2.4 J2EEサーバで使用するリソース操作コマンド

ここでは,J2EEサーバで使用するリソース操作コマンドについて説明します。

J2EEサーバで使用するリソース操作コマンドの一覧を,次の表に示します。

表2-5 J2EEサーバで使用するリソース操作コマンドの一覧

コマンド名称分類概要コマンドの系統
cjclearpoolコネクションプール内のコネクション削除リソースアダプタまたはデータソースのコネクションをクリアします。更新
cjclosecnJ2EEサーバのコネクションクローズまたはコネクションの状態表示データソースのコネクションをクローズします。またはコネクションの状態を表示します。更新
cjcopyresリソースのコピーEJB-JARファイル,WARファイル,データソースファイル,メール,またはRARファイルのプロパティをコピーします。更新
cjdeletejbJavaBeansリソースの削除インポートされているJavaBeansリソースを削除します。更新
cjdeleteresリソースの削除インポート済みのEJB-JARファイル,WARファイル,データソースファイル,メール,またはRARファイルを削除します。更新
cjdeployrarリソースアダプタのデプロイリソースアダプタをデプロイします。更新
cjexportrarリソースアダプタのエクスポートJ2EEサーバ上のリソースアダプタをエクスポートします。更新
cjgetjbpropJavaBeansリソースの属性の取得-resnameで指定されたJavaBeansリソースの属性を取得して,属性ファイルを生成します。更新
cjgetrarpropRARファイルの属性の取得デプロイ済みのRARファイルの属性を取得して,属性ファイルを生成します。更新
cjgetrespropリソースの属性の取得EJB-JARファイルに含まれるリソース,WARファイルに含まれるリソース,データソースファイル,メール,またはデプロイ前のRARファイルに含まれるリソースの属性を取得して,属性ファイルを生成します。更新
cjimportjbJavaBeansリソースのインポートJavaBeansリソースをインポートします。更新
cjimportresリソースのインポートEJB-JARファイル,WARファイル,データソースファイル,またはRARファイルをインポートします。更新
cjlistjbJavaBeansリソースの一覧表示すべてのJavaBeansリソースの状態を標準出力に出力します。参照
cjlistpoolコネクションプールの一覧表示指定されたリソースアダプタ,またはすべてのリソースアダプタのコネクションプール状態を標準出力に出力します。参照
cjlistrarリソースアダプタの一覧表示デプロイされているすべてのリソースアダプタの一覧を標準出力に出力します。参照
cjlistresリソースの一覧表示インポート済みのEJB-JARファイル,WARファイル,データソースファイル,メール,またはRARファイルの一覧を標準出力に出力します。参照
cjresumepoolメンバコネクションプールの再開始クラスタコネクションプールのメンバコネクションプールを再開します。更新
cjsetjbpropJavaBeansリソースの属性設定指定されたJavaBeansリソースの属性を,指定したJavaBeansリソース属性ファイルの値に変更します。更新
cjsetrarpropRAR属性設定デプロイ済みのRARファイルに含まれるリソースの属性を属性ファイルに指定された値に変更します。更新
cjsetrespropリソースの属性設定EJB-JARファイルに含まれるリソース,WARファイルに含まれるリソース,データソースファイル,メール,またはデプロイ前のRARファイルに含まれるリソースの属性を,属性ファイルに指定された値に変更します。更新
cjstartjbJavaBeansリソースの開始JavaBeansリソースを開始します。更新
cjstartrarリソースアダプタの開始リソースアダプタを開始します。更新
cjstopjbJavaBeansリソースの停止開始状態のJavaBeansリソースを停止します。更新
cjstoprarリソースアダプタの停止開始されているリソースアダプタを停止します。更新
cjsuspendpoolメンバコネクションプールの一時停止クラスタコネクションプールのメンバコネクションプールを一時停止します。更新
cjtestresリソースの接続テストJ2EEリソースアダプタ,メールおよびデータソースの接続テストをします。更新
cjundeployrarリソースアダプタのアンデプロイデプロイされているリソースアダプタをアンデプロイします。更新
(凡例)
更新:更新系コマンド。J2EEサーバの内容を更新,または構成情報を取得するコマンドです。
参照:参照系コマンド。J2EEサーバの内容を更新しないで,構成状態を表示するだけのコマンドです。
注※
リスト表示の場合は,参照になります。

サーバ管理コマンドの系統ごとの排他制御の条件については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。

<この節の構成>
cjclearpool(コネクションプール内のコネクション削除)
cjclosecn(J2EEサーバのコネクションクローズまたはコネクションの状態表示)
cjcopyres(リソースのコピー)
cjdeletejb(JavaBeansリソースの削除)
cjdeleteres(リソースの削除)
cjdeployrar(リソースアダプタのデプロイ)
cjexportrar(リソースアダプタのエクスポート)
cjgetjbprop(JavaBeansリソースの属性の取得)
cjgetrarprop(RARファイルの属性の取得)
cjgetresprop(リソースの属性の取得)
cjimportjb(JavaBeansリソースのインポート)
cjimportres(リソースのインポート)
cjlistjb(JavaBeansリソースの一覧表示)
cjlistpool(コネクションプールの一覧表示)
cjlistrar(リソースアダプタの一覧表示)
cjlistres(リソースの一覧表示)
cjresumepool(メンバコネクションプールの再開始)
cjsetjbprop(JavaBeansリソースの属性設定)
cjsetrarprop(RAR属性設定)
cjsetresprop(リソースの属性設定)
cjstartjb(JavaBeansリソースの開始)
cjstartrar(リソースアダプタの開始)
cjstopjb(JavaBeansリソースの停止)
cjstoprar(リソースアダプタの停止)
cjsuspendpool(メンバコネクションプールの一時停止)
cjtestres(リソースの接続テスト)
cjundeployrar(リソースアダプタのアンデプロイ)