監査証跡管理システムの構成要素ごとに前提プログラムを次に示します。
(1) 監査ログ管理サーバの前提プログラム
JP1/NETM/Audit - Managerで監査ログを収集して一元管理するために,監査ログ管理サーバで必要となる前提プログラムについて次の表に示します。
表3-1 監査ログ管理サーバの前提プログラム
項番 | 前提プログラム | 導入区分 | プログラムの概要 | ||
---|---|---|---|---|---|
プログラム名称 | バージョン | ||||
1 | JP1/Base※1 | 08-10以降 | ○ | 監査ログ収集対象サーバのイベントデータベースで管理する監査ログをJP1イベントとして送受信するためのプログラムです。 | |
2 | Microsoft Internet Information Services | 6.0 | ○ | WWWサーバを構築するためのプログラムです。 | |
3 | EUR※2 | EUR Print Service | 05-06以降 | △ | PDFファイルの帳票を出力する場合に必要なプログラムです。 |
4 | EUR Print Service - Portable Document Format report | 05-06以降 | △ | ||
5 | EUR Professional Edition | 05-06以降 | △ | PDFファイルの帳票のフォームを作成する場合に必要なプログラムです。 |
監査ログ管理サーバをクラスタシステムに導入して運用する場合は,次に示すクラスタソフトが必要になります。
表3-2 クラスタシステムに導入して運用する場合に必要となるクラスタソフト
項番 | OS | クラスタソフト |
---|---|---|
1 | Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition | Microsoft Cluster Service(MSCS) |
2 | Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition | |
3 | Microsoft Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition | |
4 | Microsoft Windows Server 2003 R2, Enterprise x64 Edition |
(2) 監査ログ閲覧サーバの前提プログラム
JP1/NETM/Audit - Managerで収集した監査ログを閲覧するために,監査ログ閲覧サーバで必要となる前提プログラムを次の表に示します。
表3-3 監査ログ閲覧サーバの前提プログラム
項番 | 前提プログラム | 導入区分 | プログラムの概要 | ||
---|---|---|---|---|---|
プログラム名称 | バージョン | ||||
1 | JP1/Base※1 | 08-10以降 | ○ | JP1/Baseの機能によってユーザ認証を実施するためのプログラムです。 | |
2 | Microsoft Internet Information Services | 6.0 | ○ | WWWサーバを構築するためのプログラムです。 | |
3 | Internet Explorer | 6 SP1以降 | △ | Webページを閲覧するためのプログラムです。 | |
4 | EUR※2 | EUR Print Service | 05-06以降 | △ | PDFファイルの帳票を出力する場合に必要なプログラムです。 |
5 | EUR Print Service - Portable Document Format report | 05-06以降 | △ | ||
6 | EUR Professional Edition | 05-06以降 | △ | PDFファイルの帳票のフォームを作成する場合に必要なプログラムです。 |
(3) 監査ログ収集対象サーバの前提プログラム
監査ログ収集対象サーバの前提プログラムを次に示します。
表3-4 監査ログ収集対象サーバの前提プログラム
項番 | 前提プログラム | 導入区分 | プログラムの概要 | |
---|---|---|---|---|
プログラム名称 | バージョン | |||
1 | JP1/Base | 07-10以降※ | ○ | 監査ログ収集対象サーバのイベントデータベースで管理する監査ログを,JP1イベントとして送受信するためのプログラムです。 また,監査ログ収集対象プログラムとしても設定できます。 |
監査ログ収集対象サーバがクラスタシステムで運用されている場合は,次に示すクラスタソフトが必要になります。
表3-5 クラスタシステムで運用されている場合に必要となるクラスタソフト
項番 | OS | クラスタソフト |
---|---|---|
1 | Microsoft Windows Server 2008 Enterprise | Microsoft Failover Cluster(MSFC) |
2 | Microsoft Windows Server 2003, Datacenter Edition | Microsoft Cluster Service(MSCS) |
3 | Microsoft Windows Server 2003, Datacenter x64 Edition | |
4 | Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition | |
5 | Microsoft Windows Server 2003, Enterprise x64 Edition | |
6 | Microsoft Windows 2000 Advanced Server Operating System | |
7 | HP-UX 11i V2/11i V3 (IPF) | HP Serviceguard |
8 | HP-UX 11i/11i V2 (PA-RISC) | |
9 | AIX 5L V5.2/V5.3 | High Availability Cluster Multi-Processing(HACMP) |
10 | Solaris 9/10 | VERITAS(R) Cluster Server |
11 | Linux AS 4 (AMD64 & Intel EM64T) | |
12 | Linux ES 4 (AMD64 & Intel EM64T) | |
13 | Linux AS 4 (x86) | |
14 | Linux ES 4 (x86) | |
15 | Linux AS 4 (IPF) | HAモニタ |
JP1/NETM/Audit - Managerが監査ログを標準で収集できるプログラムを次の表に示します。
表3-6 JP1/NETM/Audit - Managerが標準サポートしているプログラム
項番 | プログラム名称 | バージョン | |
---|---|---|---|
1 | Collaboration | Groupmax Collaboration | 07-50以降 |
uCosminexus Collaboration | 06-50以降 | ||
2 | Cosminexus | 07-50以降 | |
3 | HiRDB | 08-04以降 | |
4 | Hitachi Storage Command Suite | 5.6以降 | |
5 | JP1/AJS2 - Manager | 07-10以降 | |
6 | JP1/NETM/CSC | 08-11以降 | |
7 | JP1/NETM/DM | 08-10以降 | |
8 | JP1/PFM | 08-10以降 | |
9 | OpenTP1 | 07-02 | |
10 | Oracle | 9iおよび10g |
なお,JP1/NETM/Audit - Managerでは標準サポート外のプログラムの監査ログも収集できます。標準サポート外のプログラムを監査ログ収集対象プログラムにするための検討については「4.3 監査ログを正規化するための検討」を参照してください。また,設定する方法については「5.6 監査ログ管理サーバで監査ログを収集するための設定」を参照してください。
(4) クライアントの前提プログラム
クライアントの前提プログラムを次の表に示します。
表3-7 クライアントの前提プログラム
項番 | 前提プログラム | 導入区分 | プログラムの概要 |
---|---|---|---|
1 | Internet Explorer | ○ | Webページを閲覧するためのプログラムです。 |
2 | Adobe Reader | △ | PDFファイルの帳票を表示や印刷する場合に必要なプログラムです。 |