6.4.2 レポートスケジュールを設定する自動レポート機能

自動レポート機能によって,マネージャサービスが管理するインベントリ情報を,指定した時間にシステム管理者にe-mailで通知できます。ここでは,自動レポート機能を使用するための手順について説明します。

  1. [ホスト管理]ウィンドウの[ホスト管理]メニューから[レポートスケジュール]を選択する
    [レポートスケジュール設定]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  2. [自動レポート通知]チェックボックスをONにする
    自動レポート通知が有効になり,[レポート時間],[レポート条件],および[レポート方法]が設定できるようになります。
  3. [レポート時間]の[リストへ追加]ボタンをクリックする
    [レポート時間設定]ダイアログボックスが表示されます。[レポート時間設定]ダイアログボックスでは,レポートをe-mailで通知する曜日や日時を設定します。

    [図データ]

    [設定名称]に,設定するスケジュールの名称を入力します。デフォルトは「レポート時間設定n」(nはレポート時間設定の個数)です。
    そのほかの項目については,「6.2.2(2) データベースの作成」の[データベース更新スケジュール設定]ダイアログボックスと同様の手順で設定します。
    各設定の適用規則を次に示します。
    <適用規則>
    • [レポートを通知する]ラジオボタンをONにした場合,特定日の設定が優先されます。特定日設定と曜日設定の両方で「レポートを通知する」ラジオボタンをONに設定をした場合,設定時間に関係なく曜日設定は無効となります。
      (例)特定日「1999/08/11 9:00(通知)」,曜日「水曜日12:00(通知)」の場合,水曜12:00のレポートの通知は無効となります(1999/08/11は水曜日です)。
    • [通知を除外する]ラジオボタンをONにした場合,特定日と曜日の設定に優先順位はありません。ただし,特定日設定で[レポートを通知する]ラジオボタンをONにし,かつ,曜日設定で[通知を除外する]ラジオボタンをONにしている場合,通知時間と除外時間が同じであれば,除外が優先されます。
      (例)特定日「1999/08/11 9:00(通知)」,曜日「水曜日9:00(除外)」の場合,除外されます(1999/08/11は水曜日です)。
    • レポートスケジュール時間は,「6.2.2(2) データベースの作成」の[データベース更新スケジュール設定]ダイアログボックスで設定した,データベース更新スケジュール時間よりもあとになるように設定してください。データベース更新後にレポートスケジュールを行うように設定すると,常に最新の情報がレポートされます。この場合,1時間以上の間隔を空けてください。
    • [レポートを通知する]ラジオボタンをONにした場合,設定間隔が30分よりも小さい場合,あとの設定がエラーになります。
    • [毎月]や[毎日]の設定をした結果,通知時間の間隔が30分未満となった場合はあとの設定が無効になります。
  4. [OK]ボタンをクリックする
    [レポートスケジュール設定]ダイアログボックスに戻ります。
  5. レポート条件の[リストへ追加]ボタンをクリックする
    [レポート条件設定]ダイアログボックスが表示されます。[レポート条件設定]ダイアログボックスでは,通知するレポートに含める,ホストのインベントリ情報の条件を設定します。

    [図データ]

    各項目は,「6.4.1 データベースからホストを検索する(ホスト検索機能)」と同様の手順で設定します。
  6. [OK]ボタンをクリックする
    [レポートスケジュール設定]ダイアログボックスに戻ります。
  7. 使用する[レポート時間],[レポート条件],および[レポート方法]を選択する
    複数のレポート時間またはレポート条件を設定した場合,ここで選択したレポート時間およびレポート条件でレポート通知されます。
    [レポート時間設定]ダイアログボックスで,レポート時間の[通知を除外する]ラジオボタンをONにすると,レポート通知を行いません。
  8. [OK]ボタンをクリックする
<この項の構成>
(1) レポート通知の形式

(1) レポート通知の形式

次の形式で通知されます。

e-mailの本文
次の内容となります。
[図データ]
添付ファイル
[マネージャサービス設定]ダイアログボックスの[e-mail設定]タブで選択した形式のファイルが添付されます。次にCSV形式とHTML形式とについて,分けて説明します。
  • CSV形式
    次のCSV形式の内容が添付されます。添付ファイル名はYYYYMMDDhhmmInv.csvとなります。

    [図データ]

  • HTML形式
    次のHTML形式の内容が添付されます。添付ファイル名はYYYYMMDDhhmmInv.htmlとなります。

    [図データ]

注意
CSV形式およびHTML形式の添付ファイルサイズが,「6.2.2(3) e-mailの設定(自動レポート機能)」の添付ファイルサイズを超えると,「指定された添付ファイルのサイズを超えるため,これ以降の情報は送信しません。」のメッセージが添付ファイルに付加され,指定サイズ内に収まる情報だけが添付ファイルに書き込まれます。