26.3.2 管理対象サーバ(Agent)での資料の採取方法(Windowsの場合)

管理対象サーバでは次の資料を採取します。

これらの資料は,管理対象サーバ(Agent)でトラブルが発生した場合および管理サーバ(BSMまたはServer Manager)でトラブルが発生した場合のどちらの場合も採取が必要です。

それぞれの採取方法を次に示します。

<この項の構成>
(1) JP1/ServerConductorの各製品のログファイルの採取
(2) イベントログ情報の採取
(3) ネットワーク情報の採取
(4) システム情報の採取
(5) レジストリ情報の採取

(1) JP1/ServerConductorの各製品のログファイルの採取

次に示すファイルをすべて採取してください。

AgentおよびAdvanced Agentのデフォルトのインストール先ディレクトリは,次のとおりです。

C:¥Program Files¥HITACHI¥ServerConductor¥Server Manager

インストール先ディレクトリが不明の場合は,次のレジストリデータを参照してください。

(2) イベントログ情報の採取

次に示す情報をすべて採取してください。

これらの資料は次の二つの形式で採取してください。

イベントログ情報の採取方法を次に示します。

(a) Windows 2000の場合
  1. イベントビューアを起動する
  2. 左ペインの[アプリケーションログ]を選択して右クリックする
  3. [ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  4. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  5. もう一度,[ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  6. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
  7. 左ペインの[システムログ]を選択して右クリックする
  8. [ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  9. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  10. もう一度,[ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  11. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
(b) Windows Server 2003の場合
  1. イベントビューアを起動する
  2. 左ペインの[アプリケーション]を選択して右クリックする
  3. [ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  4. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  5. もう一度,[ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  6. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
  7. 左ペインの[システム]を選択して右クリックする
  8. [ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  9. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  10. もう一度,[ログファイルの名前を付けて保存]を選択する
  11. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
(c) Windows Server 2008の場合
  1. イベントビューアを起動する
  2. 左ペインの[Windowsログ]のツリーを展開し,[アプリケーション]を選択して右クリックする
  3. [イベントに名前を付けて保存]を選択する
  4. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  5. もう一度,[イベントに名前を付けて保存]を選択する
  6. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
  7. [表示情報]ダイアログボックス(設定はデフォルトのまま)で[OK]ボタンをクリックする
  8. 左ペインの[Windowsログ]のツリーを展開し,[システム]を選択して右クリックする
  9. [イベントに名前を付けて保存]を選択する
  10. [ファイルの種類]でテキスト形式またはCSV形式を選択して保存する
  11. もう一度,[イベントに名前を付けて保存]を選択する
  12. [ファイルの種類]でイベントログ形式を選択して保存する
  13. [表示情報]ダイアログボックス(設定はデフォルトのまま)で[OK]ボタンをクリックする

(3) ネットワーク情報の採取

次に示す情報をすべて採取してください。

(4) システム情報の採取

システム情報の採取方法を次に示します。

ウォッチドッグタイムアウト発生時のNMI発生を有効にしている場合は,各種ダンプファイルも採取してください。

ダンプファイルの出力先については,OS のヘルプやOS関連ドキュメントなどを参照してください。

(a) Windows 2000の場合
  1. [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する
  2. [名前]に「msinfo32」を指定し,[OK]ボタンをクリックする
    [システム情報]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 左ペインから[システム情報]を選択する
  4. [操作]メニューから[テキスト ファイルとして保存]を選択し,システム情報をテキストファイルで保存する
  5. Windowsの[コントロールパネル]から[システム]を選択する
    [システムのプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
  6. [詳細]タブをクリックする
  7. [起動と回復]ボタンをクリックする
    [起動と回復]ダイアログボックスが表示されます。
  8. [デバッグ情報の書き込み]で設定されているダンプファイルの出力先を確認し,ファイルを採取する
(b) Windows Server 2003の場合
  1. [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する
  2. [名前]に「msinfo32」を指定し,[OK]ボタンをクリックする
    [システムの概要]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 左ペインから[システムの概要]を選択する
  4. [ファイル]メニューから[エクスポート]を選択し,システム情報をテキストファイルで保存する
  5. Windowsの[コントロールパネル]から[システム]を選択する
    [システムのプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
  6. [詳細設定]タブをクリックする
  7. [起動と回復]ボタンをクリックする
    [起動と回復]ダイアログボックスが表示されます。
  8. [デバッグ情報の書き込み]で設定されているダンプファイルの出力先を確認し,ファイルを採取する
(c) Windows Server 2008の場合
  1. [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する
  2. [名前]に「msinfo32」を指定し,[OK]ボタンをクリックする
    [システムの概要]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 左ペインから[システムの概要]を選択する
  4. [ファイル]メニューから[エクスポート]を選択し,システム情報をテキストファイルで保存する
  5. Windowsの[コントロールパネル]の左ペインから[システムの詳細設定]を選択する
    [システムのプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。
  6. [詳細設定]タブをクリックする
  7. [起動と回復]の[設定]ボタンをクリックする
    [起動と回復]ダイアログボックスが表示されます。
  8. [デバッグ情報の書き込み]で設定されているダンプファイルの出力先を確認し,ファイルを採取する

(5) レジストリ情報の採取

次に示すレジストリをすべて採取してください。