管理対象がBladeSymphony(Windowsサーバ)の場合,BMCの設定は,BladeSymphony添付のマニュアルに従って設定します。ただし,障害監視についてだけは,BMC環境設定ユティリティを使用して,設定します。
障害監視を設定するには,BladeSymphonyで次の手順でBMC環境設定ユティリティを実行してください。
表3-35 BMC環境設定ユティリティで設定する情報
設定項目 | デフォルト | 設定内容 |
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障害監視をする※1 | 障害監視をする (チェックされている) | ウォッチドッグタイマを設定します。 障害監視の仕組みについては,「7.10 ウォッチドッグタイマによる障害監視をする」を参照してください。 |
監視周期 | 5分 | ウォッチドッグタイマの監視間隔を分単位で設定します。設定範囲は3~60です。 ウォッチドッグタイマの監視は,ここで設定した監視周期の1/2の間隔で実行されます。サーバハングアップなどが発生すると設定時間経過後に障害が検出され,マネージャサービスにアラートID 0x1470が通知されます。 |
障害発生時処理 | 何もしない | サーバハングアップ,OSダウンによって,ウォッチドッグタイマのタイムアウトが発生した場合,自動的にどのように処理するかを設定します。 ここでは,次のどれかを設定します。
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電源OFF監視 | 監視しない (「監視する」を選択した場合のデフォルトタイムアウト時間:10分) | 次のどれかの処理の電源OFFに失敗したときに,電源OFFの処理を一定時間(タイムアウト時間)内でリトライするかどうかを設定します。
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リブート監視 | 監視しない (「監視する」を選択した場合のデフォルトタイムアウト時間:10分) | 次のどちらかの処理のリブートに失敗したときに,リブートの処理を一定時間(タイムアウト時間)内でリトライするかどうかを設定します。
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