2.3 サービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用
- 【注意!】
- Windowsの管理対象コンピュータに対して,サービスパック/HotFixの適用を行う場合,以下の状態では適用後のシャットダウンができません。
- シャットダウンを指定される場合は,こういった状態にならないように注意してください。
- ワークステーションのロックによりロックされている状態
- パスワード付きスクリーンセーバによるロック状態
- リモートデスクトップ,ターミナルサービス,その他リモート接続ソフトから接続された状態
- 編集中のデータやシャットダウン要求に応答しないアプリケーションが存在する状態
DPMでは,サービスパックやHotFixの適用をリモートで行うことができます。
OSと一緒にインストールを行う場合と,別に行う場合では動作が異なります。
- OSと一緒にインストールを行う場合
OSのインストール後に,サービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用が行われます。
- OSを設定せずにインストールを行う場合(リモートアップデートによる適用)
配信には,マルチキャストを使うことにより多数のコンピュータに一括してインストールすることができるようになり,一台一台インストールするよりも大幅な時間の削減ができます。
設定を変更することによりユニキャストでの配信もできます。
- 【ヒント】
- OSのインストールと同時に「サービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用」が行えるのはインストールするOSがWindowsの場合だけです。Linuxの場合は同時に行うことはできません。
- <この節の構成>
- 2.3.1 サービスのインストール
- 2.3.2 サービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの登録
- 2.3.3 シナリオファイルの作成
- 2.3.4 シナリオ実行
- 2.3.5 複数のサービスパック/HotFix/Linuxパッチファイルの適用,リストアの異なるシナリオを一斉実行する際の注意点