jscmnpactivate

形式

jscmnpactivate { -i IPアドレス | -m MACアドレス } [-force]

機能

指定したIPアドレスまたはMACアドレスの予備系サーバを現用系にします。予備系サーバとは,現用系サーバでの障害発生によって,切り替わった予備系サーバのことです。

引数

-i IPアドレス

現用系にする予備系サーバのIPアドレスを指定します。ただし,次のIPアドレスは指定できません。

この場合,MACアドレスで管理対象サーバを指定してください。

-m MACアドレス

現用系にする予備系サーバのMACアドレスを指定します。

-force

予備系サーバを運用中に,パーティションの削除やサーバモジュールの抜去によって予備系サーバが「コールドスタンバイ警告」になる場合,条件によっては-force引数を指定することで予備系サーバを現用系サーバにできます。また,予備系サーバに対応する現用系サーバをN+1コールドスタンバイから解除できます。

なお,-forceが実行できる条件については,注意事項を参照してください。

注意事項

戻り値

戻り値メッセージID意味
0正常終了
10KASN2000A-Eパラメーター指定エラーです
11KASN2000B-EMACアドレスが不正です
12KASN2000C-EIPアドレスが不正です
15KASN2FFFF-E内部プログラムエラー(CLI)です
21KASN207D0-EDB制御アクセスエラーです
24KASN20BAE-E内部プログラムエラー(DB制御)です
30KASN20BCC-EBSM連携エラーです
KASN20BCD-E
KASN20BCE-E
KASN20BD2-E
KASN20BDB-E
31KASN20BD3-EBSM連携エラー(情報取得失敗)です
KASN20BD4-E
32KASN203ED-E内部プログラムエラー(BSM制御)です
KASN203F3-E
KASN20BBA-E
KASN20BD1-E
33KASN203F0-EHitachi Control Manager Serviceエラーです
KASN203F4-E
KASN20BDA-E
37KASN203EF-E指定サーバなしエラーです
KASN20BBF-E
KASN20BDC-E
KASN20CE4-E
50KASN20BD0-Eほかのオペレーションが実行中です
51KASN20BCF-EJP1/HiCommand Device Managerアクセスエラーです
53KASN20BD8-EN+1コールドスタンバイ実行エラーです
KASN20CE5-E
KASN20CE6-E
KASN20CE7-E
KASN20CE8-E
KASN20CE9-E
KASN20CEA-E
60KASN203F2-EBSMアクセスタイムアウトエラーです
99KASN299G0-Eユーザーの実行権限を確認できませんでした

エラー時のメッセージの説明および対処方法については,「付録C.4 コマンド制御に関するメッセージ(KASN2nnnn)」を参照してください。