admcsvmove監査ログのバックアップファイルの移動

機能

監査ログのバックアップファイルを,指定したパスに移動します。また,バックアップ実行履歴を更新します。Administrator権限を持つユーザで実行してください。

形式

admcsvmove△-s△移動元ファイル名△-d△移動先ファイル名△[-f△バックアップオプション定義ファイル名]

コマンドを実行できるサーバ

格納先フォルダ

JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ¥bin

引数

-s△移動元ファイル名

移動前の監査ログのバックアップファイル名をフルパスで指定します。ローカルディスク上のパスを指定してください。ネットワークドライブ上のフォルダに格納されている監査ログのバックアップファイルは移動できません。

-d△移動先ファイル名

移動後の監査ログのバックアップファイル名をフルパスで指定します。ローカルディスク上のパスを指定してください。ネットワークドライブ上のフォルダには監査ログのバックアップファイルを移動できません。

-f△バックアップオプション定義ファイル名

バックアップ実行履歴に登録されているバックアップ名称およびコメントを更新したい場合に,バックアップオプション定義ファイル名をフルパスで指定します。

バックアップオプション定義ファイルは,バックアップ名称およびコメントの内容を記述したファイルです。ユーザが作成します。バックアップオプション定義ファイルについては「13.7 バックアップオプション定義ファイル」を参照してください。

このオプションを省略した場合,バックアップ実行履歴のバックアップ名称およびコメントは更新されません。

戻り値

戻り値説明
0コマンドの処理が正常に終了しました。
1コマンド引数の指定に誤りがあります。
2コマンドの実行権限がありません。
3同一マシン上で,すでにほかのデータベース管理コマンドが実行されています。
5定義ファイルの内容に誤りがあります。
11移動元の監査ログファイルが存在しません。
12移動先の監査ログファイルがすでに存在します。
99その他のエラーが発生しました。