Cosminexus リファレンス コマンド編
ここでは,mngsvrutilコマンドの引数として指定できる,サブコマンドについて説明します。
引数に指定された値のリストを表示します。次の引数を指定できます。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| logicalServers | 運用管理ドメイン内の論理サーバ名と各サーバが稼働中かどうか(aliveまたはnot alive)を列挙します。 なお,Cosminexus Version 6以降ではstatusを使うことを推奨します。 |
− | − |
| status | 運用管理ドメイン内の論理サーバ名とステータス情報を列挙します。 | − | − |
| appStatus | "-t"オプションで指定された論理サーバにインポートされているJ2EEアプリケーション名とステータス情報を列挙します。 | ○ | − |
| resStatus | "-t"オプションで指定された論理サーバにインポートされているJ2EEリソース名とステータス情報を列挙します。 | ○ | − |
| resJavaBeansStatus | "-t"オプションで指定された論理サーバにインポートされているJavaBeansリソース名とステータス情報を列挙します。 | ○ | − |
| queues | "-t"オプションで指定されたCTM,またはホストに属するキュー名とステータス情報を列挙します。 | ○ | ○ |
listでは,次の4種類の情報を表示できます。
"-t"オプションで指定された論理サーバまたはホストについて,引数に指定された値を取得します。表6-3に示す引数を指定できます。なお,domainName以外の引数を,<metric category>といいます。
"-t"オプションに論理サーバを指定した場合,<metric category>に該当する論理サーバ(J2EEサーバ,SFOサーバ,CTM)以外の論理サーバ(Webサーバ,Naming Service,スマートエージェントなど)が指定された場合は,エラーになります。
ある一定間隔で統計情報を監視する場合,サンプリング時間をその一定間隔以上に設定すると,定期的な統計情報を取得できます。
なお,J2EEアプリケーションがテストモードで開始されている場合,出力情報には,<アプリケーション名>_TESTの形式で出力されます。
サブコマンドgetに指定できる引数を次に示します。サブコマンドgetに指定できる各引数の詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| domainName | 運用管理ドメイン名を取得します。 | − | − |
| j2eeContainer | J2EEコンテナについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| webContainer | Webコンテナに関する情報を取得します。 | ○ | ○ |
| jvm | JavaVMについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| transaction | Transactionについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| httpServer | 管理用サーバ(簡易Webサーバ)についての情報を取得します。 なお,この情報は内部で使用する管理用サーバの情報のため,取得しないことを推奨します。 |
○ | ○ |
| httpSvrConn | WebサーバとWebコンテナの接続についての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| inprocHttpSvr | インプロセスHTTPサーバについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| dataSource | データソース(JDBC)についての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| dataSrcFull | データソース(OTS 1.2対応のJTA)についての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| resAdapter | リソースアダプタについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| j2eeApps | J2EEアプリケーションについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| ejbApps | EJBアプリケーション(EJB-JARs)についての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statelessBean | Stateless Session Beanについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statelessBeanHome | Stateless Session Beanのリモートホームインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statelessBeanHomeMethod | Stateless Session Beanのリモートホームインタフェースのメソッドに関する情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statelessBeanLocalHome | Stateless Session Beanのローカルホームインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statelessBeanLocalHomeMethod | Stateless Session Beanのローカルホームインタフェースのメソッドに関する情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statelessBeanRemote | Stateless Session Beanのリモートコンポーネントインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statelessBeanRemoteMethod | Stateless Session Beanのリモートコンポーネントインタフェースのメソッドに関する情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statelessBeanLocalComponent | Stateless Session Beanのローカルコンポーネントインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statelessBeanLocalComponentMethod | Stateless Session Beanのローカルコンポーネントインタフェースのメソッドに関する情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statefulBean | Stateful Session Beanについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statefulBeanHome | Stateful Session Beanのリモートホームインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statefulBeanHomeMethod | Stateful Session Beanのリモートホームインタフェースのメソッドに関する情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statefulBeanLocalHome | Stateful Session Beanのローカルホームインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statefulBeanLocalHomeMethod | Stateful Session Beanのローカルホームインタフェースのメソッドに関する情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statefulBeanRemote | Stateful Session Beanのリモートコンポーネントインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statefulBeanRemoteMethod | Stateful Session Beanのリモートコンポーネントインタフェースのメソッドに関する情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statefulBeanLocalComponent | Stateful Session Beanのローカルコンポーネントインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| statefulBeanLocalComponentMethod | Stateful Session Beanのローカルコンポーネントインタフェースのメソッドに関する情報を取得します。 | ○ | ○ |
| entityBean | Entity Beanについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| entityBeanHome | Entity Beanのリモートホームインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| entityBeanLocalHome | Entity Beanのローカルホームインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| entityBeanRemote | Entity Beanのリモートコンポーネントインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| entityBeanLocalComponent | Entity Beanのローカルコンポーネントインタフェースについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| msgDrivenBean | Message-driven Beanについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| webApps | Webアプリケーションについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| servlets | サーブレットについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| requestUrl | 要求された各URLについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| queues | CTMのスケジュール(キューの状態)についての情報を取得します。 | ○ | ○ |
| queueApps | CTMのキューに接続されたJ2EEアプリケーションについての情報を取得します。 | ○ | ○ |
引数を二つ指定して,一つ目の引数に指定された変数に二つ目で指定された値を設定します。
値を設定したあと,対象の論理J2EEサーバ,論理SFOサーバ,またはJ2EEアプリケーションが再起動または再デプロイされた場合,値を再設定してください。"-t"オプションに論理J2EEサーバ,論理SFOサーバ,または論理パフォーマンストレーサ以外の論理サーバが指定された場合は,エラーとなります。
サブコマンドsetに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| jvmSamplingTime <n> | JavaVMについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 | ○ | − |
| webContainerSamplingTime <n> | Webコンテナについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 | ○ | − |
| tranSamplingTime <n> | トランザクションについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 ※2 | ○ | − |
| httpSvrSamplingTime <n> | 管理用サーバ(簡易Webサーバ)についてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 なお,管理用サーバ(簡易Webサーバ)の情報は内部で使用する管理用サーバの情報のため,取得しないことを推奨します。 |
○ | − |
| httpSvrConnSamplingTime <n> | HTTPサーバコネクタについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 | ○ | − |
| inprocHttpSvrSamplingTime <n> | インプロセスHTTPサーバについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 | ○ | − |
| dataSrcFullSamplingTime <n> | データソース(OTS 1.2対応のJTA)についてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 ※3 | ○ | − |
| resAdapterSamplingTime <n> | リソースアダプタについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 ※3 | ○ | − |
| ejbSamplingTime <n> | EJBについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 ※3 | ○ | − |
| webAppSamplingTime <n> | Webアプリケーションについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 ※3 | ○ | − |
| servletSamplingTime <n> | サーブレットについてのサンプリング時間を<n>秒に設定します。※1 ※3 | ○ | − |
