22.5.1 LPAR作成に当たっての注意事項
- LPARを作成する前に,パーティション上で同時に起動できるLPARの条件を確認してください。
LPAR作成ウィザードでは,実際には同時に起動できないようなLPARも作成できます。例えば,LPAR作成ウィザードで,次に示すような定義ができますが,LPARのActivateはできません。
- LPARに割り当てできる総メモリ量が1GBのシステムで,1GBのメモリを割り当てたLPARを複数定義する
- 同じリソース(PCIデバイスや物理プロセッサ)を占有モードで割り当てるLPARを複数定義する
同時に起動できるLPARの条件は,使用するハードウェアによって異なります。同時に起動できるLPARの条件については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。
- LPARを作成する前に,HVMの設定およびPCIデバイスの占有/共有の設定を確認してください。HVMの設定については「22.4.2 HVMの設定手順」を,PCIデバイスの占有/共有の設定については「22.4.3 PCIデバイスの占有/共有の設定」を参照してください。
- 一つのHVMに対して作成できるLPARの上限は32個です。ただし,ハードウェアによっては,32個より少ない数のLPARしか作成できないことがあります。作成できるLPARの上限については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。
- HVM構成管理機能で作成するLPARのPre-Boot F/WはBIOSモードになります。