svrcnfinfoコマンドを使った管理対象サーバの削除方法について説明します。
svrcnfinfoコマンドで管理対象サーバを削除する場合,Control Managerの全管理対象サーバに対して実行できます。LPARモードの物理パーティションの情報を削除する場合は,そのパーティション上で動作するLPARの情報を先に削除してください。また,次の管理対象サーバを管理対象から外す場合は,必ずsvrcnfinfo -delコマンドで管理対象サーバの情報を削除してください。
- 形式
svrcnfinfo -del
- 機能
- 管理対象サーバの情報をControl Managerから削除します。
- 引数
- このコマンドを実行すると,MACアドレスの入力を要求されます。削除するサーバのMACアドレスを入力してください。
- なお,削除したい管理対象サーバに複数のMACアドレスが登録されている場合は,どれか一つのMACアドレスを入力してください。これで,この管理対象サーバのすべての情報が削除されます。
- 注意事項
- 未登録のサーバが指定された場合,削除処理でエラーとなります。
- BSMのコンソールサービスから管理対象サーバを削除した場合は,Control Managerに管理対象サーバが削除された情報が反映されません。Control Managerに管理対象サーバを削除した情報を反映したい場合は,BSMのコンソールサービスで管理対象サーバを削除後,svrcnfinfoコマンドを実行してからControl Managerを再起動してください。
- 戻り値
メッセージ | 対応 |
---|
削除処理が完了しました | 正常終了。 |
パラメーターが不正です | 入力したパラメーターを確認して,再入力してください。 |
指定されたMACアドレスに誤りがあります | MACアドレスを確認して,再度入力してください。 |
データの削除に失敗しました | データベースアクセス時に異常が発生しました。データベースが正常に起動および動作しているか確認して,再度実行してください。 |
データベースの接続に失敗しました |
内部エラーが発生しました |
Hitachi Control Manager Service への通知に失敗しました | - データベース更新は正常に終了しています。ただし,Hitachi Control Manager Serviceサービスへの通知段階で異常が発生しました。
- Hitachi Control Manager Serviceサービスが起動しているか確認してください。
- Hitachi Control Manager Serviceサービスが停止している場合,Hitachi Control Managerサービスを再起動してください。
|
- 使用例
D:¥>svrcnfinfo -del
Server のMACアドレスを入力してください
BB:BB:BB:BB:BB:BB
削除処理が完了しました |