ここでは，J2EEサーバから接続できるデータベースおよび接続に使用するJDBCドライバについて説明します。データベースごとに接続に使用するJDBCドライバが異なります。なお，データベースとの接続には，JDBCインタフェースを使用して接続する方法と，JDBCインタフェースに加えてJMSインタフェースを使用して接続する方法があります。

J2EEサーバから接続できるデータベース，JDBCドライバおよび接続に使用するインタフェースの対応を，次の表に示します。

表8-1　J2EEサーバから接続できるデータベース

データベース	JDBCドライバ	JDBCインタフェース		JMSインタフェースおよびJDBCインタフェース
		ローカルトランザクション	グローバルトランザクション	ローカルトランザクション	グローバルトランザクション
HiRDB Version 8	HiRDB Type 4 JDBC Driver	◎	◎	◎	◎
	Cosminexus DABroker Library	○	○	○	○
HiRDB Version 7	Cosminexus DABroker Library	○	○	○	○
XDM/RD E2	HiRDB Type 4 JDBC Driver	◎	−	−	−
	Cosminexus DABroker Library (Database Connection Server※)	○	−	−	−
Oracle10g R2 10.2.0	Oracle JDBC Thin Driver	◎	◎	○	○
	Cosminexus DABroker Library	○	○	−	−
Oracle10g 10.1.0	Oracle JDBC Thin Driver	◎	○	○	○
	Cosminexus DABroker Library	◎	○	−	−
Oracle9i R2 9.2.0	Oracle JDBC Thin Driver	○	○	○	○
	Cosminexus DABroker Library	◎	◎	−	−
Oracle9i 9.0.1	Cosminexus DABroker Library	○	−	−	−
SQL Server 2000	SQL Server 2000 Driver for JDBC	○	−	−	−
SQL Server 2005	SQL Server 2005 JDBC Driver	○	−	−	−

（凡例）

◎：使用できます。かつ，使用を推奨します。

○：使用できます。

−：使用できません。

注※

HiRDBクライアントが前提です。

接続できるデータベースおよび使用できる機能の詳細については，マニュアル「Cosminexus　機能解説」を参照してください。