1.1.9 インストールの準備

本製品で使用するポートをWindowsの一時ポートの割り当て対象から外すため,ポート予約モジュールを実行することによりレジストリへポートの予約を行います。

本作業は,インストール前に以下の作業手順にて必ず行う必要があります。

下記コンポーネントをインストールするマシンにて,本作業を実施してください。

  1. DPMのプログラムのCD-ROM(1/2)をCD-ROMドライブへ挿入してください。
  2. コマンドプロンプトを起動し,下記の「格納ディレクトリ」へ移動してください。
    (格納ディレクトリは,本作業を実施するマシンのCPU種別で異なりますので,ご注意ください。)
    CPU別格納ディレクトリ
    CPU種別格納ディレクトリ
    IA32<CD-ROMドライブ>¥TOOLS¥PORT¥IA32
    IPF<CD-ROMドライブ>¥TOOLS¥PORT¥IPF
  3. 格納ディレクトリに存在するポート予約モジュールの詳細を確認してください。
    ポート予約モジュール詳細
    CPU種別ポート予約モジュールファイルサイズファイル作成日
    IA32RsvPt.exe85,912バイト2008年7月31日 16:37:00
    IPFRsvPt.exe216,472バイト2008年7月31日 16:37:00
  4. 下記の「対象項目」に示されたコンポーネントをインストールするそれぞれのマシンにて,「入力形式」に示したコマンドを実行してください。
    項番対象項目入力形式 /?(実行オプション)
    1管理サーバ for DPMRsvPt.exe /M
    2Webサーバ for DPMRsvPt.exe /W
    3データベースRsvPt.exe /D
    4クライアントサービス for DPM
    (Windows)
    RsvPt.exe /C
    項番1から3が同一サーバの場合,「RsvPt.exe /M /W /D」または,「RsvPt.exe(実行オプションなし)」のどちらでも指定できます。
  5. ポート予約モジュール実行後,マシンを再起動してください。
    レジストリに予約を設定後,マシンをリブートすることで予約したポートをWindows標準サービスに割当てないようにします。