25.3.2 管理対象のIPアドレスを変更する場合の手順
(1) 管理対象のサーバのIPアドレスを変更する場合
管理対象のサーバのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- N+1/N+Mコールドスタンバイ機能の現用系ホストとしている場合,この現用系ホストをN+1グループから削除する
- ラック管理で障害監視対象の機器として登録されている場合,この機器をラック管理から削除する
- [ホスト管理]ウィンドウで,管理対象のサーバを選択して削除する
- 管理対象のサーバのIPアドレスを変更する
- 管理対象のサーバのエージェントサービスを再起動する
- N+1/N+Mコールドスタンバイ機能,ラック管理を使用していた場合は,再設定を実施する
(2) 管理対象のサーバシャーシのIPアドレスを変更する場合
管理対象のサーバシャーシのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- N+1/N+Mコールドスタンバイ機能の現用系ホストとしている場合,この現用系ホストをN+1グループから削除する
- ストレージ運用支援機能を使用している場合,サイズが0のホストグループ割り当て定義ファイルをインポートして,ホストグループを解除する
- ラック管理で障害監視対象の機器として登録されている場合,この機器をラック管理から削除する
- [ホスト管理]ウィンドウで,管理対象のサーバシャーシを選択して削除する
- SVPコンソールから,管理対象のサーバシャーシのIPアドレスを変更する
- [ホスト管理]ウィンドウの[接続管理]メニューから[登録]を選択して,サーバシャーシを再登録する
- N+1/N+Mコールドスタンバイ機能,ストレージ運用支援機能,およびラック管理を使用していた場合は,再設定を実施する
(3) 管理対象サーバ(HA8000)のSVPボードのIPアドレスを変更する場合
管理対象サーバ(HA8000)のSVPボードのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- [ホスト管理]ウィンドウで,IPアドレスを変更するSVPボードを搭載したホストを選択して,削除する
- SVP PCI設定ユティリティまたはsmhaaeditコマンドで,SVPのIPアドレスを変更する
- 管理対象サーバのエージェントサービスを再起動する
(4) 管理対象サーバ(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合
管理対象サーバ(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- SVPコンソールから,BMCのIPアドレスを変更する
- マシンの再起動または電源ONを実施する
電源ON時にBMCのIPアドレスを変更した場合,マシンを再起動してください。電源OFF時にBMCのIPアドレスを変更した場合,マシンの電源をONにしてください。
(5) VMホストのIPアドレスを変更する場合
VMホストのIPアドレスを変更する場合の設定手順を次に示します。
- N+Mコールドスタンバイ機能の現用系ホストとしている場合,この現用系ホストをN+1グループから削除する
- ラック管理で障害監視対象の機器として登録されている場合,この機器をラック管理から削除する
- [ホスト管理]ウィンドウで,VMホストを選択して削除する
- VMホストのIPアドレスを変更する
- VMホストを登録する
- N+Mコールドスタンバイ機能,ラック管理を使用していた場合は,再設定を実施する
(6) VMホスト(HA8000)のSVPボードのIPアドレスを変更する場合
(7) VMホスト(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合
VMホスト(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合の設定手順は,管理対象サーバ(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合と同じです。「(4) 管理対象サーバ(BladeSymphony)のBMCのIPアドレスを変更する場合」を参照してください。
(8) 一つのIPアドレスを複数の機器へ登録した場合の注意事項
管理対象のサーバシャーシのIPアドレス,およびSVPボードのIPアドレスを誤って同一のIPアドレスで登録した場合は,「(3) 管理対象サーバ(HA8000)のSVPボードのIPアドレスを変更する場合」の手順を実施して,管理対象サーバ(HA8000)のSVPボードのIPアドレスを変更してください。