付録J.1 システムの起動手順

システムの起動手順について説明します。

次に,アプリケーションサーバの起動の流れを示します。なお,データベースなどの関連製品は起動済みであることを前提に説明します。データベースなどを使用している場合は,必要に応じてあらかじめ起動しておいてください。

図J-1 アプリケーションサーバの起動の流れ(Windowsの場合)

[図データ]

図中の1.~5.について説明します。

  1. Management Serverの起動
    運用管理エージェントの起動後,Management Serverを起動します。
    運用管理エージェントおよびManagement Serverの起動方法については,「付録F.2(1) 運用管理エージェントの起動」,「付録F.2(2) Management Serverの起動」を参照してください。
    なお,自動起動の設定をしている場合,ホストの起動と同時に,運用管理エージェント,Management Serverも起動されるため,起動の操作は不要です。システムの起動方法の設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」のシステムの起動と停止の設定に関する説明を参照してください。
  2. Management Serverへのログイン
    運用管理ポータルにログインします。ログイン方法については,「付録F.2(3) Management Serverへのログイン」を参照してください。
    なお,運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,論理サーバを起動する場合,Management Serverへのログインは不要です。
  3. 論理サーバの起動
    運用管理コマンド(mngsvrutil),または運用管理ポータルを使用して,論理サーバを起動します。論理サーバは図J-1に示す順序で起動してください。起動方法については,「付録J.2(1) 論理サーバの起動」を参照してください。
    なお,自動起動の設定をしている場合,Management Serverと論理サーバが一括起動されるため起動の操作は不要です。システムの起動方法の設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」のシステムの起動と停止の設定に関する説明を参照してください。
  4. リソースの開始
    リソースアダプタを開始します。リソースアダプタを使用しない場合,この操作は不要です。
    運用管理コマンド(mngsvrutil),または運用管理ポータルを使用して,リソースを開始します。リソースアダプタの開始方法については,「付録J.2(2) リソースの開始」を参照してください。
  5. バッチアプリケーションの開始
    cjexecjobコマンドを使用して,バッチアプリケーションを開始します。開始方法については,マニュアル「Cosminexus 機能解説」のバッチアプリケーションの開始方法に関する説明を参照してください。