2.6.5 シナリオファイル作成

EFIアプリケーションのシナリオ作成について説明します。

  1. DPMのメインウィンドウ画面から「シナリオ」メニュー→「シナリオファイルの作成」を選択し,シナリオファイル作成画面を表示させます。メインウィンドウ画面の[図データ]アイコンをクリックしても同様の操作ができます。
  2. 「HW設定」タブをクリックし,プルダウンメニューより登録した「EFIアプリケーションイメージ」を選択します。次にシナリオ名を入力します。
    【注意!】
    拡張子「.efi」のファイルについてはIPFターゲット,拡張子「.dat」のファイルについてはIA32ターゲット向けイメージとなります。同一シナリオ内で混在して登録しないようにしてください。
  3. シナリオ実行時のオプションを設定する場合は,「オプション」タブをクリックします。
    OSが起動しているコンピュータに対しシナリオ実行を行いたい場合は,「シナリオ実行前に強制実行を行う」にチェックを入れてください。
    【ヒント】
    「シナリオ実行前に再起動の強制実行を行う」を行うためにはクライアントコンピュータにDPMのサービスをインストールしてください。詳しくは「1.2.5 クライアントサービス for DPMのインストール」をご覧ください。
    【注意!】
    Windowsの管理対象コンピュータの状態が以下の場合は,「シナリオ実行前に再起動の強制実行を行う」にチェックを入れていてもシャットダウンできません。
    • ワークステーションロックによりロックされている状態
    • パスワード付きスクリーンセーバによるロック状態
    • リモートデスクトップ,ターミナルサービス,その他リモート接続ソフトから接続された状態
    • 編集中のデータやシャットダウン要求に応答しないアプリケーションが存在する状態
    シナリオ実行後にコンピュータの電源をOFFにしたい場合は,「実行後に電源を切断する」にチェックを入れてください。
  4. EFIアプリケーションと同時にOSのインストール,サービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルのインストール,バックアップ,リストアなどを行う場合は,「2.2 OSクリアインストール」,「2.3 サービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用」,「2.5 バックアップ/リストア」をご覧になってイメージを登録し「オペレーティングシステム」,「アップデート」,「バックアップ/リストア」のタブから設定を行ってください。
    【注意!】
    OSクリアインストールの設定を行わない場合は,EFIアプリケーションとサービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用を同時に行うシナリオは作成できません。
  5. 設定が終了したらシナリオ名を入力後,「OK」ボタンをクリックします。これでシナリオビューに新しくEFIアプリケーションのシナリオが追加されます。
    【ヒント】
    シナリオ名は,58バイト以内の全角/半角英数字で入力できます。ただし,「.」ピリオド,「,」カンマ,「¥」,「/」,「:」,「;」,「*」,「?」,「"」,「<」,「>」,「|」は使用できません。