jscmdetachdisk
形式
jscmdetachdisk { -i IPアドレス | -m MACアドレス }
機能
指定したサーバに割り当てられたブートディスク以外のディスク割り当てを解除します。
引数
-i IPアドレス
ディスク割り当てを一時解除するサーバのIPアドレスを指定します。ただし,次のIPアドレスは指定できません。
-m MACアドレス
ディスク割り当てを一時解除するサーバのMACアドレスを指定します。
実行条件
このコマンドを実行する前に次の条件を満たしているか確認してください。
注意事項
SANブート環境のシステムで,BSMのストレージ運用支援機能のホストグループ割り当て定義ファイルと実際のシステムの状態が異なる状況で,このコマンドとデプロイメント制御機能の各コマンドを組み合わせて実行した場合,システムを破壊する恐れがあります。SANブート環境でこのコマンドおよびデプロイメント制御機能の各コマンドを利用する場合は,実際のシステムとホストグループ割り当て定義ファイルの内容を一致させてください。
このコマンドを実行してから,jscmattachdiskコマンドを実行するまでの間にBSMを操作した場合,次のエラーメッセージが表示されることがあります。この場合はエラーコードに対応した対処を実行してください。
このコマンドは,Control ManagerにIPアドレスが登録されていない状態では,-iで指定しても-mで指定してもエラーになります。
このコマンドでディスク割り当てを一時解除している状態で,そのサーバを管理するBSMの登録をControl Managerから解除しないでください。
戻り値
戻り値 | メッセージID | 意味 |
---|---|---|
0 | - | 正常終了 |
10 | KASN2000A-E | パラメーター指定エラーです |
11 | KASN2000B-E | MACアドレスが不正です |
12 | KASN2000C-E | IPアドレスが不正です |
15 | KASN2FFFF-E | 内部プログラムエラー(CLI)です |
21 | KASN207D0-E | DB制御アクセスエラーです |
24 | KASN20BAE-E | 内部プログラムエラーです |
30 | KASN20BCC-E | BSM連携エラーです |
KASN20BCD-E | ||
KASN20BD2-E | ||
KASN20BDB-E | ||
KASN20BD9-E | ||
31 | KASN20BE-E | BSM連携エラー(情報取得失敗)です |
32 | KASN203ED-E | 内部プログラムエラー(BSM制御)です |
KASN203F3-E | ||
KASN20BBA-E | ||
KASN20BD1-E | ||
33 | KASN203F0-E | Hitachi Control Manager Serviceエラーです |
KASN203F4-E | ||
KASN20BDA-E | ||
37 | KASN203EF-E | 指定サーバなしエラーです |
KASN20BBF-E | ||
KASN20BDC-E | ||
KASN20E10-E | ||
50 | KASN20BD0-E | ほかのオペレーションが実行中です |
51 | KASN20BCF-E | JP1/HiCommand Device Managerアクセスエラーです |
54 | KASN20D48-E | ディスク割り当て一時解除/復帰エラーです |
KASN20D49-E | ||
KASN20D4A-E | ||
KASN20D4B-E | ||
KASN20D4C-E | ||
KASN20D4D-E | ||
KASN20D4E-E | ||
KASN20D4F-E | ||
KASN20D50-E | ||
KASN20D51-E | ||
KASN20D52-E | ||
55 | KASN20037-E | 実行対象外エラーです |
KASN20BDF-E | ||
60 | KASN203F2-E | BSMアクセスタイムアウトエラーです |
99 | KASN299G0-E | ユーザーの実行権限を確認できませんでした |
エラー時のメッセージの説明および対処方法については,「付録C.4 コマンド制御に関するメッセージ(KASN2nnnn)」を参照してください。