呼び出し元,呼び出し先のトランザクションは,それぞれ次のように動作します。
- 呼び出し元のトランザクション
- EJBのリモートインタフェースでのリモート呼び出し時
ライトトランザクションが無効の場合:
トランザクションはOTSによってロールバックにマークされます。
ライトトランザクションが有効の場合:
トランザクションはロールバックにマークされません。
- EJBのリモートインタフェースでのローカル呼び出しの最適化時
usrconf.propertiesのejbserver.distributedtx.rollbackClientTxOnSystemExceptionキーの値によって動作が異なります。
trueの場合:
トランザクションはロールバックにマークされます。
falseの場合:
トランザクションはロールバックにマークされません。
- EJBのローカルインタフェース呼び出し時
トランザクションはロールバックにマークされます。
- 呼び出し先のトランザクション
- トランザクションはコンテナによってロールバックされます。この動作は,EJB仕様で規定されています。
なお,ローカル呼び出しの最適化については,「5.11.1 EJBのリモートインタフェースでのローカル呼び出しの最適化」を参照してください。