11.6.3 注意事項
ランプ制御時の注意事項を次に示します。
- サーバ指定状態にしたランプの点灯状態は,ハードウェアによって異なります。サーバ指定状態にしたランプの点灯状態については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」のシステム装置について記載されている章を参照してください。
- ランプの点灯状態は,Pre-configure実行中よりも,サーバ指定状態の方が優先されます。
サーバモジュールのPre-configure実行中にサーバ指定状態に変更した場合,またはサーバ指定状態でPre-configureが実行された場合,ランプはサーバ指定の状態で点灯されます。
- BMC初期化中のランプの点灯状態は,以前の点灯状態にかかわらず,BMC初期化中の状態で点灯されます。BMC初期化が終了すると,BMC初期化以前の点灯状態に戻ります。
- SVPコンソールからもランプの点灯状態をサーバ指定状態にできます。[ランプ制御]ダイアログボックスから同一のサーバモジュールのランプ点灯状態を変更した場合,あとから要求された設定が適用されます。
- サーバ指定状態は,コンソールサービスやSVPコンソールから解除するほかに,次のどちらかの場合でも解除されます。
- サーバ指定状態のデバイスを抜去した場合
- サーバシャーシの電源をONにした場合(サーバシャーシ内の全デバイスに対してサーバ指定状態が解除されます)
- ランプ制御対象のサーバモジュールの電源状態は,ランプ制御の実行に影響しません。これは,ランプ制御中にサーバモジュールの電源状態を変更した場合にも適用されます。
- [ランプ制御]ダイアログボックスでは,サーバモジュール単位でランプを制御できます。パーティション単位でのランプの一括制御はできません。パーティションを構成するすべてのサーバモジュールをサーバ指定状態にしたい場合は,パーティションを構成するすべてのサーバモジュール一つ一つに対してランプの操作をする必要があります。
- 複数のコンソールサービスまたは複数のマネージャサービスから同一のデバイスに対してランプの点灯状態を変更した場合,あとから要求された設定が適用されます。
- ランプの点灯状態は,ハードウェアでの制御よりも,サーバ指定状態の方が優先されます。