JP1/NETM/Audit - Managerを使用した監査証跡管理システムで通信エラーなどが発生した場合や,対処してもトラブルが解消されない場合は,次の資料を採取して管理者に連絡し,弊社にお問い合わせください。
(1) トラブル発生時に一括採取する資料
Administrator権限を持つユーザでadmlog.vbsコマンドを実行して,トラブル発生時の資料を一括採取します。採取した資料は,次のフォルダ下に格納されます。
資料の格納先を変更する場合は,admlog.vbsコマンドの引数で格納フォルダを指定します。
admlog.vbsコマンドについては「12. コマンド」の「admlog.vbs(障害発生時の保守資料採取)」を参照してください。
(2) トラブル発生時に個別採取する資料
admlog.vbsコマンドで一括して取得できる資料に加えて,次の表に示す資料を取得してください。
表15-1 JP1/NETM/Audit - Managerのトラブル発生発生時に取得する資料(個別取得)
項番 | 資料内容 | 格納場所 |
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1 | IISログ情報 | 次に示すフォルダ下のすべてのファイルです。
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2 | IIS設定情報 | 次に示すファイルをコピーしてください。
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(3) そのほかに採取する資料
一括採取および個別採取する資料のほかに,JP1/Baseの情報も採取が必要です。JP1/Baseの情報については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。