JP1 Version 8 JP1/NETM/Remote Control
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[セキュリティ]パネルでは,リモートコントロール時のデータの暗号化とエージェントの画面表示の制御を設定します。[セキュリティ]パネルを次に示します。
図3-20 [セキュリティ]パネル
![[図データ]](FIGURE/RM032200.GIF)
- <この項の構成>
- (1) データ転送
- (2) 画面の非表示
- 送信データを暗号化する
- コントローラからエージェントへ送信するデータを暗号化する場合,チェックボックスをオンにします。
- チェックボックスをオンにすると,コントローラのキーボード入力,マウス操作,クリップボードデータなどが暗号化されてエージェントに送信されます。また,暗号化されたデータ量は,暗号化されていないデータの約2倍に増加します。
- 受信データを暗号化する
- コントローラがエージェントから受信するデータを暗号化する場合,チェックボックスをオンにします。
- チェックボックスをオンにすると,エージェントの画面情報,クリップボードデータなどが暗号化されてコントローラに送信されます。また,暗号化されたデータ量は,暗号化されていないデータの約1.1倍に増加します。
(2) 画面の非表示
リモートコントロール時のエージェントのPCでの画面表示を設定します。この設定は,エージェントのバージョンが08-01以降の場合だけ利用できます。
- コントローラのリモートコントロールモードが制御モードのときに,エージェントPCの画面を非表示にする
- リモートコントロール時にエージェントで画面を非表示にする場合,チェックボックスをオンにします。デフォルトはオフです。接続先のエージェントのOSがWindows Server 2003 (IPF),Windows NT 4.0,Windows MeおよびWindows 98の場合は,チェックボックスは非活性になります。
- この設定は,コントローラのリモートコントロールモードが制御モードのときだけ有効になります。リモートコントロール中にコントローラのリモートコントロールモードが制御以外に変更された場合は,エージェントでの画面の非表示は無効になります。
- また,リモートコントロール中にチェックボックスの設定を変更した場合は,変更したタイミングでエージェントの画面が制御されます。
- エージェントで画面を非表示にする場合,次の点に注意してください。
- 画面の非表示中に接続の切断,または画面の非表示が強制解除されたときに,エージェントPCをロックする
- エージェントでの画面の非表示が強制的に解除された場合に,エージェントのPCをロックしたいときは,チェックボックスをオンにします。デフォルトはオフです。
- このチェックボックスは,「コントローラのリモートコントロールモードが制御モードのときに,エージェントPCの画面を非表示にする」チェックボックスがオンのときだけ活性化します。
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