管理対象サーバで発生したアラートのうち,どのアラートをコンソールサービスに通知するかを設定できます。また,その設定をアラート属性ファイルに保存し,別のサーバにコピーすることもできます。次にそれぞれの方法について説明します。
(a) アラートごとに設定する
- [ホスト管理]ウィンドウで,通知アラートについて設定するサーバを選択する
1台のサーバを選択してください。複数選択はできません。
- [設定]メニューから[エージェントサービス設定]を選択する
- [各アラートの属性]タブを選択する
[各アラートの属性]タブが表示されます。
![[図データ]](figure/sm061900.gif)
- [アラート一覧]から,通知するアラートを選択する
アラート一覧には,選択したサーバが通知できるアラートだけが表示されます。
- [アラート発生通知]から,選択したアラートを通知するかどうかを設定する
選択したアラートを通知する場合は[通知する]ラジオボタンをONにします。通知しない場合は[通知しない]ラジオボタンをONにします。また,通知する場合は,そのアラートが何回発生したら通知するかの回数を設定します。
- [OK]ボタンをクリックする
[OK]ボタンをクリックした直後から,設定したアラートが通知されます。
(b) アラート属性ファイルを使用して設定する
- [ホスト管理]ウィンドウで,アラート属性のコピー元となるサーバを選択する
1台のサーバを選択してください。複数選択はできません。
- [設定]メニューから[エージェントサービス設定]を選択する
- [各アラートの属性]タブを選択する
[各アラートの属性]タブが表示されます。
![[図データ]](figure/sm061900.gif)
- [保存]ボタンをクリックする
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。
- ファイル名を入力して[保存]ボタンをクリックする
任意のフォルダにアラート属性ファイルを保存してください。このアラート属性ファイルには,[各アラートの属性]タブの[アラート一覧]に表示されているすべてのアラート属性が保存されます。
- [OK]ボタンをクリックする
- [ホスト管理]ウィンドウで,アラート属性のコピー先のサーバを選択する
1台のサーバを選択してください。複数選択はできません。
- [設定]メニューから[エージェントサービス設定]を選択する
- [各アラートの属性]タブを選択する
[各アラートの属性]タブが表示されます。
![[図データ]](figure/sm061900.gif)
- [読込]ボタンをクリックする
[ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されます。
- アラート属性ファイルを選択し,[開く]ボタンをクリックする
現在の設定内容がアラート属性ファイルの内容で上書きされます。
- [OK]ボタンをクリックする
[OK]ボタンをクリックした直後に,この設定がエージェントサービスへ反映されます。
- 注意
- アラート属性ファイルと,[各アラートの属性]ダイアログボックスの[アラート一覧]とで,同一のアラートIDに対して異なる設定がされている場合,アラート属性ファイル内のアラート属性が適用されます。
- 例えば,AというアラートIDに対して,アラート属性ファイルと,[アラート一覧]とで設定内容に差異があった場合,Aのアラート属性は次のように設定されます。
アラートID(A)の有無 (アラート属性ファイル内) | アラートID(A)の有無 (アラート一覧内) | ファイル読み込み後の アラートID(A)に対する属性 |
---|
○ | ○ | アラート属性ファイル内のアラート属性が反映される |
○ | × | アラート属性は読み込まない |
× | ○ | アラート属性は変更しない |
× | × | アラート属性は読み込まない |
- (凡例)
- ○:AというアラートIDが存在する
- ×:AというアラートIDが存在しない
(c) 注意事項
アラート発生通知の回数指定は,リブートや電源OFF・ON時にリセットされることはありません。