チャットの開始には,次の二つの契機があります。
ここでは,チャットの開始方法を説明します。
[チャット]ウィンドウは,一つのチャットサーバだけでなく,複数のチャットサーバと接続できます。ただし,チャットサーバが起動している場合は,ほかのチャットサーバに接続できません。チャットサーバが停止している状態で,ほかのチャットサーバに接続してください。
チャットサーバへ接続する方法を次に示します。
図6-11 [接続先の指定]ダイアログボックス
図6-12 [パスワードの入力]ダイアログボックス
チャットサーバを起動すると,[チャット]ウィンドウがチャットサーバとして動作します。チャットサーバの起動中は,タスクバーに[チャットサーバ]アイコンが表示されています。なお,[チャット]ウィンドウでメッセージを送受信する操作は,クライアントとして動作していた時と同様です。
チャットサーバを起動するには,自動起動する方法と手動起動させる方法の二つがあります。例えば,ヘルプデスクでチャットを利用する場合は自動起動にしておくなど,利用形態によって適切な方法を選択してください。
チャットサーバの自動起動を設定することで,PCにチャットサーバを常駐させることができます。コントローラの場合は,チャットサーバをスタートアップに登録します。エージェントの場合は,エージェントの起動時に自動起動させるか,またはスタートアップに登録します。
チャットサーバを手動で起動する方法を次に示します。
チャットサーバを最小化した時,タスクバーに表示させないようにすることができます。タスクバーに表示させないようにしても[チャットサーバ]アイコンは表示されていますので,[チャットサーバ]アイコンをダブルクリックすることで再表示できます。また,ほかの[チャット]ウィンドウから接続されると,自動的にチャットサーバがポップアップ表示されます。
チャットサーバを最小化した時,タスクバーに表示させないようにする操作を次に示します。
エージェントで自動起動したチャットサーバは,手動起動したチャットサーバと次の点で機能が異なります。
コマンドでチャットを開始する方法を次に示します。
dmrcchat.exe [/nick:ニックネーム]
[/client | /server]
[/port:ポート番号]
[/connect:接続先アドレス]
dmrcchat.exe /client /nick:Guest /connect:172.17.11.192 /port:30005