5.9.18 稼働情報監視で発行するイベントの設定(J2EEサーバ)
(1) 機能概要
J2EEサーバの稼働情報監視で発行するイベントに関する情報を設定します。
(2) 表示手順
- 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。
- 次のどちらか一方の操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [サーバビュー]タブ-[論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[<J2EEサーバ名>]をクリックします。
- [運用管理]タブをクリックします。
- [イベント]タブをクリックします。
(3) 操作手順
画面での操作手順を次に示します。
- イベントの発行対象とする稼働情報を監視するかどうかや,監視する間隔などを指定します。
- [適用]ボタンをクリックします。
指定した情報が反映されます。
エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。
(4) 画面詳細
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
- 稼働情報しきい値イベントの設定
- フルガーベージコレクション回数
- 監視
フルガーベージコレクションの発生回数を監視して,しきい値を超えた場合にメッセージを出力するかどうか(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.enabledキー)を指定します。デフォルトは,「する」です。
「する」を指定した場合は,フルガーベージコレクションの発生回数を監視します。
「しない」を指定した場合は,フルガーベージコレクションの発生回数を監視しません。
- 監視間隔
フルガーベージコレクションの発生回数のしきい値を監視する間隔(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.intervalキー)を1~2147483647の整数で指定します。単位は「秒」です。「監視」に「する」を指定した場合,この指定が有効になります。デフォルトは,「600秒」です。
- しきい値
監視間隔内で監視対象とするフルガーベージコレクションの発生回数のしきい値(usrconf.propertiesファイルのejbserver.management.JVM.stats_monitor.FullGCCount.thresholdキー)を1~2147483647の整数で指定します。「監視」に「する」を指定した場合,この指定が有効になります。デフォルトは,「10回」です。
- [適用]ボタン
- 指定した情報を反映します。
- [リセット]ボタン
- 指定した情報をリセットします。