6.2 監査ログ管理サーバのプログラムのインストール(クラスタシステムの場合)

監査ログ管理サーバをクラスタシステムで運用する場合は,実行系および待機系のサーバマシンをセットアップしてから,監査ログ管理サーバで必要なプログラムをインストールします。

クラスタシステムで運用する場合はMicrosoft Cluster Serviceをインストールする必要があります。Microsoft Cluster Serviceを除いて,クラスタシステムで運用する場合と運用しない場合で,インストールするプログラムは同様です。

監査ログ管理サーバで必要なプログラムのインストールの詳細について,次に説明します。

注意事項
監査ログ管理サーバをクラスタシステムで運用する場合は,次のことに注意してください。
  • OSでワトソンログを取得するよう設定している場合は,フェールオーバーされません。監査ログ管理サーバをクラスタシステムで運用する場合は,ワトソンログを取得しない設定にしてください。
  • クラスタアドミニストレータでオンラインにするとサービスが開始します。以降,WWWサービスを停止または開始するときは,クラスタアドミニストレータで状態をオフラインまたはオンラインにしてください。
  • フェールオーバー発生後,アクティブ状態になっていないWWWサービスは停止してください。
  • クラスタ環境に合わせてWWWサービスを制御する場合は,必要に応じてスクリプトをカスタマイズしてください。
<この節の構成>
6.2.1 Microsoft Cluster Serviceをインストールする
6.2.2 前提プログラムをインストールする(クラスタシステムの場合)
6.2.3 JP1/NETM/Audit - Managerを新規インストールする(クラスタシステムの場合)
6.2.4 JP1/NETM/Audit - Managerを上書きインストールする(クラスタシステムの場合)
6.2.5 JP1/NETM/Audit - Managerをアンインストールする(クラスタシステムの場合)