ウォッチドッグタイマは,システムが正常に動作しているかどうかを監視するためのタイマです。JP1/ServerConductorのウォッチドッグタイマは,Agentから一定の間隔で送信されるResetコマンドをBMCが受信して,OSが正しく動作しているかどうかを監視します。
OSに異常が発生してResetコマンドが送信されなくなると,BMCは異常を検出します。この状態をウォッチドッグタイムアウトが発生したといいます。ウォッチドッグタイムアウトが発生すると,次のような処理が実行されます。
ウォッチドッグタイムアウトの仕組みを次に示します。
図7-9 ウォッチドッグタイムアウトの仕組み