次に示すDOCTYPE宣言を持ちます。

<!DOCTYPE hitachi-ejb-jar-property PUBLIC '-//Hitachi, Ltd.//DTD Ejb Jar Property 7.1//EN' 'file://<Cosminexusのインストールディレクトリ>/CC/admin/dtds/hitachi-ejb-jar-property_7_1.dtd'>

EJB-JAR属性ファイルは,次に示すタグを持つxmlファイルです。

なお,設定先のEJB-JARがDD(ejb-jar.xml)を保持していない場合,EJB-JAR属性ファイルのタグは変更できません。

タグ名 出現パターン 説明
<hitachi-ejb-jar-property> 1回 ルートタグ。



<description>※1 0回以上※2 EJB-JARの説明。※3





<display-name>※1 1回以上※2 EJB-JARの表示名。※3
1≦文字列長
変更する場合,英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),およびアンダースコア(_)を使用できます。


<icon>※1 0回以上※2 GUIツール上に表示されるEJB-JARのアイコンの定義。※3




<small-icon> 0または1回 スモールアイコン(16×16)のファイル名。※3


<large-icon> 0または1回 ラージアイコン(32×32)のファイル名。※3


<interceptors> 0または1回 インターセプタの設定。※4


<description>※1 0回以上※2 Interceptorsの説明。※4


<interceptor> 1回以上 インターセプタクラスの設定。※4

 
<description>※1 0回以上※2 interceptor-classの説明。※4

 
<interceptor-class> 1回 インターセプタクラスの名称。※4


 

<around-invoke> 0回以上 インターセプタのaroundinvokeメソッドの定義。※4



 





<class> 0または1回 インターセプタのaroundinvokeメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※4


 

<method-name> 1回 インターセプタのaroundinvokeメソッドの名称。※4


 

<post-construct> 0回以上 インターセプタのpost-constructメソッドの定義。※4



 





<lifecycle-callback-class> 0または1回 インターセプタのpost-constructメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※4



 


<lifecycle-callback-method> 1回 インターセプタのpost-constructメソッド名を表示。※4


 

<pre-destroy> 0回以上 インターセプタのpre-destroyメソッドの定義。※4



 





<lifecycle-callback-class> 0または1回 インターセプタのpre-destroyメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※4


 

<lifecycle-callback-method> 1回 インターセプタのpre-destroyメソッド名を表示。※4


 

<post-activate> 0回以上 インターセプタのpost-activateメソッドの定義。※4



 





<lifecycle-callback-class> 0または1回 インターセプタのpost-activateメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※4

┃┃
 


<lifecycle-callback-method> 1回 インターセプタのpost-activateメソッド名を表示。※4


  <pre-passivate> 0回以上 インターセプタのpre-passivateメソッドの定義。※4



   


<lifecycle-callback-class> 0または1回 インターセプタのpre-passivateメソッドが存在するクラスをパッケージ名から表示。※4


    <lifecycle-callback-method> 1回 インターセプタのpre-passivateメソッド名を表示。※4


<relationships> 0または1回 リレーションシップについての定義。※3




<description>※1 0回以上※2 relationshipsの説明。※3



<ejb-relation> 1回以上 二つのCMP EntityBean間のリレーションシップについての定義。※3


 

<description>※1 0回以上※2 ejb-relationの説明。※3


 

<ejb-relation-name> 0または1回 relationshipsの名称。※3


 

<ejb1> 1回 ejb2に対するejb1の関連情報。※3


 



<description>※1 0回以上※2 ejb1の説明。※3








 















<ejb-relationship-role-name> 0または1回 リレーションシップロール名。※3
二つのCMP EntityBean間のリレーションシップ定義中では,それぞれ一意な名称を指定します。別リレーションシップ定義では,同じ名称であっても指定できます。





 









<multiplicity> 1回 ejb1のインスタンスの多重度。※3
指定できる文字列を次に示します。
  • One
  • Many




 







<cascade-delete> 0または1回 ejb2の削除時にejb1の自動削除をするかどうかの指定。※3
ejb2のmultiplicityがoneの場合に有効です。





 









<ejb-name> 1回 ejb1の名称。※3
指定できる文字列は,EJB-JAR中に存在するCMP2.0 Entity BeanのEJB名(<ejb-name>タグの値)です。







 













<cmr-field-name> 1回 ejb2のインスタンスを取得するCMRフィールド。※3
指定できる値は,「No EJB Name」または<ejb name>で指定したEJBが持つCMRフィールドのどれかです。










 









<cmr-field-type> 0または1回 CMRフィールド用メソッドの戻り値の型。※3
表示される値は,<cmr-field-name>で指定したaccessメソッドの戻り値です。
「java.util.Collection」または「java.util.Set」の場合は,そのまま表示します。それ以外の場合は空文字です。

