11.6.2 操作手順(BS2000の場合)

BS2000の管理対象サーバに対してランプ制御する手順を次に示します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウで,次のどれかを選択する
    • サーバシャーシ
    • サーバ
    • HVM
    サーバシャーシを選択した場合は,サーバモジュールだけでなくスイッチモジュールおよびマネージメントモジュールに対してもランプ制御できます。
  2. [ホスト操作]メニューから[ランプ制御]を選択する
    [ランプ制御]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  3. [制御対象モジュール]で,ランプ制御したいモジュールを選択する
    サーバまたはHVMを選択して[ランプ制御]ダイアログボックスを表示させた場合は,「Server Blade」が表示され,ほかのモジュールは選択できません。
  4. モジュール表示一覧から,ランプの状態を変更したいモジュールを一つ選択し,[ON]ボタン,または[OFF]ボタンをクリックする
    サーバ指定状態にする場合は[ON]ボタンを,サーバ指定状態を解除する場合は[OFF]ボタンをクリックします。サーバまたはHVMを選択した場合は,パーティションを構成するサーバモジュールのランプの状態だけ変更できます。
「障害アラート」欄の表示
「障害アラート」欄は,接続先マネージャにBSM Plusをインストールしている場合に表示されます。
次のアラートが一つ以上あった場合は,「あり」が表示されます。
  • SVP(直接通知)のアラート(注意レベル以上):すべてのモジュールが対象です。
  • エージェントサービスの通知アラート(注意レベル以上):サーバモジュールが対象です。
  • SNMP Trapの通知アラート(注意レベル以上):スイッチモジュールが対象です。
ただし,アラートがあってもユーザがアラートを確認している場合は,「なし」が表示されます。
また,ステータス欄に「制御不可」とあるモジュールに対しては,「障害アラート」欄は空白となります。
「制御不可理由」欄に表示されるメッセージ
ランプ制御できないモジュール,またはランプ制御をサポートしていないモジュールがある場合は,モジュール表示一覧の「ステータス」欄に「制御不可」と表示され,「制御不可理由」欄にメッセージが表示されます。
「制御不可理由」欄に表示されるメッセージとその対処方法を次の表に示します。

表11-7 「制御不可理由」欄に表示されるメッセージと対処方法

優先順位メッセージ対処
1選択したホストはLPAR上で稼働しているホストのため,ランプ制御できません。[ホスト管理]ウィンドウで該当するサーバシャーシ,またはHVMを選択して[ランプ制御]ダイアログボックスを起動してください。
2デバイスが挿入されていないか,制御可能なランプが存在しません。デバイスが挿入されているか確認してください。挿入されていない場合は,挿入してください。挿入してもこのメッセージが表示される場合は,制御可能なランプが存在しないデバイスです。
3デバイスが初期化中またはデバイスとの通信に失敗したため,ランプ制御できません。デバイスが初期化処理中のため,しばらく待ってから[ランプ制御]ダイアログボックスを起動し直してください。この手順で解決しない場合は,保守員に連絡してください。
注※
ランプ制御できない要因が複数ある場合,この欄で示す優先順位のいちばん高い項目が一つだけ表示されます。