JP1/NETM/DM Administrator Kitでは,JP1/NETM/DM Clientのインストール後に自動実行するプログラムを設定できます。この設定は,[実行ファイル]パネルを使用します。独自に作成したプログラムなどを,JP1/NETM/DM Clientのインストール後に自動実行したい場合に利用してください。
[実行ファイル]パネルを図3-13に示します。
図3-13 [実行ファイル]パネル
[実行ファイル]パネルの構成要素を次に示します。
実行ファイルと実行に必要なファイルのパスを指定します。[参照]ボタンを利用して指定してください。指定できる実行ファイルと実行に必要なファイルのパスの文字は,半角で255文字(全角で127文字)以内です。
実行ファイルと実行に必要なファイルの一覧を表示します。
「ファイル」テキストボックスで指定したファイルを「ファイル一覧」リストに追加します。
「ファイル一覧」リストに追加したファイルを削除する場合に使用します。「ファイル一覧」リストのファイルを選択して[削除]ボタンをクリックしてください。[削除]ボタンをクリックすると,選択したファイルが「ファイル一覧」から削除されます。
「ファイル一覧」リストから実行ファイルを「実行ファイル一覧」に追加する場合に使用します。「ファイル一覧」リストの実行ファイルを選択して[∨]ボタンをクリックしてください。[∨]ボタンをクリックすると,引数指定用のダイアログボックスが表示され,半角で255文字(全角で127文字)以内の引数を指定できます。引数を指定したあと,このダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックすると,実行ファイルは引数とともに「実行ファイル一覧」リストに登録されます。
実行ファイルの実行順序と実行ファイル名,引数が表示されます。
「実行ファイル一覧」リストに登録した実行ファイルの引数を変更する場合に使用します。「実行ファイル一覧」リストの実行ファイルを選択して[編集]ボタンをクリックしてください。[編集]ボタンをクリックすると,[∨]ボタンをクリックしたときと同様に,引数指定用のダイアログボックスが表示され,半角で255文字(全角で127文字)以内の引数を指定できます。引数を変更したあと,[OK]ボタンをクリックすると,その変更内容が「実行ファイル一覧」リストに反映されます。
「実行ファイル一覧」リストに登録した実行ファイルを削除する場合に使用します。「実行ファイル一覧」リストから実行ファイルを選択して[削除]ボタンをクリックしてください。[削除]ボタンをクリックすると,選択した実行ファイルが「実行ファイル一覧」リストから削除されます。
「実行ファイル一覧」リストに登録した実行ファイルの実行順序を変更する場合に使用します。「実行ファイル一覧」リストの実行ファイルを選択して[上へ移動]ボタンをクリックしてください。[上へ移動]ボタンをクリックすると,選択した実行ファイルの実行順序が一つ上がります。
「実行ファイル一覧」リストに登録した実行ファイルの実行順序を変更する場合に使用します。「実行ファイル一覧」リストの実行ファイルを選択して[下へ移動]ボタンをクリックしてください。[下へ移動]ボタンをクリックすると,選択した実行ファイルの実行順序が一つ下がります。