  <ejb2> 1回 ejb1に対するejb2の関連情報。※3


   

<description>※1 0回以上※2 ejb2の説明。※3








   







<ejb-relationship-role-name> 0または1回 リレーションシップロール名。※3
二つのCMP EntityBean間のリレーションシップ定義中では,それぞれ一意な名称を指定します。別リレーションシップ定義では,同じ名称であっても指定できます。


┃┃

   




<multiplicity> 1回 ejb2のインスタンスの多重度。※3
指定できる文字列を次に示します。
  • One
  • Many




   



<cascade-delete> 0または1回 ejb1の削除時にejb2の自動削除をするかどうかの指定。※3
ejb1のmultiplicityがoneの場合に有効です。





   




<ejb-name> 1回 Ejb2の名称。※3
指定できる文字列は,EJB-JAR中に存在するCMP2.0 Entity BeanのEJB名(<ejb-name>タグの値)です。







   






<cmr-field-name> 1回 ejb2のインスタンスを取得するCMRフィールド。※3
指定できる値は,「No EJB Name」または<ejb name>で指定したEJBが持つCMRフィールドのどれかです。









    <cmr-field-type> 0または1回 CMRフィールド用メソッドの戻り値の型。※3
表示される値は,<cmr-field-name>で指定したaccessメソッドの戻り値。
「java.util.Collection」または「java.util.Set」の場合は,そのまま表示。それ以外の場合は空文字。


<security-role> 0回以上 セキュリティロールについての定義。※3




<description>※1 0回以上※2 security-roleの説明。※3
<role-name> 1回 ロール名。※3







<linked-to> 0または1回 cjaddsecコマンドで定義したロール名。
cjsetrespropでは無視されます。
設定先のEJB-JARがDD(ejb-jar.xml)を保持していない場合でも,変更できます。


























<interceptor-binding> 0回以上 クラスレベル,インターセプタおよびメソッドレベル・インターセプタに関する設定。※5
cjsetrespropでは無視されます。<ejb-name>にワイルドカードを設定した<interceptor-binding>の指定が複数ある場合,ワーニングメッセージ(KDJE37604-W)が出力され,先に設定された<interceptor-binding>の<interceptor-class>の値が有効になります。
また,設定先がEJB2.1以前の場合は,ワーニングメッセージ(KDJE37603-W)が出力され,設定が無視されます。




<description>※1 0回以上※2 interceptor-bindingの説明。※5




<ejb-name> 1回 ワイルドカード(*)またはEnterprise Beanの<ejb-name>。※5








<interceptor-class> 0回以上 インターセプタのクラスの名称。※4
<interceptor-class>と<interceptor-order>のどちらか一つを指定します。












<interceptor-order> 1回 インターセプタの順序性またはレベルの設定。※4
<interceptor-class>と<interceptor-order>のどちらか一つを指定します。


<interceptor-class> 1回以上 インターセプタのクラスの名称。※4












<exclude-default-interceptors> 0または1回 デフォルトインターセプタを除外するかどうか。※4
表示される文字列を次に示します。
  • true(除外する場合)
  • false(除外しない場合)










<exclude-class-interceptors> 0または1回 クラスインターセプタを除外するかどうか。※4
表示される文字列を次に示します。
  • true(除外する場合)
  • false(除外しない場合)


<named-method> 0または1回 メソッドの定義。※4

 
<method-name> 1回 メソッドの名称。※4


  <method-params> 0または1回 メソッドの引数。※4

    <method-param> 0回以上 メソッドの引数。※4

<application-exception> 0回以上 アプリケーション例外に関する設定。※4


<exception-class> 1回 クライアントに通知する例外クラスの名称。※4









<rollback> 0または1回 指定した例外が発生したとき,クライアントに通知する前にロールバックを行うかどうか。※4
表示される文字列を次に示します。
  • true(ロールバックを行う)
  • false(ロールバックを行わない)
<ejb-client-jar> 0または1回 クライアントJARファイルの名称。※3

注※1
xml:lang属性を指定できます。xml:lang属性を指定しない場合は,「en(英語)」が仮定されます。なお,xml:lang属性が同じタグを複数指定できません。

注※2
EJB2.0以前のEJBに対して,このタグを複数指定できません。

注※3
アノテーションの設定値の場合は,値の変更をしてはいけません。

注※4
cjgetappprop,cjgetrespropコマンドで出力されたものに対し,タグ名の変更,タグの追加・削除,値の変更をしてはいけません。

注※5
デフォルトインターセプタに関する定義(<ejb-name>タグの指定がワイルドカード(*)の場合)にだけ追加,変更できます。