DB Connectorのプロパティを定義します。DB Connectorをデプロイしたあとでも実行できます。なお,デプロイ済みのDB Connectorのプロパティを変更する場合は,該当するDB Connectorを停止した状態で実行してください。
プロパティの設定手順については,「3.3 属性ファイルによるプロパティの設定」を参照してください。次にDB Connectorのプロパティ定義について説明します。
Connector属性ファイル
次に示すコマンドを実行して,DB ConnectorのConnector属性ファイルを取得します。
cjgetresprop <サーバ名称> [-nameserver <プロバイダURL>] -type rar -resname <DB Connectorの表示名> -c <Connector属性ファイルパス> |
cjgetresprop MyServer -type rar -resname account-rar -c AccountProp.xml
次に示すコマンドを実行して,Connector属性ファイルの値を反映します。
cjsetresprop <サーバ名称> [-nameserver <プロバイダURL>] -type rar -resname <DB Connectorの表示名> -c <Connector属性ファイルパス> |
cjsetresprop MyServer -type rar -resname account-rar -c AccountProp.xml
DB Connectorのプロパティ設定項目を次に示します。
設定できるDB Connectorの一般情報属性(<outbound-resourceadapter>タグ)の設定項目を次に示します。
項目 | 必須 | 対応するタグ |
---|---|---|
トランザクションサポートのレベル | ○ | <transaction-support> |
再認証のサポート有無 | ○ | <reauthentication-support> |
(凡例) ○:必須
プロパティの設定項目の説明については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
DB Connectorのコンフィグレーションプロパティ(<outbound-resourceadapter> - <connection-definition> - <config-property>タグ)の設定項目を次に示します。
項目 | 対応するタグ |
---|---|
コンフィグレーションプロパティ名 | <config-property-name> |
コンフィグレーションプロパティのデータ型 | <config-property-type> |
コンフィグレーションプロパティの値 | <config-property-value>※ |
定義するコンフィグレーションプロパティの数だけ,<config-property>タグ下の設定を繰り返してください。
設定する必要がある項目は,インポートしたDB Connectorの種類によって一部異なります。<config-property>タグに設定できるプロパティについては,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
なお,<config-property-name>タグに「XAOpenString」が設定されている場合,cjgetrespropコマンドを実行すると,コンフィグレーションプロパティの値(<config-property-value>)は次のように表示されます。
ステートメントプーリング機能を使用する場合の,ステートメントプーリングの動作および注意事項については,「(5) ステートメントプーリングの動作」,「(6) 注意事項」を参照してください。
使用するDB Connectorのコンフィグレーションプロパティの設定例については,「(7) コンフィグレーションプロパティの設定例」を参照してください。
DB Connectorの実行時プロパティ(<outbound-resourceadapter> - <connection-definition> - <connector-runtime>タグ)の設定項目を次に示します。
項目 | 対応するタグ |
---|---|
プロパティ名 | <property-name> |
プロパティのデータ型 | <property-type> |
プロパティの値 | <property-value>※ |
定義するプロパティの数だけ,上記の設定を繰り返してください。
プロパティの値(<property-value>)を設定した場合,プロパティ値のデフォルト(<property-default-value>)で設定されている値は無効となります。
プロパティ名(<property-name>)には,次の項目を設定します。
プロパティ項目 | プロパティ名(<property-name>)の項目名 |
---|---|
ユーザ名※ | User |
パスワード※ | Password |
コネクションプールにプールするコネクションの最小値 | MinPoolSize |
コネクションプールにプールするコネクションの最大値 | MaxPoolSize |
プール内のコネクションに障害が発生しているかどうかをチェックする方法の選択 | ValidationType |
プール内のコネクションに障害が発生しているかどうかのチェックを定期的に実行する場合の間隔 | ValidationInterval |
