16.4.1 JP1/AppManager連携時の環境構築

JP1/AppManager連携機能を使用して,JP1/ServerConductorの管理対象サーバを管理する場合は,管理対象サーバをJP1/AppManagerの管理コンソールに登録する必要があります。登録作業には,ディスカバリの実行とKnowledge Scriptの登録があります。

<この項の構成>
(1) ディスカバリ実行
(2) Knowledge Script登録手順

(1) ディスカバリ実行

次に,JP1/ServerConductorのディスカバリを実行する手順を示します。

  1. JP1/AppManagerのオペレータコンソール画面を起動する
  2. [KS]ウィンドウで[DISCOVERY]タブを選択する
    [KS]ウィンドウにディスカバリスクリプトの一覧が表示されます。
  3. JP1/ServerConductorのディスカバリスクリプトを,[ツリービュー]ウィンドウにドラッグする
  4. 管理対象とするサーバのノードに,ドラッグしたディスカバリスクリプトをドロップする
    JP1/ServerConductorのディスカバリが登録され,管理対象サーバのノード下にJP1/ServerConductorのノードが追加されます。
注意
JP1/AppManagerのオペレータコンソール画面でJP1/ServerConductorのディスカバリを実行すると,Agentの「JP1/AppManagerとの連携機能」が自動的に有効になります。「JP1/AppManagerとの連携機能」を無効にする場合は,JP1/ServerConductorの環境設定ユティリティで[JP1/AppManager連携機能を有効にする]チェックボックスをOFFにしてください。

(2) Knowledge Script登録手順

次に,JP1/ServerConductorのKnowledge Scriptを登録する手順を示します。

  1. JP1/AppManagerのオペレータコンソール画面を起動する
  2. [KS]ウィンドウで[ServerConductor]タブを選択する
    [KS]ウィンドウにKnowledge Scriptの一覧が表示されます。
  3. 各Knowledge Scriptを,[ツリービュー]ウィンドウにドラッグする
  4. JP1/ServerConductorノードの下にある任意のノードに,ドラッグしたKnowledge Scriptをドロップする
    JP1/ServerConductorの監視スクリプトが登録されます。