3.3.3 インストールに必要なアカウントの設定

JP1/NETM/DM Clientのインストーラを起動する場合,ユーザは,Administrator権限を持つアカウントでログオンする必要があります。これはクライアントツールを使用してJP1/NETM/DM Clientをインストールする場合でも同様です。

しかし,インストールセットを作成する際,あらかじめAdministrator権限を持つアカウントの設定をしておくことで,一般ユーザであってもクライアントツールを使用してJP1/NETM/DM Clientをインストールできるようになります。この設定は,[Administrator権限]パネルを使用します。

注意事項
  • [Administrator権限]パネルでの設定は,クライアントマシンがWindows Server 2003,Windows XPまたはWindows 2000の場合だけ有効です。そのほかのOSの場合は,このパネルで設定をしていても,Administrator権限のアカウントでログオンしないとJP1/NETM/DM Clientをインストールできません。
  • 一般ユーザでクライアントツールを実行しない場合,設定する必要はありません。
<この項の構成>
(1) [Administrator権限]パネル
(2) [Administrator権限]パネルの構成要素

(1) [Administrator権限]パネル

[Administrator権限]パネルを図3-7に示します。

図3-7 [Administrator権限]パネル

[図データ]

(2) [Administrator権限]パネルの構成要素

[Administrator権限]パネルの構成要素を次に示します。

(a) 「ユーザ名」テキストボックス

Administrator権限を持つユーザ名を指定してください。

(b) 「パスワード」テキストボックス

Administrator権限を持つユーザのパスワードを指定してください。

(c) 「ドメイン」テキストボックス

Administrator権限を持つユーザが所属するドメインを指定してください。