2.3 Asset Information Manager Limitedをインストールする
(1) インストール前の作業
「Asset Information Manager Limited」をインストールする前に,次の作業を実施してください。
- 「リモートインストールマネージャ」も合わせてインストールする。
「Asset Information Manager Limited」を,「サーバ」とは別のPCにインストールする場合に必要です。
- Microsoft Internet Information Servicesをインストールする。
- サービス「Task Scheduler」を起動する。
- 「Asset Information Manager Limited」のサービス,コマンドおよびタスクを停止する。
「Asset Information Manager Limited」のサービスは,新規インストールの場合,World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishingを停止してください。
上書きインストールの場合は次に示す順で停止してください。
- World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishing
- Asset Information Synchronous Service
- JP1/NETM/Client Security Control - Manager(JP1/NETM/CSCと連携している場合)
また,操作を実行したあとに「Asset Information Manager Limited」を使用するときは,停止時と逆の順でサービスを起動してください。
- 32ビットのアプリケーションを動作させるための設定をする。
64ビット版のWindows Server 2008およびWindows Server 2003 (x64)に「Asset Information Manager Limited」をインストールする場合は,32ビットのアプリケーションを動作させるための設定が必要です。
コマンドプロンプトで,カレントディレクトリを%windir%¥Inetpub¥AdminScriptsに移動したあと,次のコマンドを実行してください。
cscript.exe adsutil.vbs set W3SVC/AppPools/Enable32BitAppOnWin64 "true"
64ビット版のWindows Server 2008の場合は,管理者権限でコマンドプロンプトを起動してください。
- Microsoft Internet Information Services 7.0を使用する場合,仮想ディレクトリが自動作成されるよう,「Asset Information Manager Limited」をインストールする前に必要な役割サービスをインストールしておくことをお勧めします。「Asset Information Manager Limited」をインストールしたあとで必要な役割サービスをインストールしても,仮想ディレクトリが自動作成されないので注意してください。役割サービスのインストール方法については,「10.6.2(1) 役割サービスのインストール」を参照してください。
(2) Asset Information Manager Limitedの環境設定
「Asset Information Manager Limited」を使用してソフトウェアの稼働状況を管理するには,「Asset Information Manager Limited」をインストールしたあとに,「Asset Information Manager Limited」の環境設定が必要です。
「Asset Information Manager Limited」の環境設定については,「10.1 Asset Information Manager Limitedをセットアップする」を参照してください。