コネクションの取得に失敗した場合の,再取得する回数 | RetryCount |
コネクションの取得に失敗した場合の,再取得する間隔 | RetryInterval |
ログを出力するかどうかの選択 | LogEnabled |
コネクションの最終利用時刻から,コネクションを自動破棄(コネクションスイーパ)するかを判定するまでの時間 | ConnectionTimeout |
コネクションの自動破棄(コネクションスイーパ)が動作する間隔 | SweeperInterval |
コネクション枯渇時にコネクション取得要求をキューで管理するかどうかの選択 | RequestQueueEnable |
コネクション枯渇時のコネクション取得要求をキューで管理する場合の待ち時間の最大値 | RequestQueueTimeout |
コネクションプールを監視するかどうかの選択 | WatchEnabled |
コネクションプールを監視する間隔 | WatchInterval |
コネクションプール使用状態を監視するしきい値 | WatchThreshold |
コネクションプール監視結果のファイルを出力するかどうかの選択 | WatchWriteFileEnabled |
コネクション数調節機能が動作する間隔 | ConnectionPoolAdjustmentInterval |
コネクションプールのウォーミングアップ機能を有効にするかどうかの選択 | Warmup |
ネットワーク障害検知機能のタイムアウトを有効にするかどうかの選択 | NetworkFailureTimeout |
プロパティの設定項目の説明については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
コネクションプーリング機能を使用する場合の,コネクションプールの動作については,「(4) コネクションプールの管理情報の設定と動作」を参照してください。
コネクションプールのウォーミングアップ機能を使用する場合の注意事項については,「(6) 注意事項」を参照してください。
DB Connectorの別名情報(<outbound-resourceadapter> - <connection-definition> - <resource-external-property>タグ)の設定項目を次に示します。
項目 | 必須 | 対応するタグ |
---|---|---|
リソースの別名 | ○ | <optional-name> |
リソース認証方式 | △ | <res-auth> |
リソース共有の有無 | △ | <res-sharing-scope> |
(凡例) ○:必須 △:任意
プロパティの設定項目の説明については,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
DB Connectorの別名の使用法については,「4.8 JNDI名前空間に登録されるリソースアダプタ名の参照と変更」を参照してください。
リソースアダプタの実行時プロパティで設定するコネクションプーリングとコネクションスイーパの動作について説明します。
リソースアダプタのコネクションプーリングの機能は,次の表のように動作します。
表4-5 コネクションプールの状態と動作
ユーザアプリケーションプログラム処理 | コネクションプールの状態 | コネクションプールの動作 |
---|---|---|
コネクションの取得要求 | プール内に未使用状態のコネクションがある | 未使用状態のコネクションの一つが選択され,ユーザアプリケーションプログラムに渡されます。選択されたコネクションは,プール内で使用中状態になります。 |
プール内に未使用状態のコネクションがなく,プール内のコネクションの総数が「MaxPoolSize」の値未満 | 新規にコネクションを確立します。確立したコネクションはユーザアプリケーションに渡され,コネクションはプール内で使用中状態となります。 | |
プール内に未使用状態のコネクションがなく,プール内のコネクションの総数が「MaxPoolSize」の値に達している | ユーザアプリケーションプログラムに例外が通知され,コネクションの取得は失敗します。再取得するためには,「Retry Count」と「Retry Interval」を設定します。 | |
プール内に取得要求に一致するコネクションがない | プール内のコネクションの総数によって次の処理が実施されます。
| |
コネクションを解放 | 解放したコネクションに異常がなく,再利用できる | このコネクションはプール内で未使用状態に戻ります。 |
解放したコネクションが再利用できない | このコネクションは破棄されます。 | |
- | コネクションプールのウォーミングアップ機能を使用※ | リソースアダプタの開始時またはリソースアダプタを開始済みの状態でのサーバ起動時に,「MinPoolSize」の値までコネクションが生成されてプールされます。 コネクションプールのウォーミングアップ機能を使用するためには,「Warmup」を設定します。 |
コネクション枯渇時のコネクション取得待ち | コネクションプールにコネクションが最大数プールされていて利用できるコネクションがプールにない状態(コネクション枯渇)のときに,コネクションの取得要求を待ち状態にできます。 待ち状態になっているコネクション取得要求は,コネクションが解放されるとすぐにコネクションを取得できます。 コネクション枯渇時のコネクション取得待ちは,「RequestQueueEnable」「RequestQueueTimeout」で設定します。 |
