20.2.1 N+1/N+Mコールドスタンバイ機能の対応バージョン

BSMのマネージャサービスとコンソールサービスのバージョンと,サーバモジュールの切り替えに利用できる方式との関係を,次の表に示します。

表20-3 利用バージョンと利用方式の対応

利用するバージョン利用できる方式
マネージャサービスコンソールサービスN+1コールドスタンバイ※1N+Mコールドスタンバイ
08-60以降08-60以降※2※3※4※5
08-50以降08-50以降※3※4※5
08-13以降08-13以降※3※4
08-10以降08-10以降※3
07-60以降07-60以降
07-60以降07-55以前×
07-55以前07-60以降×
07-55以前07-55以前×
(凡例)
○:利用できる。
×:利用できない。
注※1
サーバシャーシがBS2000およびBS320の場合は,N+1コールドスタンバイを利用できません。
注※2
サーバシャーシがBS2000の場合は,バージョン08-60以降のコンソールサービスとマネージャサービスが必要になります。
注※3
サーバシャーシがBS320の場合は,バージョン08-10以降のコンソールサービスとマネージャサービスが必要になります。
注※4
ストレージ運用支援機能によるホストグループ割り当ては必須ではありません。
注※5
管理対象サーバへのエージェントサービスのインストールは必須ではありません。

BSMのマネージャサービスおよびコンソールサービスのバージョンが07-60以降の場合は,N+1コールドスタンバイまたはN+Mコールドスタンバイから選択できます。ただし,現用系サーバモジュールに復帰する場合は,予備系サーバモジュールに切り替えるときに選択した方式と同じ構成で復帰します。

07-55以前のバージョンを利用する場合は,N+1コールドスタンバイを利用してください。

なお,SANブート構成のインタフェースとサポートしているバージョンの対応は次のようになります。

表20-4 SANブート構成のインタフェースとサポートしているバージョンの対応

インタフェースサポートしているBSMのバージョン
FCインタフェース07-50以降
SASインタフェース08-22以降
iSCSIインタフェース08-51以降