付録B.2 J2EEリソースの操作の比較

ここでは,サーバマネジャで実施できたJ2EEリソースの操作を,Server Plug-in,またはサーバ管理コマンドを使用して実施する方法について説明します。

サーバマネジャ,Server Plug-in,またはサーバ管理コマンドで操作できるJ2EEリソースを次の表に示します。

表B-3 サーバマネジャ・Server Plug-in・サーバ管理コマンドで操作できるJ2EEリソース

J2EEリソースサーバマネジャServer Plug-inサーバ管理コマンド
J2EEリソースアダプタ
リソースアダプタ
メールコンフィグレーション

(凡例)○:操作できる -:操作できない


サーバマネジャで実施できたJ2EEリソースの操作を,Server Plug-in,またはサーバ管理コマンドを使用して実行する場合の操作方法の参照先について次の表に示します。

表B-4 J2EEリソースの操作の差異と参照先

操作内容参照先
Server Plug-inサーバ管理コマンド
DB Connectorの設定インポートDB ConnectorのRARファイルをインポートして,J2EEサーバから使用できるリソースに追加します。14.24.2.1
プロパティ定義データベースとの接続についての次の情報を設定します。
  • コンフィグレーションプロパティ
  • プーリングについての情報
  • トランザクションの管理方法
14.34.2.2
デプロイインポートしたRARファイルを基にDB Connectorをデプロイします。DB Connectorは,デプロイするとJ2EEリソースアダプタとして利用できます。J2EEリソースアダプタは,J2EEサーバ上で動作するJ2EEアプリケーションから利用できる,スタンドアロンモジュールです。14.44.2.3
接続テストDB Connectorに設定した内容が正しいかどうかを検証します。14.54.2.4
開始DB Connectorを開始します。14.6.14.2.5
停止DB Connectorを停止します。14.6.24.2.6
削除J2EEリソースアダプタを削除します。14.74.2.7
エクスポートJ2EEリソースアダプタをRARファイルとしてエクスポートします。必要に応じて実行してください。14.84.2.8
そのほかのリソースアダプタの設定インポートリソースアダプタ(RARファイル)をインポートして,J2EEサーバから使用できるリソースに追加します。14.24.4.1
プロパティ定義リソースとの接続についての次の情報を設定します。
  • コンフィグレーションプロパティ
  • プーリングについての情報
  • トランザクションの管理方法
14.34.4.2または4.4.3
デプロイインポートしたリソースアダプタを基にリソースアダプタをデプロイします。リソースアダプタは,デプロイするとJ2EEリソースアダプタとして利用できます。J2EEリソースアダプタは,J2EEサーバ上で動作するJ2EEアプリケーションから利用できる,スタンドアロンモジュールです。14.44.4.4
接続テストリソースアダプタに設定した内容が正しいかどうかを検証します。14.54.4.5
開始J2EEリソースアダプタを開始します。14.6.14.4.6
停止J2EEリソースアダプタを停止します。14.6.24.4.7
削除J2EEリソースアダプタを削除します。14.74.4.8
エクスポートJ2EEリソースアダプタをRARファイルとしてエクスポートします。必要に応じて実行してください。14.84.4.9
メールコンフィグレーションの設定新規作成メールコンフィグレーションを新規に作成します。6.3.1
プロパティ定義メールコンフィグレーションの次の情報を設定します。
  • SMTPメールサーバのホスト名またはIPアドレス
  • メールのヘッダに入れる情報
6.3.2
接続テストメールコンフィグレーションに設定した内容が正しいかどうかを検証します。6.3.3
J2EEリソースの一覧の参照インポートしたJ2EEリソースの一覧を参照します。13.36.4
J2EEリソースの削除J2EEリソースを削除します。14.74.9
J2EEリソースのコピーと貼り付けJ2EEリソースをコピーして,ほかのフォルダなどに貼り付けることができます。4.10

(凡例)-:操作できない

注 DB Connector for Cosminexus RMおよびCosminexus RMの設定について,Server Plug-inを使用する場合は,DB Connectorと同じように操作します。サーバ管理コマンドを使用する場合は,マニュアル「Cosminexus Reliable Messaging」を参照してください。

注※ リソースアダプタだけサポートします。