J2EEアプリケーションのインポートと開始について説明します。J2EEアプリケーションのインポートと開始には,サーバ管理コマンドを使用します。サーバ管理コマンドの詳細についてはマニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」,サーバ管理コマンドでのリソースアダプタの操作の詳細についてはマニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。
また,Smart Composer機能のコマンドを使用したJ2EEアプリケーションのインポートと一括開始についても説明します。
ここで説明するJ2EEアプリケーションは作成済みであることを前提としています。J2EEアプリケーションは,アプリケーション開発時に作成しておいてください。アプリケーションの作成については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション開発ガイド」を参照してください。
J2EEアプリケーションのインポートと開始の手順を次に示します。ここでは,次に示すJ2EEアプリケーションをインポートして開始する手順を例にして説明します。
表6-11 例で使用するJ2EEアプリケーションのファイル名と表示名
種別 | 名前 |
---|---|
ファイル名 | MyApp.ear |
表示名 | MyApp |
アプリケーション統合属性ファイルのファイル名 | MyAppprop.xml |
<Cosminexusインストールディレクトリ>¥CC¥admin¥bin¥cjimportapp cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -f MyApp.ear |
# /opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjimportapp cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -f MyApp.ear |
<Cosminexusインストールディレクトリ>¥CC¥admin¥bin¥cjgetappprop cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -name MyApp -type all -c <任意のディレクトリ>¥MyAppprop.xml |
# /opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjgetappprop cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -name MyApp -type all -c <任意のディレクトリ>/MyAppprop.xml |
<Cosminexusインストールディレクトリ>¥CC¥admin¥bin¥cjsetappprop cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -name MyApp -type all -c <任意のディレクトリ>¥MyAppprop.xml |
# /opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjsetappprop cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -name MyApp -type all -c <任意のディレクトリ>/MyAppprop.xml |
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥admin¥bin¥cjstartapp cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -name MyApp |
# /opt/Cosminexus/CC/admin/bin/cjstartapp cmx_MyWebSystem_unit1_J2EE_01 -nameserver corbaname::192.168.1.11:900 -name MyApp |
Smart Composer機能のコマンドを使うと,J2EEアプリケーションのインポートと開始が一括で実行できます。J2EEアプリケーションのインポートと一括開始の手順を次に示します。各手順で使用するSmart Composer機能のコマンドの詳細については,「12.3 コマンドの詳細」を参照してください。