ポート情報GUI設定方式でネットワークスイッチ情報を定義した場合は,N+1/N+M構成との関係の整合性をチェックするために[確認]ボタンをクリックしてチェックします。[確認メッセージ]ボックスに出力されるメッセージを次に示します。
表20-14 ネットワークスイッチ連携機能で出力されるメッセージ
エラーレベル | メッセージ文字列 | 対処 |
---|---|---|
I | スイッチ登録情報を確認しています。 | - |
I | N+1グループ(N+1グループ名)のスイッチ情報の妥当性を確認しています。 | - |
I | 登録されたスイッチ情報は全て正常です。 | - |
I | 登録されたスイッチ情報の確認は完了しました。 | - |
I | 登録されたスイッチ情報にエラーが存在します。全てのエラーを解決してください。 | 登録されたスイッチ情報にエラーが存在しますので,エラーメッセージに従って,対処してください。 |
E | スイッチ情報が登録されていません。 | スイッチ情報を登録してください。 |
E | 内蔵スイッチ(スイッチ名称)が重複して登録されています。 | 正しいスイッチ名称を入力してください。 |
E | 外付スイッチ(スイッチ名称)のポート(ポート識別子)が重複して登録されています。 | 正しいスイッチ名称,ポート識別子を入力してください。 |
E | 現用系(現用系のシャーシID)と予備系(予備系のシャーシID)の内蔵スイッチの登録数が一致していません。 | 現用系と予備系の内蔵スイッチ数を同じにしてください。 |
E | 現用系(現用系のシャーシID)と予備系(予備系のシャーシID)の内蔵スイッチの登録位置が一致していません。 | 現用系と予備系のスイッチ名の登録位置を同じにしてください。 |
E | 現用系(現用系のシャーシID, 現用系のスロットID)と予備系(予備系のシャーシID, 予備系のスロットID)の外付スイッチの登録ポート数が一致していません。 | 現用系と予備系の外付スイッチの登録ポート数を同じにしてください。 |
E | N+1グループが登録されていません。 | N+1グループを登録してから,スイッチ情報を登録してください。 |
W | 現用系または予備系が登録されていないため、N+1グループ(N+1グループ名)のスイッチ情報の妥当性が確認できません。 | 該当するN+1グループに現用系,または予備系を登録し直した場合は,確認ボタンで整合性を必ずチェックしてください。 |
E | 引き継ぎ先スイッチは引き継ぎの前提条件を満たしていません。理由={失敗理由} | 失敗理由を取り除き,再度操作をやり直してください。 例:引き継ぎ先に,引き継ぎ元と同じVLANを設定する。 |
E | 引き継ぎ先設定情報の初期化に失敗しました。 | 同時に表示される,ほかのメッセージが示す失敗理由を取り除き,再度設定処理をしてください。 |
E | 設定情報の引き継ぎに失敗しました。 | 同時に表示される,ほかのメッセージが示す失敗理由を取り除き,再度設定処理をしてください。 |
E | 引き継ぎ元設定情報の初期化に失敗しました。 | 同時に表示される,ほかのメッセージが示す失敗理由を取り除いてください。その後,Viewを使用して,引き継ぎ元設定情報を初期化してください。 |
E | VLAN(ID=<VLAN ID>)がスイッチに設定されていません。 | 指定されたVLANIDを作成してください。 |
E | 引き継ぎ元スイッチと引き継ぎ先スイッチの種別,または設定できるネットワーク構成情報が異なります。 | 引き継ぎ元スイッチと引き継ぎ先スイッチのモデルは同じにしてください。または,互換可能なソフトウェアバージョンにしてください。 |
E | 同一のポートが指定されました。 | 入力したポート番号が正しいか確認してください。 |
プリフィックスがKDNVのメッセージが出力された場合は,マニュアル「JP1 Version 7i JP1/Cm2/Network Element Configuration」またはマニュアル「JP1 Version 8 JP1/Cm2/Network Element Configuration トラブルシューティング」を参照してください。
エラーレベルが「Error」のメッセージが表示されなくなった場合,[OK]ボタンと[適用]ボタンが活性になり,スイッチ情報を登録できます。