Server Plug-inを使用してリソースアダプタやJ2EEアプリケーションの設定をする場合,あらかじめ,Server Plug-inをEclipseに組み込み,Server Plug-inを使用するための設定が必要です。Server Plug-inのEclipseへの組み込み手順,Server Plug-inを使用するための設定手順については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
Server Plug-inでは,サーバの起動・停止,J2EEアプリケーションやリソースアダプタの操作を行う作業環境として,[Cosminexus Server Plug-in]パースペクティブ(Server Plug-inパースペクティブ)を提供しています。作業の目的によって必要なビューなどを初期設定した作業環境をパースペクティブといいます。
次の手順で,Server Plug-inパースペクティブを開きます。
- Eclipseを起動して,Eclipse画面を表示します。
- 次のどちらかの操作で,Server Plug-inパースペクティブを開きます。
- [ショートカットバー] - [Cosminexus Server Plug-in]メニューを実行します。
- [ウィンドウ] - [パースペクティブを開く] - [Cosminexus Server Plug-in]メニューを実行します。
- 注意事項
- Server Plug-inを起動するとワークスペース内に「.cad」というプロジェクトが作成されます。これは,Server Plug-inが作業用に使用するプロジェクトです。このプロジェクトおよびプロジェクト内のファイルの削除,追加,内容の変更およびプロジェクトを閉じるなどの操作をした場合,Server Plug-inの動作は保証できません。
[Cosminexus Server Plug-in]パースペクティブの構成を次に示します。
図11-1 [Cosminexus Server Plug-in]パースペクティブの構成
![[図データ]](figure/zu090020.gif)
[Cosminexus Server Plug-in]パースペクティブの構成要素について説明します。
- [サーバー・エクスプローラー]ビュー
- Server Plug-inの操作の中心となるビューです。論理サーバの起動・停止,J2EEアプリケーションやリソースアダプタの操作で使用します。
- エディタエリア
- エディタを表示する領域です。属性ファイル編集エディタで使用します。属性ファイル編集エディタについては,「11.3 プロパティの設定」を参照してください。
- [コンソール]ビュー
- サーバの起動・停止やJ2EEアプリケーションの操作など,サーバと通信するプロセスの出力を表示します。
- [問題]ビュー
- 属性ファイル編集エディタの構文エラーなどのエラー情報を表示します。
この節では,Server Plug-inパースペクティブとServer Plug-inの環境設定,および[サーバー・エクスプローラー]ビューの操作について説明します。
- <この節の構成>
- 11.1.1 Server Plug-inの環境設定
- 11.1.2 Management Serverリモート管理機能への接続
- 11.1.3 サーバー・エクスプローラーの構成
- 11.1.4 サーバー・エクスプローラーの操作
- 11.1.5 コンソールおよび操作実行時のダイアログ表示