付録A JavaVMで使用するポート番号と設定変更方法

JavaVMで使用するポート番号,ポート番号の目的,およびポート番号の設定変更方法について,次の表に示します。

表A-1 JavaVMで使用するポート番号一覧

ポート番号目的変更方法
1049(TCP)orbdコマンドが使用します。orbdコマンドは,このポートで持続オブジェクトに対する要求を受け取ります。orbdコマンドの-portオプションで変更できます。

% orbd -port <ポート番号>

1080(TCP)SOCKSプロトコルで用いるポート番号です。プロパティsocksProxyPortにポート番号を指定して変更できます。

% java -DsocksProxyPort=<ポート番号>

1098(TCP)rmidコマンドが使用します。rmidコマンドは,このポートで内部レジストリを起動します。rmidコマンドの-portオプションで変更できます。

% rmid -port <ポート番号>

1099(TCP)rmiregistryコマンドが使用します。rmiregistryコマンドは,このポート番号上にリモートオブジェクトレジストリを作成します。rmiregistryコマンドにポート番号を指定することで変更できます。

% rmiregistry <ポート番号>

注※
socksプロパティについては,J2EEサーバ,Webコンテナサーバ,またはEJBクライアントアプリケーションのシステムプロパティとして設定します。詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。