22.2.2 [HVM構成管理]ウィンドウ

HVM構成管理機能を使用してHVMおよびLPARを管理するには,[HVM構成管理]ウィンドウを使用します。[HVM構成管理]ウィンドウの起動方法,表示方法などについて,次に説明します。

<この項の構成>
(1) [HVM構成管理]ウィンドウの表示手順
(2) [HVM構成管理]ウィンドウの表示項目
(3) 接続先マネージャサービスの変更

(1) [HVM構成管理]ウィンドウの表示手順

[HVM構成管理]ウィンドウを表示する手順を次に示します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウの[HVM管理]メニューから[HVM構成管理]を選択する
    [HVM構成管理]ウィンドウが表示されます。

    [図データ]

(2) [HVM構成管理]ウィンドウの表示項目

[HVM構成管理]ウィンドウの左ペインには,[HVM構成管理]をルートノードとして,シャーシノードが表示されます。シャーシノードの下位にはそのシャーシに属するHVMノードが,HVMノードの下位にはそのHVMが管理しているLPARノードが,それぞれ表示されます。

[図データ]

表示項目意味
シャーシノード[ホスト管理]ウィンドウに登録されているサーバシャーシのうち,BS1000またはBS2000のサーバシャーシが表示されます。
HVMノード[ホスト管理]ウィンドウに登録されているHVMのうち,パーティションのOS種類がHVMのものが表示されます。
LPARノードHVMに作成済みのLPARが表示されます。

[HVM構成管理]ウィンドウの右ペインの表示項目は,左ペインで選択しているノードの種類によって異なります。選択しているノード別の表示項目について,次に説明します。

(a) シャーシノード選択時の表示項目

[HVM構成管理]ウィンドウの左ペインでシャーシノードを選択すると,そのサーバシャーシ上で稼働するHVMの情報およびサーバシャーシの情報が右ペインに表示されます。

シャーシノードを選択しているときの[HVM構成管理]ウィンドウおよび右ペインの表示項目を,次に示します。

図22-2 [HVM構成管理]ウィンドウ(シャーシノード選択時)

[図データ]

表22-1 [HVM構成管理]ウィンドウの表示項目(シャーシノード選択時)

