2.2.9 システム環境の設定

カスタムセットアップの場合,ここでシステム環境を設定します。

[システム環境の設定]画面では,操作の流れに従って次のように画面が遷移します。

図2-22 [システム環境の設定]画面での画面遷移

[図データ]

操作の流れ
[システム環境の設定]画面での操作の流れを次に示します。
  1. システム環境の設定が現在の設定でよいかどうかを数字で入力します。
  2. Enterキーを押します。
    1を選択した場合,[データベース接続環境の設定]画面が表示されます。
    2を選択した場合,[システム環境の設定]画面(設定内容変更)が表示されます。
  3. 手順2.で2を選択した場合,[システム環境の設定]画面(設定内容変更)で必要な項目に適切な値を入力します。
  4. 値を入力するごとにEnterキーを押します。
    すべての設定項目に値を入力すると,[システム環境の設定]画面が表示されます。
<この項の構成>
(1) [システム環境の設定]画面
(2) [システム環境の設定]画面(設定内容変更)

(1) [システム環境の設定]画面

[システム環境の設定]画面を次に示します。

図2-23 [システム環境の設定]画面

[図データ]

図中の(n/m)は,セットアップの進行状況を表す数字です。セットアップ方法および使用するOSによって表示される数字が異なります。表示される数字について,次の表に示します。

表2-17 [システム環境の設定]画面に表示される数字

セットアップ方法使用するOS表示される数字
標準セットアップWindows/UNIX
カスタムセットアップWindows4/5
UNIX5/6

(凡例)-:該当なし


設定項目
[システム環境の設定]画面で設定する項目を次の表に示します。

表2-18 [システム環境の設定]画面で設定する項目

設定項目設定内容入力値設定後に表示される画面
システム環境の確認システム環境について,現在の設定を適用します。1[データベース接続環境の設定]画面
設定内容を変更します。2[システム環境の設定]画面(設定内容変更)
前の画面に戻ります。0[システム構成の選択]画面
セットアップウィザードを終了します。9[終了確認]画面

(2) [システム環境の設定]画面(設定内容変更)

[システム環境の設定]画面(設定内容変更)の図を次に示します。

図2-24 [システム環境の設定]画面(設定内容変更)

[図データ]

設定項目
[システム環境の設定]画面(設定内容変更)で設定する項目を次の表に示します。

表2-19 [システム環境の設定]画面(設定内容変更)で設定する項目

設定項目設定内容入力値設定後に表示される画面
Webシステム名Webシステム名を指定します。半角英数字,記号(アンダースコア,ハイフン)32文字以内
Webサーバの設定Webサーバのポート番号※1Webサーバのポート番号を指定します。1-65535の整数値
J2EEサーバの設定httpのポート番号※2J2EEサーバのhttpのポート番号を指定します。1-65535の整数値※3
管理用サーバのポート番号J2EEサーバの管理用サーバのポート番号を指定します。1-65535の整数値※3
ajp13のポート番号※1J2EEサーバのajp13のポート番号を指定します。1-65535の整数値※3
インプロセスのネーミングサービスのポート番号J2EEサーバで使用するインプロセスのネーミングサービスのポート番号を指定します。1-65535の整数値※3
RMIレジストリのポート番号J2EEサーバのRMIレジストリのポート番号を指定します。1-65535の整数値※3[システム環境の設定]画面

(凡例)-:なし

注※1 
システム構成がWebサーバとJ2EEサーバを配置する構成(combined-tier)のときだけ表示されます。
注※2 
システム構成がJ2EEサーバだけを配置する構成(j2ee-tier)のときだけ表示されます。
注※3 
[J2EEサーバの起動ユーザの設定]画面(設定内容変更)でComponent Container管理者を設定済みの場合,1024-65535の整数値で指定します。[J2EEサーバの起動ユーザの設定]画面(設定内容変更)については,「2.2.7 J2EEサーバの起動ユーザの設定」を参照してください。