6.4.4 運用コマンドおよびコマンドに対応したDPMシナリオの制限事項

LPAR上で稼働しているサーバおよびLPARモードの物理パーティションで使用できるコマンドおよびコマンドに対応するDPMシナリオを次に示します。

表6-13 LPAR上で稼働しているサーバおよびLPARモードの物理パーティションで使用できるコマンドおよび対応するDPMシナリオ

項番コマンドLPAR上で稼働しているサーバLPARモードの物理パーティション説明
WindowsLinux
1jscmdeploy×DPMシナリオを実行し,OSのクリアインストール,パッチの適用,スクリプトを実行します。
2jscmbackup×DPMシナリオを実行し,完全バックアップを実行します。
3jscmrestore×DPMシナリオを実行し,リストアを実行します。
4jsscmstartserver×指定されたサーバを起動します。
5jscmstopserver×サーバを強制停止します。
6jscmstopos×OSをシャットダウンします。
7jscmnpswitch×××指定した現用系サーバの手動切り替えを実行します。
8jscmnprecover×××指定した予備系サーバに対応する現用系サーバの復帰を実行します。
9jscmnpactivate×××指定した予備系サーバを現用系にします。
10jscmdetachdisk×××指定したサーバに割り当てられたブートディスク以外のディスク割り当てを解除します。
11jscmattachdisk×××一時解除されたブートディスク以外のディスク割り当てを復帰します。
(凡例)
○:使用できます。
×:使用できません。
注意事項
LPAR上で稼働しているサーバおよびLPARモードの物理パーティションに対応していないコマンドまたはコマンドに対応するDPMシナリオを実行した場合は,エラーメッセージが表示されます。
なお,運用コマンドについては,「11. 運用コマンド」を参照してください。