項番表示項目意味
1HVM識別子※1HVMを識別するIDが表示されます。
2パーティション番号※1パーティション番号が表示されます。
3電源状態※1パーティションの電源状態が表示されます。
  • Inactive(0x00):電源OFF状態
  • Active(0x01):電源ON状態
  • 取得不可(0xXX):電源状態不明(XXは00,01のどちらでもない値を示す)
4パーティション情報ステータス※1パーティションの状態が表示されます。
  • Unknown Status(0x00):不明な状態
  • Data Invalidated(0x01):無効な状態
  • Data Invalidated & 電源投入抑止中(0x02):無効+電源投入抑止状態
  • Configuration validate(0x03):有効な状態
  • 取得不可(0xXX):パーティション状態不明(XXは00~03のどれでもない値を示す)
5サーバモジュールタイプ※1パーティションのプライマリスロットに挿入されているサーバモジュールのモジュールタイプが表示されます。
BS1000,BS320の場合
  • Don't Care(0x00):サーバモジュール未挿入
  • IPF Server Module(0xXX):IPFサーバモジュール(XXは01~7Fのどれかの値を示す)
  • IA32 Server Module(0xXX):IA32サーバモジュール(XXは80~FEのどれかの値を示す)
  • Unknown Device(0xFF):不明
BS2000の場合
  • Don't Care(0x00):サーバモジュール未挿入
  • Xeon Server Blade(0xXX):Xeonサーバモジュール(XXは01~0Fのどれかの値を示す)
  • Xeon-EX Server Blade(0xXX):Xeon-EXサーバモジュール(XXは11~1Fのどれかの値を示す)
  • Unknown Device(0xFF):不明
6HVM IPアドレス※2HVMのIPアドレスが表示されます。
7VNIC System Number※2仮想NICシステム番号が表示されます。
8Pre-State Auto Activation※2HVMシステムをシャットダウンしないでHVMを再起動した場合,LPARを再起動前と同じ状態に復帰させるかどうかの設定が表示されます。
  • 有効:LPARを再起動前と同じ状態に復帰させる
  • 無効:LPARを再起動前と同じ状態に復帰させない
9HVM Auto Shutdown※2すべてのLPARがDeactivate状態になったときにHVMシステムを自動でシャットダウンするかどうかが表示されます。
  • 有効:HVMを自動でシャットダウンする
  • 無効:HVMを自動でシャットダウンしない
10Processors※2正常に稼働している物理プロセッサの総数と,サーバモジュールに搭載されている全物理プロセッサの総数が「n(m)」の形式で表示されます。nとmの意味は次のとおりです。
  • n:正常に稼働している物理プロセッサの総数
  • m:サーバモジュールに搭載されている物理プロセッサの総数
11User Memory (Mbytes)※2LPARに割り当てできるメモリの総量が表示されます。LPARに割り当てできるメモリの総量は,サーバモジュールに搭載されているメモリ容量からHVMが使用するメモリ容量を引いた値となります。
12Management Path※2HVM管理パスに使用するNICのPCIデバイス番号が表示されます。
  • Default:プライマリオンボードGbEを管理パスに使用している
  • PCIデバイス番号:PCIデバイス番号で指定されたNICを管理パスに使用している
13Connect※2Management Pathの接続状態が表示されます。
  • Unknown:接続状態が不明または初期状態である
  • Success:接続状態である
  • Fail:接続に失敗している
14Alert Language※2HVMのアラートメッセージの言語設定が表示されます。
  • English:英語
  • Japanese:日本語
  • Unknown:不明
15BSM1 IPアドレス※2HVMを管理するBSM1のIPアドレスが表示されます。HVMスクリーンのSystem Configurationメニューに表示される「BSM1 IP Address」の設定値が表示されます。
16BSM1 アラートポート番号※2BSM1との通信に使うポート番号が表示されます。HVMスクリーンのSystem Configurationメニューに表示される「BSM1 Alert Port」の設定値が表示されます。
17BSM2 IPアドレス※2HVMを管理するBSM2のIPアドレスが表示されます。HVMスクリーンのSystem Configurationメニューに表示される「BSM2 IP Address」の設定値が表示されます。
18BSM2 アラートポート番号※2BSM2との通信に使うポート番号が表示されます。HVMスクリーンのSystem Configurationメニューに表示される「BSM2 Alert Port」の設定値が表示されます。
19BSM3 IPアドレス※2HVMを管理するBSM3のIPアドレスが表示されます。HVMスクリーンのSystem Configurationメニューに表示される「BSM3 IP Address」の設定値が表示されます。
20BSM3 アラートポート番号※2BSM3との通信に使うポート番号が表示されます。HVMスクリーンのSystem Configurationメニューに表示される「BSM3 Alert Port」の設定値が表示されます。
21BSM4 IPアドレス※2HVMを管理するBSM4のIPアドレスが表示されます。HVMスクリーンのSystem Configurationメニューに表示される「BSM4 IP Address」の設定値が表示されます。
22BSM4 アラートポート番号※2BSM4との通信に使うポート番号が表示されます。HVMスクリーンのSystem Configurationメニューに表示される「BSM4 Alert Port」の設定値が表示されます。
注※1
通信エラーの場合は空白が表示されます。
注※2
HVMが管理コンソールから一度も接続されていない場合,またはHVMのファームウェアが古い場合は空白が表示されます。

(b) HVMノード選択時の表示項目

[HVM構成管理]ウィンドウの左ペインでHVMノードを選択すると,そのHVMが管理しているLPARの情報が右ペインに表示されます。

HVMノード選択時に表示する項目は,次の5種類から選択できます。HVMノードを選択した場合,デフォルトではLPAR構成情報が表示されます。

LPAR構成情報

LPAR構成情報を表示するには,[HVM構成管理]ウィンドウの[表示]メニューから[LPAR構成情報表示]を選択します。

LPAR構成情報を表示しているときの[HVM構成管理]ウィンドウおよび右ペインの表示項目を,次に示します。

図22-3 [HVM構成管理]ウィンドウ(HVMノード選択時:LPAR構成情報)

[図データ]

表22-2 [HVM構成管理]ウィンドウの表示項目(HVMノード選択時:LPAR構成情報)

