3.3 リモートコントロールマネージャの動作環境の設定

リモートコントロールを開始する前に,エージェントとの接続方法やリモートコントロールモード,エージェントから送信されるデータの転送方法などの動作環境を設定しておく必要があります。

リモートコントロールマネージャの動作環境は,[プロパティ]ダイアログボックスで設定します。[プロパティ]ダイアログボックスは,[Remote Control]ウィンドウのメニューで[ツール]-[プロパティ]を選択すると表示されます。

[プロパティ]ダイアログボックスに表示されるパネルごとの設定項目を次の表に示します。

表3-3 リモートコントロールマネージャの動作環境の設定項目

パネル項 目
[接続]パネルポート番号
再接続環境の設定
自動切断の有無
[高速化]パネル転送データ関連(データ圧縮の有無など)
デスクトップ関連(壁紙表示の抑止など)
描画処理関連(ビットマップのキャッシュなど)
マウス操作関連
[モード]パネルリモートコントロールモード(監視/共有/制御)
[ウィンドウ]パネルスクロール(オートスクロールの有無など)
ウィンドウサイズ
キーボード/マウス(マウスボタンの設定など)
拡大/縮小(エージェント画面の自動拡大,縮小など)
[ツールバー]パネルツールバー(ツールバーに表示する項目)
アドレスバー表示の有無
ステータスバー(ステータスバーに表示する項目)
キー入力バー表示の有無
[ファイル転送]パネル圧縮,暗号化の有無
エージェントデフォルトフォルダ
[ファイル転送]ウィンドウ表示の有無
[ログ情報]パネルログ出力の有無
ログ出力環境
[クリップボード]パネルクリップボードの自動転送の有無
転送種別(送信/受信/共有)
転送条件
転送データ形式(テキスト/複合ドキュメント)
[キー登録]パネル特殊キーの登録/送信の設定
[記録]パネル記録ファイル名の設定
接続時に記録を開始する設定
ステータスアイコンの表示の有無
[セキュリティ]パネルリモートコントロールデータの暗号化の有無
エージェントのPCの画面を非表示にする設定
[ダイヤルアップ]パネルダイヤルアップ接続使用の有無
接続先の設定
Windowsダイヤルアップネットワークの設定
[その他]パネルプロパティ情報の保存と読み込み

各パネルを設定したあと,[保存]ボタンをクリックすると,設定した値をデフォルト値として保存します。[保存しないで更新]ボタンをクリックすると,リモートコントロールマネージャが起動している間だけ,設定した値が有効になります。

<この節の構成>
3.3.1 [接続]パネル
3.3.2 [高速化]パネル
3.3.3 [モード]パネル
3.3.4 [ウィンドウ]パネル
3.3.5 [ツールバー]パネル
3.3.6 [ファイル転送]パネル
3.3.7 [ログ情報]パネル
3.3.8 [クリップボード]パネル
3.3.9 [キー登録]パネル
3.3.10 [記録]パネル
3.3.11 [セキュリティ]パネル
3.3.12 [ダイヤルアップ]パネル
3.3.13 [その他]パネル