15.6.2 アンインストール手順(クラスタシステムの場合)
(1) 待機系サーバでのBSMのアンインストール
アンインストール手順の詳細については,「3.4.1 BSMおよびBSM Plusのアンインストール」を参照してください。
- 待機系サーバのマシンにログインする
- BSMをアンインストールする
- インベントリ情報管理用データベースを共有ディスク上に作成していた場合,ODBC データソース アドミニストレータを起動する
64ビット版OSを使用している場合は,[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスの[名前]に「%SystemRoot%¥SysWOW64¥odbcad32.exe」と入力して,[OK]ボタンをクリックしてください。ODBCデータソースアドミニストレータが起動します。
- [システム DSN]タブでBSM_DBを選択し,[削除]ボタンをクリックする
- [OK]ボタンをクリックする
- ODBC データソースアドミニストレータを終了する
(2) クラスタグループの解除
- 実行系サーバのマシンにログインする
- クラスタアドミニストレータを起動する
- マネージャサービスが登録されているクラスタグループを選択する
この例では,BSMグループを選択します。
- 汎用サービスリソースを選択し,[ファイル]メニューから[オフラインにする]を選択する
この例では,BladeServerManagerをオフラインにします。
- 同様に物理ディスクリソースを選択し,[ファイル]メニューから[オフラインにする]を選択する
この例では,BSM_共有ディスクをオフラインにします。
- 汎用サービスリソースを選択し,[ファイル]メニューから[削除]を選択する
この例では,BladeServerManagerを削除します。
- 同様に物理ディスクリソースを選択し,[ファイル]メニューから[削除]を選択する
この例では,BSM_共有ディスクを削除します。
- BSM用のクラスタグループからネットワーク名リソースおよびIPアドレスリソースを退避する
新規にクラスタグループを作成し,BSM用のクラスタグループからネットワーク名リソースおよびIPアドレスリソースを移動します。
この例では,BSM_ネットワークおよびBSM_クラスタIPアドレスを新規に作成したクラスタグループに移動します。
- BSM用のクラスタグループを選択し,[ファイル]メニューから[削除]を選択する
この例では,BSMグループを削除します。
Windows Server 2008の場合
Windows Server 2008の場合は,次の手順に従ってクラスタグループを解除してください。
- 実行系サーバのマシンにログインする
- フェールオーバークラスタ管理を起動する
- クラスタの下の「サービスとアプリケーション」からクラスタ名を選択する
この例では,「BSM2008.test.local」の下の「サービスとアプリケーション」から,「BladeServerManager」を選択します。
- 右ペインの共有ディスクリソースを右クリックし,[BladeServerManagerから削除]を選択する
この例では,クラスタディスク2を削除します。
- 右ペインの汎用サービスリソースを右クリックし,[このリソースをオフラインにする]を選択する
この例では,SM_MgrSvcをオフラインにします。
- 右ペインの汎用サービスリソースを右クリックし,[削除]を選択する
この例では,SM_MgrSvcを削除します。
- クラスタの下の「サービスとアプリケーション」からクラスタ名を右クリックし,[削除]を選択する
この例では,「BSM2008.test.local」の下の「サービスとアプリケーション」からBladeServerManagerを削除します。
(3) 実行系サーバでのBSMのアンインストール
アンインストール手順の詳細については,「3.4.1 BSMおよびBSM Plusのアンインストール」を参照してください。
- 実行系サーバのマシンにログインする
- BSMをアンインストールする
- インベントリ情報管理用データベースを共有ディスク上に作成していた場合,ODBC データソース アドミニストレータを起動する
64ビット版OSを使用している場合は,[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択します。[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスの[名前]に「%SystemRoot%¥SysWOW64¥odbcad32.exe」と入力して,[OK]ボタンをクリックしてください。ODBCデータソースアドミニストレータが起動します。
- [システム DSN]タブでBSM_DBを選択し,[削除]ボタンをクリックする
- [OK]ボタンをクリックする
- ODBC データソースアドミニストレータを終了する
- エクスプローラを起動し,共有ディスク上のインベントリ情報管理用データベースを削除する
この例では,E:¥host_mdb¥bsm_host.mdbを削除します。