画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
- ログの出力レベルの設定
- ログの出力レベル
- ログファイルに出力するメッセージのレベル(usrconf.propertiesファイルのejbserver.logger.enabled.*キー)を指定します。通常はデフォルト(通常運用)のまま利用してください。
- 通常運用
「Error」レベルの情報が出力されます。
- 通常運用(verbose)
「Error」,「Warning」レベルの情報が出力されます。
- テスト時
「Error」,「Warning」,「Information」レベルの情報が出力されます。
- 障害調査
「Error」,「Warning」,「Information」,「Debug」レベルの情報が出力されます。
- 「通常運用(verbose)」,「テスト時」,「障害調査」の順に出力されるメッセージが増えるため,ログファイルのサイズも大きくする必要があります。
- ログ別の設定
- ログの種類
- 次の種類があります。このログの種類ごとにファイルサイズやファイル面数などを指定します。
- メッセージログ
- 保守ログ
- 例外ログ
- コンソールログ
- EJBコンテナ保守ログ
- Webコンテナ保守ログ
- Webサーブレットログ
- ユーザ出力ログ
- ユーザエラーログ
- リソースアダプタログ
- Webコンテナトレースログ
- ファイルサイズ
- 出力するログファイル一つ当たりのサイズ(usrconf.propertiesファイルのejbserver.connector.logwriter.filesizeキー(リソースアダプタの場合),ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filesizeキー(リソースアダプタ以外の場合))を指定します。4キロバイト,64キロバイト,256キロバイト,512キロバイト,1メガバイト,2メガバイト,4メガバイト,16メガバイト,64メガバイトのうちからどれか一つを選択できます。デフォルトは,「1メガバイト」(リソースアダプタの場合は2メガバイト,保守ログの場合は16メガバイト,WebサーブレットログおよびWebコンテナトレースログの場合は4メガバイト)です。
- ログの種類とチャネル名は次のように対応しています。
- メッセージログ:MessageLogFile
- 保守ログ:MaintenanceLogFile
- 例外ログ:ExceptionLogFile
- コンソールログ:ConsoleLogFile
- EJBコンテナ保守ログ:EJBContainerLogFile
- Webコンテナ保守ログ:WebContainerLogFile
- Webサーブレットログ:WebServletLogFile
- ユーザ出力ログ:UserOutLogFile
- ユーザエラーログ:UserErrLogFile
- Webコンテナトレースログ:WebAccessLogFile
- ファイル面数
- 出力するログファイルの面数(usrconf.propertiesファイルのejbserver.connector.logwriter.filenumキー(リソースアダプタの場合),usrconf.propertiesファイルのejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filenumキー(リソースアダプタ以外の場合))を指定します。1面,2面,4面,8面,16面のうちからどれか一つを選択できます。デフォルトは,「2面」(リソースアダプタの場合は4面,チャネル名がMaintenanceLogFileおよびWebServletLogFileの場合は4面,チャネル名がWebAccessLogFileの場合は16面)です。
- ログ出力の有無
- ログを出力するかどうか(チャネル名がWebAccessLogFileの場合はusrconf.propertiesファイルのwebserver.container.ac.logEnabledキー)を指定します。デフォルトは,「出力しない」です。
- 出力する
ログの種類に対応したログを出力します。
- 出力しない
ログの種類に対応したログを出力しません。
- ログ出力ディレクトリの設定
- ログ出力ディレクトリ
- ログファイルの出力先のパス(usrconf.cfgファイルのejb.server.log.directoryキー)を1~200文字の範囲で指定します。デフォルトは,「<作業ディレクトリ>¥ejb¥<サーバ名称>¥logs」(Windowsの場合)または「<作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名称>/logs」(UNIXの場合)です。ディレクトリの最後には,パスセパレータを指定しないでください。
- デフォルト以外のディレクトリを指定する場合は,そのディレクトリに書き込み権限を設定しておく必要があります。
- 複数サーバで同じディレクトリを指定しないでください。
- システムログ出力の設定
- システムログ出力の有無
- システムログを出力するかどうか(usrconf.cfgファイルのejbserver.logger.systemlog.enabledキー)を指定します。デフォルトは,「出力する」です。
- 出力する
システムログを出力します。
- 出力しない
システムログを出力しません。
- システムログは,Windowsの場合はイベントログ,UNIXの場合はsyslogを意味します。
- [適用]ボタン
- 指定した情報を反映します。
- [リセット]ボタン
- 指定した情報をリセットします。