JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 システム管理者ガイド

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付録A BIOS POST情報

ここでは,JP1/ServerConductorで検出できるBIOS POST情報を示します。

注意
取得できるBIOS POST情報はWindowsサーバの種類やモデルによって異なります。詳細については,コンソールサービスまたはローカルコンソールサービスのインストール先のhelpフォルダに格納されている「Invent.xls」を参照してください。

 

エラーコード 内容 付属
データ
20 RAMリフレッシュ異常
22 キーボードコントローラ異常
28 メモリ未実装
29 POSTで使用するワークエリアのメモリを確保できなかった
2C RAMアドレスライン異常
2E 先頭1メガバイトのRAM異常
34 RTC CMOS 異常
44 BIOS ROM Copyrightチェックサム異常
51 EISAコンフィグレーション・エラー
58 異常割り込み
62 RAMテスト異常
74 RTC異常
76 キーボード異常
8C FDC異常
90 HDC異常
A0 タイマー異常
DD ECCによる1bit Errorの修正を行った
DE TAG SRAMの認識した容量が基準値より少ない
DF ShutdownCodeのチェック処理でA20 Gateをenabledにできなかった
F6 起動NGによるApplication CPUの縮退を行った
F7 PnPコンフィグレーション情報のリードエラー
F8 PnPコンフィグレーション情報の更新終了
F9 Memoryの縮退処理を行った
FA A20 GateのDisabled処理でエラーが発生した
FB ECCによる1bit Errorの修正を行った
FC PnPエラー(PCI device)
FD BISTエラーによるApplication CPUの縮退処理を行った
FD BISTエラーによるBoot/Application CPUの縮退処理を行った
FE PnPエラー(PnP ISA device)
200 xx番目のHDDのテストでエラー
210 同一のキーが押されたままとなっている
211 Keyboardの自己診断エラー
232 Extended Memory(1M〜)のアドレスラインテストでアドレスラインのエラー
236 不良メモリモジュールを検出したため,不良メモリモジュールのあるBankの縮退を行った
239 Extended Memory(1M〜)のメモリW/Rテストで,エラーを検出した
250 RTCの電源切れ(Invalid Power)を検出
251 CMOSのチェックサム異常。デフォルト値を使用する
260 Timerコントローラ異常
270 RTCの日時の更新エラー
271 日時の設定が異常
2B0 FDD A:のエラー。電源ONになっていないなどのハードウェアの問題
2B1 FDD B:のエラー。電源ONになっていないなどのハードウェアの問題
2B2 FDD A:の設定(Drive Type)が,実装されているFDドライブで無効
2B3 FDD B:の設定(Drive Type)が,実装されているFDドライブで無効
2F1 CPUのBIST Error
2F3 CPUのTimeout Error
2F8 CPUをAPIC BUS上に検出できなかった
401 ESCD情報がChecksumエラー
408 ESCDのReadに失敗(NVRAMのESCDのサイズが大き過ぎる)
409 ESCDのWriteに失敗(POSTで作成したESCD情報がNVRAMのESCDエリアより大きくなった)
404 PnP ISA xxxxxxxxのリソース割り当てができなかった
504 PCI Deviceにリソースの割り当てができなかった
505 PCI Deviceに拡張ROMの初期化ができなかった
506 PCI DeviceにIRQの割り当てができなかった
602 xxxxxxxxで使用するリソースが空いていないため,xxxxxxxxをDisabledとした

(凡例)○:付属データあり  −:付属データなし