BladeSymphony SPを管理する場合の注意事項について説明します。
BladeSymphony SPのサーバシャーシタイプは,BS320のサーバシャーシタイプと同一になります。このため,BladeSymphony SPのサーバシャーシは,BSMの画面ではBS320のサーバシャーシと同一の表示になります。
ウィンドウやダイアログボックスなどで表示されるスロットの数は,サーバシャーシのタイプによって異なります。BladeSymphony SPは,BS320と同一の表示になります。ただし,BladeSymphony SPでは,表示されていても製品仕様上サーバモジュールを搭載できないスロットがあります。
サーバモジュールを搭載できないスロットに対して,ランプ制御などの操作をしようとした場合,サーバモジュールが挿入されていないなどのメッセージが表示されます。この場合,サーバモジュールを挿入するといった対処は不要です。使用できるスロットに対して,操作するようにしてください。
BladeSymphony SPは,SANの接続インタフェースにiSCSIを採用しています。
コンソールサービスとマネージャサービスのバージョンがともに08-51以降の場合,iSCSIインタフェースでのSANブート構成で,N+Mコールドスタンバイ機能を利用できます。
iSCSIインタフェースでのSANブート構成で,N+Mコールドスタンバイ機能を利用する場合,サーバシャーシ間にわたる運用はできません。現用系ホストと異なるサーバシャーシのホストは,N+1グループに登録できません。
iSCSIインタフェースでのSANブート構成の場合,ストレージ運用支援機能は使用できません。