MSCSのクラスタアドミニストレータを使用して,BSM用のクラスタグループを作成し,次のリソースを登録してください。
- IPアドレスリソース※
- ネットワーク名リソース※
- 共有ディスクリソース
- 注※
- IPアドレスリソースとネットワーク名リソースには,依存関係を設定してください。
この例では,次の名前で作成します。
項番 | 項目 | この例での値 |
---|
1 | クラスタグループ | BSMグループ |
2 | IPアドレスリソース | BSM_クラスタIPアドレス |
3 | ネットワーク名リソース | BSM_ネットワーク |
4 | 共有ディスクリソース | BSM_共有ディスク |
BSM用のクラスタグループには,これ以外のリソースは登録しないでください。また,既存のクラスタグループにBSMの各リソースを追加しないで,新規にクラスタグループを作成してください。
Windows Server 2008の場合
Windows Server 2008の場合は,次の手順に従ってクラスタを作成してください。ここでは,管理サーバ1と管理サーバ2がドメイン「test.local」に属しているものとして説明します。
- 管理サーバ1(実行系サーバ)でフェールオーバークラスタ管理を起動し,次の設定でクラスタを作成する
- 追加するサーバ
Node01-CLS.test.local(管理サーバ1)
Node02-CLS.test.local(管理サーバ2)
- クラスタ管理用のアクセスポイント
クラスタ名:BSM2008
IPアドレス:10.208.175.128(論理IPアドレス)
- 管理サーバ2(待機系サーバ)でフェールオーバークラスタ管理を起動し,手順1で作成したクラスタを管理するように設定する
- フェールオーバークラスタ管理で,クォーラム構成を設定する
クォーラム構成は,ご使用の環境に合わせて設定してください。
- フェールオーバークラスタ管理で,記憶域に共有ディスクを追加する
共有ディスクは,ご使用の環境に合わせて追加してください。