項番表示項目意味
1LPAR識別子LPARを識別するIDが表示されます。
2LPAR NameLPAR名が表示されます。
3StatusLPARの状態が表示されます。
  • Activated:電源ON状態
  • Deactivated:電源OFF状態
  • Failure:回復できない障害のため使用できない状態
  • Unknown:不明
4Logical ProcessorsLPARに割り当てられた論理プロセッサの数が表示されます。
5Dedicated ProcessorsLPARに割り当てられた占有プロセッサの数が表示されます。
6Shared ProcessorsLPARに割り当てられた共有プロセッサの数が表示されます。
7Service RatioLPAR間の共有プロセッサの使用時間配分が表示されます。占有プロセッサの場合,「---」が表示されます。
8Memory(Mbytes)LPARに割り当てられたメモリ容量がメガバイト単位で表示されます。
9VNICLPARに割り当てられた仮想NICの数が表示されます。
10Idle Detection論理プロセッサのIdle状態を検出する機能を使用できるかどうかが表示されます。
  • 有効:使用できる
  • 無効:使用できない
11Auto Activation OrderHVM起動時のLPARの自動起動順序が1~99で表示されます。Auto Activation Orderが設定されていない場合,「無効」が表示されます。
12Auto Clear論理SELの自動クリア機能を使用できるかどうかが表示されます。
  • 有効:使用できる
  • 無効:使用できない
13Processor Cappingプロセッサキャッピング機能を使用できるかどうかが表示されます。
  • 有効:使用できる
  • 無効:使用できない
14Pre-Boot F/WLPARでブートされるファームウェアが表示されます。
  • Reserved:予約
  • BIOS:BIOS
  • 64UEFI:64UEFI
  • 86UEFI:86UEFI
  • Unsupported:未サポート
  • Unknown:不明
Processor情報

Processor情報を表示するには,[HVM構成管理]ウィンドウの[表示]メニューから[Processor情報表示]を選択します。

Processor情報を表示しているときの[HVM構成管理]ウィンドウおよび右ペインの表示項目を,次に示します。

図22-4 [HVM構成管理]ウィンドウ(HVMノード選択時:Processor情報)

[図データ]

表22-3 [HVM構成管理]ウィンドウの表示項目(HVMノード選択時:Processor情報)

項番表示項目意味
1LPAR識別子LPARを識別するIDが表示されます。
2LPAR NameLPAR名が表示されます。
3StatusLPARの状態が表示されます。
  • Activated:電源ON状態
  • Deactivated:電源OFF状態
  • Failure:回復できない障害のため使用できない状態
  • Unknown:不明
4Logical Processor Scheduling Mode論理プロセッサに割り当てられたスケジューリングモードが表示されます。
  • Dedicated:占有モード
  • Shared:共有モード
5Logical Processor Number論理プロセッサ番号が表示されます。
6Physical Processor Number物理プロセッサ番号が表示されます。自動割り当てされる場合「自動割り当て」が表示されます。
7Blade Number物理プロセッサが搭載されているサーバモジュール番号が表示されます。
8Die Numberサーバモジュール内のダイ番号が表示されます。
9Core Numberダイ内のコア番号が表示されます。
10Thread Numberスレッド番号が表示されます。
11Physical Processor Status物理プロセッサのステータスが表示されます。
  • RUN:物理プロセッサが正常に稼働している
  • FAIL:物理プロセッサは回復できない障害のため使用できない状態である
  • ERROR:物理プロセッサはタイムアウト障害のため使用できない状態である
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
12Physical Processor Scheduling Mode物理プロセッサに割り当てられたスケジューリングモードが表示されます。
  • Dedicated:占有モード
  • Shared:共有モード
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
注※
[Physical Processor Number]が「自動割り当て」の場合は,空白が表示されます。

PCI Device情報

PCI Device情報を表示するには,[HVM構成管理]ウィンドウの[表示]メニューから[PCI Device情報表示]を選択します。

PCI Device情報を表示しているときの[HVM構成管理]ウィンドウおよび右ペインの表示項目を,次に示します。

図22-5 [HVM構成管理]ウィンドウ(HVMノード選択時:PCI Device情報)

[図データ]

