15.1 トラブル発生時の対処手順

JP1/NETM/Audit - Managerを使用した監査証跡管理システムでトラブルが発生した場合は,次の手順で対処してください。

  1. エラーメッセージを確認する。
    監査ログ管理画面を操作しているときのエラー
    画面に表示されたエラーメッセージを確認してください。
    コマンド入力中または入力後のエラー
    標準出力,標準エラー出力,およびJP1/NETM/Audit - Managerのログファイルでメッセージを確認してください。
    正規化ルールエディタ操作中のエラー
    正規化ルールエディタのログファイルでメッセージを確認してください。
    そのほかのエラー
    JP1/NETM/Audit - Managerのログファイルにエラーメッセージが出力されていないか確認してください。
    JP1/NETM/Audit - Managerが出力するメッセージの見方,要因,および対処方法については「14. メッセージ」を参照してください。正規化ルールエディタが出力するメッセージの見方,要因,および対処方法については,マニュアル「JP1/NETM/Audit 正規化ルール定義ガイド」を参照してください。また,ログファイルの出力先については「付録A ファイル一覧」を参照してください。
  2. トラブルの要因および対処方法を確認して,対処する。
    • 標準出力,標準エラー出力,およびJP1/NETM/Audit - Managerのログファイルに出力されたメッセージの見方,要因,および対処方法については「14. メッセージ」を参照してください。
    • 正規化ルールエディタのログファイルに出力されたメッセージの見方,要因,および対処方法については,マニュアル「JP1/NETM/Audit 正規化ルール定義ガイド」を参照してください。
    • 監査証跡管理システムの操作で想定されるトラブルと,その対処方法については「15.3 トラブルへの対処方法」を参照してください。
  3. トラブルが解消されない場合や内部エラーなどの場合は,必要な資料を採取して対処する。
    資料の採取方法については「15.2 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照してください。

また,JP1/NETM/Audit - Managerのデータベースや環境定義をバックアップしておくことで,トラブルが発生した場合に,JP1/NETM/Audit - Managerの環境をリストアできます。JP1/NETM/Audit - Manager環境のバックアップとリストアの手順については「15.4 監査ログ管理サーバのバックアップおよびリストア」を参照してください。