CPU,メモリ,ドライブ,またはファイルシステムの使用率のしきい値は,コンソールサービスまたはローカルコンソールサービスがインストールされているマシンから設定します。使用率のしきい値の設定手順を次に示します。
- [ホスト管理]ウィンドウで,使用率のしきい値を設定するホストを選択する
複数のホストは選択できません。
- [設定]メニューから[エージェントサービス設定]を選択する
[エージェントサービス設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [使用率超過通知]タブを選択する
[使用率超過通知]タブが表示されます。
![[図データ]](figure/sm082200.gif)
- [デバイス]リストボックスから使用率のしきい値を設定するデバイスを選択する
次の中から選択します。
- Windowsサーバの場合
- ・CPU
- ・メモリ
- ・ドライブ
- LinuxサーバまたはHP-UXサーバの場合
- ・CPU
- ・メモリ
- ・ファイルシステム
- [使用率チェックをする]チェックボックスをONにする
[デバイス]で選択したデバイスの使用率を監視することを指定します。使用率チェックをするかどうかは,デバイスごとに設定できます。
- [デバイス]で「ドライブ」または「ファイルシステム」を選択した場合,リストから,しきい値を設定するドライブまたはファイルシステムを選択する
リストでしきい値を設定するドライブまたはファイルシステムをダブルクリックすると,リストの先頭に表示されている○が●になり,使用率の監視対象になります。
- しきい値として設定する使用率を設定する
[使用率]で,しきい値として設定する使用率を,デバイスごとに設定します。
監視するデバイスがCPUの場合,10~100の範囲で設定します。メモリ,ドライブ,またはファイルシステムの場合,40~100の範囲で設定します。ドライブまたはファイルシステムの場合,しきい値はドライブまたはファイルシステムごとに設定できます。
- 使用率のチェック間隔を設定する
[使用率のチェック間隔]で,デバイスの使用率をチェックする間隔を,デバイスごとに秒単位で設定します。設定範囲は1~86,400です。
ドライブまたはファイルシステムの場合,使用率のチェック間隔の設定は,各ドライブまたはファイルシステムで共通の設定となります。
- 使用率算出のためのサンプリング回数を設定する
[使用率算出のためのサンプリング回数]で,使用率の平均を求めるためのサンプリングの回数を,デバイスごとに設定します。設定範囲は1~1,000です。
ドライブまたはファイルシステムの場合,サンプリング回数の設定は,各ドライブまたはファイルシステムで共通の設定となります。
- [OK]ボタンをクリックする
なお,LPAR上で稼働しているサーバに関する注意については,「23.3.4 性能監視」を参照してください。