EJBクライアントアプリケーションでセキュリティを実装する場合,次の手順で処理を実装します。
- セキュリティAPIのパッケージをインポートします。
セキュリティAPIを利用するために,次に示すパッケージをインポートします。
import com.hitachi.software.ejb.security.base.authentication.* |
- LoginInfoManagerのオブジェクトを取得します。
Enterprise Beanのメソッドを呼び出すプログラム上でLoginInfoManagerオブジェクトを取得します。取得にはLoginInfoManagerオブジェクトに用意されているスタティックメソッドのgetLoginInfoManagerメソッドを使用します。
LoginInfoManager lm = LoginInfoManager.getLoginInfoManager(); |
- ユーザ名とパスワードでログインします。
LoginInfoManagerオブジェクト取得後,loginメソッドを呼び出します。
lm.login(username, password); |
- Enterprise Beanのメソッドを呼び出します。
loginメソッド成功後,Enterprise Beanのメソッドを呼び出します。
- ログアウトします。
Enterprise Beanのメソッド呼び出しが終了したあと,logoutメソッドでJ2EEサーバからログアウトします。
- 注意
- EJBクライアントアプリケーションでセキュリティを実装する場合,HiEJBClientStatic.jarをクラスパスに追加してコンパイルする必要があります。