19.4.1 Device ManagerのBSM Plusへの登録

BSM Plusのストレージ運用支援機能は,ストレージ管理ソフトウェアであるDevice ManagerのAPIを利用して,サーバモジュールにストレージサブシステムの起動用ディスクおよびデータ用ディスクを割り当てます。そのため,Device ManagerのサーバをBSM Plusにあらかじめ登録しておく必要があります。

ここでは,Device ManagerのサーバをBSM Plusへ登録する方法について説明します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウの[設定]メニューから[マネージャサービス設定]を選択する
    [マネージャサービス設定]ダイアログボックスが表示されます。
  2. [ストレージ設定]タブを選択する

    [図データ]

  3. ストレージ運用支援機能の[有効にする]チェックボックスをONにする
  4. Hitachi Device Manager Software設定の各項目を設定する
    登録するDevice Managerのサーバを設定します。なお,ホストグループ自動割り当て設定については,「19.5.2 ホストグループの自動割り当ての設定」を参照してください。
    設定項目操作方法
    ホスト登録
    (IP Address/ホスト名)
    必ず指定します。
    Device ManagerがインストールされているIPアドレスまたはホスト名(半角1文字以上)を指定します。登録できるホストは1台だけです。
    アクセスオプションDevice ManagerにHTTPSで接続する場合に選択します。
    [アクセスオプション]チェックボックスをONにする場合は,Device ManagerのホストにSSLの電子証明書をインストールしてください。ホストにSSLの電子証明書をインストールする方法については,マニュアル「JP1/HiCommand Device Manager システム構成ガイド(サーバ編)」またはマニュアル「Hitachi Device Manager and Provisioning Manager Software システム構成ガイド」を参照してください。
    接続Port必ず指定します。
    Device Managerのホストへ接続するポート番号(半角数字1~65535)を指定します。デフォルトは2001です。
    ストレージ管理者ユーザID必ず指定します。
    ストレージ管理者のユーザIDを指定します。ユーザIDは,半角4文字以上で指定してください。使用できる文字列は,半角英数字,半角ハイフン,半角アンダースコア,半角コンマ,および半角アットマークです。
    ストレージ管理者ユーザパスワード必ず指定します。
    ストレージ管理者のユーザパスワードを指定します。半角英数字4文字以上で指定してください。

    注※ Device Managerのアドミニストレータ権限を持つユーザ


  5. [接続確認]ボタンをクリックする
    Device Managerへの接続状況が確認され,接続の成功または失敗を知らせるメッセージが表示されます。
  6. メッセージの内容を確認し,[OK]ボタンをクリックする
  7. [OK]ボタンをクリックする
    [マネージャサービス設定]ダイアログボックスを閉じます。