1.1.2 管理できるアプリケーションとリソース

Management Serverの運用管理ポータルで管理するアプリケーションとリソースの概要を次の表に示します。

表1-2 アプリケーションとリソースの概要

分類概要
J2EEアプリケーションEARファイル形式またはZIPファイル形式でパッケージ化されたアプリケーションです。複数のEJB-JARファイル,複数のWARファイル,および一つのDDから構成されます。
Management Serverでは,サーバ管理コマンドで設定したJ2EEアプリケーションの登録,運用環境へのインポート,開始,停止,削除,世代回復および稼働状況の監視が行えます。
リソースアダプタデータベースやOpenTP1などのリソースに接続する場合に使用します。
Management Serverでは,サーバ管理コマンドで作成したリソースアダプタ(RARファイル)の,運用環境へのインポート,開始,停止,削除および稼働状況の監視が行えます。
運用管理ポータルでは,アプリケーションやリソースの設定はできません。詳細な設定内容(属性)は,サーバ管理コマンドを使用して設定しておく必要があります。
J2EEアプリケーションを実行するシステムの場合の,アプリケーションおよびリソースを使用するために必要な設定については,「1.2.3 アプリケーションとリソースの設定」を,運用で使用する操作については,「1.3.2 アプリケーションとリソースの運用」を参照してください。
また,バッチアプリケーションを実行するシステムの場合の,リソースを使用するために必要な設定については,「1.4.3 リソースの設定」を,運用で使用する操作については,「1.5.2 リソースの運用」を参照してください。