4.4.1 リソースアダプタのインポート

リソースアダプタをインポートします。

なお,Application Serverによって提供されている以外の独自のリソースアダプタをインポートする場合は,注意事項に記載されている内容に従ってインポートしてください。

次に示すコマンドを実行してリソースアダプタをインポートします。

実行形式

cjimportres [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -type rar -f <ファイルパス>

実行例

cjimportres MyServer -type rar -f mqcadpt.rar

cjimportresコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」を参照してください。

注意事項
  • Connector 1.0以降の仕様に準拠しないDDを持つRARはインポートできません。インポートできるのは,Connector 1.0以降の仕様に準拠したDDを持つRARだけです。DDがDTDに従っていることを確認してから,インポートを実行してください。
    インポート手順を次に示します。

    図4-1 リソースアダプタ(RAR)のインポート手順

    [図データ]

    また,メッセージが出力された場合は,マニュアル「Cosminexus メッセージ 1 KAWS/KDAL/KDJE編」を参照して対処ください。
  • インポート時に指定したRARファイル名は作業ディレクトリ中のディレクトリ名として使用されます。また,RARファイル内のJARファイルやネイティブライブラリは作業ディレクトリ内に展開されます。作業ディレクトリのパス長がプラットフォームの上限に達しないようにRARファイル名およびRARファイル中のファイル名を指定してください。作業ディレクトリのパス長の見積もりについては,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
  • ra.xmlのdisplay-nameタグが設定されていない場合,RARファイル名を基にDisplay nameが付与されます。
  • RARファイルには,次の名称のファイルを含めないでください。
    rar.properties
    fileinfo.properties
    META-INF/hitachi-ra.xml