AIT_LogMessage関数が使用するRecDFile.logファイルを初期化します。AIT_LogMessage関数を実行する前には必ずこの関数を実行してください。RecDFile.logファイルはレジストリキー値で指定したLOGディレクトリのパスHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\HITACHI\NETM/DM/P\PathNameに存在します。

bool AIT_InitLog  (
  string strMessage     // メッセージ文字列
);

strMessage（入力用）

ログファイルに書き込む文字列メッセージを指定してください。

関数が正常に処理された場合の戻り値はtrue，そのほかの場合はfalseとなります。関数がfalseを返した場合には，AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返す可能性のあるエラーコードを次に示します。

拡張エラー番号	エラーコード
3	ERROR_PATH_NOT_FOUND
4	ERROR_TOO_MANY_OPEN_FILES
5	ERROR_ACCESS_DENIED
8	ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY
14	ERROR_OUTOFMEMORY
19	ERROR_WRITE_PROTECT
32	ERROR_SHARING_VIOLATION
33	ERROR_LOCK_VIOLATION
53	ERROR_BAD_NETPATH
82	ERROR_CANNOT_MAKE
87	ERROR_INVALID_PARAMETER
112	ERROR_DISK_FULL
123	ERROR_INVALID_NAME
148	ERROR_PATH_BUSY
161	ERROR_BAD_PATHNAME
183	ERROR_ALREADY_EXISTS
206	ERROR_FILENAME_EXCED_RANGE
1005	ERROR_UNRECOGNIZED_VOLUME
1210	ERROR_INVALID_COMPUTERNAME
1214	ERROR_INVALID_NETNAME
1231	ERROR_NETWORK_UNREACHABLE
1392	ERROR_FILE_CORRUPT

• この関数を実行すると，以前のRecDFile.logはRec1File.logに変更され，五つまで履歴として保存されます。
• この関数はメッセージとともに現在の日付と時間を記録します。