ここでは,Webコンソールサービスの詳細情報を設定します。次に示す手順でWebコンソールサービスの詳細情報を設定してください。
ネットワークの共通情報について設定します。
表3-29 環境設定ユティリティ(Webコンソールサービス)-[ネットワーク(共通)]タブの設定内容
設定項目 | 設定内容 |
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送信タイムアウト時間 | Webコンソールサービスとマネージャサービス間で送信エラーが発生した場合,送信をリトライする時間を秒単位で設定します。 設定範囲は1~600です。デフォルトは30秒です。 |
複数IPアドレス構成時には使用するIPアドレスを指定してください※ | 複数のLANボードを搭載している場合,このチェックボックスをONにして,使用するIPアドレスを設定します。 |
ネットワークのサービスについて設定します。
表3-30 環境設定ユティリティ(Webコンソールサービス)-[ネットワーク(サービス)]タブの設定内容
設定項目 | 設定内容 |
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コマンド実行待ち時間 | 異なるWeb管理コンソールから同一ホストに同一コマンドを要求した場合の,Webコンソールサービスでのコマンド実行待ち時間です。設定範囲は1~600秒です。デフォルトは120秒です。 |
コマンドタイムアウト時間 | Web管理コンソールからマネージャサービスにコマンドを送信してから,応答が返ってくるまで待っている時間を秒単位で設定します。設定範囲は1~600です。デフォルトは120秒です。 |
ポーリングを行う | ポーリングする場合,このチェックボックスをONにします。 ポーリングは,コンソールアプレットがWebゲートウェイサービスにホストの状態変更やアラートの通知が届いていないかを確認する処理のことです。 デフォルトはOFFです。 |
間隔 | ポーリングする場合,ポーリング間隔を設定します。設定範囲は1~3,600秒です。デフォルトは600秒です。 |
通信ログの採取 | 通信ログを採取する場合,このチェックボックスをONにします。デフォルトはONです。 |
Webサーバの起動直後や,マネージャサービスとの通信エラーで再接続する場合の,マネージャサービスへのログインのリトライ情報を設定します。
表3-31 環境設定ユティリティ(Webコンソールサービス)-[ログイン]タブの設定内容
設定項目 | 設定内容 |
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ログインリトライ回数 | Webコンソールサービスがマネージャサービスにログインするときのログインのリトライ回数を設定します。設定範囲は,0~30回です。 デフォルトは0回です。 |
ログインリトライ間隔 | Webコンソールサービスがマネージャサービスにログインするときのログインのリトライ間隔を設定します。設定範囲は1~60秒です。 デフォルトは10秒です。 |
Webコンソールサービスでは,提供している各機能(インベントリ表示,アラートログ表示など)を機能単位でほかのWebアプリケーションから実行する機能(機能別画面指定機能)を提供しています。機能別画面指定機能でのログイン方法には,通常どおりログイン時にパスワードを認証する通常ログイン,およびパスワードを要求しない簡易ログインの二つがあります。
表3-32 環境設定ユティリティ(Webコンソールサービス)-[機能別画面指定]タブの設定内容
設定項目 | 設定内容 |
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機能別画面指定する場合の認証方法を指定してください | 毎回ログイン認証する場合は,[通常ログイン]ラジオボタンをONにします。ログイン認証をしない場合は,[簡易ログイン]ラジオボタンをONにします。なお,デフォルトは,[通常ログイン]ラジオボタンがONになっています。 |
Webコンソールサービスに,グリニッジ標準時(GMT)と地域の標準時との時差を表示するかどうかを設定します。
表3-33 環境設定ユティリティ(Webコンソールサービス)-[表示]タブの設定内容
設定項目 | 設定内容 |
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時差を表示する | グリニッジ標準時(GMT)と地域の標準時との時差を次のウィンドウに表示する場合,このチェックボックスをONにします。
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通知アラートや情報取得で取得したログファイルや,ユーザが作成したCSVファイルなどをWebサーバ上に保存する期間を設定します。
表3-34 環境設定ユティリティ(Webコンソールサービス)-[表示]タブの設定内容
設定項目 | 設定内容 |
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出力ファイル保存日数 | 出力ファイルの保存日数を指定します。設定範囲は1~30日です。デフォルトは3日です。 ここで指定した保存日数を超えた場合,ファイルは削除されます。 |