(凡例) -:該当なし
注※ コネクションプールのウォーミングアップ機能を使用する場合の注意事項については,「(6) 注意事項」を参照してください。
一定間隔でコネクションプール内の未使用コネクションを破棄するための,コネクションスイーパ機能は,次のように動作します。
リソースアダプタのコンフィグレーションプロパティで設定するステートメントプーリングの動作について説明します。
生成したステートメントをプーリングするための,ステートメントプーリング機能は,次の表のように動作します。
表4-6 ステートメントプールの状態と動作
ユーザアプリケーションプログラム処理 | ステートメントプールの状態 | ステートメントプールの動作 |
---|---|---|
PreparedStatement,CallableStatementの生成を要求 | プール内に未使用状態のPreparedStatement,CallableStatementがある | プール内で未使用状態のPreparedStatement,CallableStatementの一つが選択され,ユーザアプリケーションプログラムに渡されます。選択されたPreparedStatement,CallableStatementは,プール内で使用中状態になります。 |
プール内に未使用状態のPreparedStatement,CallableStatementがなく,プール内のPreparedStatement,CallableStatementの総数が「PreparedStatementPoolSize」,「CallableStatementPoolSize」の値に満たない | 新規にPreparedStatement,CallableStatementを生成します。生成したPreparedStatement,CallableStatementはユーザアプリケーションに渡され,PreparedStatement,CallableStatementはプール内で使用中状態となります。 | |
プール内に未使用状態のPreparedStatement,CallableStatementがなく,プール内のPreparedStatement,CallableStatementの総数が「PreparedStatementPoolSize」,「CallableStatementPoolSize」の値以上 | タイムスタンプが最も古い※PreparedStatement,CallableStatementをプールから削除したあと,新規にPreparedStatement,CallableStatementを生成します。生成したPreparedStatement,CallableStatementはユーザアプリケーションに渡され,PreparedStatement,CallableStatementはプール内で使用中状態となります。 | |
PreparedStatement,CallableStatementを解放 | - | PreparedStatement,CallableStatementはプール内で未使用状態に戻ります。 |
(凡例) -:該当なし
注※ プール内のPreparedStatement,CallableStatementのタイムスタンプが更新されるタイミングは,次のとおりです。
ステートメントプーリング機能を使用する場合の注意事項については,「(6) 注意事項」を参照してください。
次の場合の注意事項についてそれぞれ説明します。
コネクションプールのウォーミングアップ機能を使用する場合の注意事項を,次の表に示します。
表4-7 コネクションプールのウォーミングアップ機能を使用する場合の注意事項
条件 | 注意事項 |
---|---|
コンテナ認証用の認証情報(ユーザ名,パスワードなど)の設定※ | コンポーネント管理でのサインオンで,複数のユーザ名とパスワードの組み合わせで利用する場合に注意が必要です。コネクションプールはリソースごとに一つであるため,一つのリソースに対して複数のユーザが利用する場合,複数のユーザで一つのコネクションプールを共有することになります。この場合,一人のユーザが,コネクションプールの最大値に設定した数までコネクションを利用できないことがあります。 コンテナ管理でのサインオンの場合は,一つのコネクションプールに対して,コネクション取得要求時に使用する認証情報は常に一つとなるため,特に注意は必要ありません。 |
「MinPoolSize」の設定 | 次のような場合,MinPoolSizeに指定した値よりもプールされているコネクションが少なくなることがあります。
また,このときに「bufSizeに指定した値 × 生成したコネクション数分のメモリ」をJavaヒープ領域に確保します。 MinPoolSizeに必要以上に大きな値を設定してウォーミングアップ機能を使用すると,メモリを確保したときにJavaヒープを使い切り,OutOfMemoryErrorが発生するおそれがあります。 このため,MinPoolSizeの値は,使用するリソースマネジャの最大同時接続数以下に設定してください。 |
注※ コネクションプールで管理するコネクションは,ウォーミングアップ機能の動作時に使用したコンテナ認証用の認証情報(ユーザ名,パスワードなど)を保持します。
ステートメントプーリング機能を使用する場合の注意事項を,次の表に示します。
表4-8 ステートメントプーリング機能を使用する場合の注意事項
条件 | 注意事項 |
