付録I.6 64ビット版JP1/NETM/Remote Control Agentでの認証情報の設定

64ビット版JP1/NETM/Remote Control Agentでは,JP1/NETM/Remote Control Agentと認証情報の設定方法が異なります。

認証情報以外の動作環境の設定方法については,「3.4 リモートコントロールエージェントの動作環境の設定」を参照してください。

64ビット版JP1/NETM/Remote Control Agentの認証情報には,コントローラからの接続をユーザ単位で制限するための,ユーザIDおよびパスワードを設定します。

エージェントでは,許可マネージャを設定することで特定のコントローラからの接続要求を拒否できますが,許可マネージャを複数のユーザが使用しているなど,さらに特定のユーザに対してだけリモートコントロールを許可したい場合は,この認証情報を設定します。ユーザID,パスワードともに,NULL指定(何も指定しない)でもかまいません。

認証情報を設定するダイアログボックスを次に示します。[リモートコントロールエージェント-プロパティ]ダイアログボックスでは[ユーザ認証]パネルがこれに当たります。

図I-15 [リモートコントロールエージェント-セットアップ]ダイアログボックス

[図データ]

旧ユーザID
ユーザIDを変更する場合に,旧ユーザIDを入力してください。
旧パスワード
パスワードを変更する場合に,旧パスワードを入力してください。
新ユーザID
初めてユーザIDを設定する場合は新規のユーザID,ユーザIDを変更する場合は変更後のユーザIDを入力してください。
ユーザIDは,半角20文字以内で指定します。次に示す記号およびスペースは指定できません。
「¥」「/」「*」「"」「:」「'」「!」「|」「.」「<」「>」「?」「%」「,」
新パスワード
初めてパスワードを設定する場合は新規のパスワード,パスワードを変更する場合は変更後のパスワードを入力してください。パスワードは,半角英数字14文字以内で指定します。
パスワード再入力
確認のため,新パスワードを再入力してください。