7.3.3 フィルタリングしたアラートの通知結果

アラート単位で「通知しない」と設定した場合,そのアラートはアラート関連のすべての機能で無効となります。アラートログやイベントログなどのログファイルにも記録されません。

一方,アラートレベルで「通知しない」と設定した場合,そのアラートはコンソールサービスやほかのプログラムへの通知,およびe-mailによる通知はされませんが,アラートログやイベントログなどのログファイルには記録されます。また,アラート発生時のサーバ動作の設定も有効です。次の表に,アラート単位とアラートレベルでの設定によって異なる障害管理機能の有効性を示します。

表7-2 障害管理機能の有効性

プログラム障害管理機能アラート単位
での設定
アラートレベル
での設定
機能の
有効性
コンソールサービスへの通知通知する通知する有効
通知しない無効
通知しない無効
コンソールサービス
ローカルコンソールサービス
プログラム起動通知する通知する有効
通知しない無効
通知しない無効
マネージャサービスe-mail連携
JP1/IMへの通知
通知する通知する有効
通知しない無効
通知しない無効
エージェントサービスログファイルへの記録
サーバ動作設定
通知する通知する有効
通知しない有効
通知しない無効
SNMPトランスレータエージェントサービスSNMPマネージャへの通知通知する通知する有効
通知しない無効
通知しない無効
(凡例)
-:該当なし