AIT_VerifyLocation

機能

アクティブなウィンドウの特定のコントロールが指定した座標と一致するかどうかを確認します。

形式

integer AIT_VerifyLocation  (
 string  strCaption,   // コントロールのキャプション
 integer nCtrlType,    // コントロールタイプ
 integer nLeft,        // コントロールの左座標
 integer nTop,         // コントロール上座標
 integer nRight,       // コントロールの右座標
 integer nBottom       // コントロールの下座標
);
integer AIT_VerifyLocation  (
 integer nCtrlID,      // コントロールID
 integer nCtrlType,    // コントロールタイプ
 integer nLeft,        // コントロールの左座標
 integer nTop,         // コントロールの上座標
 integer nRight,       // コントロールの右座標
 integer nBottom       // コントロールの下座標
);

引数

strCaption(入力用)

コントロールのキャプションを指定してください。

nCtrlID(入力用)

コントロールIDを指定してください。

nCtrlType(入力用)

コントロールタイプを指定してください。次の値のどれかに該当する必要があります。

意味
BUTTON_CTRLコントロールタイプはコマンドボタンです。
CHECKBOX_CTRLコントロールタイプはチェックボックスです。
OPTIONBUTTON_CTRLコントロールタイプはオプションボタンです。
EDIT_CTRLコントロールタイプはエディットボックスです。
STATIC_CTRLコントロールタイプはスタティックテキストです。
COMBO_CTRLコントロールタイプはコンボボックスです。
LISTBOX_CTRLコントロールタイプはリストボックスです。
SPIN_CTRLコントロールタイプはスピンコントロールです。
TREE_CTRLコントロールタイプはツリーコントロールです。
LIST_CTRLコントロールタイプはリストコントロールです。
DTPICKER_CTRLコントロールタイプは日時ピッカーです。

nLeft(入力用)

コントロールの左上隅のX座標を指定してください。

nTop(入力用)

コントロールの左上隅のY座標を指定してください。

nRight(入力用)

コントロールの右下隅のX座標を指定してください。

nBottom(入力用)

コントロールの右下隅のY座標を指定してください。

戻り値

コントロールの座標が指定した座標と一致した場合の戻り値は1,一致しない場合の戻り値は0,失敗した場合の戻り値は-1となります。

関数が-1を返した場合には,AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返す可能性のあるエラーコードを次に示します。

拡張エラー番号エラーコード
8ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY
14ERROR_OUTOFMEMORY
87ERROR_INVALID_PARAMETER
112ERROR_DISK_FULL
1400ERROR_INVALID_WINDOW_HANDLE
1460ERROR_TIMEOUT

注意事項

コントロールは,完全なキャプションまたは関連するラベル名を使用するか,キャプションまたは関連するラベルの最初の部分を指定することで認識できます。キャプションまたは関連するラベルの最初の部分を指定する場合は,文字列の最初に「~」(波記号)を付けます。