4.2 画面構成

Webコンソールサービスへのログインに成功すると,次のような画面が表示されます。

図4-1 Webコンソールサービスの画面構成

[図データ]

<この節の構成>
(1) 画面各部の名称と役割
(2) ホストリスト
(3) 最新の情報に更新する

(1) 画面各部の名称と役割

画面各部の名称と役割を次の表に示します。

表4-1 画面各部の名称と役割

名称役割
表示切り替えコンボボックス表示モードを切り替えます。
  • サービス構成
    マネージャサービスに接続しているホストをすべて表示します。
  • ドメイン
    Windowsのドメインごとにホストを表示します。
    ドメイン情報を持たないサーバ(LinuxサーバおよびHP-UXサーバ)は「サーバ」という階層下に登録されます。
  • サイト
    エージェントサービスの資産情報に設定したサイトごとにホストを表示します。
アラートボタンアラートを受信すると点滅します。クリックすると,点滅しているかどうかにかかわらず,情報表示エリアに通知アラートが表示されます。一度通知アラートを表示すると,新たなアラートを受信するまで,アラートボタンは非点滅状態になります。
メニューWebコンソールサービスの機能がメニューで表示されます。
ツリーJP1/ServerConductorの管理構成,および管理項目などがツリーで表示されます。ツリーで選択した項目に応じて,情報表示エリアの内容が変わります。ツリーに表示される項目はホストの種類によって異なります。
情報表示エリアツリーで選択した項目や,選択したメニューに応じて,ホストの一覧やインベントリなどの管理情報を表示します。

(2) ホストリスト

画面左側のツリーから,マネージャ,ドメイン,または最下位のサイトを選択すると,所属するホストの一覧が情報表示エリアに表示されます。このホストの一覧をホストリストといいます。ホストリストの表示内容を次の表に示します。

表4-2 ホストリストの表示内容

表示情報意味
アイコンホストの状態がアイコンで表示されます。
サーバ:
[図データ](正常) [図データ](アラート通知あり) [図データ](未起動)
マネージャ:
[図データ](正常) [図データ](アラート通知あり) [図データ](未起動)
サイト:
[図データ](正常) [図データ](アラート通知あり) なし(未起動)
ドメイン:
[図データ](正常) [図データ](アラート通知あり) なし(未起動)
コンピュータ名OSで設定したコンピュータ名が表示されます。
LinuxサーバおよびHP-UXサーバの場合,ホスト名が表示されます。
ホスト名ホスト名が表示されます。ホスト以外の場合,それぞれのサイト名,ドメイン名,またはマネージャのコンピュータ名が表示されます。
OS名ホストのOS名が表示されます。
未確認アラートの有無未確認アラートがある場合は「あり」が表示されます。
電源制御
Windowsサーバ,Linuxサーバ,HP-UXサーバ
SVP機能を搭載し,SVP/BMCエージェントサービスがインストールされたサーバ,または電源ON機能を備えたLANアダプタを搭載しているサーバのことです。
  • SVP機能を搭載しており,電源制御ができるWindowsサーバ,Linuxサーバ,HP-UXサーバの場合は,搭載しているSVPの種類「SVP(PCI)」,「SVP(BMC)」が表示されます。
  • SVP機能,および電源ON機能を備えたLANアダプタを搭載しており,電源制御ができるサーバの場合は,搭載しているSVPの種類「SVP(PCI)」,「SVP(BMC)」が表示されます。
  • 電源ON機能を備えたLANアダプタを搭載しており,電源制御ができるWindowsサーバおよびLinuxサーバの場合は,「WOL」が表示されます。
  • 電源制御できないHP-UXサーバには,何も表示されません。
クラスタ名そのサーバがMSCSまたはフェールオーバークラスタのクラスタに属している場合,クラスタ名が表示されます。

(3) 最新の情報に更新する

Webコンソールサービスの画面の表示内容を最新の情報に更新する場合は,[表示]メニューの[最新の情報に更新]を選択します。

[最新の情報に更新]が選択された場合,ゲートウェイ設定のポーリングをする/しないにかかわらず,アラート,インフォメーション,エラーがあるかどうかをWebゲートウェイサービスに問い合わせ,画面の表示内容を最新の情報に更新します。