---|---|
- |
|
Cosminexus DABroker Libraryを使用 |
|
OracleまたはSQL Serverに接続 |
|
(凡例) -:該当なし
データベースにHiRDBを使用する場合の注意事項を,次の表に示します。
表4-9 HiRDBを使用する場合の注意事項
条件 | 注意事項 |
---|---|
トランザクションサポートレベルがXATransactionのDB Connectorを使用 |
|
トランザクションサポートレベルがLocalTransaction,またはNoTransactionのDB Connectorを使用 | HiRDBのコネクション自動再接続機能およびステートメントプール機能を有効にすると,自動再接続機能によってコネクションが再接続されたあとのSQL実行でメッセージ「KFPA11901-E」を含んだSQLException例外が発生することがあります。トランザクションサポートレベルがLocalTransaction,またはNoTransactionのDB Connectorでステートメントプール機能を有効にしてHiRDBに接続する場合は,HiRDBのコネクション自動再接続機能は使用しないでください。障害が発生した場合は,コネクションの障害検知機能,またはcjclearpoolコマンドを実行してください。 |
Oracleに対してXA接続でアクセスする場合,データソースの設定では,次の規則でXA Open Stringを指定する必要があります。
DB ConnectorのselectMethodプロパティ(<config-property-name>の項目名)の値に「direct」を設定した場合の注意事項を,次の表に示します。
表4-10 データベースにSQL Server 2000を使用する場合の注意事項
条件 | 注意事項 |
---|---|
コネクションの障害検知機能が有効 | コネクションに障害が発生していても正常であると誤診することがあります。その結果,ユーザアプリケーションプログラムに障害が発生したコネクションを返すことがあるので,コネクションの障害検知機能を使用しないでください。障害が発生したら,cjclearpoolコマンドを実行してください。 |
Statement,PreparedStatement,CallableStatementを複数同時に生成 | SQL ServerのJDBCドライバによって,同時に生成したステートメントごとにSQL Server 2000への接続が生成されます。 また,ステートメントプーリング機能を使用する場合には,プールされているステートメントごとに接続が生成され,メモリを多く消費するので注意してください。 |
次のDB Connectorについて,コンフィグレーションプロパティの設定例を示します。
Cosminexus DABroker Libraryの場合は,Cosminexus DABroker Libraryの環境設定ユティリティ(Windowsの場合),またはCosminexus DABroker Library動作環境定義ファイル(UNIXの場合)で設定します。詳細は,マニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」を参照してください。
DBConnector_DABJ_CP.rarで,Oracle,HiRDB,またはXDM/RD E2を使用する場合の,コンフィグレーションプロパティの設定例を,次の表に示します。
表4-11 データベースとしてOracle,HiRDB,またはXDM/RD E2を使用する場合のコンフィグレーションプロパティの設定例(DBConnector_DABJ_CP.rarの場合)
項目名 | Oracleの場合の設定例 | HiRDBの場合の設定例 | XDM/RD E2の場合の設定例 |
---|---|---|---|
networkProtocol | lib | lib | lib |
databaseName | ORACLE8I※1 | HIRDB | HIRDB |
description | <ネット・サービス名> | <HiRDBポート番号>※2 | <データベースコネクションサーバのサーバスケジュール番号>※2 |
DBHostName | - | <HiRDBホスト名> | <XDM/RD E2ホスト名> |
loginTimeout | 0 | 0 | 0 |
serverName | - | - | - |
portNumber | 40179 | 40179 | 40179 |
DBEnv | - | - | - |
encodLang | - | - | - |
JDBC_IF_TRC | false | false | false |
SV_EVENT_TRC | false | false | false |
TRC_NO | 500 | 500 | 500 |
uapName | - | - | - |
bufSize | 64※3 | 64※3 | 64※3 |
rowSize | 16 | 16 | 16 |
OSAuthorize | false | false | false |
HiRDBCursorMode | false | false | false |
blockUpdate | false | false | false |
executeDirectMode | false | false | false |
SQLWarningIgnore | false | false | false |
