JP1/IM連携構成には,JP1/IMへアラート通知する構成と,JP1/IMからコンソールサービスを起動する構成の2種類があります。それぞれの構成イメージを次に示します。
JP1/IMへアラートを通知する構成には次の2種類があります。
それぞれの構成を次に説明します。
JP1/ServerConductorの管理サーバからJP1/IMへアラート通知する構成では,JP1/ServerConductorのマネージャサービスが検知したアラート情報をJP1/Baseに通知します。JP1/Baseは,通知アラート情報をイベントとして登録します。JP1/IM - ManagerまたはJP1/IM - Central Consoleは,登録されたイベント情報を読み取って,JP1/IM - Console Viewに通知します。これによって,JP1/ServerConductorのコンソールサービスでアラートを管理すると同時に,JP1/IM - ViewからJP1/ServerConductorの通知アラートを参照できるようになります。
図2-18 JP1/ServerConductorのマネージャサービスを経由して通知する構成
この構成では,管理サーバが検知したアラート情報を,同じサーバにインストールされているJP1/Baseに通知します。JP1/Baseは,指定された別のマシンのJP1/Baseにイベントを通知することで,イベント情報を登録します。JP1/IM - ManagerまたはJP1/IM - Central Consoleは,登録されたイベント情報を読み取って,JP1/IM - Viewに通知します。これによって,JP1/ServerConductorのコンソールサービスでアラートを管理すると同時に,JP1/IM - ViewからJP1/ServerConductorの通知アラートを参照できるようになります。
また,JP1/IM - ManagerまたはJP1/IM - Central Consoleをエージェントサービスと同じマシン上で動作させる構成にすることもできます。
図2-19 サーバから直接通知する構成
JP1/IMからコンソールサービスを起動する構成について説明します。
この構成では,JP1/IM - ViewからJP1/ServerConductorのコンソールサービスを直接起動できます。
図2-20 JP1/IMからコンソールサービスを起動する構成