バックアップはDPMと連携して実行します。そのため,JP1/AJS2 - Scenario Operationでシナリオを作成する前に,DPMシナリオをDPMに登録しておく必要があります。ここでは,バックアップに必要なDPM側の準備を含め,シナリオを実行するまでの流れについて説明します。
- シナリオテンプレート
- backup
- 対象OS
- WindowsおよびLinuxのバージョンについては,マニュアル「JP1/ServerConductor/Deployment Manager」を参照してください。
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図10-8 バックアップを実行する場合のシナリオ実行までの流れ
![[図データ]](figure/zu060405.gif)
- バックアップのDPMシナリオを作成する
管理対象サーバのディスクイメージをバックアップするDPMシナリオを作成します。
ここまでで,DPMでの作業は完了です。
- バックアップ先の容量を確認する
- シナリオテンプレートにシナリオ変数を定義して,シナリオを作成する
JP1/AJS2 - Scenario Operationのコンソールで,シナリオテンプレートにシナリオ変数を定義して,シナリオを作成します。
- 作成したシナリオをJP1/AJS2 - Managerに登録する
JP1/AJS2 - Scenario Operationで作成したシナリオは,シナリオを実行するソフトウェアであるJP1/AJS2 - Managerに登録します。
これで,シナリオ実行までの準備は完了です。シナリオに定義されている時間やJP1イベントの発行を契機に,シナリオが実行されます。