LONGVARBINARY_Access | REAL | REAL | REAL |
bufferPoolSize | 0 | 0 | 0 |
PreparedStatementPoolSize | 10 | 10 | 10※4 |
CallableStatementPoolSize | 10 | 10 | 10※4 |
CancelStatement | true | true | false |
ConnectionIDUpdate | false | false | false |
logLevel | ERROR | ERROR | ERROR |
(凡例) -:設定は不要
注※1 Cosminexus DABroker Libraryの環境設定で,使用するOracleのバージョンにOracle9iが設定されていれば,Oracle9iに接続できます。また,使用するOracleのバージョンにOracle10gが設定されていれば,Oracle10gに接続できます。
注※2 HiRDBクライアントの環境変数グループ名(Windowsの場合)または環境変数グループの設定ファイルのパス(UNIXの場合)を指定することもできます。
注※3 次のどちらかのタイミングで,「bufSizeに指定した値 × 生成したコネクション数分のメモリ」をJavaヒープ領域に確保します。
・コネクションプールのウォーミングアップ機能使用時
・初回getConnection()発行時
bufSizeに必要以上に大きな値を設定すると,メモリを確保したときにJavaヒープを使い切り,OutOfMemoryErrorが発生するおそれがあります。HiRDBのBLOB型データやBINARY型データへアクセスする場合は,bufSizeに大きな値を指定しないで,HiRDBの位置付け子機能を使用することを検討してください。HiRDBの位置付け子機能については,マニュアル「HiRDB 解説」を参照してください。
注※4 XDM/RD E2 11-02より前のバージョンに接続する場合は,0を設定してください。
DBConnector_DABJ_XA.rarで,OracleまたはHiRDBを使用する場合の,コンフィグレーションプロパティの設定例を,次の表に示します。
表4-12 データベースとしてOracleまたはHiRDBを使用する場合のコンフィグレーションプロパティの設定例(DBConnector_DABJ_XA.rarの場合)
項目名 | Oracleの場合の設定例 | HiRDBの場合の設定例 |
---|---|---|
networkProtocol | lib | lib |
databaseName | ORACLE8I※1 | HIRDB |
description | <ネット・サービス名> | <環境変数グループ識別子>※2 |
DBHostName | - | <HiRDBホスト名> |
XAOpenString | Oracle_XA+DB=<ネット・サービス名>+SqlNet=<ネット・サービス名>+Acc=P/<DBのユーザ名※3>/<DBのパスワード※4>+SesTm※5=300+Threads=true |
|
loginTimeout | 0 | 0 |
serverName | - | - |
portNumber | 40179 | 40179 |
DBEnv | - | - |
encodLang | - | - |
JDBC_IF_TRC | false | false |
SV_EVENT_TRC | false | false |
TRC_NO | 500 | 500 |
uapName | - | - |
bufSize | 64※8 | 64※8 |
rowSize | 16 | 16 |
OSAuthorize | false | false |
HiRDBCursorMode | false | false |
blockUpdate | false | false |
executeDirectMode | false | false |
SQLWarningIgnore | false | false |
LONGVARBINARY_Access | REAL | REAL |
bufferPoolSize | 0 | 0 |
XACloseString | - | - |
RMID | 1 | 1※9 |
XAThreadMode | true | true |
XALocalCommitMode | true | true |
PreparedStatementPoolSize | 10 | 10 |
CallableStatementPoolSize | 10 | 10 |
CancelStatement | true | false |
ConnectionIDUpdate | false | false |
logLevel | ERROR | ERROR |
(凡例) -:設定は不要
注※1 Cosminexus DABroker Libraryの環境設定で,使用するOracleのバージョンにOracle9iが設定されていれば,Oracle9iに接続できます。また,使用するOracleのバージョンにOracle10gが設定されていれば,Oracle10gに接続できます。
注※2 J2EEサーバ内でユニークな4バイトの文字列を指定します。
注※3 [User]フィールドに入力した値を指定します。
注※4 [Password]フィールドに入力した値を指定します。
注※5 XA Open StringのSesTmに指定する値は,トランザクションタイムアウトの値よりも必ず大きく設定してください。
