管理対象がBladeSymphony(Linuxサーバ)の場合のSVP/BMCの設定には,Advanced Agent用環境設定コマンド(smhaaedit)を使用します。
smhaaeditコマンドの書式を次に示します。
/usr/sbin/smhaaedit [-s段数] [-g[幅][x高さ]] [-adagent|-bmc|-snmp]
/usr/sbin/smhaaedit -h
起動オプションの意味は次のとおりです。
smhaaeditコマンドによるBMCの設定手順を次に示します。なお,各環境設定メニューの詳細については,マニュアル「JP1 Version 8 JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 リファレンス」のsmhaaeditコマンド(Linuxサーバ)について記載されている節を参照してください。
/usr/sbin/smhaaedit
#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent #### |
#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent #### |
#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent #### |
#### JP1/ServerConductor/Advanced Agent #### |
表3-36 障害監視設定メニューの設定項目
設定項目 | デフォルト | 設定内容 |
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ErrorWatching※1 | Enabled | ウォッチドッグタイマを設定します。
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ErrorWatchingInterval | 5 | ウォッチドッグタイマの監視間隔を分単位で設定します。設定範囲は3~60です。 サーバハングアップなどが発生すると,ここで設定した時間+5分が経過したあとに,障害が検出され,マネージャサービスにアラートID 0x1470が通知されます。 |
ProcessAtError | 0 | サーバハングアップ,OSダウンによって,ウォッチドッグタイマのタイムアウトが発生した場合,自動的にどのように処理するかを設定します。 ここでは,次のどれかを設定します。
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PowerOffWatching | Disabled | 次のどちらかの処理の電源OFFに失敗したときに,電源OFFの処理を一定時間(タイムアウト時間)内でリトライするかどうかを設定します。
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PowerOffWatchingTimeout | 10 | 電源OFFのリトライタイムアウト時間を設定しま す。PowerOffWatchingがEnabledの場合だけ有効です。設定範囲は10~60分です。 |
RebootWatching | Disabled | 次の処理のリブートに失敗したときに,リブートの処理を一定時間(タイムアウト時間)内でリトライするかどうかを設定します。
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RebootWatchingTimeout | 10 | リブートのリトライタイムアウト時間を設定します。RebootWatchingがEnabledの場合だけ有効です。設定範囲は10~60分です。 |