| reqUrlSamplingTime <n> | 設定以降に要求される各URLのサンプリング時間を<n>秒にします。※1 ※3 | ○ | − |
| allPrfTraceLevel STANDARD|DETAIL | <tracelevel> | 運用管理ドメイン内のすべてのパフォーマンストレーサについてPRFトレース取得レベルを設定します。※4 | − | − |
| prfTraceLevel STANDARD|DETAIL | <tracelevel> | 指定されたパフォーマンストレーサ,または指定されたホスト内のパフォーマンストレーサのPRFトレース取得レベルを設定します。※4 | ○ | ○ |
機能レイヤごとに異なるPRFトレース取得レベル指定します。4バイト(8けた)以下の16進数をコンマ(,)区切りで最大16個指定できます。指定値の詳細については,「4.2 性能解析トレースで使用するコマンドの詳細」の「cprfstart(PRFデーモンの開始)」の-PrfTraceLevelの説明,または「cprflevel(PRFトレース取得レベルの表示と変更)」の-PrfTraceLevelの説明を参照してください。
指定した論理サーバ,J2EEアプリケーション,J2EEリソースを起動します。
サブコマンドstartに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| allServers | 運用管理ドメインに定義された論理サーバを定義された起動順序で起動します。 | − | − |
| server | "-t"オプションで指定された論理サーバを起動します。 | ○ | ○ |
| app <displayName> | "-t"オプションで指定された論理サーバにインポートされている<displayName>のJ2EEアプリケーションを開始します。※ | ○ | − |
| resAdapter <displayName> | "-t"オプションで指定された論理サーバにインポートされている<displayName>のJ2EEリソースアダプタを開始します。※ | ○ | − |
| resJavaBeans | "-t"オプションで指定された論理サーバにインポートされている<displayName>のJavaBeansリソースを開始します。※ | ○ | − |
startでは,次の2種類の操作を実行できます。
指定した論理サーバ,J2EEアプリケーションまたはJ2EEリソースを停止します。
サブコマンドstopに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| allServers | 運用管理ドメインに定義された論理サーバを定義された起動順序の逆順で停止します。 | − | − |
| server [graceful[:<waitTime>]] | "-t"オプションで指定された論理サーバを停止します。 "graceful"が指定された場合,計画停止します。 |
○ | ○ |
| app <displayName> [force] | "-t"オプションで指定された論理サーバで開始している<displayName>のJ2EEアプリケーションを停止します。※ "force"が指定された場合,強制停止します。 |
○ | − |
| resAdapter <displayName> | "-t"オプションで指定された論理サーバで開始している<displayName>のJ2EEリソースを停止します。※ | ○ | − |
| resJavaBeans | "-t"オプションで指定された論理サーバで開始している<displayName>のJavaBeansリソースを停止します。※ | ○ | − |
stopでは,次の2種類の操作を実行できます。
引数に指定されたコンポーネントの設定ファイルを再読み込みします。
サブコマンドreloadに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| userAdmin | 統合ユーザ管理で使用する設定ファイルを再読み込みします。なお,"-t"オプションで指定された論理サーバで統合ユーザ管理を使用していない場合はエラーとなります。 また,サブコマンド"reload"に"userAdmin"を指定した場合,"-t"オプションに,論理J2EEサーバ以外の論理サーバを指定するとエラーとなります。 |
○ | − |
| env※ | 論理J2EEサーバ,または論理SFOサーバで,接続先ホストの設定ファイルを再読み込みします。 なお,サブコマンド"reload"に"env"を指定した場合,"-t"オプションに,論理J2EEサーバ,および論理SFOサーバ以外の論理サーバを指定するとエラーとなります。 |
○ | ○ |
引数に指定されたサービスを閉塞します。
サブコマンドholdに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| queue <queueName> { in[:<waitTime>] | out | force[:<waitTime>]} | "-t"オプションで指定されたCTMに属する<queueName>で指定された名称のキューを閉塞します。 | ○ | − |
| queues { in[:<waitTime>] | out | force[:<waitTime>] } | "-t"オプションで指定されたCTM,またはホストに属するキューを閉塞します。 | ○ | ○ |
| allQueues { in[:<waitTime>] | out | force[:<waitTime>] } | 運用管理ドメイン内の,すべてのCTMのキューを閉塞します。 | − | − |
holdでは,次の3種類の方法でキューを閉塞できます。
引数に指定されたサービスの閉塞を解除します。
サブコマンドreleaseに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| queue <queueName> | "-t"オプションで指定されたCTMに属する<queueName>で指定された名称のキューの閉塞を解除します。 | ○ | − |
| queues | "-t"オプションで指定されたCTM,またはホストに属するキューの閉塞を解除します。 | ○ | ○ |
| allQueues | 運用管理ドメイン内の,すべてのCTMのキューの閉塞を解除します。 | − | − |
releaseでは,次の3種類の方法でキューの閉塞を解除できます。
引数に指定されたファイルなどを収集します。"-t"オプションに,パフォーマンストレーサ,CTM以外の論理サーバが指定された場合は,エラーになります。
サブコマンドcollectに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| allPrfTraces | 運用管理ドメイン内のすべてのパフォーマンストレーサについて性能解析トレースを収集します。 | − | − |
| prfTrace | 指定されたパフォーマンストレーサ,または指定されたホスト内のパフォーマンストレーサについて性能解析トレースを収集します。 | ○ | ○ |
| allCtmStatistics | 運用管理ドメイン内のすべてのCTMについて稼働統計情報を収集します。 | − | − |
| ctmStatistics | 指定されたCTM,または指定されたホスト内のCTMについて稼働統計情報を収集します。 | ○ | ○ |
