JP1/ServerConductorを利用する場合の基本的なシステム構成を次の図に示します。
図2-1 JP1/ServerConductorを利用する場合の基本的なシステム構成
管理対象サーバの情報を参照したり,管理対象サーバを遠隔操作したりするためのコンソールです。
管理コンソールとして利用する場合,コンソールサービスが必要です。また,リモートコントロールによる遠隔操作を利用する場合は,リモートコントロールビューアが必要です。
Webブラウザから管理対象サーバの状態を参照するためのコンソールのことです。
WebブラウザをWeb管理コンソールとして利用する場合,そのマシンにJP1/ServerConductorのサービスがインストールされている必要はありませんが,Java 2 Standard Edition Java Runtime Environment※が必要です。
JP1/ServerConductor全体を統括管理するサーバのことです。管理対象サーバの情報を収集し,管理コンソールまたはWeb管理コンソールから参照できるようにします。
管理サーバはJP1/ServerConductorで構築するシステム内に1台以上必要です。
管理サーバとして利用する場合,マネージャサービスが必要です。また,使用する機能に応じてアラートアクションサービス,またはBSM Plus(マネージャサービス追加機能)をインストールする必要があります。
Webブラウザから管理対象サーバの状態を参照するためのサーバのことです。
JP1/ServerConductorのWebサーバとして利用する場合,Webコンソールサービスが必要です。
管理サーバによって管理するサーバのことです。
管理対象サーバとして利用する場合,エージェントサービスが必要です。また,使用する機能に応じて次のサービスをインストールする必要があります。使用する機能に必要なサービスについては,マニュアル「JP1 Version 8 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 システム管理者ガイド」のシステム構成の章を参照してください。
なお,OSごとに管理対象サーバを次のように呼びます。
表2-1 OSごとの管理対象サーバの呼び名
OS | 管理対象サーバ |
---|---|
Windows 2000 Windows Server 2003 Windows Server 2008 | Windowsサーバ |
Red Hat Enterprise Linux ES 3 Red Hat Enterprise Linux AS 3 Red Hat Enterprise Linux ES 4 Red Hat Enterprise Linux AS 4 Red Hat Enterprise Linux 5 | Linuxサーバ |
HP-UX 11i Version 2.0(IPF) HP-UX 11i Version 3.0(IPF) | HP-UXサーバ |