トレース出力レベルを指定することで,統合トレース機能に対するトレースログの出力内容,情報量を変更できます。
トレース出力レベルと出力内容を次の表に示します。
表12-2 トレース出力レベルの一覧
指定値 | 意味 | 出力内容 |
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0 | ユーザーの操作を把握できるレベル | システム的なエラー処理およびシステム稼働情報が出力されます。
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10 | ほかのプログラムとの入出力が把握できるレベル | 他プログラムとの境界の入出力情報が出力されます。
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20 | プログラムの動作シーケンスを把握できるレベル | プロセス間の入出力情報が出力されます。
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30 | プログラムの動作が完全に把握できるレベル | 主要メソッドの入出力情報が出力されます。
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トレース出力レベルのデフォルトは30です。
ここではトレース出力レベルの変更方法について説明します。通常,このトレース出力レベルを変更する必要はありません。
JP1連携用ログおよびBSM連携用ログで分けて説明します。