1.4.5 一般コンピュータの登録
一般コンピュータの登録方法について説明します。
一般コンピュータの登録方法には,自動で行う方法と手動で行う方法の2種類があります。
- 一般コンピュータを自動で登録する場合
- 一般コンピュータを自動で登録する方法について説明します。
- コンピュータの電源をONします。
- 【注意!】
- 管理対象コンピュータのBIOSの起動順位はネットワークをHDDより上位に設定してください。LANカードが複数ある場合は,「1.4.6 複数LANボード搭載コンピュータの注意事項」を参照してください。
- 【ヒント】
- 複数台のコンピュータを登録する場合は,一度に電源ONせずに,一台ずつ電源ONを行って登録することを推奨します。
- ツリービュー上に「新規コンピュータ」が追加されます。「新規コンピュータ」をダブルクリックすると,電源をONにした一般コンピュータの「MACアドレス」が表示されます。
- ツリービュー上に表示された「MACアドレス」を右クリックし,「コンピュータの追加」を選択すると「コンピュータの追加」画面が表示されるので,必要な項目を入力し「OK」ボタンをクリックします。
![[図データ]](figure/zu017900.gif)
- 【重要!】
- すでに管理するコンピュータにWindows OSがインストールされている場合は,必ず登録するコンピュータ名は管理するコンピュータ名と同じ名前にしてください。
- クライアントサービスがインストールされている場合は,Webコンソール上で登録したコンピュータ名と実際のコンピュータ名が違っていても,コンピュータを電源ONしたときに自動でWebコンソール上のコンピュータ名を実際のコンピュータ名に変更します。もし,同じ管理サーバ配下にすでに同じ名前のコンピュータ名が存在した場合は,すでに存在するコンピュータの方の名称が「(コンピュータ名)x」と変更されます(xの箇所には1から順に39999までの数字が入ります)。
- 【注意!】
- 正しいコンピュータ名を入力してください。DPMは,コンピュータの生存確認やシナリオ実行を行うときに,登録されたコンピュータ名から名前解決を行い,取得したIPアドレスを使ってTCP/IP通信を行います。詳細は「1.1.8 ネットワーク環境の設定について」を参照してください。
- bondingおよびhbondingドライバによってLANの二重化が設定されたコンピュータをDPMに登録する場合,[コンピュータの追加]画面の[MACアドレス]にPXEブート用のMACアドレスを入力してください。
- 次のOSのbondingドライバをサポートします。
・Red Hat Enterprise Linux 3
・Red Hat Enterprise Linux 4
・Red Hat Enterprise Linux 5
- 次のOSのhbondingドライバをサポートします。
・Red Hat Enterprise Linux 4
・Red Hat Enterprise Linux 5
- 【ヒント】
- 「MACアドレス」をイメージビューにドラッグ&ドロップしても,「コンピュータの追加」を行うことができます。
- コンピュータ名は63バイト以内で入力できます。ただし数字だけのコンピュータ名,または以下の半角文字は入力できません。
「.」ピリオド,「,」カンマ,「;」セミコロン,「`」,「~」,「!」,「@」,「#」,「$」,「^」,「&」,「*」,「=」,「+」,「{」,「}」,「%」,「¥」,「|」,「:」,「'」,「"」,「<」,「>」,「/」,「?」,「[」,「]」,半角スペース
- 「シナリオ」や「電源管理スケジュール」は未入力でもコンピュータの登録はできます。
- 各項目の詳細は「2.11.1 コンピュータの追加」を参照してください。
- ディスプレイが接続されている場合は,管理するコンピュータ側の電源をONにすると,ディスプレイに以下のメッセージが表示され,電源をONにしたコンピュータが管理サーバに登録されたことがわかります。
This Computer has been just registered by the management server.
Press F8 to view menu. (30) |
30秒すると自動的に電源OFFされますが,すぐに電源をOFFにしたい場合は,「F8」キーを押し,表示されたメニューから「Power Down」を選択してください。そのまま,コンピュータを起動したい場合は,「F8」キーを押し,表示されたメニューから「Local Boot」を選択してください。
- 管理対象コンピュータの電源をONにした場合や,シナリオを実行した際に,管理対象ターゲットコンピュータの画面が10分間変化せずに,処理が停止したように見える場合があります。この状態でも内部的には処理が進んでいますので,そのままお待ちください。
- 一般コンピュータを手動で登録する場合
- 一般コンピュータを手動で登録する方法について説明します。
- コンピュータを登録する「グループ」を右クリックし,「コンピュータの追加」を選択する。「コンピュータの追加」画面が表示されるので,必要な項目を入力し「OK」ボタンをクリックします。
![[図データ]](figure/zu018000.gif)
- 【重要!】
- すでに管理するコンピュータにWindows OSがインストールされている場合は,必ず登録するコンピュータ名は管理するコンピュータ名と同じ名前にしてください。
- クライアントサービスがインストールされている場合は,Webコンソール上で登録したコンピュータ名と実際のコンピュータ名が違っていても,コンピュータを電源ONしたときに自動的にWebコンソール上のコンピュータ名を実際のコンピュータ名に変更します。もし,同じ管理サーバ配下にすでに同じ名前のコンピュータ名が存在した場合は,すでに存在するコンピュータの方の名称が「(コンピュータ名)x」と変更されます(xの箇所には1から順に39999までの数字が入ります)。
- 【注意!】
- 【ヒント】
- コンピュータ名は63バイト以内で入力できます。ただし数字だけのコンピュータ名,または以下の半角文字は入力できません。
「.」ピリオド,「,」カンマ,「;」セミコロン,「`」,「~」,「!」,「@」,「#」,「$」,「^」,「&」,「*」,「=」,「+」,「{」,「}」,「%」,「¥」,「|」,「:」,「'」,「"」,「<」,「>」,「/」,「?」,「[」,「]」,半角スペース
- 「シナリオ」や「電源管理スケジュール」は未入力でもコンピュータの登録はできます。
各項目の詳細は「2.11.1 コンピュータの追加」を参照してください。