3.1.2 監視モードのエージェントでモードを変更する

エージェントが監視モードの場合,エージェントマシンのユーザが自マシンを操作しようと思っても,そのままでは操作できません。エージェント側で自マシンを操作する必要がある場合,次に示す操作でエージェントのモードを変更できます。

Windows Server 2008,Windows Vista,Windows Server 2003,Windows XP,Windows 2000,およびWindows NT 4.0の場合
  1. [Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押す。
    エージェントが共有モードになり,エージェント側で操作できるようになります。
Windows MeおよびWindows 98の場合
  1. [Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押す。
    [プログラムの強制終了]ダイアログボックスが表示されます。
  2. [キャンセル]ボタンをクリックする。
    エージェントが共有モードになり,エージェント側で操作できるようになります。

なお,この操作でエージェントのモードが監視から共有に変わると,この情報がコントローラに通知されます。コントローラでは,コントローラのモードを制御から共有に変更するかどうか問い合わせるメッセージダイアログボックスが表示されます。

[図データ]

このメッセージダイアログボックスで共有に変更することに同意すれば,コントローラも共有モードになり,コントローラとエージェントの両方でエージェントを操作できます。しかし,共有に変更することを許可しなかった場合,エージェントは再び監視モードに戻り,エージェント側では自マシンを操作できなくなります。