3.11.1 全般タブ

「サーバ情報」ボックスの「IPアドレス」は,以下のどちらかを選択してください。

共有フォルダを変更する場合は,「サーバ情報」ボックスの「共有フォルダ」から変更したいフォルダを参照してください。

[図データ]

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【重要!】
  • 共有フォルダ配下の「exports」フォルダをNFS共有フォルダに設定している場合,「共有フォルダ」の変更を行う際は,以下の手順で行ってください。
  1. 「exports」フォルダのNFS共有フォルダの設定を外します。
  2. 詳細設定から「共有フォルダ」を変更してください。
  3. 新たに移動した先で共有フォルダ配下の「exports」フォルダをNFS共有フォルダに設定してください。
  • IPアドレスの設定を変更した場合は,以下を行ってください。
    ・管理サーバに登録されているすべての管理対象コンピュータをWebコンソールからシャットダウンしてください。
    管理対象コンピュータが保持している管理サーバのIPアドレスを変更するためにシャットダウンを行います。
    シャットダウンするまでは,クライアントサービス for DPMから管理サーバに情報を送信することができません。
    ・イメージビルダーを再起動してください。
    再起動するまでは,通信が行えない場合があります。
  • 共有フォルダの設定を変更した場合,管理サーバを再起動する必要があります。再起動が完了するまでは,管理サーバは正常に動作しません。
【注意!】
  • 「IPアドレス」にANYを選択する場合は,以下に注意してください。
    ・マルチキャストでシナリオ(リストア,リモートアップデート)の配信を行う場合は,ANYを選択しないでください。シナリオ配信が正常に行われない場合があります。
    ・ネットワーク情報の変更(IPアドレスの変更や増減等)を行った場合は,以下のサービスを再起動してください。
      DeploymentManager client start
      DeploymentManager PXE Management
      DeploymentManager PXE Mtftp
  • 「IPアドレス」にANY以外を選択する場合は,以下に注意してください。
    1つのLANボードに複数IPアドレスが割り当てられている場合,OS上で先頭に見えるIPアドレスを設定してください。それ以外のIPアドレスを設定するとDPMが正常に動作しない場合があります。
  • 共有フォルダにはWindowsのシステムフォルダや他のアプリケーションプログラムで使用しているフォルダは入力しないでください。
    また,ネットワークドライブの指定もできません。
  • 共有フォルダの変更は,必ずここから行ってください。また,共有フォルダの内容をユーザーズガイドに記載している手順以外でエクスプローラ等から直接,編集・削除しないでください。
  • 新しい共有フォルダには,現在の共有フォルダのサブフォルダを指定することはできません。もし,現在の共有フォルダのサブフォルダを指定されると,共有フォルダ変更が失敗した後変更先のサブフォルダが削除されずに残ります。この場合は,変更先に指定したフォルダは不要ですので削除してください。また,削除しなくても動作には影響はありません。
  • 既存のフォルダを新しい共有フォルダに指定する場合は,空のフォルダを指定してください。
  • 共有フォルダにOSイメージなどのサイズの大きいイメージが登録されている場合,共有フォルダ変更時に時間がかかりタイムアウトが発生する場合があります。共有フォルダの変更を行う前に「Webコンソール」メニュー →「環境設定」の「Webサーバと管理サーバ間のタイムアウト値」を確認してください。デフォルトは300秒に設定されています。事前に共有フォルダのサイズを確認の上,タイムアウト値を変更することを推奨します。タイムアウトが発生した場合は,フォルダ変更処理が終わるまでお待ちください。フォルダ変更処理完了後に管理サーバへ接続できるようになります。
  • イメージビルダーは,共有フォルダ変更前に一度終了させて,フォルダ変更後にあらためて起動してください。
【ヒント】
「サーバ情報」ボックスの「共有フォルダ」は,DPMでリモートインストールを行うOS,サービスパック等を格納するフォルダ名を指定します。十分な空き容量を確保してください。初期値は「<管理サーバインストールドライブ>:¥Deploy」です。