AIT_FileExists

機能

指定した属性でファイルが存在するかどうかを確認します。

形式

integer AIT_FileExists  (
 string strFileName            // ファイル名
 [,integer nFileAttributes]    // ファイル属性
);

引数

strFileName(入力用)

検索するファイルの名前を指定してください。

nFileAttributes(入力用,省略可)

ファイルの属性を指定してください。これは,次の値のどれかにする必要があります。

意味
FILE_ATTRIBUTE_DIRECTORYファイルはディレクトリです。
FILE_ATTRIBUTE_HIDDENファイルは隠しファイルです。
FILE_ATTRIBUTE_SYSTEMファイルはOSの一部,またはOS専用です。
FILE_ATTRIBUTE_ARCHIVEファイルはアーカイブファイルです。アプリケーションはこの属性を,ファイルのバックアップや削除のためのマークとして使います。
FILE_ATTRIBUTE_READONLYファイルは読み取り専用です。アプリケーションはファイルを読み取れますが,書き込みや削除はできません。

省略した場合は,ファイル属性とは無関係にファイルが検出されます。

戻り値

ファイルが存在する場合,戻り値は1です。ファイルが存在しない場合,戻り値は0です。失敗した場合,戻り値は-1です。-1が返された場合は,AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返す可能性のあるエラーコードを次に示します。

拡張エラー番号エラーコード
2ERROR_FILE_NOT_FOUND
3ERROR_PATH_NOT_FOUND
5ERROR_ACCESS_DENIED
6ERROR_INVALID_HANDLE
8ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY
14ERROR_OUTOFMEMORY
15ERROR_INVALID_DRIVE
21ERROR_NOT_READY
53ERROR_BAD_NETPATH
87ERROR_INVALID_PARAMETER
112ERROR_DISK_FULL
123ERROR_INVALID_NAME
148ERROR_PATH_BUSY
161ERROR_BAD_PATHNAME
998ERROR_NOACCESS
1005ERROR_UNRECOGNIZED_VOLUME
1210ERROR_INVALID_COMPUTERNAME
1214ERROR_INVALID_NETNAME
1231ERROR_NETWORK_UNREACHABLE