2.5.5 複数のサービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用,リストアの異なるシナリオを一斉実行する際の注意点
次の項目にすべて当てはまる場合,「シナリオファイルの修正」画面の「オプション」タブからマルチキャストIPアドレスの設定してください。
- サービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用をOSクリアインストールと同時に設定していない(リモートアップデートによりサービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用を行う)。
- サービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用,リストアのシナリオを複数作成しており,これらを一斉実行する。
- サービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用,リストアのシナリオ作成時に「ユニキャストでデータを送信する」にチェックを入れていない。
- 【注意!】
- シナリオ作成時に「ユニキャストでデータを送信する」にチェックを入れた場合は,以下の設定を行う必要はありません。
- DPMのメインウィンドウ画面のシナリオビューから対象となるシナリオファイルを選択し,右クリック→「シナリオファイルの修正」を選択し,シナリオファイル作成画面を表示させます。あるいは,シナリオファイル作成中に設定するときは,設定中のシナリオファイル作成画面を表示しておきます。
- シナリオファイル作成画面の「オプション」タブをクリックし,「詳細設定」ボタンをクリックしてください。「詳細設定」画面が表示されます。
![[図データ]](figure/zu021230.gif)
- 「詳細設定」画面で「リストア」の欄のIPアドレスの値を実行予定のシナリオすべてが異なるように入力して「OK」ボタンをクリックします。
- (例)シナリオファイルが3つの場合
- 「リストア」のIPアドレスをそれぞれ以下のように設定する。
- 1)1つ目のシナリオファイル・・・239.192.0.2
- 2)2つ目のシナリオファイル・・・239.192.0.3
- 3)3つ目のシナリオファイル・・・239.192.0.4
- ※ 「アップデート」のデフォルト設定で,すでに設定されているため239.192.0.1は使用しません。
- シナリオファイル作成画面に戻るので,「OK」ボタンをクリックしてください。設定は完了です。1.でシナリオファイル修正を選択している場合は,ここで本当に修正するかどうかの確認メッセージが表示されるので,もう一度「OK」ボタンをクリックします。