JP1/ServerConductorで管理しているインベントリ情報は,CSV形式で出力できます。
出力したCSVデータから,各ホストのインベントリ情報の一覧を作成し,データの比較などに利用できます。
デフォルトでは,Cドライブのインベントリ情報が出力されます。Cドライブ以外のインベントリ情報を出力する場合は,ドライブを指定します。
- 注意
- サーバシャーシおよびHVMのインベントリ情報は出力できません。
次に,インベントリ情報の出力方法を説明します。
- [ホスト管理]ウィンドウでインベントリ情報を出力するホストを選択する
複数選択できます。すべてのホストのインベントリ情報を出力する場合,この操作は省略できます。
- [ファイル]メニューから[インベントリCSV形式ファイル出力]を選択する
サーバシャーシ/HVM,VMホスト/VMゲストのインベントリ情報は出力しないという内容のメッセージが表示されます。このメッセージが表示されても,ホストのインベントリ情報は出力されます。
[インベントリCSVファイル出力]ダイアログボックスが表示されます。
![[図データ]](figure/sm050200.gif)
- インベントリ情報を出力する対象のホストを選択する
すべてのホストのインベントリ情報を出力する場合は[全てのホスト]を選択します。
手順1で選択したホストのインベントリ情報を出力する場合は[選択されたホスト]を選択します。
- Cドライブ以外のドライブのインベントリ情報を出力する場合は[オプション]ボタンをクリックする
[インベントリCSVファイル出力オプション]ダイアログボックスが表示されます。
![[図データ]](figure/sm050300.gif)
デフォルトではCドライブのインベントリ情報だけを出力します。Cドライブのインベントリ情報だけを出力する場合,この操作は省略できます。なお,対象ホストがLinuxおよびHP-UXの場合には,ドライブ情報は出力されません。
- ドライブ情報を出力するドライブを選択し,[切替]ボタンをクリックする
インベントリ情報を出力したいドライブの[○]が[●]に変更され,[出力しない]が[出力する]に変更されます。
[出力する]が設定されているドライブのインベントリ情報を出力しないようにするには,そのドライブを選択して[切替]ボタンをクリックしてください。
- [OK]ボタンをクリックする
[インベントリCSVファイル出力]ダイアログボックスが表示されます。
- [OK]ボタンをクリックする
[保存]ダイアログボックスが表示されますので,ファイル名を付けて保存します。
これで,インベントリ情報がCSV形式でファイルに保存されます。
出力されるインベントリ情報は,管理対象の種類によって異なります。出力されるインベントリ情報を次に示します。
表6-1 出力されるインベントリ情報
インベントリ情報の種類 | 管理対象の種類 |
---|
Windowsサーバ | Linuxサーバ | HP-UXサーバ |
---|
コンピュータ名 | ○ | ○ | ○ |
TCP/IPホスト名 | ○ | ○ | ○ |
ネットワークドメイン名 | ○ | ○ | - |
シャーシID | ○※ | ○※ | ○※ |
パーティション番号 | ○※ | ○※ | ○※ |
LPAR識別子 | ○※ | ○※ | ○※ |
クラスタ名 | ○ (HA8000の場合だけ) | - | - |
OS名 | ○ | ○ | ○ |
CPU | ○ | ○ | ○ |
最大速度 | ○ | ○ | ○ |
CPU個数 | ○ | ○ | ○ |
総メモリサイズ | ○ | ○ | ○ |
論理ドライブ情報の各項目 | ○ | - | - |
電源制御 | ○ | ○ | ○ |
資産情報の各項目 | ○ | ○ | ○ |
- (凡例)
- ○:出力される
- -:出力されない
- 注※
- BladeSymphonyの場合だけ出力されます。