26.3.5 管理サーバ(BSMまたはServer Manager)での資料の採取方法

管理サーバでは次の資料を採取します。

管理サーバ(BSMまたはServer Manager)側でトラブルが発生した場合,これらの資料に加えて,管理対象サーバ(Agent)側の資料も必要です。管理対象サーバ(Agent)側の資料の採取方法については,次の個所を参照してください。

管理サーバでの資料の採取方法を次に示します。

<この項の構成>
(1) JP1/ServerConductorの各製品のログファイルの採取
(2) イベントログ情報の採取
(3) ネットワーク情報の採取
(4) システム情報の採取
(5) レジストリ情報の採取
(6) クラスタ関連情報の採取

(1) JP1/ServerConductorの各製品のログファイルの採取

次に示すファイルをすべて採取してください。

注意
管理サーバをクラスタシステムで運用している場合は,実行系サーバと待機系サーバの両方で採取が必要です。

BSM,BSM Plus,およびServer Managerの,デフォルトのインストール先ディレクトリは,次のとおりです。

C:¥Program Files¥HITACHI¥ServerConductor¥Server Manager

インストール先ディレクトリが不明の場合は,次のレジストリデータを参照してください。

(2) イベントログ情報の採取

次に示す情報をすべて採取してください。

注意
管理サーバをクラスタシステムで運用している場合は,実行系サーバと待機系サーバの両方で採取が必要です。

これらの資料は次の二つの形式で採取してください。

イベントログ情報の採取方法を次に示します。

(a) Windows 2000の場合
  1. イベントビューアを起動する
  2. 左ペインの[アプリケーションログ]を選択して右クリックする
  3. [ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  4. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  5. もう一度,[ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  6. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
  7. 左ペインの[システムログ]を選択して右クリックする
  8. [ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  9. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  10. もう一度,[ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  11. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
(b) Windows Server 2003またはWindows XPの場合
  1. イベントビューアを起動する
  2. 左ペインの[アプリケーション]を選択して右クリックする
  3. [ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  4. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  5. もう一度,[ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  6. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
  7. 左ペインの[システム]を選択して右クリックする
  8. [ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  9. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  10. もう一度,[ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  11. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
(c) Windows VistaまたはWindows Server 2008の場合
  1. イベントビューアを起動する
  2. 左ペインの[Windowsログ]のツリーを展開し,[アプリケーション]を選択して右クリックする
  3. [イベントに名前を付けて保存]を選択する
  4. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  5. もう一度,[イベントに名前を付けて保存]を選択する
  6. [ファイルの種類]でイベントファイル形式を選択して保存する
  7. [表示情報]ダイアログボックスで,[表示情報なし]を選択して[OK]ボタンをクリックする
  8. 左ペインの[Windowsログ]のツリーを展開し,[システム]を選択して右クリックする
  9. [イベントに名前を付けて保存]を選択する
  10. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  11. もう一度,[イベントに名前を付けて保存]を選択する
  12. [ファイルの種類]でイベントファイル形式を選択して保存する
  13. [表示情報]ダイアログボックスで,[表示情報なし]を選択して[OK]ボタンをクリックする

(3) ネットワーク情報の採取

次に示す情報をすべて採取してください。

注意
管理サーバをクラスタシステムで運用している場合は,実行系サーバと待機系サーバの両方で採取が必要です。

(4) システム情報の採取

システム情報の採取方法を次に示します。

注意
管理サーバをクラスタシステムで運用している場合は,実行系サーバと待機系サーバの両方で採取が必要です。
(a) Windows 2000の場合
  1. [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する
  2. [名前]に「msinfo32」を指定し,[OK]ボタンをクリックする
    [システム情報]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 左ペインから[システム情報]を選択する
  4. [操作]メニューから[テキスト ファイルとして保存]を選択し,システム情報をテキストファイルで保存する
(b) Windows XPまたはWindows Server 2003の場合
  1. [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する
  2. [名前]に「msinfo32」を指定し,[OK]ボタンをクリックする
    [システムの概要]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 左ペインから[システムの概要]を選択する
  4. [ファイル]メニューから[エクスポート]を選択し,システム情報をテキストファイルで保存する
(c) Windows VistaまたはWindows Server 2008の場合
  1. [スタート]メニューから[コマンドプロンプト]を右クリックして,[管理者として実行]を選択する
  2. msinfo32コマンドを実行する
    [システムの概要]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 左ペインから[システムの概要]を選択する
  4. [ファイル]メニューから[エクスポート]を選択し,システム情報をテキストファイルで保存する

(5) レジストリ情報の採取

注意
管理サーバをクラスタシステムで運用している場合は,実行系サーバと待機系サーバの両方で採取が必要です。

次に示すレジストリをすべて採取してください。

(6) クラスタ関連情報の採取

管理サーバをクラスタシステムで運用している場合,次に示す情報をすべて採取してください。

注意
管理サーバをクラスタシステムで運用している場合は,実行系サーバと待機系サーバの両方で採取が必要です。