5.1 EJBコンテナで使用できる機能

EJBコンテナでは,Enterprise Beanを実行するコンテナとしての機能を提供しています。

EJBコンテナで使用できる機能を次の表に示します。なお,EJBクライアントで使用できる機能については,「6.1 EJBクライアントで使用できる機能」を参照してください。

表5-1 EJBコンテナで使用できる機能

機能参照先
Enterprie Beanの実行5.2
EJBコンテナのJNDI名前空間へのリファレンス登録※15.3
外部リソースとの接続5.4
Enterprise Beanでのトランザクション設定※25.5
Entity Beanのコミットオプション指定5.6
Stateless Session Beanのプーリング5.7.1
Entity Beanのプーリング5.7.2
Enterprise Beanへのアクセス制御5.8
Stateful Session Beanのタイムアウト5.9.2
Entity BeanのEJBオブジェクトのタイムアウト5.9.3
RMI-IIOP通信のタイムアウト5.9.4
Timer Serviceの機能5.10
EJBのリモートインタフェースの呼び出し5.11
セキュリティ管理5.12
注※1
J2EEサービスのネーミング管理機能の利用によって実現します。管理機能の概要については,「8. ネーミング管理」を参照してください。
注※2
J2EEサービスのトランザクション管理機能の利用によって実現します。J2EEサービスのトランザクション管理の概要については,「9. リソース接続とトランザクション管理」を参照してください。

なお,Cosminexusで提供するEJBコンテナの機能には,J2EEで規定された機能にCosminexus独自の機能を拡張したものと,Cosminexus独自の機能として提供しているものがあります。Cosminexus独自の機能かどうかについては,「2. アプリケーションサーバの機能(J2EEアプリケーションを実行する場合)」を参照してください。