JP1/ServerConductorを使用して,LPAR上で稼働しているサーバまたはHVMを管理する場合,次の三つを管理対象として管理サーバに登録する必要があります。
使用する機能によって,管理サーバに登録が必要な対象が異なります。次の表に,管理サーバに登録が必要な対象を,使用する機能別に示します。
表23-2 管理サーバに登録が必要な対象
項番 | 機能 | 操作対象 | 登録対象 | ||
---|---|---|---|---|---|
LPAR | HVM | サーバシャーシ | |||
1 | 管理コンソールからの電源制御 | HVM | × | ○ | ○ |
LPAR | ○ | ○ | ○ | ||
2 | グループ管理による一括電源制御 | HVM | × | ○ | ○ |
LPAR | ○ | ○ | ○ | ||
3 | ストレージ運用支援機能 | - | ○ | ○ | ○ |
4 | N+Mコールドスタンバイ機能 | - | × | ○ | ○ |
管理対象として登録されているかどうかは,[ホスト管理]ウィンドウで確認できます。[ホスト管理]ウィンドウでの表示例を次に示します。
[ホスト管理]ウィンドウに該当するHVMが表示されない場合は,該当するHVMを管理対象として管理サーバに登録してください。このとき,あらかじめHVMを起動しておいてください。また,そのHVMが起動しているサーバシャーシが[ホスト管理]ウィンドウに表示されていることを確認してください。管理対象として登録する方法については「23.3.9 接続管理」を,サーバモジュールの電源投入方法およびHVMの起動方法については,マニュアル「BladeSymphonyユーザーズガイド」を参照してください。