SMP構成管理機能によって,管理対象のBladeServerのパーティションを作成または削除することができます。これによって,パーティションの数やパーティションを構成するサーバモジュールの数を変更し,システムに必要なリソースに対してサーバの構成を柔軟に変更することができます。
Control Managerでは,パーティションの作成,パーティションの削除をコマンドで実行できます。これによって,バッチやJP1/AJS2 - Scenario Operationのシナリオテンプレートを作成することでSMP構成の変更を自動化できます。
例えば,日中はシステムの負荷を分散するために同じ処理を実行するパーティションの数を増やし(スケールアウト),夜間はパーティションにサーバモジュールを追加することで(スケールアップ)高い処理能力を維持するといったサーバの構成変更を自動化できます。
SMP構成管理機能の概要を次の図に示します。
図7-1 SMP構成管理機能の概要
次に,Control Managerのコマンドでできることについて説明します。
次節では,それぞれの機能をControl Managerで実行するコマンドについて説明します。