| snapshot [n]※ | 指定されたホスト内のsnapshotログを収集します。 | − | ○ |
collectでは,次の3種類の操作を実行できます。
引数に指定した同時実行スレッド数の設定項目の値を変更します。"-t"オプションで,J2EEサーバを指定する必要があります。
サブコマンドchangeに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| webAppThreadCtrl <webApplicationContextRoot> <maxThreads>,<exclusiveThreads>,<queueSize> | "-t"オプションで指定されたJ2EEサーバ内で指定したWebアプリケーションの同時実行スレッド数を動的に制御します。 この引数は省略できません。 |
○ | − |
引数に"webAppThreadCtrl"が指定された場合,"-t"オプションで指定されたJ2EEサーバに属するWebアプリケーションの同時実行スレッド数を動的に制御します。
引数"webApplicationContextRoot"はWebアプリケーション(J2EEアプリケーションのWar)のコンテキストルートおよび同時実行スレッド数の各値を設定します。Webアプリケーションのコンテキストルートの値は,サブコマンドget webAppsで取得できます。コンテキストルートが設定されていない場合は,"/"(スラッシュ)を指定してください。
同時実行スレッド数の各値は,最大スレッド数,占有スレッド数,実行待ちキューサイズの順にコンマ(,)で区切って指定します。
引数"maxThreads"(最大スレッド数),"exclusiveThreads"(占有スレッド数),および"queueSize"(実行待ちキューサイズ)は,設定を変えない値は省略できますが,すべてを省略することはできません。
(例 占有スレッド数だけを変更したい場合:,20,)
同時スレッド数の各値は,次の範囲で指定します。
なお,動的変更した同時実行スレッド数の値は,J2EEアプリケーション実行中だけ有効です。
Management Serverおよび運用管理エージェントが稼働しているかどうかを確認します。
サブコマンドcheckに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| mngsvr | Management Serverが稼働しているかどうかを確認します。 "-t"オプションでターゲットを指定しても無視されます。 |
− | − |
| adminAgent | "-t"オプションで指定されたホスト上で運用管理エージェントが稼働しているかどうかを確認します。 "-k"オプションで"host"以外を指定した場合,"-t"オプションでホスト名以外を指定した場合,または"-t"オプションを指定しなかった場合は,エラーとなります。 |
− | ○ |
サブコマンドcheckの戻り値を次に示します。
稼働中の論理サーバのjavacoreを出力します。
サブコマンドdumpに指定できる引数を次に示します。
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| server [addition]※ | "-t"オプションで指定された論理サーバのjavacore(稼働時間情報)を出力します。指定できる論理サーバは,J2EEサーバ(J2EEクラスタのメンバも含む),J2EEサーバクラスタ,SFOサーバ,CTM,またはネーミングサービスだけです。 additionを指定した場合,"-t"オプションで指定された論理サーバのcoreまたはメモリダンプ情報を取得します。 |
○ | − |
javacore出力のために実行されるコマンドとjavacoreファイルの出力先について,OSごとに説明します。
Windowsの場合にjavacore出力のために実行されるコマンドとjavacoreファイルの出力先を論理サーバの種別ごとに示します。
| 論理サーバ | addition指定 | 実行されるコマンド | 出力情報 | javacoreファイルの出力先ディレクトリ |
|---|---|---|---|---|
| J2EEサーバ(クラスタも含む),SFOサーバ | あり | cjdumpsv,userdump※1 | javacore,メモリダンプ | <J2EEサーバ作業ディレクトリ>\ejb\<実サーバ名>\ |
| なし | cjdumpsv | javacore | <J2EEサーバ作業ディレクトリ>\ejb\<実サーバ名>\ | |
| CTM | あり,なし※2 | hdumpns | javacore※3 | <Cosminexusインストールディレクトリ>\TPB\logj\ |
| ネーミングサービス | あり,なし※2 | hdumpns | javacore | <Cosminexusインストールディレクトリ>\TPB\logj\ |
UNIXの場合にjavacore出力のために実行されるコマンドとjavacoreファイルの出力先を論理サーバの種別ごとに示します。
| 論理サーバ | addition指定 | 実行されるコマンド | 出力情報 | javacoreファイルの出力先ディレクトリ |
|---|---|---|---|---|
| J2EEサーバ(クラスタも含む),SFOサーバ | あり | javacore -f -p※1 | javacore,core | <J2EEサーバ作業ディレクトリ>/ejb/<実サーバ名>/ |
| なし | cjdumpsv | javacore | <J2EEサーバ作業ディレクトリ>/ejb/<実サーバ名>/ | |
| CTM | あり,なし※2 | kill -3 | javacore※3 | /opt/Cosminexus/TPB/logj/ |
| ネーミングサービス | あり,なし※2 | kill -3 | javacore | /opt/Cosminexus/TPB/logj/ |
論理ユーザサーバを追加します。
サブコマンドaddに指定できる引数を次に示します。
表6-14 サブコマンドaddに指定できる引数
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| userserver <userServiceDefinitionFile> | <userServiceDefinitionFile>に指定した論理ユーザサーバ定義ファイルの内容に従って論理ユーザサーバを追加します。論理ユーザサーバの定義内容を変更する場合は,論理ユーザサーバをいったん削除したあとに,再度論理ユーザサーバを追加してください。 | − | − |
複数の論理ユーザサーバを指定した場合,定義順に追加処理をします。途中でエラーが発生した場合も追加処理をします。この場合の戻り値は,1(実行時エラー)となります。エラー条件を次に示します。
論理ユーザサーバを削除します。
サブコマンドdeleteに指定できる引数を次に示します。
表6-15 サブコマンドdeleteに指定できる引数
| 引数 | 説明 | ターゲット指定 | |
|---|---|---|---|
| 論理サーバ | ホスト | ||
| userserver <logicalServerName> | <logicalServerName>に指定した名称の論理ユーザサーバを削除します。 | − | − |
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