1.1.3 管理サーバ for DPMの設定について

管理サーバ for DPMをインストールするコンピュータが,管理サーバ for DPMを使用するために必要な以下のハードウェア/ソフトウェア環境を満たしているか確認してください。

ハードウェア環境
CPUIntel Pentium III プロセッサ(600MHz)以上
メモリ容量約110MB。
ただし以下の操作には別途メモリ容量が必要になります。
  • コンピュータを1台登録するごとに約0.3MB。
  • 同時にシナリオを実行する台数が1台増えるごとに約8.5MB。
  • 自動更新を実行する台数が1台増えるごとに約0.06MB。
  • イメージビルダーを使用する場合,約30MB。
ディスク容量約140MB。
ただしOSファイルなどのイメージファイル,バックアップファイルなどの格納には別途必要。
その他LANボード・マウス・キーボード・1024×768以上の解像度を持つディスプレイ必須
ソフトウェア環境
サポートOS(IA32)Windows 2000 Advanced Server(SP4以上),Server(SP4以上),
(IA32)Windows Server 2003 Standard Edition,Enterprise Edition(SP1以上)
(IA32)Windows Server 2003 R2 Standard Edition,Enterprise Edition
(IA32)Windows Server 2008 Standard Edition,Enterprise Edition※1
Java実行環境JRE(TM)※2
その他Windows Installer 3.0以上※3
MDAC(Microsoft Data Access Components)2.8 SP1※4
※1 Full Installationだけサポートします。また,インストールや運用時における操作は必ずAdministratorユーザで行ってください。
※2 本製品には,JRE(TM)が含まれておりません。JRE(TM)はSun社のWebサイト等から事前に入手してください。
※3 本製品には,Windows Installer 3.1が含まれています。
※4 Windows 2000 Server/Advanced Serverの場合だけ,別途インストールが必要です。
【重要!】
Windows Server 2003(SP2未適用)の環境で運用する場合は,管理サーバ起動時にDPMのサービスが一部起動に失敗する場合があります。このような場合は,SP2を適用してください。

Linux OSのインストールに必要なNFSサーバにMicrosoft Windows Services for UNIXを使用する場合は,インストールする際の同時実行台数分のCAL(クライアントアクセスライセンス)が必要になる場合があります。

管理サーバのネットワークプロトコルにはTCP/IPを使用してください。

管理サーバのOSのネットワーク接続のIPアドレスの取得方法は,DHCPによる自動取得ではなく固定IPアドレスに設定してください。

【注意!】
管理サーバ for DPMをインストールするコンピュータのIP アドレス数は全LANボード合計で128個以下に設定してください。
【ヒント】
管理サーバ for DPMはWebコンソール,Webサーバ for DPM,データベースと同一コンピュータにインストールすることもできます。同一コンピュータにインストールする場合は,それぞれのハードウェア/ソフトウェア環境を満たすようにしてください。