13.2 サーバシャーシを登録または削除する

BSMでは,管理対象としてサーバシャーシの登録と削除ができます(Server Managerではできません)。また,未接続で使用しなくなった管理対象のサーバシャーシは,管理対象から削除してください。コンソールサービス上で間違った操作を引き起こす原因になります。

<この節の構成>
(1) サーバシャーシの登録
(2) サーバシャーシの削除

(1) サーバシャーシの登録

サーバシャーシの登録には,次の方法があります。

  1. コンソールからの手動登録
    起動しているサーバシャーシが[ホスト管理]ウィンドウに表示されない,サーバシャーシを誤って削除したなどの場合,ユーザがコンソールから手動で登録します。
  2. BSM起動時の自動登録
    BSMの起動時に,自動的に同一ネットワークセグメントのサーバシャーシが検出され登録されます。
  3. SVPからの自動登録
    通知先として登録されているマネージャサービスに対して,SVPが定期的に登録要求を通知します。これによって,自動的に登録されます。

登録方法とサーバシャーシの対応を次に示します。

表13-1 登録方法とサーバシャーシの対応

項番登録方法サーバシャーシ
BS1000またはBS320BS2000
1コンソールからの手動登録
2BSM起動時の自動登録×
3SVPからの自動登録×
(凡例)
○:登録機能がサポートされています
×:登録機能はサポートされていません

コンソールから手動で登録する手順を次に示します。

起動しているサーバシャーシが[ホスト管理]ウィンドウに表示されない,サーバシャーシを誤って削除したなどの場合,次の手順でサーバシャーシを登録して[ホスト管理]ウィンドウに表示させます。

  1. [ホスト管理]ウィンドウでサーバシャーシを登録するマネージャサービスを選択する
  2. [接続管理]メニューから[登録]を選択する
    [ホスト登録]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  3. 登録するサーバシャーシのSVPモジュールのIPアドレスを入力する
  4. 種別の中から,「サーバシャーシ/HVM(BS1000/BS320)」または「サーバシャーシ/HVM(BS2000)」を選択する
  5. [OK]ボタンをクリックする
注意
BladeSymphonyのスイッチ&マネジメントモジュールのファームウェアを更新した場合,またはWWN情報を更新した場合,サーバシャーシを再登録する必要があります。ここで説明した手順に従って,サーバシャーシを再登録してください。

(2) サーバシャーシの削除

マネージャで管理しているサーバシャーシを,管理対象から削除する方法について説明します。これは,サーバシャーシを撤去したときなどに使用します。

次の手順で管理するサーバシャーシを削除します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウで削除するサーバシャーシを選択する
    複数のサーバシャーシを選択できます。
  2. [接続管理]メニューから[削除]を選択する
    メッセージが表示されます。
  3. [OK]または[全てOK]ボタンをクリックする

[OK]ボタンをクリックすると,サーバシャーシを削除します。サーバシャーシを複数選択した場合,確認用のメッセージが表示されます。すべてのサーバシャーシを削除する場合は[全てOK]ボタンをクリックしてください。

選択したサーバシャーシと,そのサーバシャーシ内のすべてのホスト(サーバモジュール)が管理対象から削除されます。

BS2000の場合

BS2000の場合は,次の手順に従ってサーバシャーシを削除してください。

  1. 削除するBS2000のサーバシャーシのSVPから,通知先BSMの登録を外す
  2. [ホスト管理]ウィンドウから,サーバシャーシを削除する

上記の手順ではなくBSMのコンソール画面から削除した場合,削除したBS2000のサーバシャーシが,一定時間後にコンソール画面へ再登録されることがあります。