表22-4 [HVM構成管理]ウィンドウの表示項目(HVMノード選択時:PCI Device情報)

項番表示項目意味
1LPAR識別子LPARを識別するIDが表示されます。
2LPAR NameLPAR名が表示されます。
3StatusLPARの状態が表示されます。
  • Activated:電源ON状態
  • Deactivated:電源OFF状態
  • Failure:回復できない障害のため使用できない状態
  • Unknown:不明
4PCI Device NumberHVMから識別するために各PCIデバイスに付けられた番号が表示されます。
5Device TypePCIデバイスの種別が表示されます。
  • Reserved:予約
  • NIC:Network Interface Card
  • SCSI:SCSI Controller
  • FC:Fibre Channel
  • USB:USB Controller
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
6Scheduling ModePCIデバイスのスケジューリングモードが表示されます。
  • Dedicated:占有モード
  • Shared:共有モード
  • Exclusive:排他共有機能USB
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
7PCI Device Assignment各LPARに割り当てられたPCIデバイスの割り当て状態が表示されます。
  • 割り当て状態:割り当て(未使用)状態
  • 使用可能状態:割り当て(使用中)状態
  • 割り当て不可:割り当てできない状態
  • 未割り当て状態:割り当てられていない状態
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
8VendorPCIデバイスのベンダ名が表示されます。
9Device NamePCIデバイス名が表示されます。
10Bus NumberPCIバス番号が表示されます。
11Device NumberPCIデバイス番号が表示されます。
12Function NumberPCIファンクション番号が表示されます。
13Slot Numberスロット番号が表示されます。
  • G0~G7:Gigabit Etherの場合(数字はサーバモジュール番号)
  • U0~U7:USBの場合(数字はサーバモジュール番号)
  • UK0~UK7:KVMの場合(数字はサーバモジュール番号)
  • 数値:PCIスロット番号
14Shared NIC NumberPCIデバイスが共有NICの場合,共有NIC番号が表示されます。
注※
LPARが表示できるPCIデバイスが存在しない場合は,空白が表示されます。

FC情報

FC情報を表示するには,[HVM構成管理]ウィンドウの[表示]メニューから[FC情報表示]を選択します。

FC情報を表示しているときの[HVM構成管理]ウィンドウおよび右ペインの表示項目を,次に示します。

図22-6 [HVM構成管理]ウィンドウ(HVMノード選択時:FC情報)

[図データ]

表22-5 [HVM構成管理]ウィンドウの表示項目(HVMノード選択時:FC情報)

項番表示項目意味
1LPAR識別子LPARを識別するIDが表示されます。
2LPAR NameLPAR名が表示されます。
3StatusLPARの状態が表示されます。
  • Activated:電源ON状態
  • Deactivated:電源OFF状態
  • Failure:回復できない障害のため使用できない状態
  • Unknown:不明
4PCI Slot NumberPCIスロット番号が表示されます。
5Port Numberポート番号が表示されます。
6Port Statusポートの状態が表示されます。
  • Available:正常に使用できる状態
  • LinkDown:ケーブルが接続されていないため使用できない状態
  • ConfigCheck:構成上の問題のため使用できない状態
  • ErrorCheck:回復できない障害のため使用できない状態
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
7Bus NumberPCIバス番号が表示されます。
8Device NumberPCIデバイス番号が表示されます。
9Function NumberPCIファンクション番号が表示されます。
10Scheduling ModePCIデバイスのスケジューリングモードが表示されます。
  • Dedicated:占有モード
  • Shared:共有モード
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
11vfcWWNID割り当てFCが共有モードの場合,設定されているvfcWWN-IDが表示されます。
12WWPNFCのWWPNが表示されます。
13WWNNFCのWWNNが表示されます。
注※
LPARに割り当てられたFCが存在しない場合は,空白が表示されます。

仮想NIC情報

仮想NIC情報を表示するには,[HVM構成管理]ウィンドウの[表示]メニューから[VNIC情報表示]を選択します。

仮想NIC情報を表示しているときの[HVM構成管理]ウィンドウおよび右ペインの表示項目を,次に示します。

図22-7 [HVM構成管理]ウィンドウ(HVMノード選択時:仮想NIC情報)

[図データ]

