7.9.3 イベントログに記録する

Windowsサーバで発生したアラートをアプリケーションログとして記録できます。記録したアプリケーションログは,ほかのアプリケーションで利用できます。アプリケーションログには,「7.3.1(2) アラート単位でのフィルタリング」で設定した通知アラートの情報が記録されます。

注意
アラートをアプリケーションログとして記録した場合,イベントビューアなどで参照してください。また,アラートをアプリケーションログとして記録できるのは,Windowsサーバだけです。
<この項の構成>
(1) アプリケーションログの記録
(2) アプリケーションログとして記録される情報

(1) アプリケーションログの記録

アラートをアプリケーションログとして記録する場合,次の方法で設定します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウで,アプリケーションログの記録の設定をするサーバを選択する
    複数のサーバを選択することはできません。
  2. [設定]メニューから[エージェントサービス設定]を選択する
  3. [アラート]タブを選択する
    [アラート]タブが表示されます。

    [図データ]

  4. [通知アラート]で,アプリケーションログとして記録するアラートレベルのチェックボックスをONにする
  5. [アプリケーションログとして記録]のチェックボックスをONにする
  6. [OK]ボタンをクリックする

(2) アプリケーションログとして記録される情報

アラートをアプリケーションログとして記録した場合,次の情報が記録されます。

ユーザ
未使用を意味するN/Aが記録されます。
イベントID
JP1/ServerConductorのアラートIDが記録されます。表示は10進数となります。
ソース
プログラム名SM_AgtSvcが記録されます。この値は固定です。
種類(アラートレベル)
アラートのレベルが記録されます。記録されるアラートレベルの表示は,JP1/ServerConductorと次のように異なります。
記録されるアラートレベルJP1/ServerConductorのアラートレベル
情報インフォメーション
警告注意
警告
エラー障害
分類
イベントビューアには項目がありますが,JP1/ServerConductorではこの情報は記録されません。
説明
アラート発生日時,アラートレベル,発生部位,アラートのメッセージが記録されます。
データ
イベントビューアには項目がありますが,JP1/ServerConductorではこの情報は記録されません。

次にイベントビューアの表示例を示します。

[図データ]