SMP構成管理機能は,サーバモジュールをパーティション単位で管理できるようにする機能です。SMP構成管理機能を使用すると,管理コンソールから,パーティションの作成,削除および構成の変更ができます。
サーバモジュール間SMP機能を搭載しているBladeSymphonyのIPFサーバモジュールに対しては,複数のサーバモジュールを一つのパーティションとして作成したり,作成したパーティションを削除したりできます。さらに,パーティション内のサーバモジュールの構成を変更することもできます。サーバモジュール間SMP機能は,ノードリンクを介して複数のIPFサーバモジュールを結合し,サーバの性能を向上させる機能です。
SMP構成管理機能の概要を次の図に示します。
図18-1 SMP構成管理機能の概要
BladeSymphonyのSMPでは,構成単位となるサーバモジュールの個数を2個,または4個から選択できます。これによって,最大8wayの分散共有メモリ型SMPサーバを構成することができ,サーバ性能を向上できます。