表22-6 [HVM構成管理]ウィンドウの表示項目(HVMノード選択時:仮想NIC情報)

項番表示項目意味
1LPAR識別子LPARを識別するIDが表示されます。
2LPAR NameLPAR名が表示されます。
3StatusLPARの状態が表示されます。
  • Activated:電源ON状態
  • Deactivated:電源OFF状態
  • Failure:回復できない障害のため使用できない状態
  • Unknown:不明
4VNIC Number仮想NIC番号が表示されます。
5VNIC Assignment各LPARに対する仮想NICの割り当て状態がネットワークセグメントの識別子で表示されます。
  • 1a~6b:物理NICに関連づけられたネットワークセグメント
    数値部分は物理NICに割り当てられた共有NIC番号を示します。aまたはbは物理デバイスがA系かB系かを示します。
  • Va~Vd:LPAR間でだけ通信できるネットワークセグメント
6MACアドレス各LPARの仮想NICのMACアドレスが表示されます。
7Shared NIC Number共有NICの場合,共有NIC番号が1~6の数値で表示されます。
LPAR間でだけ通信できるネットワークセグメントの場合,「VNIC」が表示されます。
8Tag仮想NICのVLANモードが表示されます。
  • Tagged:Taggedポートに定義されている
  • Untagged:Untaggedポートに定義されている
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
9VLAN IDLPARに割り当てられているVLANのIDが1~4094の数値で表示されます。複数定義がある場合,コンマ区切り表示されます。
すべてのVLANが割り当てられている場合,「ALL」が表示されます。
注※
LPARに割り当てられた仮想NICが存在しない場合は,空白が表示されます。

(c) LPARノード選択時の表示項目

[HVM構成管理]ウィンドウの左ペインでLPARノードを選択すると,そのLPARの情報が右ペインに表示されます。

LPARノードを選択しているときの[HVM構成管理]ウィンドウおよび右ペインの表示項目を,次に示します。

図22-8 [HVM構成管理]ウィンドウ(LPARノード選択時)

[図データ]

表22-7 [HVM構成管理]ウィンドウの表示項目(LPARノード選択時)

