JP1/ServerConductor/Deployment Manager
Windows Server 2003 SP1/SP2,Windows Server 2003 R2でファイアウォール設定を有効にしてDPMによる管理を行う場合は,クライアント側でポートを開放する必要があります。
クライアント側で開放が必要なポート番号は以下の通りです。
項目 プロトコル ポート番号 電源状態の確認 ICMP 8(Echo着信) 自動更新 TCP 56025 シャットダウン TCP 56010 リモートアップデート TCP 56000 UDP 56001 ポート開放用ツールの使用方法について説明します。
ファイアウォール設定が有効となっているコンピュータ上で実行する方法があります。
- 【ヒント】
- ポート開放ツールは,IPF装置に対応していません。
- Windows Firewall/Internet Connection Sharing(ICS)サービスが停止している状態では,ポート開放ツールによるポートの開放はできません。
Windows Server 2003 SP1/SP2,Windows Server 2003 R2では,デフォルトでこのサービスが無効となっています。サービスを起動させた後にポート開放ツールを実行してください。
- DPMのリモートアップデート機能を用いて,ポートが未開放のコンピュータに対してポート開放ツールを適用することはできません。
- OSクリアインストールと同時に適用することはできません。
- <この項の構成>
- (1) コンピュータごとの適用
DPMの管理対象となるコンピュータごとに,ポート開放ツールを適用する方法について説明します。
- DPMのプログラムのCD-ROM(1/2)を,ポート開放ツールを適用するコンピュータのCD-ROMドライブにセットしてください。
- 下記のポート開放ツールを実行します。
<CD-ROMドライブ>:\TOOLS\OPENPORT\DepOpnPt.exe
- 確認画面が表示されます。ポートの開放を行う場合は[OK]ボタンをクリックします。
- 完了メッセージが表示されますので,[OK]ボタンをクリックします。
以上で,ポートの開放は完了です。
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