HVM識別子や仮想NICシステム番号など,HVMを動作させるのに必要な設定をします。HVMの設定手順を次に示します。
表22-8 [HVM設定]ダイアログボックスでの設定項目(仮想NICシステム番号設定)
設定項目 | 設定内容 |
---|---|
VNIC System Number | 仮想NICシステム番号を1~128の整数で指定します。 初回設定時は「0」が設定されています。 複数のHVMを使用する場合,HVMごとに異なる値を設定してください。詳細については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。 |
表22-9 [HVM設定]ダイアログボックスでの設定項目(仮想NICシステム番号設定後)
設定項目 | 設定内容 |
---|---|
HVM識別子※1 | HVM識別子を1~16バイトの半角文字列で指定します。指定できる文字は次のとおりです。 英数字,~,@,#,$,%,^,-(ハイフン),+,=,_(アンダースコア),.(ピリオド),[,] デフォルトは「HVM0001」または「HVM_nnnnnnnnnnnn(nnnnnnnnnnnn:HVM IPアドレスの10進表記)」です。デフォルトのHVM識別子がどちらになるかは,ハードウェアの仕様に依存します。 HVM識別子は重複しないように指定してください。複数のHVMに対して同じHVM識別子が指定された場合,BSMで管理できなくなります。特に「HVM0001」をそのまま使用した場合,HVM識別子が重複する可能性が高いため,デフォルトから変更することをお勧めします。 |
VNIC System Number※2 | 仮想NICシステム番号を1~128の整数で指定します。 複数のHVMを使用する場合,HVMごとに異なる値を設定してください。詳細については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。 |
Pre-State Auto Activation | Pre-State Auto Activationの設定をします。有効にする場合,[有効]ラジオボタンをONにします。無効にする場合,[無効]ラジオボタンをONにします。 |
HVM Auto Shutdown | HVM Auto Shutdownの設定をします。有効にする場合,[有効]ラジオボタンをONにします。無効にする場合,[無効]ラジオボタンをONにします。 |
Time Zone | HVMのタイムゾーンをGMTとの時差で設定します。日本国内で使用する場合,+ 9:00を指定します。 |
NIC Number/Port Number※3 | [VNIC Accelerator]の設定を変更する仮想NICネットワークセグメントの共有NIC番号とポート番号(A系またはB系)を選択します。
|
VNIC Accelerator※3 | [NIC Number/Port Number]で指定したネットワークセグメントについて,DMAエンジンを使用できるようにするかどうかの設定をします。使用できるようにする場合,ドロップダウンリストから[有効]を選択します。使用できないようにする場合,ドロップダウンリストから[無効]を選択します。 |