7.7.3 監査ログ統計画面の表示項目を設定する
表示設定画面では,監査ログ統計画面のデフォルトや,統計パターンを設定できます。また,設定内容を初期状態に戻すこともできます。
ここでは,監査ログ統計画面のカスタマイズと初期化について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 監査ログ統計画面をカスタマイズする
- (2) 監査ログ統計画面を初期化する
- (3) 監査ログ統計画面の表示設定項目
(1) 監査ログ統計画面をカスタマイズする
監査ログ統計画面で使用する項目のデフォルトを設定できます。また,作成した集計パターンを基にして統計パターンを設定できます。
監査ログ統計画面の表示項目を設定する手順を次に示します。
- 「設定画面」ドロップダウンリストから「監査ログ統計」を選択する。
監査ログ統計画面の表示項目を設定するための表示設定画面が表示されます。
- 監査ログ統計画面で使用する項目のデフォルトを設定する。
必要に応じて,統計出力条件として使用する項目のデフォルトを設定します。
デフォルトの設定項目については「(3) 監査ログ統計画面の表示設定項目」を参照してください。
- 監査ログ統計画面の統計出力条件で使用する統計パターンを設定する。
「統計パターン」の「非表示」には,すでに作成されている集計パターンが表示されます。これらを「表示」に設定すると,集計単位および集計観点を除いた集計パターンの集計条件が,統計パターンとして設定されます。「表示」に設定した統計パターンを基に,統計情報が生成されます。
「統計パターン」にある[>]または[<]ボタンをクリックして統計パターンを設定してください。
- [更新]ボタンをクリックする。
設定した情報に更新されます。
(2) 監査ログ統計画面を初期化する
監査ログ統計画面を初期化する手順を次に示します。
なお,初期化できるのは統計出力条件のデフォルトの設定だけです。統計パターンの設定内容は初期化できません。
- 「設定画面」ドロップダウンリストから「監査ログ統計」を選択する。
監査ログ統計画面の表示項目を設定するための表示設定画面が表示されます。
- [初期化]ボタンをクリックする。
設定した情報が初期状態に戻ります。ただし,統計パターンの設定内容は初期化されません。
(3) 監査ログ統計画面の表示設定項目
表示設定画面に表示される監査ログ統計画面の項目を次の表に示します。
表7-22 監査ログ統計画面のデフォルトの設定項目
項番 | 項目名 | 説明 | デフォルト |
---|
1 | 時間順 | 指定した統計単位ごとに表示されるグラフの表示順の,監査ログ統計画面でのデフォルトを指定します。 次のどちらかを選択します。
| 「昇順」 |
2 | 統計単位 | グラフの統計単位の,監査ログ統計画面でのデフォルトを指定します。 ドロップダウンリストから次のどれかを選択します。
| 「月」 |
3 | 表示データ数 | グラフの表示数の,監査ログ統計画面でのデフォルトを指定します。 指定できる値は,1~500です。 | 12 |
4 | 観点 | 統計結果を出力する観点の,監査ログ統計画面でのデフォルトを指定します。 ドロップダウンリストから次のどちらかを選択します。 ただし,次に示す場合,表示設定画面の設定内容は監査ログ統計画面には反映されません。
- 統計パターン条件として監査事象結果を指定している場合
- 監査事象結果がデフォルトで表示されます。
- 統計パターン条件として監査事象種別だけを指定している場合
- 監査事象種別がデフォルトで表示されます。
統計パターン条件として両方とも指定していない場合は,表示設定画面で設定した内容が反映されます。 | 「監査事象結果」 |
5 | 観点項目 | 必要に応じて,統計結果を出力する観点項目の,監査ログ統計画面でのデフォルトを指定します。 「観点」で指定した内容によって指定する項目が異なります。
- 「観点」で「監査事象種別」を指定した場合
- 次に示す監査事象の種別のどれかを指定します。
- 開始/停止
- 認証
- アクセス制御
- 重要情報アクセス
- 障害発生
- リンク状態
- 外部通信
- 設定情報アクセス
- メンテナンス
- しきい値オーバー
- アクション実行
- 「観点」で「監査事象結果」を指定した場合
- 次に示す監査事象の結果のどれかを指定します。
| なし |
6 | 統計パターン | 非表示 | 統計パターンとして設定していない集計パターンが表示されます。 | - |
7 | 表示 | 統計パターンとして設定している集計パターンが表示されます。 |
- (凡例)
- -:該当しない