AITファイルを作成するために,Automatic Installation Toolは次の機能を備えています。
- 編集ウィンドウで,AITファイルを作成および編集します。テキストの切り取り,コピー,貼り付け,インデントの設定などができます。
- ウィンドウプロパティツールを使って,インストール画面のウィンドウ情報を取得できます。取得したウィンドウ情報はクリップボードにコピーし,AITファイル内でAPIの引数として使用できます。
- レコーダを使って,実際のインストール操作をレコーディングすると,ユーザ操作をシミュレートするAITファイルを自動生成できます。
- [文法チェック]は,AITファイルがAIT言語仕様に適合しているかどうかをチェックします。文法チェック時に発生したエラーは,アウトプットウィンドウに表示されます。
- [実行]は,文法チェックをしたあと,AITファイルに記述されているインストール操作を再生します。
- [デバッグ]は,文法の誤りの発見や修正を支援する機能を提供しています。AITファイル内に設定したブレークポイントまで実行したり,ステートメント単位に実行したりできます。また,AITファイル実行中に,変数の値を参照したり更新したりできます。
- インストール操作の再生,レジストリ処理,ファイル処理,文字列処理などのさまざまな処理を実行できるように,APIが提供されています。
- 配布するソフトウェアをAITファイルに関連づけるためのPP識別情報ファイルを生成できます。