HP-UXサーバのエージェントサービスを使用する場合は，次の設定が必要となります。

• 環境設定コマンドによる環境設定
• HP-UX EMS連携の設定

ここでは，環境設定コマンドの使用方法と設定項目，およびエージェントサービスの起動と停止の方法について説明します。また，環境設定はスーパーユーザ（root）が行ってください。

HP-UX EMS連携の設定については，「16.6　HP-UX EMSと連携する」を参照してください。

注意

エージェントサービス動作中に環境設定コマンドで環境設定を実施すると，設定した内容を反映するために，エージェントサービスが自動的に一時停止され，反映後，自動的に再起動します。この自動的に停止していた時間は，syslogのエージェントサービスの停止メッセージまたは起動メッセージで確認できます。また，エージェントサービス停止中は，HP-UX EMSイベントのアラート通知，アラートログの記録，スケジュール設定された電源制御は実行されません。

＜この節の構成＞

3.13.1　環境設定コマンドの使用方法

3.13.2　エージェント設定メニューによる設定

3.13.3　エージェント環境設定メニューによる設定

3.13.4　エージェントサービスの起動と停止

3.13.5　エージェントサービスの自動起動の設定