注※6 [Description]フィールドに入力した値を指定します。
注※7 HiRDBの環境変数グループ名(Windowsの場合)または環境変数グループの設定ファイルのパス(UNIXの場合)を指定します。詳細については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
注※8 次のどちらかのタイミングで,「bufSizeに指定した値 × 生成したコネクション数分のメモリ」をJavaヒープ領域に確保します。
・コネクションプールのウォーミングアップ機能使用時
・初回getConnection()発行時
bufSizeに必要以上に大きな値を設定すると,メモリを確保したときにJavaヒープを使い切り,OutOfMemoryErrorが発生するおそれがあります。HiRDBのBLOB型データやBINARY型データへアクセスする場合は,bufSizeに大きな値を指定しないで,HiRDBの位置付け子機能を使用することを検討してください。HiRDBの位置付け子機能については,マニュアル「HiRDB 解説」を参照してください。
注※9 リソースマネジャの識別子を指定します。J2EEサーバ内でユニークな1~2147483647の数値で指定します。
DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarで,HiRDBまたはXDM/RD E2を使用する場合の,コンフィグレーションプロパティの設定例を次の表に示します。
表4-13 データベースとしてHiRDBを使用する場合のコンフィグレーションプロパティの設定例(DBConnector_HiRDB_Type4_CP.rarの場合)
項目名 | HiRDBの場合の設定例 | XDM/RD E2の場合の設定例 |
---|---|---|
description | <HiRDBポート番号>※ | <データベースコネクションサーバのサーバスケジュール番号>※ |
DBHostName | <HiRDBホスト名> | <XDM/RD E2ホスト名> |
environmentVariables | <HiRDBクライアント環境変数名> | <HiRDBクライアント環境変数名> |
loginTimeout | 8 | 8 |
encodeLang | - | - |
JDBC_IF_TRC | false | false |
TRC_NO | 500 | 500 |
uapName | - | - |
LONGVARBINARY_Access | REAL | REAL |
SQLInNum | 300 | 300 |
SQLOutNum | 300 | 300 |
SQLWarningLevel | SQLWARN | SQLWARN |
SQLWarningIgnore | false | false |
HiRDBCursorMode | false | false |
maxBinarySize | 0 | 0 |
LONGVARBINARY_AccessSize | 0 | 0 |
LONGVARBINARY_TruncError | true | true |
PreparedStatementPoolSize | 10 | 10 |
CallableStatementPoolSize | 10 | 10 |
CancelStatement | true | true |
logLevel | ERROR | ERROR |
(凡例) -:設定は不要
注※ HiRDBクライアントの環境変数グループ名(Windowsの場合)または環境変数グループの設定ファイルのパス(UNIXの場合)も指定できます。
DBConnector_HiRDB_Type4_XA.rarで,HiRDBを使用する場合の,コンフィグレーションプロパティの設定例を次の表に示します。
表4-14 データベースとしてHiRDBを使用する場合のコンフィグレーションプロパティの設定例(DBConnector_HiRDB_Type4_XA.rarの場合)
項目名 | HiRDBの場合の設定例 |
---|---|
description | <環境変数グループ識別子> |
DBHostName | <HiRDBホスト名> |
environmentVariables | <HiRDBクライアント環境変数名> |
XAOpenString |
|
loginTimeout | 8 |
encodeLang | - |
JDBC_IF_TRC | false |
TRC_NO | 500 |
uapName | - |
LONGVARBINARY_Access | REAL |
SQLInNum | 300 |
SQLOutNum | 300 |
SQLWarningLevel | SQLWARN |
SQLWarningIgnore | false |
HiRDBCursorMode | false |
maxBinarySize | 0 |
LONGVARBINARY_AccessSize | 0 |
LONGVARBINARY_TruncError | true |
XACloseString | - |
XALocalCommitMode | true |
PreparedStatementPoolSize | 10 |
CallableStatementPoolSize | 10 |
CancelStatement | true |
logLevel | ERROR |
(凡例) -:設定は不要
