3.2.7 JP1連携の設定(Cosminexus Management Serverの設定)

[JP1連携の設定]画面を次の図に示します。

図3-7 [JP1連携の設定]画面(Cosminexus Management Serverの設定)

[図データ]

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 表示手順
(3) 操作手順
(4) 画面詳細

(1) 機能概要

JP1との連携では,次に示すCosminexusの障害情報をJP1イベントとして発行できます。

この画面では,Management Serverの障害情報をJP1イベントとして発行するかどうかを,JP1イベントの重大度ごとに指定します。Management Serverの障害情報とJP1イベントの重大度との関連づけはメッセージマッピングファイルで指定します。メッセージマッピングファイル(JP1/IM連携用システムログメッセージマッピングファイル)の詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。なお,J2EEサーバおよびSFOサーバの障害や,J2EEアプリケーション中からJavaロギングAPIを使って出力したログ情報をJP1イベントとして発行するかどうかについては,「論理サーバの環境設定」で設定します。詳細については,「5.9.22 JP1連携の設定(J2EEサーバ)」,および「5.8.9 JP1連携の設定(SFOサーバ)」を参照してください。JP1/IMと連携して障害監視をする場合,Windowsのときは,障害内容に応じて,JP1/IMから運用管理ポータルを表示することもできます。JP1/IMから運用管理ポータルを表示するための設定については,「付録L JP1/IMから運用管理ポータルを表示するための設定(Windowsの場合)」を参照してください。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで[Cosminexus Management Serverの設定]アンカーをクリックします。
  2. ツリーペインで[JP1連携の設定]をクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. [システムJP1イベント発行機能を有効にする]と[システムJP1イベントのフィルタリングの設定]を指定します。
  2. [適用]ボタンをクリックします。
    エラーが表示された場合は,[戻る]アンカーをクリックして原因を取り除き,再度実行します。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

システムJP1イベント発行機能を有効にする
Management Serverの障害情報をJP1イベントとして発行するかどうかを指定します。デフォルトは,「しない」です。発行する場合は,「する」をチェックします。発行しない場合は,「しない」をチェックします。
システムJP1イベントのフィルタリングの設定
Management Serverの障害情報をJP1イベントとして発行するかどうかを,JP1イベントの重大度ごとに指定します。デフォルトは,すべて「しない」です。発行する場合は,「する」をチェックします。発行しない場合は,「しない」をチェックします。
重大度には次のものがあります。番号が小さいほど重大になります。
  1. Emergency(緊急)
  2. Alert(警戒)
  3. Critical(致命的)
  4. Error(エラー)
  5. Warning(警告)
  6. Notice(通知)
  7. Information(情報)
[適用]ボタン
指定した内容をManagement Serverに登録します。
[リセット]ボタン
指定した内容をリセットします。