7.3.1 J2EEアプリケーションの開始
(1) 機能概要
論理J2EEサーバにインポートしたJ2EEアプリケーションを開始します。J2EEアプリケーションの開始操作は,J2EEアプリケーションのステータスに関係なく実行できます。
J2EEアプリケーションがすでに稼働しているとき,開始操作の実行結果は「失敗」と表示されますが,J2EEアプリケーションは稼働したままとなります。
(2) 表示手順
画面の表示手順を次に示します。
- 運用管理ポータルで[論理サーバのアプリケーション管理]アンカーをクリックします。
- ツリーペインで次のどちらかの操作をします。
- J2EEサーバの場合
- [論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバ]-[<J2EEサーバ名>]-[アプリケーション]をクリックします。
- J2EEサーバクラスタの場合
- [論理J2EEサーバ]-[J2EEサーバクラスタ]-[<J2EEサーバクラスタ名>]-[アプリケーション]をクリックします。
- [開始/停止]タブをクリックします。
(3) 操作手順
画面での操作手順を次に示します。
- 開始するJ2EEアプリケーションの[開始]アンカーをクリックします。
[J2EEアプリケーションの開始]画面のステータス一覧に,J2EEサーバにインポートされているJ2EEアプリケーションのステータスが表示されます。[J2EEアプリケーションの開始]画面を次の図に示します。
図7-6 [J2EEアプリケーションの開始]画面
![[図データ]](figure/zu073020.gif)
- 内容を確認して,[はい]ボタンをクリックします。
結果確認画面が表示されます。画面の[ステータス]に「実行中」または「実行待ち」と表示され,処理が終了すると[ステータス]が「成功」または「失敗」に更新されます。
- 次のどちらかの方法で,画面の表示内容を更新します。
- [最新の情報に更新]アンカーをクリックする
- [更新時間間隔]から表示内容を自動更新する間隔を選択して,[適用]ボタンをクリックする
失敗した場合は,[ログの表示]タブをクリックしてエラーの内容を確認します。原因を取り除き,[開始/停止]タブをクリックして再度実行します。
(4) 画面詳細
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
(a) [J2EEアプリケーションの開始/停止]画面
- 操作
- [開始]アンカー
- J2EEアプリケーションを開始するための[J2EEアプリケーションの開始]画面が表示されます。
- [停止]アンカー
- J2EEアプリケーションを停止するための[J2EEアプリケーションの停止]画面が表示されます。
- アプリケーション名
- 論理J2EEサーバにインポートされたアプリケーション名が表示されます。
- インポート時刻
- 論理J2EEサーバへのインポート,または世代回復が完了した時刻(Management Server稼働ホストの時刻)が表示されます。
- 登録時刻
- J2EEアプリケーションが登録された時刻(Management Server稼働ホストの時刻)が表示されます。
- 説明
- 登録されているJ2EEアプリケーションの説明が表示されます。
- [実行状況の表示]アンカー
- 前回実施した操作の実行状況を表示するための結果確認画面が表示されます。該当する実行状況がない場合は文字だけが表示されます。
(b) [J2EEアプリケーションの開始]画面
- 論理J2EEサーバ名
- 論理J2EEサーバを構成するJ2EEサーバが表示されます。
- ホスト名
- J2EEサーバが定義されたホスト名が表示されます。
- ステータス
- 不明
J2EEサーバに対する該当J2EEアプリケーションのステータスが確認できない場合に表示されます。「論理サーバの環境設定」のJ2EEサーバの設定で,運用監視をしない設定にしているJ2EEサーバについては,J2EEアプリケーションのステータスに「不明」が表示されます。
- 稼働
サービス稼働状態の場合に表示されます。
- 停止
上記以外の場合に表示されます。
- メッセージ
- ステータスが「不明」の場合,メッセージが表示されます。
- [はい]ボタン
- J2EEアプリケーションを開始します。
- [いいえ]ボタン
- [開始/停止]タブに戻ります。