16.1 連携できるプログラム

JP1/ServerConductorは,他プログラムと連携したシステム管理ができます。

例えば,JP1/IMと連携することで,マネージャサービスが受信したアラートをイベントとしてJP1/IMに通知できます。

この章で説明している,JP1/ServerConductorと連携するプログラムと,連携することでできる機能を次の表に示します。

表16-1 JP1/ServerConductorと連携するプログラムと,連携することでできる機能

項番プログラム名機能参照先
1DPMJP1/ServerConductorで管理しているサーバシャーシが持つ物理パーティションの情報を,DPMのコンピュータ情報として取得し,ファイルにエクスポートする。16.2
2JP1/IMJP1/ServerConductorの運用状態をJP1/IMのビューアから監視したり,JP1/IMの統合機能メニューからJP1/ServerConductorのコンソールサービスまたはWebコンソールサービスを起動したりする。16.3
3JP1/AppManagerJP1/ServerConductorの管理対象サーバの資産情報,およびハードウェア情報を管理する。16.4
4RAIDマネージメントプログラムディスクアレイから通知されるアラートを管理する。16.5
5HP-UX EMSHP-UX EMSからAgent(HP-UX)に通知されるアラート情報によって,HP-UX EMSが管理するハードウェアやシステムリソースの状態を管理する。16.6
注※
BladeSymphonyでHP-UXを使用する場合,システム装置の障害情報をアラートとして通知するためにはHP-UX EMSと連携する必要があります。

このほか,任意のプログラムを外部プログラムとして登録しておき,コンソールサービスから起動させることもできます。