snapshotlog(snapshotログの収集)
形式
snapshotlog <出力ファイル名> [<snapshotログ収集対象定義ファイル名>]
機能
snapshotログを収集します。snapshotログは,業務システムにトラブルが発生した場合に,調査用資料として利用できます。このコマンドは,Management Serverを利用しないで運用している場合も実行できます。
引数
入力例
snapshotlog snapshot.zip
snapshotlog c:¥tmp¥snapshot.zip
snapshotlog /tmp/snapshot.zip
snapshotlog snapshot.zip c:¥temp¥snapshotlog.conf
snapshotlog snapshot.zip /temp/snapshotlog.conf
注意事項
表8-2 デフォルトの設定で一次送付資料および二次送付資料として収集できる資料(J2EEアプリケーションを実行するシステムの場合)
資料の種類 | 一次送付資料 | 二次送付資料 |
---|---|---|
メッセージログ | ○ | ○ |
ユーザログ | ○ | ○ |
例外ログ | ○ | ○ |
保守用ログ | ○※ | ○※ |
性能解析トレース | - | - |
JavaVMのスレッドダンプ | - | - |
JavaVMのガーベージコレクションのログ | - | - |
メモリダンプ | - | - |
JavaVMログファイル | - | - |
エラーリポートファイル | ○ | ○ |
OSの状態・ログ | - | - |
OSの統計情報 | - | - |
定義情報 | ○ | ○ |
作業ディレクトリ | ○ | ○ |
リソースの設定 | - | - |
Webサーバのログ | ○ | ○ |
JavaVMのスタックトレース情報 | - | - |
稼働情報 | ○ | ○ |
監査ログ | - | ○ |
(凡例) ○:収集できる。 -:収集できない。
注 Cosminexusの各構成ソフトウェアが出力するメッセージログや保守用ログは,snapshotログのデフォルトの設定では,構成ソフトウェアのインストール時にデフォルトで作成されたディレクトリだけが収集対象となっています。構成ソフトウェアのログの出力先を変更している場合には,収集先も変更してください。
注※ Hitachi Web ServerまたはCosminexus TPBrokerの保守用ログの内容が最新ではない場合があります。hwstraceinfoコマンドまたはhmapfsyncコマンドを実行して最新のログを出力してから,snapshotログを収集してください。
表8-3 デフォルトの設定で一次送付資料および二次送付資料として収集できる資料(バッチアプリケーションを実行するシステムの場合)
資料の種類 | 一次送付資料 | 二次送付資料 |
---|---|---|
メッセージログ | ○ | ○ |
ユーザログ | ○ | ○ |
例外ログ | ○ | ○ |
保守用ログ | ○※ | ○※ |
性能解析トレース | - | - |
JavaVMのスレッドダンプ | - | - |
JavaVMのガーベージコレクションのログ | - | - |
メモリダンプ | - | - |
JavaVMログファイル | - | - |
エラーリポートファイル | ○ | ○ |
OSの状態・ログ | - | - |
OSの統計情報 | - | - |
定義情報 | ○ | ○ |
作業ディレクトリ | ○ | ○ |
リソースの設定 | - | - |
JavaVMのスタックトレース情報 | - | - |
稼働情報 | ○ | ○ |
監査ログ | - | ○ |
(凡例) ○:収集できる。 -:収集できない。
注 Cosminexusの各構成ソフトウェアが出力するメッセージログや保守用ログは,snapshotログのデフォルトの設定では,構成ソフトウェアのインストール時にデフォルトで作成されたディレクトリだけが収集対象となっています。構成ソフトウェアのログの出力先を変更している場合には,収集先も変更してください。
注※ Hitachi Web ServerまたはCosminexus TPBrokerの保守用ログの内容が最新ではない場合があります。hwstraceinfoコマンドまたはhmapfsyncコマンドを実行して最新のログを出力してから,snapshotログを収集してください。