cjclearpoolコネクションプール内のコネクション削除

形式

データソース(JDBC)の場合

cjclearpool [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]
           [-type jdbc] [-mode {normal|plan}]
           -resname <データソース表示名>
           [-resname <データソース表示名> ...]

リソースアダプタ(J2EEリソースアダプタとしてデプロイして使用)の場合

cjclearpool [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]
           -type connector [-mode {normal|plan}]
           -resname <リソースアダプタ表示名>
           [-resname <リソースアダプタ表示名> ...]

リソースアダプタ(J2EEアプリケーションに含めて使用)の場合

cjclearpool [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]
           -type connector [-mode {normal|plan}]
           [-test]
           -name <アプリケーション名>
           -resname <リソースアダプタ表示名>
           [-resname <リソースアダプタ表示名> ...]

すべてのデータソース(JDBC)およびリソースアダプタの場合

cjclearpool [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>]
           [-mode {normal|plan}] -resall

機能

指定されたデータソース(JDBC)またはリソースアダプタのコネクションをクリアします。一度に複数のデータソース(JDBC)またはリソースアダプタのコネクションを削除できます。

引数

<サーバ名称>
接続先J2EEサーバ名称を指定します。サーバ名称を省略したときは,ホスト名称がサーバ名称として使用されます。
-nameserver <プロバイダURL>
CORBAネーミングサービスへのアクセスプロトコル,CORBAネーミングサービスが稼働しているホスト名,およびそれが使用しているポート番号を次に示す形式で指定します。

<プロトコル名称>::<ホスト名称>:<ポート番号>

指定内容の詳細については,「2.1(2) プロバイダURLについて」を参照してください。
-type {jdbc|connector}
コネクションプールの種別を指定します。省略した場合はjdbcが設定されます。
  • jdbc:JDBC用のプール
  • connector:リソースアダプタ用のプール
-mode {normal|plan}
使用中のコネクションに対するクリア動作種別を指定します。未使用のコネクションはすべてクリア対象になります。省略した場合はnormalが設定されます。
  • normal(通常モード)
    ユーザが使用中のコネクションはプールの外へ移して,プール内からはクリアされます。ただし,データベースとの接続はそのままで再利用はできません。
  • plan(計画モード)
    ユーザが使用中のコネクションはクリアしません。ただし,再利用できません。
-test
テストモードのアプリケーションに対してコマンドを実行する場合に指定します。省略した場合は通常モードのアプリケーションに対してコマンドを実行します。
-name <アプリケーション名>
リソースアダプタがデプロイされているアプリケーション名を指定します。
コネクションプール種別がconnectorの場合に指定できます。省略した場合は,J2EEリソースアダプタとしてデプロイして使用したリソースアダプタのコネクションを削除します。
-resname <データソース表示名>または<リソースアダプタ表示名>
クリア対象となるデータソース(JDBC)またはリソースアダプタの表示名を指定します。クラスタコネクションプールのルートリソースアダプタの表示名は指定できません。指定した場合,異常終了します。クラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタの表示名を指定した場合には,コネクションプールの状態が開始状態である必要があります。開始状態でない場合,異常終了します。
リソースアダプタ表示名の指定方法は,リソースアダプタのバージョンによって次のように異なります。
  • Connector 1.0の場合
    <リソースアダプタの表示名>
  • Connector 1.5の場合
    <リソースアダプタの表示名>!<コネクション定義識別子>
-resall
すべてのデータソース(JDBC)およびリソースアダプタを削除対象にする場合に指定します。
なお,-type,-name,または-resnameと同時に指定できません。

入力例

データソース(JDBC)の場合(通常モード)

cjclearpool MyServer -resname JdbcConnection

リソースアダプタ(J2EEリソースアダプタとしてデプロイして使用)の場合

cjclearpool MyServer -type connector -mode plan -resname RarConnection

リソースアダプタ(J2EEアプリケーションに含めて使用)の場合

cjclearpool MyServer -type connector -mode plan -name App1 -resname RarConnection

すべてのデータソース(JDBC)およびリソースアダプタの場合(計画モード)

cjclearpool MyServer -mode plan -resall

戻り値

0:
正常終了しました。
1:
異常終了しました。
2:
排他エラーによってコマンドを実行できません。
3:
タイムアウトが発生しました。
9:
管理者特権がないため,コマンドが実行できません(Windows Vistaの場合)。

注意事項