共有ディスク上に作成した共有データフォルダのパスを変更する場合の作業の流れを,次の図に示します。この操作は,すべて実行系サーバで実施します。
図15-6 共有データフォルダのパスを変更する場合の作業の流れ(クラスタシステムの場合)
![[図データ]](figure/sm092900.gif)
共有ディスク上に作成した共有データフォルダのパスを変更する手順を次に示します。
- 注意
- 共有ディスク上に作成した共有データフォルダのパスを変更する場合,あらかじめ変更前の共有データフォルダに格納されているファイルを,変更後の共有データフォルダに同じフォルダ構成でコピーしておいてください。共有データフォルダの構成については,「15.3.9 共有ディスク上の共有データフォルダの構成」を参照してください。
- 共有ディスク上に作成した共有データフォルダは,共有ディスクとして登録した物理ディスクリソースの所有者からだけアクセスできます。また,共有ディスクリソースがオンラインとなっている場合だけ,アクセスできます。
共有ディスクリソースの所有者を調べるには,クラスタアドミニストレータを起動して,クラスタグループを選択し,左ペインにある共有ディスクの所有者を確認してください。Windows Server 2008の場合は,フェールオーバークラスタ管理を起動して,クラスタの下の「サービスとアプリケーション」からクラスタ名を選択して,現在の所有者を確認してください。
- <この項の構成>
- (1) 共有ディスクのオンライン
- (2) 共有データフォルダのパスの変更