16.6.4 ロギング機能

HP-UX EMS連携機能には,アラート通知をするとともに障害の詳細情報をログファイルに出力するロギング機能があります。ロギング機能を使用する場合は,エージェントサービス(HP-UXサーバ)の環境設定でロギング機能を有効(True)にします。デフォルトは有効(True)です。ログ出力先ファイルは環境設定で指定できます。詳細については,「3.13 エージェントサービス(HP-UXサーバ)の設定」を参照してください。ログファイルに出力される内容を次の表に示します。

表16-8 ログファイルに出力する内容

項目意味
TimeStamp障害が発生した時間です。アラートのタイムスタンプと同様です。
ResourceName障害の発生部位を表すリソース名です。
AlertLevelアラートのレベルです。
AlertMsgアラートメッセージです。
Event DescriptionsHP-UX EMSがsyslogファイルやイベントログファイルに出力する障害の詳細な情報です。この項目は出力されないことがあります。

ログファイルの出力例を次に示します。

図16-3 ログファイルの出力例

[図データ]