float型は,32ビット浮動小数点数を含む基本データ型です。float型変数および定数は,+3.40282347e+38~+1.175494351e-38の絶対値を持てます。
キーワード「float」を使用すると,float型変数または定数を宣言し初期化できます。このキーワードはDEFINEセクションでだけ使用できます。複数の変数を宣言するときは,変数を「,」(コンマ)で区切ってください。
また,キーワード「float」と組み合わせて,キーワード「const」を使用すると,定数を宣言できます。DEFINEセクションで宣言した定数は,値を参照できるようになりますが,MAINセクションやERRORセクションで値を変更することはできません。
DEFINE
{
[const] float variable_name1 [= float_constant1] [, variable_name2 [= float_constant2] ] ;
}
浮動小数点数には,小数点または指数表現("E"または"e")を含められます。指数部には,"E"または"e"と,その後に整数値を指定します。整数値には符号("+"または"-")を付けられます。浮動小数点定数には,1けた以上の数字が必要で,小数点または指数を指定する必要があります。
DEFINE
{
float DefaultTimeOut = 0.01, DefaultSleep=5.0 ; // 有効
float SleepMax; // 有効
}