22.9.3 注意事項
- N+Mコールドスタンバイの切り替え直後にバックアップまたはリストアを実行しないでください。切り替えが完了し,ホストが起動する前にバックアップを実行すると,正しい情報のバックアップファイルが作成できません。また,切り替えが完了し,ホストが起動する前にリストアを実行すると,切り替え前のパーティションにリストアされてしまいます。
N+Mコールドスタンバイの切り替え後にバックアップまたはリストアを実行する場合,[HVM構成管理]ウィンドウで,バックアップまたはリストア対象のサーバシャーシおよびパーティションが,切り替え後のサーバシャーシIDおよびパーティション番号になっているかを確認してから実行してください。
- バックアップ,またはリストア実行中にN+Mコールドスタンバイの自動切り替えが発生すると,バックアップまたはリストアが完了するまで,切り替え開始が数十秒待たされます。
- リストアしたときに,すでに同じHVM識別子を持つHVMが[ホスト管理]ウィンドウに登録されていた場合,既存のHVMの情報があとから登録されたHVMの情報に上書きされてしまいます。この場合,次の対処をしてください。
- [ホスト管理]ウィンドウに表示されているHVMがリストア後のHVMの場合
1. [HVM設定]ダイアログボックスから,HVM識別子を変更する
2. [ホスト管理]ウィンドウの[接続管理]メニューから[登録]を選択し,リストア前にあったHVMを再登録する
- [ホスト管理]ウィンドウに表示されているHVMがリストア前のHVMの場合
1. HVMスクリーンから,リストアしたHVMのHVM識別子を変更する