11.5 リモートコンソール

リモートコンソールアプリケーションを[ホスト管理]ウィンドウから起動し,遠隔地にある管理対象サーバの画面を管理コンソールに表示して,直接操作できます。

なお,BS2000の場合はリモートコンソールアプリケーションのほか,BMCのWebコンソールも使用できます。BMCのWebコンソールは,BSMが提供するWebコンソール機能ではありません。Webブラウザからリモートコンソール接続を実行する機能です。

<この節の構成>
(1) 操作手順
(2) ツールチップに表示されるメッセージ

(1) 操作手順

リモートコンソールアプリケーションまたはBMCのWebコンソールを,[ホスト管理]ウィンドウから起動する手順を次に示します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウで,リモートコンソールアプリケーションまたはBMCのWebコンソールで接続するサーバモジュールが搭載されているサーバシャーシを選択する
  2. [ホスト操作]メニューから[リモートコンソール]を選択する
    [リモートコンソール]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

    [接続先サーバモジュールの選択]に表示されるSlotの数は,サーバシャーシのタイプによって異なります。
  3. 使用するリモートコンソールを選択する
  4. リモートコンソールアプリケーションで接続するサーバモジュールを選択する
    接続するサーバモジュールのラジオボタンをONにします。
  5. [起動]ボタンをクリックする
    リモートコンソールを起動する画面が,接続先のIPアドレスが入力された状態で表示されます。
    これ以降のリモートコンソールの操作手順については,BladeSymphonyのリモートコンソールに関するドキュメントの使用方法の章を参照してください。

(2) ツールチップに表示されるメッセージ

[リモートコンソール]ダイアログボックスで,非活性になっているサーバモジュールにカーソルを移動させると,そのサーバモジュールを選択できない理由がツールチップに表示されます。

ツールチップに表示されるメッセージと対処方法を,次の表に示します。

表11-5 ツールチップに表示されるメッセージと対処方法([リモートコンソール]ダイアログボックス)

優先順位メッセージ対処
1Slot%d:SVPから情報が取得できません。本機能を利用するにはSVPのファームウェアを更新する必要があります。保守員に連絡してください。
2Slot%d:パーティションが存在しません。システム管理者に連絡してください。
3Slot%d:サーバモジュールが挿入されていないか,BSMからリモートコンソールを起動できません。サーバモジュールが挿入されていることを確認してください。挿入されている場合は,BSMからのリモートコンソールの起動に対応したサーバモジュールかどうかを確認してください。BSMからのリモートコンソールアプリケーション,およびBMCのWebコンソールの起動に対応したサーバモジュールについては,BladeSymphonyのリモートコンソールに関するドキュメントの「はじめに」を参照してください。
注※
非活性の要因が複数ある場合,この欄で示す優先順位のいちばん高い項目が一つだけ表示されます。