7.5.6 データベース上の不要なインベントリ情報を削除する

ファイルを使ってシステム構成情報を更新した場合など,削除したホストのインベントリ情報が削除されないで,そのままデータベースに残ることがあります。このようなインベントリ情報は,JP1/NETM/DMで使用されることはなく,その分だけデータベースの空き領域が少なくなります。これらの不要なインベントリ情報を,データベースマネージャから一括して削除できます。

不要なインベントリ情報は次のような場合に発生します。

大量のホストを削除した場合には,不要なインベントリ情報が多数残っているおそれがあります。このような場合には,不要なインベントリ情報を削除することをお勧めします。

データベースマネージャを使って削除できるインベントリ情報は,システム構成上に存在しないホストのインベントリ情報です。削除対象となるインベントリ情報を,次の表に示します。

表7-8 削除対象となるインベントリ情報

分類インベントリ項目
システム情報システム情報
レジストリ情報
ソフトウェア情報インストールパッケージ情報
ソフトウェアインベントリ情報
ウィルス対策製品情報
Microsoft Office製品情報
ユーザインベントリ情報ユーザインベントリ情報

不要なインベントリ情報を削除する方法を次に示します。

  1. [Welcome]ダイアログボックスで,「使用するリレーショナルデータベースシステム」を選択し,「データベース上の不要インベントリ情報を削除する」を選択して,[次へ]ボタンをクリックする。
    [データベースの選択]ダイアログボックス(Microsoft SQL Serverの場合)または[データソースの設定]ダイアログボックス(Oracleの場合)が表示されます。
  2. 必要な情報を入力し,[次へ]ボタンまたは「次」ボタンをクリックする。
    [不要インベントリの削除]ダイアログボックスが表示されます。

    図7-42 [不要インベントリの削除]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. [実行]ボタンをクリックする。
    不要なインベントリ情報の削除処理が開始されます。削除処理中は実行状況を示すダイアログボックスが表示されます。