7.4.3 リソースアダプタのインポート

[リソースアダプタのインポート]画面を次の図に示します。

図7-19 [リソースアダプタのインポート]画面

[図データ]

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 表示手順
(3) 操作手順
(4) 画面詳細

(1) 機能概要

該当論理J2EEサーバにリソースアダプタをインポートします。

インポートするリソースアダプタがすでにある場合,インポート操作の実行結果は「失敗」と表示され,上書きはされません。リソース名(リソースアダプタの表示名)に引用符(")が含まれている場合,Management Serverではインポートできません。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
  2. ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
    J2EEサーバの場合
    [論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]-[リソース]-[リソースアダプタ]をクリックします。
    J2EEサーバクラスタの場合
    [論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[リソース]-[リソースアダプタ]をクリックします。
  3. [インポート]タブをクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作手順を次に示します。

  1. [RARファイル名],[Connector属性ファイル名]を指定します。
  2. [実行]ボタンをクリックします。
    指定内容に誤りがある場合,エラーが表示されます。[戻る]アンカーをクリックして原因を取り除き,再度[実行]ボタンをクリックします。
    指定内容が正しい場合,結果確認画面の[ステータス]に「実行中」または「実行待ち」と表示されます。処理が終了すると,[ステータス]が「成功」または「失敗」に更新されます。
  3. 次のどちらかの方法で,画面の表示内容を更新します。
    • [最新の情報に更新]アンカーをクリックする
    • [更新時間間隔]から表示内容を自動更新する間隔を選択して,[適用]ボタンをクリックする
    失敗した場合は,[ログの表示]タブをクリックしてエラーの内容を確認します。原因を取り除き,[インポート]タブをクリックして再度実行します。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびボタンについて説明します。

(a) [リソースアダプタのインポート]画面
RARファイル名(必須)
Management Server稼働ホストに配置したRARファイルを絶対パスで指定します。デフォルトでは,何も表示されません。
Connector属性ファイル名
Management Server稼働ホストに配置したConnector属性ファイル名を絶対パスで指定します。デフォルトでは,何も表示されません。定義されたリソースアダプタ名がRARファイルのリソースアダプタ名と異なる場合は,Connector属性ファイルのリソース名が有効となります。
[実行]ボタン
指定値をチェックし,リソースアダプタをインポートします。
[リセット]ボタン
指定した内容をリセットします。
[実行状況の表示]アンカー
前回実施した操作の実行状況を表示するための結果確認画面が表示されます。該当する実行状況がない場合は文字だけが表示されます。
(b) 結果確認画面
リソース名
リソースアダプタの表示名が表示されます。
Connector属性ファイルに定義されているリソースアダプタ名がRARファイル中のリソースアダプタ名と異なる場合は,両方のリソースアダプタ名を表示します。この場合,インポート後のリソースアダプタ名はConnector属性ファイル中の名称となります。インポート時点で,どちらかのリソースアダプタ名と重複するリソースアダプタがすでに登録されていた場合はエラーとなります。
RARファイル名
指定されたRARファイル名が表示されます。
Connector属性ファイル名
指定されたConnector属性ファイル名が表示されます。
J2EEサーバ名
論理J2EEサーバを構成するJ2EEサーバが表示されます。
ホスト名
J2EEサーバが定義されたホスト名が表示されます。
ステータス
操作の実行結果として,「成功」,「失敗」,「実行中」,「実行待ち」のどれかが表示されます。
[戻る]アンカー
[リソースアダプタのインポート]画面に戻ります。