[マネージャサービス設定]ダイアログボックスの[N+1設定]タブで自動切り替えの設定をしていない場合は,サーバモジュール障害が発生したときに,手動で予備系サーバモジュールに切り替えます。手動で予備系サーバモジュールに切り替える手順を次に示します。
- 注意
- 予備プールにサーバモジュールが登録されていない場合,次に示す操作はできません([手動切り替え実行]は非活性状態となっています)。
- [N+1コールドスタンバイ詳細設定]ウィンドウのツリーで[N+1グループ]ノードまたは[ホスト]ノードをクリックする
- [設定]メニューから[手動切り替え実行]を選択する
[手動切り替え実行]ダイアログボックスが表示されます。
![[図データ]](figure/sm162700.gif)
- 注意
- コンソールサービスまたはマネージャサービスのバージョンが07-55以前の場合は,[切り替え先選択]は表示されません。
- N+1グループ一覧から,手動切り替えするグループを選択する
- N+1対象ホストから,手動切り替えするホストを選択する
[ホスト]ノードを右クリックして[手動切り替え実行]ダイアログボックスを表示した場合は,選択したホストが表示されています。Agentがインストールされていないホスト,またはVMホストが登録されていないホストの場合,「シャーシID_パーティションX」(X:パーティション番号)と表示されます。
- 切り替え実行後に切り替え先のホストの電源をONにする場合は,[切り替え時に電源をONにする]チェックボックスをONにする
デフォルト時は[切り替え時に電源をONにする]チェックボックスはONになっています。OFFにした場合,切り替え実行後に,切り替え先のホストの電源をONにしないで,予備系サーバモジュールへの切り替えだけを実行します。
コンソールサービスまたはマネージャサービスのバージョンが07-55以前の場合は,手順7に進んでください。
- [切り替え先候補一覧]から,切り替え先の予備系サーバモジュールを選択する
[切り替え先候補一覧]は,予備系サーバモジュールの優先度の高い順に上から表示されています。なお,切り替え可能な予備系サーバモジュールがない場合は,何も表示されません。
- [切替実行]ボタンをクリックする
予備系サーバモジュールへの切り替えを実行します。現用系サーバモジュールおよび予備系サーバモジュールの電源を事前にOFFにしておく必要があります。現用系サーバモジュールおよび予備系サーバモジュールの電源がOFFになっていないと,[切替実行]ボタンをクリックした際にエラーとなります。