セキュリティPCは,ハードディスクやフロッピーディスクなどの外部記憶装置を持たない,最低限の機能だけを備えたPCです。
エージェントは,このセキュリティPCから接続され,リモートコントロールされることがあります。
エージェントがセキュリティPCから接続された場合のリモートコントロール機能の概要を次の図に示します。
図J-1 セキュリティPCから接続された場合のリモートコントロール機能の概要
![[図データ]](figure/rm990550.gif)
セキュリティPCから接続されているときのエージェントの動作は,次のとおりです。
- エージェントの画面は非表示(真っ暗な状態)になります。
- 壁紙,ウィンドウアニメーション,およびドラッグ中のウィンドウの内容は表示されません。
- スクリーンセーバは起動しません。スクリーンセーバを設定している場合,スクリーンセーバが起動するまでの待ち時間中にセキュリティPCを操作しなかったときは,スクリーンセーバの起動時に自動的にコンピュータがロックされます。スクリーンセーバにパスワードを設定していなくても,コンピュータはロックされます。
- リモートコントロールの終了時に,自動でコンピュータがロックされます。
「ユーザ名」および「パスワード」を入力すれば,解除されます。