18.2 SMP構成管理機能利用時の前提事項

SMP構成管理機能を利用する場合の,サーバシャーシとサーバモジュールの前提について説明します。また,空きスロットの扱いについても説明します。

<この節の構成>
(1) 対応するサーバシャーシ
(2) 対応するサーバモジュール
(3) 空きスロットの扱い

(1) 対応するサーバシャーシ

SMP構成管理機能に対応するサーバシャーシは,BS2000,BS1000A,BS1000B,およびBS320です。サーバシャーシの詳細については,ハードウェアのマニュアルを参照してください。なお,BS2000,BS1000A,BS1000Bの場合はサーバモジュールを最大8枚搭載できるので,スロット番号も0~7まで表示されます。BS320の場合はサーバモジュールを最大10枚搭載できるので,スロット番号も0~9まで表示されます。

(2) 対応するサーバモジュール

対応するサーバモジュールは,XeonサーバモジュールおよびIPFサーバモジュールです。

複数のサーバモジュールから一つのパーティションを作成できるのは,IPFサーバモジュールだけです。

(3) 空きスロットの扱い

SMP構成管理機能では,空きスロットも一つのモジュールとして扱います。次に,ハードウェアでの空きスロットの扱いについて説明します。