付録I.7 データ型の対応

ここでは,JDBCドライバのデータ型について説明します。

JDBCドライバでは,JDBCのデータ型とDABrokerでサポートするデータベースのデータ型をマッピングして処理を実行しています。JDBCのデータ型とDABrokerでサポートするデータ型は完全に一致していません。

なお,Cosminexus DABroker Libraryでサポートする文字型データのコード体系は,ASCII,シフトJIS,EUCJIS,UTF-8,およびChinese Simpleです。

<この項の構成>
(1) JDBCのデータ型とDABrokerでサポートするデータ型の対応
(2) データ型の注意事項

(1) JDBCのデータ型とDABrokerでサポートするデータ型の対応

次に,JDBCのデータ型とDABrokerでサポートするデータ型の対応をデータベースごとに示します。

(a) HiRDBの場合

表I-29  HiRDBの場合のデータ型の対応

DABrokerでサポートするデータ型JDBCのデータ型
INTEGERINTEGER
SMALLINTSMALLINT
DECIMALDECIMAL
FLOAT, DOUBLE PRECISIONFLOAT
SMALLFLT, REALREAL
CHARCHAR
VARCHARVARCHAR
NCHARCHAR
NVARCHARVARCHAR
MCHARCHAR
MVARCHARVARCHAR
DATEDATE
TIMETIME
TIMESTAMPTIMESTAMP
BLOB,BINARY LARGE OBJECTLONGVARBINARY
(b) Oracleの場合

表I-30  Oracleの場合のデータ型の対応

DABrokerでサポートするデータ型JDBCのデータ型
VARCHAR2VARCHAR
NUMBERNUMERIC,DECIMAL,BIT,TINYINT,SMALLINT,INTEGER,BIGINT
FLOATFLOAT
LONGLONGVARCHAR
ROWIDCHAR
DATEDATE,TIME,TIMESTAMP
RAWVARBINARY
LONG RAWLONGVARBINARY
CHARCHAR
NCHARCHAR
NVARCHAR2VARCHAR
CLOBCLOB
NCLOBCLOB
BLOBBLOB
BFILEBLOB
注※
接続データベースがOracle9i,またはOracle10gの場合だけ使用できます。

(2) データ型の注意事項

ここでは,データ型についての注意事項を示します。