ここでは,環境設定ユティリティの基本操作について説明します。環境設定ユティリティで環境を設定するのはWindowsサーバの場合だけです。LinuxサーバおよびHP-UXサーバの場合,環境設定ユティリティではなく,環境設定コマンドを使用して環境設定をします。Linuxサーバの環境設定については,「3.12 エージェントサービス(Linuxサーバ)の設定」を参照してください。HP-UXサーバの環境設定については,「3.13 エージェントサービス(HP-UXサーバ)の設定」を参照してください。
次に示す手順で環境設定ユティリティを起動してください。
JP1/ServerConductorの環境を変更したり,新たに環境を設定し直したりするときは,次に示す手順で環境設定ユティリティを起動してください。この作業はAdministrators権限を持つユーザが行ってください。
- 注意
- Windows VistaまたはWindows Server 2008の場合,環境設定ユティリティを起動すると[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されることがあります。このダイアログボックスが表示されたら,[許可]ボタンをクリックして処理を続行してください。
- 環境設定ユティリティを再起動する場合は,再起動の前に各サービスが起動していることを確認してください。
- BSMまたはServer ManagerとAgentを同一マシンにインストールすると,環境設定ユティリティはBSM,Server Manager,Agentのうちでいちばん新しいバージョンに上書きされます。この場合,環境設定ユティリティの各画面にはいちばん新しいバージョンの機能にあわせた設定項目が表示されますが,実際に動作できる機能は,BSM,Server Manager,Agentのそれぞれのバージョンでサポートしている機能の範囲になります。
- 環境設定ユティリティでの設定値は,バージョンアップまたはリビジョンアップ後も引き継がれます。
- [スタート]メニューから[プログラム]-[ServerConductor]-[Blade Server Manager]-[環境設定ユティリティ]を選択する
Server ManagerまたはAgentの環境設定ユティリティを使用する場合,[スタート]メニューから[プログラム]-[ServerConductor]-[Server Manager]-[環境設定ユティリティ]を選択してください。
環境設定ユティリティが起動されます。
![[図データ]](figure/sm036700.gif)
環境設定ユティリティは,各サービスの設定情報がタブごとに分かれていますので,設定するサービスのタブを選択してください。各タブの設定情報については,3.8節以降を参照してください。
- サービスを再起動する
環境設定ユティリティで各サービスについて設定が終わったら,設定内容を有効にするために,表示メッセージに従ってサービスを再起動してください。サービスは次の順番で起動してください。
1. マネージャサービスをインストールした管理サーバ
2. エージェントサービスをインストールした管理対象サーバ
この順番で起動しない場合,管理コンソールに管理対象ホストが表示されない場合があります。エージェントサービスを先に起動した場合は,「13.1 管理するホストを変更する」を参照してコンソールサービスに管理対象ホストが表示されるようにしてください。