注※1 [Description]フィールドに入力した値を指定します。
注※2 HiRDBの環境変数グループ名(Windowsの場合)または環境変数グループの設定ファイルのパス(UNIXの場合)を指定します。詳細については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
DBConnector_Oracle_CP.rarで,Oracleを使用する場合の,コンフィグレーションプロパティの設定例を次の表に示します。
表4-15 データベースとしてOracleを使用する場合のコンフィグレーションプロパティの設定例(DBConnector_Oracle_CP.rarの場合)
項目名 | Oracleの場合の設定例 |
---|---|
databaseName | <Oracle SID> |
serverName | <Oracleのホスト名称,またはIPアドレス> |
portNumber | 1521 |
url | - |
loginTimeout | 8000 |
PreparedStatementPoolSize | 10 |
CallableStatementPoolSize | 10 |
CancelStatement | true |
ConnectionIDUpdate | false |
logLevel | ERROR |
(凡例) -:設定は不要
DBConnector_Oracle_XA.rarで,Oracleを使用する場合の,コンフィグレーションプロパティの設定例を次の表に示します。
表4-16 データベースとしてOracleを使用する場合のコンフィグレーションプロパティの設定例(DBConnector_Oracle_XA.rarの場合)
項目名 | Oracleの場合の設定例 |
---|---|
databaseName | <Oracle SID> |
serverName | <Oracleのホスト名称,またはIPアドレス> |
portNumber | 1521 |
url | - |
loginTimeout | 8000 |
sessionTimeout | 300 |
PreparedStatementPoolSize | 10 |
CallableStatementPoolSize | 10 |
CancelStatement | true |
ConnectionIDUpdate | false |
logLevel | ERROR |
(凡例) -:設定は不要
DBConnector_SQLServer_CP.rarで,SQL Server 2000を使用する場合のコンフィグレーションプロパティの設定例を次の表に示します。
表4-17 データベースとしてSQL Server 2000を使用する場合
項目名 | SQL Server 2000の場合の設定例 |
---|---|
databaseName | <SQL Server 2000のデータベース名> |
serverName | <SQL Server 2000のホスト名またはIPアドレス> |
hostProcess | 0 |
netAddress | - |
loginTimeout | 8 |
portNumber | <SQL Server 2000のポート番号> |
programName | - |
selectMethod | cursor |
sendStringParametersAsUnicode | true |
WSID | - |
PreparedStatementPoolSize | 10 |
CallableStatementPoolSize | 10 |
CancelStatement | true |
logLevel | ERROR |
(凡例) -:設定は不要
DBConnector_SQLServer2005_CP.rarで,SQL Server 2005を使用する場合のコンフィグレーションプロパティの設定例を次の表に示します。
表4-18 データベースとしてSQL Server 2005を使用する場合
項目名 | SQL Server 2005の場合の設定例 |
---|---|
databaseName | <SQL Server 2005のデータベース名> |
serverName | <SQL Server 2005のホスト名またはIPアドレス> |
applicationName | <SQL Server 2005に接続するアプリケーション名> |
instanceName | <接続するSQL Server 2005のインスタンス名> |
lastUpdateCount | true |
lockTimeout | -1 |
loginTimeout | 8 |
portNumber | 1433 |
selectMethod | cursor |
sendStringParametersAsUnicode | true |
workstationID | <アプリケーションサーバのホスト名> |
xopenStates | false |
failoverPartner | <データベースミラーリング構成で使用されるフェールオーバーサーバ名> |
integratedSecurity | false |
packetSize | 4096 |
PreparedStatementPoolSize | 10 |
CallableStatementPoolSize | 10 |
CancelStatement | true |
logLevel | ERROR |