19.6.1 ホストグループ割り当ての表示

ここでは,ホストグループの割り当てを表示する手順について説明します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウの[BSM Plus管理]メニューから[ディスク割当てリポジトリ]を選択する
    [ディスク割当てリポジトリ]ウィンドウが表示されます。[ディスク割当てリポジトリ]ウィンドウでは,各項目をクリックすると,昇順にソートできます。

    [図データ]

[ディスク割当てリポジトリ]ウィンドウで表示される項目を次に示します。

表示項目説明
シャーシIDサーバシャーシIDが表示されます。
パーティション番号パーティション番号が表示されます。
サーバモジュールサーバモジュール番号が表示されます。
HBA WWNSVPから取得した,ファイバチャネルHBAのWWNが表示されます。
ストレージサブシステムホストグループが割り当てられた場合に,接続先ストレージサブシステム名が表示されます。
Portホストグループが割り当てられた場合に,接続先ストレージサブシステムのポート名が表示されます。
Port WWNホストグループが割り当てられた場合に,接続先ストレージサブシステムのポートのWWNが表示されます。
ホストグループ(HSD)ホストグループが割り当てられた場合に,接続先ストレージサブシステムのホストグループ名が表示されます。
LUNホストグループが割り当てられた場合に,サーバモジュールが認識するストレージサブシステムの論理ユニット番号が表示されます。
9570V,または9585Vのストレージサブシステムを使用している場合は,「nn」(nは10進数)の形式で表示されます。Hitachi AMS 200,Hitachi AMS 500,9900Vシリーズ,またはHitachi USPを使用している場合は,「X:XX」(Xは16進数)の形式で表示されます。
LU(LDEV)ホストグループが割り当てられた場合に,ストレージサブシステムの物理ユニット番号が表示されます。
9570V,または9585Vのストレージサブシステムを使用している場合は,10進数で表示されます。Hitachi AMS 200,Hitachi AMS 500,9900Vシリーズ,またはHitachi USPを使用している場合は,「X:XX」(Xは16進数)の形式で表示されます。
切替先シャーシIDN+1/N+Mコールドスタンバイで切り替えが行われた場合に,切り替え先のサーバシャーシIDが表示されます。
切替先パーティション番号N+1/N+Mコールドスタンバイで切り替えが行われた場合に,切り替え先のパーティション番号が表示されます。
切替先サーバモジュールN+1/N+Mコールドスタンバイで切り替えが行われた場合に,切り替え先のサーバモジュールスロット番号が表示されます。
注意
  • [ディスク割当てリポジトリ]ウィンドウに表示されている内容を最新の状態にするには,[表示]メニューの[最新の情報に更新]を選択または[F5]キーを押してください。
  • N+1/N+Mコールドスタンバイ機能を利用している場合,現用系サーバモジュールから予備系サーバモジュールへホストグループ割り当ての切り替えが行われますが,[ディスク割当てリポジトリ]ウィンドウには反映されません。N+1/N+Mコールドスタンバイの現用系サーバモジュールへの復帰と予備登録の解除を実施すると,[ディスク割当てリポジトリ]ウィンドウに反映されます。現用系サーバモジュールから予備系サーバモジュールへのホストグループ割り当ての切り替えについては,「20. N+1/N+Mコールドスタンバイ」を参照してください。
  • ストレージ運用支援機能でディスク割り当てを実施していない場合,N+Mコールドスタンバイで現用系から予備系への切り替え,および予備系から現用系への復帰が実施されると,[HBA WWN]の項目の表示内容が次のように切り替わります。
    現用系から予備系への切り替え:現用系のWWNから予備系のWWNに切り替わります。
    予備系から現用系への復帰:予備系のWWNから現用系のWWNに切り替わります。
  • マネージャサービスのバージョンが07-53以前の場合,[シャーシID],[パーティション番号],[サーバモジュール],[HBA WWN],[Port WWN],[LUN],および[LU(LDEV)]の項目のデータだけが表示されます。

[ディスク割当てリポジトリ]ウィンドウの表示内容が変更される契機を次に示します。

契機更新される表示項目
サーバモジュールが挿さった状態でホストグループ割り当て定義ファイルをインポートし,ストレージ割り当て・解除が完了した。ホストグループ割り当て前後に違いが出る項目が更新されます。ホストグループ割り当て前後に違いが出る項目については,「19.6.2 ホストグループ割り当ての確認方法」を参照してください。
ホストグループ割り当て定義ファイルをインポートしたあと,サーバモジュールを挿入した契機でストレージ割り当てが完了した。ホストグループ割り当て前後に違いが出る項目が更新されます。ホストグループ割り当て前後に違いが出る項目については,「19.6.2 ホストグループ割り当ての確認方法」を参照してください。
N+1/N+Mコールドスタンバイで,予備系を現用系とする操作を行った。予備系を現用系とする操作については,「20.10.3 現用系サーバモジュールへの復帰と予備登録の解除」を参照してください。ホストグループ割り当て前後に違いが出る項目が更新されます。ホストグループ割り当て前後に違いが出る項目については,「19.6.2 ホストグループ割り当ての確認方法」を参照してください。
N+Mコールドスタンバイで現用系から予備系へ切り替わった。または,現用系の復帰する操作を行った。現用系を復帰する操作については,「20.10.3 現用系サーバモジュールへの復帰と予備登録の解除」を参照してください。HBAのWWNが更新されます。