switchステートメントを使用すると,式の値に応じてコードにある複数の選択肢の中から処理を選択できます。式は括弧で囲んで指定してください。
switchステートメントには,caseラベルまたはdefaultラベルが付いているものがあり,それらが選択肢となります。各caseラベルは,定数値を持てます。switchステートメントはcaseラベルがなければ意味を持たないため,switchステートメント中には,一つ以上のcaseラベルを付けるようにしてください。
defaultラベルは,一つしか指定できません。defaultラベルはオプションであり,これに値を指定しないようにしてください。
switch (式)
[case 定数値:]+
[式;]*
...
...
[default:]
[式;]*
endswitch;
switch-endswitchステートメントを指定するには,次の規則に従います。
case -5: // 有効
case +6: // 有効
case "String": // 有効
case intvar: // 無効
case 3+2: // 無効
switch (Stringvar1+Stringvar2) // 変数はどちらもstring型
case 1: // 無効
case "キャプション1": // 有効
..
..
endswitch;
switch(i)
{
case 1:
case 2:
a=b+c; // "a=b+c;"ステートメントを指定しなければ,
// スクリプトアナライザーから文法エラーが発行される
}
s1="abcdefghijk";
switch (!AIT_IsEmpty(s1 ))
case true: // s1が空の場合実行されます
s2 = AIT_StrUpper(s1);
AIT_MessageBox("s2",s2);
if ( ( length = AIT_StrLength(s2)) > 10)
break;
endif;
break;
default: //状態がfalseを返してきた場合
break; //実行されます
endswitch;