[Webサーバの設定]画面を次の図に示します。
図5-49 [Webサーバの設定]画面(1/3)
図5-50 [Webサーバの設定]画面(2/3)
図5-51 [Webサーバの設定]画面(3/3)
Webサーバを稼働させるために必要な情報を設定します。
画面での操作手順を次に示します。
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
表5-13 エラーログのディレクティブ値(ErrorLog)の生成規則
出力方式 | ディレクティブ値 | ファイル名 |
---|---|---|
単調増加 |
|
|
時間単位での分割 |
| error.mmmmmmmmmm mmmmmmmmmmは,ログ取得開始時刻を表し,次の計算式で求めた値が設定されます。 ↓GMTの1970年1月1日0時0分0秒を基点としたログ出力時間の通算秒数/「分割時間間隔」の指定値↓×「分割時間間隔」の指定値 |
ラップアラウンド |
| error.nnn nnnは,ファイル面数を表し,001から「ファイル面数」までの指定値が設定されます。 |
注 <ログ出力先ディレクトリ>,<分割時間間隔>,<分割基準時間差分>,<ファイルサイズ>,<ファイル面数>には,指定した値が設定されます。
表5-14 アクセスログのディレクティブ値(CustomLog)の生成規則
出力方式 | ディレクティブ値 | ファイル名 |
---|---|---|
単調増加 |
|
|
時間単位での分割 |
| access.mmmmmmmmmm mmmmmmmmmmは,ログ取得開始時刻を表し,次の計算式で求めた値が設定されます。 ↓GMTの1970年1月1日0時0分0秒を基点としたログ出力時間の通算秒数/「分割時間間隔」の指定値↓×「分割時間間隔」の指定値 |
ラップアラウンド |
| access.nnn nnnは,ファイル面数を表し,001から「ファイル面数」までの指定値が設定されます。 |
注 <ログ出力先ディレクトリ>,<分割時間間隔>,<分割基準時間差分>,<ファイルサイズ>,<ファイル面数>には,指定した値が設定されます。なお,<フォーマット>には,選択したラベル名に対応するログフォーマット,または入力フィールドに設定したログフォーマットが設定されます。
表5-15 選択できるトレース種別
トレース種別 | 説明 |
---|---|
外部モジュールトレース | 外部モジュールの各関数の実行時などに採取されるトレースを出力します。 |
リクエストトレース | 次の場合に採取されるトレースを出力します。
|
デバッグ:内部モジュールトレース | 内部モジュールの実行時に採取されるトレースに加えて,トレース種別が「外部モジュールトレース」と同等のトレースを出力します。出力量が多いため,実運用では選択しないことをお勧めします。 |
デバッグ:I/Oフィルタトレース | モジュールが実装している入出力フィルタ関数の実行時に採取されるトレースを出力します。出力量が多いため,実運用では選択しないことをお勧めします。 |
表5-16 リクエストログのディレクティブ値(HWSRequestLog)の生成規則
出力方式 | ディレクティブ値 | ファイル名 |
---|---|---|
単調増加 |
|
|
時間単位での分割 |
| hwsrequest.mmmmmmmmmm mmmmmmmmmmは,ログ取得開始時刻を表し,次の計算式で求めた値が設定されます。 ↓GMTの1970年1月1日0時0分0秒を基点としたログ出力時間の通算秒数/「分割時間間隔」の指定値↓×「分割時間間隔」の指定値 |
ラップアラウンド |
| hwsrequest.nnn nnnは,ファイル面数を表し,001から「ファイル面数」までの指定値が設定されます。 |
注 <ログ出力先ディレクトリ>,<分割時間間隔>,<分割基準時間差分>,<ファイルサイズ>,<ファイル面数>には,指定した値が設定されます。
Listenディレクティブは,複数のポート番号を割り当てるために定義できますが,運用管理ポータルでは複数のポート番号の割り当てをサポートしていません。
このため,[Webサーバの設定]画面の[ポート番号]で指定したポート番号以外のポート番号を割り当てるためには,httpsd.confファイルを直接編集してListenディレクティブを追加してください。ただし,httpsd.confファイルの運用管理ポータルが設定するディレクティブは,エディタなどで直接追加,削除,更新を行わないでください。設定した情報を各論理サーバに配布すると,運用管理ポータルは,Portディレクティブと同じ値のポート番号が設定されたListenディレクティブだけを編集します。このとき,ユーザが追加したListenディレクティブは,Portディレクティブと異なる値のポート番号が設定されているため,削除されません。
なお,設定した情報を各論理サーバに配布する方法の詳細は,「5.11.1 設定情報の配布」を参照してください。
論理Webサーバの「ホスト固定」で「する」を選択する場合は,「運用管理ドメインの構成定義」で定義するホストのホスト名にはIPアドレスを指定してください。