付録E.2 論理Webサーバで指定できるパラメタ(互換用)

論理Webサーバに共通で指定できる互換用のパラメタについて,次の表に示します。「省略値」とは,パラメタの指定がない場合に仮定される値です。「推奨のparam-name指定値」とは,互換用のパラメタに対応する,推奨のパラメタです。

表E-2 論理Webサーバで指定できるパラメタ(互換用)

param-name指定値param-value指定値省略値推奨のparam-name指定値
JkGatewayHost.valueゲートウェイのホスト名を255文字以内で指定します。なしJkGatewayHost
JkGatewayPort.valueゲートウェイのポート番号を1~65535の範囲で指定します。なしJkGatewayPort
Listen.host.value一つのマシンに複数のアドレスが割り当てられている場合に,Webサーバを特定のアドレスに割り当てるかどうかを指定します。
true:割り当てます。
false:割り当てません。
falseListen
PortWebブラウザからの要求を受け付けるサーバのポート番号を1~65535の範囲で指定します。80Listen
urlmap.mリダイレクタがJ2EEサーバにリクエストを振り分ける際の振り分け対象URLのパターンを指定します。
urlmap.mには,mod_jk.confファイルのJkMountキーで指定したURLを指定できます。
./*(すべてのリクエストが対象)JkMount
worker.cachesizeリダイレクタで再利用するワーカのコネクション数を1~2147483647の範囲で指定します。64worker.<ワーカ名>.cachesize
worker.receive_timeoutリダイレクタで再利用するワーカのコネクションの通信タイムアウト値を0~3600の範囲(単位:秒)で指定します。3600worker.<ワーカ名>.receive_timeout
注※
値を複数指定する際は,複数の<param-value>で指定します。
また,パラメタを有効にする場合は,文字列の先頭に’.’を付加して指定します。無効にしたい場合は,文字列の先頭に’#’を付加して指定します。
(例)
  <param-name>urlmap.m</param-name>
  <param-value>.ssss</param-value>
  <param-value>#rrrr</param-value>