項番表示項目意味
1LPAR識別子LPARを識別するIDが表示されます。
2LPAR NameLPAR名が表示されます。
3StatusLPARの状態が表示されます。
  • Activated:電源ON状態
  • Deactivated:電源OFF状態
  • Failure:回復できない障害のため使用できない状態
  • Unknown:不明
4Logical ProcessorsLPARに割り当てられた論理プロセッサの数が表示されます。
5Dedicated ProcessorsLPARに割り当てられた占有プロセッサの数が表示されます。
6Shared ProcessorsLPARに割り当てられた共有プロセッサの数が表示されます。
7Service RatioLPAR間の共有プロセッサの使用時間配分が表示されます。占有プロセッサの場合,「---」が表示されます。
8MemoryLPARに割り当てられたメモリ容量がメガバイト単位で表示されます。
9VNICLPARに割り当てられた仮想NICの数が表示されます。
10Idle Detection論理プロセッサのIdle状態を検出する機能を使用できるかどうかが表示されます。
  • 有効:使用できる
  • 無効:使用できない
11Auto Activation OrderHVM起動時のLPARの自動起動順序が1~99で表示されます。Auto Activation Orderが設定されていない場合,「無効」が表示されます。
12Auto Clear論理SELの自動クリア機能を使用できるかどうかが表示されます。
  • 有効:使用できる
  • 無効:使用できない
13Processor Cappingプロセッサキャッピング機能を使用できるかどうかが表示されます。
  • 有効:使用できる
  • 無効:使用できない
14Pre-Boot F/WLPARでブートされるファームウェアが表示されます。
  • Reserved:予約
  • BIOS:BIOS
  • 64UEFI:64UEFI
  • 86UEFI:86UEFI
  • Unsupported:未サポート
  • Unknown:不明
15LProc#
(#はLogical Processor番号)
占有論理プロセッサに割り当てられた物理プロセッサ番号が表示されます。複数の場合はコンマ区切りで表示されます。
16PCI# Type
(#はPCIデバイス番号)
PCIデバイスの種別が表示されます。
  • Reserved:予約
  • NIC:Network Interface Card
  • SCSI:SCSI Controller
  • FC:Fibre Channel
  • USB:USB Controller
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
17PCI# Scheduling Mode
(#はPCIデバイス番号)
PCIデバイスのスケジューリングモードが表示されます。
  • Dedicated:占有モード
  • Shared:共有モード
  • Exclusive:排他共有機能USB
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
18SFC# Slot Number
(#は共有FC番号)
共有FCが実装されているPCIスロット番号が表示されます。
19SFC# Port Number
(#は共有FC番号)
ポート番号が表示されます。
20SFC# Port Status
(#は共有FC番号)
ポートの状態が表示されます。
  • Available:正常に使用できる状態
  • LinkDown:ケーブルが接続されていないため使用できない状態
  • ConfigCheck:構成上の問題のため使用できない状態
  • ErrorCheck:回復できない障害のため使用できない状態
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
21SFC# Bus Number
(#は共有FC番号)
PCIバス番号が表示されます。
22SFC# Device Number
(#は共有FC番号)
PCIデバイス番号が表示されます。
23SFC# Function Number
(#は共有FC番号)
PCIファンクション番号が表示されます。
24SFC# vfcWWNID
(#は共有FC番号)
割り当てFCが共有モードの場合,設定されているvfcWWN-IDが表示されます。
25SFC# WWPN
(#は共有FC番号)
共用FCに割り当てられたWWPNが表示されます。
26SFC# WWNN
(#は共有FC番号)
共用FCに割り当てられたWWNNが表示されます。
27DFC# Slot Number
(#は占有FC番号)
占有FCが実装されているPCIスロット番号が表示されます。
28DFC# Port Number
(#は占有FC番号)
ポート番号が表示されます。
29DFC# WWPN
(#は占有FC番号)
占有FCに割り当てられた仮想WWPNが表示されます。
30DFC# WWNN
(#は占有FC番号)
占有FCに割り当てられた仮想WWNNが表示されます。
31VNIC# Assignment
(#は仮想NIC番号)
各LPARに対する仮想NICの割り当て状態がネットワークセグメントの識別子で表示されます。
  • 1a~6b:物理NICに関連づけられたネットワークセグメント
    数値部分は物理NICに割り当てられた共有NIC番号を示します。aまたはbは物理デバイスがA系かB系かを示します。
  • Va~Vd:LPAR間でだけ通信できるネットワークセグメント
32VNIC# MACAddr
(#は仮想NIC番号)
仮想NICのMACアドレスが表示されます。
33VNIC# SNIC Number
(#は仮想NIC番号)
共有NICの場合,共有NIC番号が1~6の数値で表示されます。
LPAR間でだけ通信できるネットワークセグメントの場合,「VNIC」が表示されます。
34VNIC# Tag
(#は仮想NIC番号)
仮想NICのVLANモードが表示されます。
  • Tagged:Taggedポートに定義されている
  • Untagged:Untaggedポートに定義されている
  • Undefined:未定義
  • Unknown:不明
35VNIC# VLANID
(#は仮想NIC番号)
LPARに割り当てられているVLANのIDが1~4094の数値で表示されます。複数定義がある場合,コンマ区切り表示されます。
すべてのVLANが割り当てられている場合,「ALL」が表示されます。
36SEL Time Mode論理SELの時刻モードが表示されます。
  • GMT:GMTモード
  • Local-Time:ローカルタイムモード
37SEL Time論理SELの時刻がYYYY/MM/DD hh:mm:ssの形式で表示されます。
38SEL Time Zone論理SELのタイムゾーンがGMTとの時差(-12:00~+12:00)で表示されます。時差がない場合は,+ 0:00と表示されます。
注※
該当する設定が存在しない場合は表示されません。

(3) 接続先マネージャサービスの変更

管理コンソールから複数のマネージャサービスにログインしている場合,[HVM構成管理]ウィンドウでも,接続先のマネージャサービスを変更できます。[HVM構成管理]ウィンドウで接続先マネージャサービスを変更する手順を次に示します。

  1. [HVM構成管理]ウィンドウで,[マネージャサービス選択]メニューから接続するマネージャサービス名を選択する
    接続したマネージャサービスで管理されている[HVM構成管理]ウィンドウが表示されます。