ここでは,システム停止の流れの中での,論理サーバの停止方法と,リソースの停止方法について説明します。
運用管理エージェントの停止方法,Management Serverの停止方法,およびManagement Serverからのログアウト方法については,「付録G.4 システムの停止方法」を参照してください。
リソースの停止方法について説明します。
運用管理コマンド(mngsvrutil)または運用管理ポータルを使用すると,リソースアダプタを停止できます。
運用管理コマンドを使用した手順,および運用管理ポータルを使用した手順について次に説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <サーバ名> stop resAdapter <リソースアダプタ名> |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 stop resAdapter resadapter01
論理サーバの停止方法について説明します。
論理サーバは,運用管理コマンド(mngsvrutil),または運用管理ポータルを使用して停止します。論理サーバは運用管理ドメイン単位に一括停止したり,ホスト単位に一括停止したり,個別の論理サーバ単位に停止したりすることができます。
運用管理コマンドを使用する場合,サブコマンド「stop」を指定して実行してください。
運用管理ポータルを使用する場合,運用管理ポータルの「論理サーバの起動/停止」の画面から起動してください。
なお,論理サーバを停止しても,論理サーバの停止処理が完了しない場合があります。この場合,論理サーバを強制的に停止する必要があります。論理サーバを強制停止する場合,個別の論理サーバの停止画面で[強制停止]ボタンを使用して停止します。
運用管理ポータルでの論理サーバの停止方法について(a)~(c)で説明します。
運用管理コマンド(mngsvrutil)または運用管理ポータルを使用して,運用管理ドメイン内のすべての論理サーバを一括停止する方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> stop allServers |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 stop allServers
運用管理コマンド(mngsvrutil)または運用管理ポータルを使用して,ホスト内のすべての論理サーバを一括停止する方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <ホスト名> -k host stop server |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t host01 -k host stop server
運用管理コマンド(mngsvrutil)または運用管理ポータルを使用して,論理サーバを個別に起動する方法について説明します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u <管理ユーザ名> -p <パスワード> -t <論理サーバ名> stop server |
mngsvrutil -m mnghost -u user01 -p pw01 -t server01 stop server