6.1 資産管理の概要

JP1/ServerConductorでは,管理対象サーバの資産情報をGUIで一元管理できます。

JP1/ServerConductorでできる資産管理について説明します。

<この節の構成>
(1) インベントリ情報を参照する
(2) データベースを利用して資産管理をする
(3) MIF情報を参照する
(4) ハードウェア構成を参照する

(1) インベントリ情報を参照する

インベントリ情報とは,サーバシャーシの情報,OSの種別,メモリやCPUの状態など資産管理に必要な情報のことです。インベントリ情報は,管理コンソールから参照できます。

また,インベントリ情報をCSVファイルに出力して利用することもできます。

(2) データベースを利用して資産管理をする

インベントリ情報をデータベースに保持しておくと,次のようなことができます。

(3) MIF情報を参照する

HA8000 Windowsサーバの場合,DMIが使用するハードウェアの管理情報(例:CPUの個数)であるMIF情報を参照できます。

(4) ハードウェア構成を参照する

管理対象ホストのハードウェア構成図をコンソールサービス/ローカルコンソールサービスで参照できます。ハードウェア構成図を参照することで,管理対象ホストのCPUや電源ユニットの場所を確認できます。