システムの起動手順について説明します。
次に,アプリケーションサーバの起動の流れを示します。なお,データベースなどの関連製品は起動済みであることを前提に説明します。データベースなどを使用している場合は,必要に応じてあらかじめ起動しておいてください。
図K-1 アプリケーションサーバの起動の流れ(UNIXの場合)
![[図データ]](figure/zu0k0100.gif)
図中の1.~5.について説明します。
- Management Serverの起動
運用管理エージェントの起動後,Management Serverを起動します。
運用管理エージェントおよびManagement Serverの起動方法については,「付録G.2(1) 運用管理エージェントの起動」,「付録G.2(2) Management Serverの起動」を参照してください。
なお,自動起動の設定をしている場合,ホストの起動と同時に,運用管理エージェント,Management Serverも起動されるため,起動の操作は不要です。システムの起動方法の設定についてはマニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」のシステムの起動と停止の設定に関する説明を参照してください。
- Management Serverへのログイン
運用管理ポータルにログインします。ログイン方法については,「付録G.2(3) Management Serverへのログイン」を参照してください。
なお,運用管理コマンド(mngsvrutil)を使用して,論理サーバを起動する場合,Management Serverへのログインは不要です。
- 論理サーバの起動
運用管理コマンド(mngsvrutil),または運用管理ポータルを使用して,論理サーバを起動します。論理サーバは図K-1に示す順序で起動してください。起動方法については,「付録K.2(1) 論理サーバの起動」を参照してください。
なお,自動起動の設定をしている場合,Management Serverと論理サーバが一括起動されるため起動の操作は不要です。システムの起動方法の設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」のシステムの起動と停止の設定に関する説明を参照してください。
- リソースの開始
リソースアダプタを開始します。リソースアダプタを使用しない場合,この操作は不要です。
運用管理コマンド(mngsvrutil),または運用管理ポータルを使用して,リソースを開始します。リソースアダプタの開始方法については,「付録K.2(2) リソースの開始」を参照してください。
- バッチアプリケーションの開始
cjexecjobコマンドを使用して,バッチアプリケーションを開始します。開始方法については,マニュアル「Cosminexus 機能解説」のバッチアプリケーションの開始方法に関する説明を参照してください。