10.5.3 バックアップを実行する場合のシナリオ実行までの流れ

バックアップはDPMと連携して実行します。そのため,JP1/AJS2 - Scenario Operationでシナリオを作成する前に,DPMシナリオをDPMに登録しておく必要があります。ここでは,バックアップに必要なDPM側の準備を含め,シナリオを実行するまでの流れについて説明します。

シナリオテンプレート
backup
対象OS
  • Windows
  • Linux
WindowsおよびLinuxのバージョンについては,マニュアル「JP1/ServerConductor/Deployment Manager」を参照してください。
 

図10-8 バックアップを実行する場合のシナリオ実行までの流れ

[図データ]
  1. バックアップのDPMシナリオを作成する
    管理対象サーバのディスクイメージをバックアップするDPMシナリオを作成します。
    ここまでで,DPMでの作業は完了です。
     
  2. バックアップ先の容量を確認する
  3. シナリオテンプレートにシナリオ変数を定義して,シナリオを作成する
    JP1/AJS2 - Scenario Operationのコンソールで,シナリオテンプレートにシナリオ変数を定義して,シナリオを作成します。
  4. 作成したシナリオをJP1/AJS2 - Managerに登録する
    JP1/AJS2 - Scenario Operationで作成したシナリオは,シナリオを実行するソフトウェアであるJP1/AJS2 - Managerに登録します。
    これで,シナリオ実行までの準備は完了です。シナリオに定義されている時間やJP1イベントの発行を契機に,シナリオが実行されます。