JP1 Version 8 JP1/NETM/DM Automatic Installation Toolガイド (Windows(R)用)

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AIT_MouseMoveTo

機能

指定した座標へマウスを移動します。

形式

bool AIT_MouseMoveTo  (
  integer nX,             // X座標
  integer nY,             // Y座標
  integer nButton,        // マウスボタン
  integer nKeyState       // キー状態
); 

引数

nX(入力用)

マウスを移動する位置のX座標を指定してください。

nY(入力用)

マウスを移動する位置のY座標を指定してください。

nButton(入力用)

移動中にクリックするマウスボタンを指定してください。これは,次の値のどれかにする必要があります。

意味
LBUTTON 左マウスボタン
MBUTTON 中央マウスボタン
RBUTTON 右マウスボタン

nKeyState(入力用)

キー状態を指定してください。これは,次の値のどれかにする必要があります。

意味
SHIFT_ON [Shift]キーはオン状態
ALT_ON [Alt]キーはオン状態
CTRL_ON [Ctrl]キーはオン状態
SHIFT_OFF [Shift]キーはオフ状態
ALT_OFF [Alt]キーはオフ状態
CTRL_OFF [Ctrl]キーはオフ状態

戻り値

この関数が正常に処理された場合の戻り値はtrue,そのほかの場合はfalseとなります。

関数がfalseを返した場合には,AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返す可能性のあるエラーコードを次に示します。

拡張エラー番号 エラーコード
8 ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY
14 ERROR_OUTOFMEMORY
87 ERROR_INVALID_PARAMETER
112 ERROR_DISK_FULL