1.4.4 CPUブレードの登録

CPUブレードの登録方法について説明します。

CPUブレードの登録方法には,自動で行う方法と手動で行う方法の2種類があります。

CPUブレードを自動で登録する場合
CPUブレードを自動で登録する方法について説明します。
  1. CPUブレードの電源をONにする。
    しばらくするとツリービュー上に「新規コンピュータ」が追加されます。
    【注意!】
    管理対象コンピュータのBIOSの起動順位はネットワークをHDDより上位に設定してください。LANカードが複数ある場合は,「1.4.6 複数LANボード搭載コンピュータの注意事項」を参照してください。
    【ヒント】
    複数台のコンピュータを登録する場合は,一度に電源ONせずに,一台ずつ電源ONを行って登録することを推奨します。
  2. 「新規コンピュータ」をダブルクリックすると電源ONしたコンピュータの「MACアドレス」が表示されます。
  3. ツリービュー上に表示された「MACアドレス」を右クリックし「コンピュータの追加」を選択します。「コンピュータの追加」画面が表示されるので,必要な項目を入力し「OK」ボタンをクリックします。

    [図データ]

    【重要!】
    • 管理するコンピュータにすでにWindows OSがインストールされている場合は,必ず登録するコンピュータ名は管理するコンピュータ名と同じ名前にしてください。
    • クライアントサービスがインストールされている場合は,Webコンソール上で登録したコンピュータ名と実際のコンピュータ名が違っていても,コンピュータを電源ONしたときに自動でWebコンソール上のコンピュータ名を実際のコンピュータ名に変更します。もし,同じ管理サーバ配下にすでに同じ名前のコンピュータ名が存在した場合は,すでに存在するコンピュータの方の名称が「(コンピュータ名)x」と変更されます(xの箇所には1から順に39999までの数字が入ります)。
    【注意!】
    正しいコンピュータ名を入力してください。DPMは,コンピュータの生存確認やシナリオ実行を行うときに,登録されたコンピュータ名から名前解決を行い,取得したIPアドレスを使ってTCP/IP通信を行います。詳細は「1.1.8 ネットワーク環境の設定について」を参照してください。
    【ヒント】
    • 「MACアドレス」をイメージビューにドラッグ&ドロップしても,「コンピュータの追加」を行うことができます。
    • コンピュータ名は63バイト以内で入力できます。ただし数字だけのコンピュータ名,または以下の半角文字は入力できません。
      「.」ピリオド,「,」カンマ,「;」セミコロン,「`」,「~」,「!」,「@」,「#」,「$」,「^」,「&」,「*」,「=」,「+」,「{」,「}」,「%」,「¥」,「|」,「:」,「'」,「"」,「<」,「>」,「/」,「?」,「[」,「]」,半角スペース
    • スロットIDはCPUブレードを登録する収納ユニットの位置情報です。
    • スロット幅はCPUブレードが占有するスロット数を指定してください。
    • 「シナリオ」や「電源管理スケジュール」は未入力でもコンピュータの登録はできます。
    • 各項目の詳細は「2.11.1 コンピュータの追加」を参照してください。
    • ディスプレイが接続されている場合は,管理するコンピュータ側の電源をONにすると,ディスプレイに以下のメッセージが表示され,電源をONにしたコンピュータが管理サーバに登録されたことがわかります。

      This Computer has been just registered by the management server.
      Press F8 to view menu. (30)

      30秒すると自動的に電源OFFされますが,すぐに電源をOFFにしたい場合は,「F8」キーを押し,表示されたメニューから「Power Down」を選択してください。そのまま,コンピュータを起動したい場合は,「F8」キーを押し,表示されたメニューから「Local Boot」を選択してください。
CPUブレードを手動で登録する場合
  1. ツリービュー上でCPUブレードを登録したい「収納ユニット」を右クリックし,「コンピュータの追加」を選択します。「コンピュータの追加」画面が表示されるので,必要な項目を入力し「OK」ボタンをクリックします。

    [図データ]

    【重要!】
    • すでに管理するコンピュータにWindows OSがインストールされている場合は,必ず登録するコンピュータ名は管理するコンピュータ名と同じ名前にしてください。
    • クライアントサービスがインストールされている場合は,Webコンソール上で登録したコンピュータ名と実際のコンピュータ名が違っていても,コンピュータを電源ONしたときに自動でWebコンソール上のコンピュータ名を実際のコンピュータ名に変更します。もし,同じ管理サーバ配下にすでに同じ名前のコンピュータ名が存在した場合は,すでに存在するコンピュータの方の名称が「(コンピュータ名)x」と変更されます(xの箇所には1から順に39999までの数字が入ります)。
    【注意!】
    • 管理対象コンピュータのBIOSの起動順位はネットワークをHDDより上位に設定してください。LANカードが複数ある場合は,「1.4.6 複数LANボード搭載コンピュータの注意事項」を参照してください。
    • 正しいコンピュータ名を入力してください。DPMは,コンピュータの生存確認やシナリオ実行を行うときに,登録されたコンピュータ名から名前解決を行い,取得したIPアドレスを使ってTCP/IP通信を行います。詳細は「1.1.8 ネットワーク環境の設定について」を参照してください。
    • bondingおよびhbondingドライバによってLANの二重化が設定されたコンピュータをDPMに登録する場合,[コンピュータの追加]画面の[MACアドレス]にPXEブート用のMACアドレスを入力してください。
    • 次のOSのbondingドライバをサポートします。
      ・Red Hat Enterprise Linux 3
      ・Red Hat Enterprise Linux 4
      ・Red Hat Enterprise Linux 5
    • 次のOSのhbondingドライバをサポートします。
      ・Red Hat Enterprise Linux 4
      ・Red Hat Enterprise Linux 5
    【ヒント】
    • 「コンピュータ」メニューの「コンピュータ追加」を選択しても 「コンピュータの追加」画面を表示できます。
    • コンピュータ名は63バイト以内で入力できます。ただし数字だけのコンピュータ名,または以下の半角文字は入力できません。
      「.」ピリオド,「,」カンマ,「;」セミコロン,「`」,「~」,「!」,「@」,「#」,「$」,「^」,「&」,「*」,「=」,「+」,「{」,「}」,「%」,「¥」,「|」,「:」,「'」,「"」,「<」,「>」,「/」,「?」,「[」,「]」,半角スペース
    • スロットIDはCPUブレードを登録する収納ユニットの位置情報です。
    • スロット幅はCPUブレードが占有するスロット数を指定してください。
    • 各項目の詳細は「2.11.1 コンピュータの追加」を参照してください。
    • 「シナリオ」や「電源管理スケジュール」は未入力でもコンピュータの登録はできます。