監査ログの収集対象についての情報を[監査ログ収集マネージャ]ウィンドウで確認できます。
[監査ログ収集マネージャ]ウィンドウの表示方法を次に示します。
図9-1 [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウ
[監査ログ収集マネージャ]ウィンドウのメニューを次の表に示します。
表9-1 [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウのメニュー
項番 | 項目名 | 説明 | 対応するボタン※ | ||
---|---|---|---|---|---|
1 | ファイル | 終了 | [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウを終了します。 | - | |
2 | 操作 | 収集対象 | 追加 | [収集対象の設定]ダイアログが表示されます。 収集対象を追加する方法の詳細については「9.4.1 監査ログ収集対象を追加する」を参照してください。 | ![]() |
3 | 編集 | [収集対象の設定]ダイアログが表示されます。 [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウで選択した収集対象のサーバ名やプログラム名などの情報を編集できます。[収集対象の設定]ダイアログで編集できる内容については「9.4.2 監査ログ収集対象を編集する」を参照してください。 | ![]() | ||
4 | 削除 | [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウで選択した収集対象を削除してもよいかどうかを確認するダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,[監査ログ収集マネージャ]ウィンドウで選択した収集対象を削除します。ただし,ネットワークの状況によって収集対象が削除されるまで時間が掛かる場合があります。 収集対象を削除する方法の詳細については「9.4.3 監査ログ収集対象を削除する」を参照してください。 | ![]() | ||
5 | 監査ログの監視 | 開始 | [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウで選択した収集対象の監視を開始するかどうかを確認するダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,監査ログの監視を開始します。ただし,ネットワークの状況によって監視が開始されるまで時間が掛かる場合があります。 監査ログの監視を開始する方法の詳細については「9.4.4 監査ログの監視を開始する」を参照してください。 | ![]() | |
6 | 停止 | [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウで選択した収集対象の監視を停止するかどうかを確認するダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,監査ログの監視を停止します。ただし,ネットワークの状況によって監視が停止されるまで時間が掛かる場合があります。 監査ログの監視を停止する方法の詳細については「9.4.5 監査ログの監視を停止する」を参照してください。 | ![]() | ||
7 | 監査ログの収集 | 定時収集の設定 | [定時収集の設定]ダイアログが表示されます。 監査ログを定時収集する方法の詳細については「5.6.3 監査ログを定期的に収集する」を参照してください。 | ![]() | |
8 | 即時収集 | 収集対象として設定されているサーバから監査ログを即時に収集します。[監査ログ収集マネージャ]ウィンドウに登録されているすべての収集対象の監査ログを収集します。 監査ログを即時収集する方法の詳細については「9.4.7 監査ログを即時に収集する」を参照してください。 | ![]() | ||
9 | 製品定義一覧 | [製品定義一覧]ダイアログが表示されます。 製品定義ファイルを設定する方法については「5.6.1(2) 製品定義ファイルの作成手順」を参照してください。 | ![]() | ||
10 | 最新の情報に更新 | [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウに表示されているすべての収集対象のステータス,最終収集日時,およびアダプタバージョンの表示内容を更新します。ただし,ネットワークの状況によって表示内容が更新されるまでに時間が掛かる場合があります。 また,アダプタコマンドのバージョンが古いバージョンの場合は,「ステータス」と「アダプタバージョン」の情報が正しく取得できない場合があります。監査ログ管理サーバのバージョンに合わせてアダプタコマンドをバージョンアップしてください。 | ![]() | ||
11 | ヘルプ | JP1/NETM/Audit - Managerのバージョン情報を表示します。 | - |
[監査ログ収集マネージャ]ウィンドウで確認できる項目を次の表に示します。
表9-2 [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウで確認できる項目
項番 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
1 | サーバ | 収集対象となるサーバ名を表示します。 |
2 | プログラム | 収集対象となるプログラム名を表示します。 なお,収集対象となるプログラムのログがWindowsイベントログに出力される場合やOSがUNIXの場合は,次のように表示されます。
|
3 | ステータス | [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウ起動時の,ログファイルトラップ状況に関する情報について,次のどれかが表示されます。
|
4 | 最終収集日時 | 最終収集日時はサーバごとに取得されます。[監査ログ収集マネージャ]ウィンドウ起動時の,監査ログデータの最終収集日時情報について,次のどれかを表示します。
|
5 | アダプタバージョン | [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウ起動時の,監査ログ収集対象サーバのアダプタコマンドのバージョン情報について,次のどれかが表示されます。 なお,アダプタコマンドのバージョンによって,取得できる情報が異なります。詳細については,表9-3を参照してください。アダプタコマンドのバージョンが古い場合,監査ログ管理サーバのバージョンに合わせてアダプタコマンドをバージョンアップしてください。
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6 | コメント | [収集対象の設定]ダイアログで入力したコメントが表示されます。 |
使用しているアダプタコマンドのバージョンによって,[監査ログ収集マネージャ]ウィンドウで取得できる情報が異なります。アダプタコマンドのバージョンが古い場合,アダプタコマンドのバージョンを監査ログ管理サーバに合わせてバージョンアップしてください。
表9-3 アダプタコマンドのバージョン別の機能差異
項番 | 取得情報 | バージョンが08-10の場合 | バージョンが08-11以降の場合 |
---|---|---|---|
1 | アダプタバージョン | - | ○ |
2 | ステータス | - | ○ |
3 | 監査ログの監視 | 20個以下の監査ログファイル数を監視できます。 | 32個以下の監査ログファイル数を監視できます。 |
なお,アダプタコマンドをバージョンアップするには,JP1/NETM/Audit - Managerのバージョンアップ後に,アダプタコマンドとアダプタコマンド定義ファイルを監査ログ収集対象サーバにコピーする必要があります。コピー方法の詳細については「5.4.2 監査ログ収集対象サーバにアダプタコマンドとアダプタコマンド定義ファイルをコピーする」を参照してください。