付録E.4 論理SFOサーバで指定できるパラメタ(互換用)

論理SFOサーバに共通で指定できる互換用のパラメタについて,次の表に示します。「省略値」とは,パラメタの指定がない場合に仮定される値です。「推奨のparam-name指定値」とは,互換用のパラメタに対応する,推奨のパラメタです。

表E-4 論理SFOサーバで指定できるパラメタ(互換用)

param-name指定値param-value指定値省略値推奨のparam-name指定値
add.jvm.arg.m拡張起動パラメタを設定します。
JavaVMを起動するときに指定できるJavaVMのオプションを指定します。
なしadd.jvm.arg
ejbserver.rmi.naming.host.valueマルチホームドホスト環境で,J2EEサーバがプロバイダとして使用するRMIレジストリのホストを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
etc:ループバックアドレス(localhost)に対して接続を受け付けます。
falseejbserver.rmi.naming.host
ex.param.mSFOサーバの拡張パラメタをSFOサーバで使用する任意のオプションで指定します。なしex.param
ex.properties.mJavaVMのシステムプロパティを指定します。なしex.properties
http管理用サーバ(簡易Webサーバ)のポート番号を1~65535の範囲で指定します。8080ejbserver.http.port
inprocess.ns.portインプロセスのネーミングサービス用のポート番号を1~65535の範囲で指定します。900ejbserver.naming.port
jvm.ms.sizeJavaVMのメモリ使用量の初期サイズを0~9999999999の範囲(単位:メガバイト)で指定します。
jvm.ms.size ≦ jvm.mx.sizeの関係が成り立つ値を設定してください。
128add.jvm.arg
jvm.mx.sizeJavaVMのメモリ使用量の最大サイズを0~9999999999の範囲(単位:メガバイト)で指定します。
jvm.ms.size ≦ jvm.mx.sizeの関係が成り立つ値を設定してください。
128add.jvm.arg
LogFile.Console.filenumコンソールログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2ejbserver.logger.channels.define.ConsoleLogFile.filenum
LogFile.Console.filesizeコンソールログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576ejbserver.logger.channels.define.ConsoleLogFile.filesize
LogFile.EJBContainer.filenumEJBコンテナ保守ログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2ejbserver.logger.channels.define.EJBContainerLogFile.filenum
LogFile.EJBContainer.filesizeEJBコンテナ保守ログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576ejbserver.logger.channels.define.EJBContainerLogFile.filesize
LogFile.Exception.filenum例外ログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2ejbserver.logger.channels.define.ExceptionLogFile.filenum
LogFile.Exception.filesize例外ログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576ejbserver.logger.channels.define.ExceptionLogFile.filesize
LogFile.Maintenance.filenum保守ログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
4ejbserver.logger.channels.define.MaintenanceLogFile.filenum
LogFile.Maintenance.filesize保守ログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
16777216ejbserver.logger.channels.define.MaintenanceLogFile.filesize
LogFile.Message.filenumメッセージログのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2ejbserver.logger.channels.define.MessageLogFile.filenum
LogFile.Message.filesizeメッセージログのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576ejbserver.logger.channels.define.MessageLogFile.filesize
loglevelログの出力レベルを指定します。
Error:通常運用
Error,Warning:通常運用(verbose)
Error,Warning,Information:テスト時
Error,Warning,Information,Debug:障害調査
Errorejbserver.logger.enabled.*
manager.mevent.sender.bind.host.valueManagementイベント発行機能のローカルアドレスを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
falsemanager.mevent.sender.bind.host
mngagent.connector.host.valueJ2EEコンテナの運用監視エージェントのホストを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
falsemngagent.connector.host
mngagent.connector.port.valueJ2EEコンテナの運用監視エージェントのポート番号を0~65535の範囲で指定します。
0は「自動」を表します。
0(自動)mngagent.connector.port
vbroker.se.iiop_tp.host.valueEJBコンテナでのホストを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
etc:ループバックアドレス(localhost)に対して接続を受け付けます。
falsevbroker.se.iiop_tp.host
WatchFile.FileDescriptor.filenumファイルディスクリプタ数の監視結果出力ファイルのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2ejbserver.logger.channels.define.FileDescriptorWatchLogFile.filenum
WatchFile.FileDescriptor.filesizeファイルディスクリプタ数の監視結果出力ファイルのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576ejbserver.logger.channels.define.FileDescriptorWatchLogFile.filesize
WatchFile.Memory.filenumメモリの監視結果出力ファイルのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2ejbserver.logger.channels.define.MemoryWatchLogFile.filenum
WatchFile.Memory.filesizeメモリの監視結果出力ファイルのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576ejbserver.logger.channels.define.MemoryWatchLogFile.filesize
WatchFile.Thread.filenumスレッド数の監視結果出力ファイルのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2ejbserver.logger.channels.define.ThreadWatchLogFile.filenum
WatchFile.Thread.filesizeスレッド数の監視結果出力ファイルのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576ejbserver.logger.channels.define.ThreadWatchLogFile.filesize
WatchFile.Threaddump.filenumスレッドダンプファイル数の監視結果出力ファイルのファイル面数を指定します。
指定できる値は,1,2,4,8,16です。
2ejbserver.logger.channels.define.ThreaddumpWatchLogFile.filenum
WatchFile.Threaddump.filesizeスレッドダンプファイル数の監視結果出力ファイルのファイルサイズをバイト単位で指定します。
指定できる値は,4096,65536,262144,524288,1048576,2097152,4194304,16777216,67108864です。
1048576ejbserver.logger.channels.define.ThreaddumpWatchLogFile.filesize
webserver.connector.ajp13.bind_host.valueWebコンテナのWebサーバとの接続設定でホストを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
etc:ループバックアドレス(localhost)に対して接続を受け付けます。
falsewebserver.connector.ajp13.bind_host
webserver.connector.http.bind_host.valueWebコンテナの管理用サーバ(簡易Webサーバ)の設定でホストを固定するかどうかを指定します。
true:固定します。
false:固定しません。
falsewebserver.connector.http.bind_host
注※
値を複数指定する際は,複数の<param-value>で指定します。
また,パラメタを有効にする場合は,文字列の先頭に’.’を付加して指定します。無効にしたい場合は,文字列の先頭に’#’を付加して指定します。
(例)
  <param-name>ex.param.m</param-name>
  <param-value>.ssss</param-value>
  <param-value>#rrrr</param-value>