11.2 機能ツリー

機能ツリーには,監査ログ管理操作の対象がツリー項目として表示されています。

ここでは,機能ツリーのツリー項目とアイコンの動作について説明します。

<この節の構成>
(1) 機能ツリーのツリー項目
(2) 機能ツリーのアイコンの動作

(1) 機能ツリーのツリー項目

機能ツリーに表示されるツリー項目を次に示します。

[図データ]「監査ログ管理」[パターン表示編集]
 │
 ├─[図データ]「監査ログ検索」
 │    ├─[図データ]ユーザ作成のフォルダ※1,※2
 │    │  └─[図データ]ユーザ作成の検索パターン名※2
 │    └─[図データ]テンプレートのフォルダ
 │        └─[図データ]製品名※3
 │            ├─[図データ]テンプレートの検索パターン名
 │            ├─・
 │            └─・
 ├─[図データ]「監査ログ集計」
 │    ├─[図データ]ユーザ作成のフォルダ※1,※2
 │    │  └─[図データ]ユーザ作成の集計パターン名※2
 │    └─[図データ]テンプレートのフォルダ
 │        └─[図データ]製品名※3
 │            ├─[図データ]テンプレートの集計パターン名
 │            ├─・
 │            └─・
 ├─[図データ]「監査ログ統計」
 ├─[図データ]「バックアップ履歴」
 └─[図データ]「表示設定」

注※1
フォルダは10階層まで作成できます。また,最上位の「ユーザ作成のフォルダ」配下には,ツリー項目を4096個まで作成できます。
注※2
ユーザが作成した名称が表示されます。
注※3
JP1/NETM/Audit - Managerが標準サポートしている製品ごとにフォルダが分かれ,それぞれテンプレートの検索パターン名または集計パターン名が表示されます。

機能ツリーの構成例を次の図に示します。

図11-2 機能ツリーの構成例

[図データ]

機能ツリーのうちフォルダやパターンについては,パターン表示編集画面で表示・非表示をカスタマイズできます。

機能ツリーのツリー項目をクリックしたときに表示される画面を次の表に示します。

表11-1 機能ツリーのクリックと画面表示

項番ツリー項目の種類表示内容クリック時の画面表示
1ルート「監査ログ管理」が表示されます。
2[パターン表示編集]のリンク[パターン表示編集]が表示されます。パターン表示編集画面が表示されます。
3業務メニュー次の監査ログ管理操作が表示されます。
  • 監査ログ検索
  • 監査ログ集計
  • 監査ログ統計
  • バックアップ履歴
  • 表示設定
それぞれ次に示す画面が表示されます。
  • 監査ログ検索画面
  • 監査ログ集計画面
  • 監査ログ統計画面
  • バックアップ履歴画面
  • 表示設定画面
4ユーザ作成のフォルダユーザが作成した検索パターン,および集計パターンを格納するフォルダ名が表示されます。
5ユーザ作成のパターンユーザが作成した検索パターン名,および集計パターン名が表示されます。
  • 検索パターンをクリックした場合
    選択した検索パターンを適用した監査ログ検索画面が表示されます。
  • 集計パターンをクリックした場合
    選択した集計パターンを適用した監査ログ集計画面が表示されます。
6テンプレートのフォルダテンプレートのプログラムフォルダを格納するフォルダ名が表示されます。
7テンプレートのプログラムフォルダテンプレートの検索パターン,集計パターンを持つ製品名が表示されます。
表示される製品名を次に示します。
  • Collaboration
  • Cosminexus
  • HiRDB
  • Hitachi Storage Command Suite
  • JP1/AJS2
  • JP1/Base
  • JP1/NETM/Audit
  • JP1/NETM/CSC
  • JP1/NETM/DM
  • JP1/PFM
  • OpenTP1
  • Oracle
  • UNIX
  • Windows
8テンプレートのパターン製品名に対応したテンプレートの検索パターン名,および集計パターン名が表示されます。
  • 検索パターンをクリックした場合
    選択した検索パターンを適用した監査ログ検索画面が表示されます。
  • 集計パターンをクリックした場合
    選択した集計パターンを適用した監査ログ集計画面が表示されます。
(凡例)
-:画面遷移なし

(2) 機能ツリーのアイコンの動作

監査ログ管理画面にログインすると,機能ツリーは,ルートアイコン以外はすべて格納された状態で表示されます。機能ツリーの項目名の左にあるアイコンをクリックすることで,ツリー項目の格納や展開ができます。

アイコンの種類とアイコンをクリックしたときの動作を,次の表に示します。

表11-2 アイコンの動作

項番アイコンの種類アイコンの動作
1格納アイコン(プラス
アイコン)
[図データ] クリックすると,下位のツリー項目が展開され,展開アイコンに変化します。
2展開アイコン(マイナス
アイコン)
[図データ] クリックすると,下位のツリー項目が格納され,格納アイコンに変化します。
3ルートアイコン[図データ] クリックしても変化しません。
4業務メニューアイコン[図データ] クリックしても変化しません。
5ユーザ作成フォルダアイコン(格納フォルダアイコン)[図データ] クリックすると,格納アイコン(プラスアイコン)と同じ動作をします。
6ユーザ作成フォルダアイコン(展開フォルダアイコン)[図データ] クリックすると,展開アイコン(マイナスアイコン)と同じ動作をします。
7ユーザ作成パターンアイコン[図データ] クリックすると,アイコンの右に表示されている項目名をクリックしたときと同じ動作をします。
8テンプレートフォルダアイコン(格納フォルダアイコン)[図データ] クリックすると,格納アイコン(プラスアイコン)と同じ動作をします。
9テンプレートフォルダアイコン(展開フォルダアイコン)[図データ] クリックすると,展開アイコン(マイナスアイコン)と同じ動作をします。
10テンプレートパターンアイコン[図データ] クリックすると,アイコンの右に表示されている項目名をクリックしたときと同じ動作をします。