14.4 マネージャサービスの設定

マネージャサービスの設定情報を変更,または参照する場合,次の手順で操作します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウでマネージャサービスの情報を変更,または参照するマネージャサービスを選択する
  2. [設定]メニューから[マネージャサービス設定]を選択する
    [マネージャサービス設定]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

ここでは,マネージャサービスの情報について変更,または参照できます。なお,サブアドミニストレータでログインした場合は参照だけができます。

[マネージャサービス設定]ダイアログボックスのe-mail設定については「7.8 アラートをe-mailで通知する」を,JP1/IM連携機能の設定については「16.3 JP1/IMと連携する」を,レポート機能については「6.2 データベースを利用した資産管理に必要な設定」を,N+1設定については「20.7 N+1/N+Mコールドスタンバイ機能の設定」を,ストレージ設定については「19. ストレージ運用支援」を,ネットワークスイッチ連携機能については,「20.5 ネットワークスイッチと連携したN+1/N+Mコールドスタンバイの切り替え」を参照してください。

<この節の構成>
(1) ネットワーク
(2) 保存設定
(3) サーバ起動監視

(1) ネットワーク

コンソールサービスやエージェントサービスと通信するときのネットワーク情報について設定します。[ネットワーク]タブを選択してください。

ここでは,次の情報を設定します。

設定項目設定内容
コマンドタイムアウト値コンソールサービスとのコマンドの送受信時のコマンドタイムアウト時間を秒単位で設定します。1~600の範囲で設定します。デフォルトは90秒です。
サーバシャーシ定期監視サーバシャーシの通信状態を定期的に監視する場合,このチェックボックスをONにします。通信状態は8時間ごとに監視されます。デフォルトはOFFです。
監視対象サーバシャーシ一覧通信状態監視の対象となるサーバシャーシのシャーシIDが表示されます。
[監視対象サーバシャーシ一覧]には,マネージャサービスで管理されているシャーシIDが表示されます。そのため,[ホスト管理]ウィンドウのコンピュータ名の表示内容と異なることがあります。

(2) 保存設定

マネージャサービスが保存するアラートの制限値を設定します。[保存設定]タブを選択してください。

[図データ]

ここでは,次の情報を設定します。

設定項目設定内容
アラートの保存日数マネージャサービスがアラートを保存する日数を設定します。設定範囲は1~1,000です。デフォルトは30日です。
アラートの保存件数マネージャサービスがアラートを保存する件数を設定します。設定範囲は1,000~65,535です。デフォルトは65,535件です。

(3) サーバ起動監視

サーバごとに,エージェントサービスの起動の監視を設定します。[サーバ起動監視]タブを選択してください。

[図データ]

ここでは,次の情報を設定します。

項目内容
シャーシID起動監視を設定または解除するエージェントサービスが稼働しているサーバシャーシのシャーシIDを選択します。
マネージャサービスで管理されているシャーシIDが表示されるため,[ホスト管理]ウィンドウのコンピュータ名の表示内容と異なることがあります。
監視対象サーバ一覧起動監視を設定または解除するサーバを選択します。サーバは複数選択できます。
パーティション番号
パーティション番号が表示されます。
LPAR識別子
LPAR識別子が表示されます。
コンピュータ名
コンピュータ名が表示されます。
[ホスト管理]ウィンドウで,同一シャーシIDかつ同一パーティション番号で表示されているサーバは,「,」(コンマ)で区切って表示されます。また,エージェントサービスがインストールされていない場合は空白が表示されます。
監視時間
起動監視が設定されている場合,監視時間が分単位で表示されます。起動監視が設定されていない場合は,空白が表示されます。
[設定]ボタン起動監視を設定または解除する場合,設定するサーバを選択してこのボタンをクリックします。