異常時にインストーラが出力するウィンドウにも自動応答するように,エラー処理を追加します。インストール時に異常が発生した場合,インストールを続行するか,それともインストールを中断して異常終了とするかを決めて,それに従ったウィンドウ処理をします。
また,インストールが正常に終了したのか,異常終了したのかがわかるようにリターンコードを設定します。リターンコードを設定しておくと,配布管理システムでエラーの内容を確認できます。リターンコードは,ジョブの[詳細情報]ダイアログボックスに表示される保守コードの,左から9番目と10番目に表示される2けたの値です。
異常発生時のエラー処理とリターンコードの設定例を次の図に示します。
図2-28 エラー処理の追加とリターンコードの設定例(1/2)
図2-29 エラー処理の追加とリターンコードの設定例(2/2)