BSMが停止するなどの要因でControl ManagerとBSMとの通信ができなくなった場合,管理対象サーバの情報がControl Managerに通知されません。その結果,Control ManagerとBSMとの管理情報が一致しなくなることがあります。このような場合,bsmcnfinfoコマンドで引数-chgを実行してBSMの管理対象サーバの情報を再登録すると,管理対象サーバの情報を更新できます。
bsmcnfinfoコマンドでBSMの管理対象サーバの情報を再登録したあと,さらに,次の対処が必要です。
- BladeServerのパーティション情報がControl Managerに登録されている情報と一致しない場合
- BSMの管理対象サーバでパーティション確定しているBladeServerの情報がControl Managerに登録されていない場合,またはパーティション未確定のサーバがControl Managerに登録されている場合,BSMのコンソールサービスで該当するBSMに接続し,情報が一致しないBladeServerのサーバシャーシを再登録してください。
- OSを割り当てていないサーバ(パーティション)にホスト名やIPアドレスが表示される場合
- N+1コールドスタンバイの動作中に通信できなくなると,このような状態になることがあります。この場合,BSMのコンソールサービスからOSを割り当てていないパーティションを削除したあと,再度パーティションの作成を実行してください。
- OSの情報が一致しない場合
- 該当する管理対象サーバからAgentサービスを起動してください。すでにAgentサービスが起動されている場合,Agentサービスを再起動してください。
- ServerまたはLPAR上で稼働しているサーバのMACアドレスの情報が一致しない場合
- コマンドを使用して該当するサーバの登録を削除したあと,該当するサーバのAgentサービスを再起動してください。このとき,次に示す情報が消えるため,再設定してください。