23.2.4 管理サーバへの登録

JP1/ServerConductorを使用して,LPAR上で稼働しているサーバまたはHVMを管理する場合,次の三つを管理対象として管理サーバに登録する必要があります。

使用する機能によって,管理サーバに登録が必要な対象が異なります。次の表に,管理サーバに登録が必要な対象を,使用する機能別に示します。

表23-2 管理サーバに登録が必要な対象

項番機能操作対象登録対象
LPARHVMサーバシャーシ
1管理コンソールからの電源制御HVM×
LPAR
2グループ管理による一括電源制御HVM×
LPAR
3ストレージ運用支援機能
4N+Mコールドスタンバイ機能×
(凡例)
LPAR:LPAR上で稼働しているサーバ
HVM:LPARを管理しているHVM
サーバシャーシ:HVMが稼働しているサーバモジュールが挿入されているサーバシャーシ
○:登録要
×:登録不要
-:該当しない

管理対象として登録されているかどうかは,[ホスト管理]ウィンドウで確認できます。[ホスト管理]ウィンドウでの表示例を次に示します。

[図データ]

[ホスト管理]ウィンドウに該当するHVMが表示されない場合は,該当するHVMを管理対象として管理サーバに登録してください。このとき,あらかじめHVMを起動しておいてください。また,そのHVMが起動しているサーバシャーシが[ホスト管理]ウィンドウに表示されていることを確認してください。管理対象として登録する方法については「23.3.9 接続管理」を,サーバモジュールの電源投入方法およびHVMの起動方法については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。

参考
サーバモジュールの電源を入れたときに管理サーバの電源が入っていれば,管理サーバはサーバモジュールから送られた情報を受け取って,サーバモジュールを管理対象として自動的に登録します。サーバモジュールの電源を入れたときに管理サーバの電源が入っていないと,サーバモジュールから送られた情報を管理サーバが受け取ることができないため,サーバモジュールは管理対象として登録されません。その場合は,管理サーバの電源を入れたあとで,サーバモジュールを管理対象として登録してください。