5.5.1 ネーミングサービスの設定
(1) 機能概要
ネーミングサービスを稼働させるために必要な情報を設定します。
(2) 表示手順
- 運用管理ポータルで[論理サーバの環境設定]アンカーをクリックします。
- [サーバビュー]タブ-[論理ネーミングサービス]-[ネーミングサービス]-[<ネーミングサービス名>]をクリックします。
- [設定]タブをクリックします。
(3) 操作手順
画面での操作手順を次に示します。
- ネーミングサービスを稼働するときのポート番号を指定します。
- 利用するスマートエージェントを指定します。
- [適用]ボタンをクリックします。
指定した情報が反映されます。
エラーが表示された場合は,エラーの内容を確認して[戻る]アンカーをクリックします。指定した内容を見直し,再度[適用]ボタンをクリックします。
(4) 画面詳細
画面に表示される項目およびボタンについて説明します。
- ネーミングサービスに関する設定
- 稼働ポート番号
- ネーミングサービスを稼働するときのポート番号を指定します。デフォルトは,「900」です。
- ホストの固定
- ネーミングサービスを配置したマシンに複数のIPアドレスが割り当てられている場合に,ネーミングサービスを特定のIPアドレスに割り当てるかどうかを指定します。デフォルトは,「しない」です。
- する
ネーミングサービスを配置したホストから参照できるネットワーク上のホスト名またはIPアドレスに対してだけ接続を受け付けます。
- 運用管理エージェントのホストで固定
「ホストの固定」で「する」を選択した場合に,「運用管理ドメインの構成定義」で指定した運用管理エージェントのホストのIPアドレスで固定するかどうかを指定します。
運用管理エージェントのホストのIPアドレスで固定するかどうかは,ネーミングサービスを構築するホストや,構築するネーミングサービスの用途によって異なります。運用管理エージェントのホストのIPアドレスで固定するかどうか,および固定する場合の注意事項の詳細は,「5.5.1(5) ホストを固定する場合の注意事項」を参照してください。
- しない
すべてのローカルアドレスに対する接続を受け付けます。
- 利用するスマートエージェント
- 利用するスマートエージェントを選択します。デフォルトは,「設定しない」です。
- [適用]ボタン
- 指定した情報を反映します。
- [リセット]ボタン
- 指定した情報をリセットします。
(5) ホストを固定する場合の注意事項
J2EEサーバが使用するネーミングサービスを構築する場合,「ホストの固定」で「する」を選択したときは,「運用管理エージェントのホストで固定」をチェックしないでください。