ここでは,システム起動の流れの中での,論理サーバの起動方法と,リソースの開始方法について説明します。
運用管理エージェントの起動方法,Management Serverの起動方法,およびManagement Serverへのログイン方法については,「付録G.2 システムの起動方法」を参照してください。
論理サーバの起動方法について説明します。
論理サーバは,運用管理コマンド(mngsvrutil),または運用管理ポータルを使用して起動します。論理サーバは運用管理ドメイン単位に一括起動したり,ホスト単位に一括起動したり,個別の論理サーバ単位に起動したりすることができます。
運用管理コマンドを使用する場合,サブコマンド「start」を指定して実行してください。運用管理ポータルを使用する場合,運用管理ポータルの「論理サーバの起動/停止」の画面から起動してください。
運用管理コマンドまたは運用管理ポータルでの論理サーバの起動方法について(a)~(c)で説明します。
運用管理コマンド(mngsvrutil)または運用管理ポータルを使用して,運用管理ドメイン内のすべての論理サーバを一括起動する方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> start allServers |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 start allServers
運用管理コマンド(mngsvrutil)または運用管理ポータルを使用して,ホスト内のすべての論理サーバを一括起動する方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <ホスト名> -k host start server |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t host01 -k host start server
異常終了した論理サーバだけ再起動する場合などに,論理サーバを個別に起動します。運用管理コマンド(mngsvrutil)または運用管理ポータルを使用して,論理サーバを個別に起動する方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <論理サーバ名> start server |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 start server
リソースの開始方法について説明します。
運用管理コマンド(mngsvrutil)または運用管理ポータルを使用すると,リソースアダプタを開始できます。
運用管理コマンドを使用した手順,および運用管理ポータルを使用したリソースの開始方法について次に説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <サーバ名> start resAdapter <リソースアダプタ名> |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 start resAdapter resadapter01