10.2.1 データベース情報の設定

「Asset Information Manager Limited」のデータベースに接続するためのログインIDやサービス名などを設定します。

データベース情報で設定する項目を次に示します。

<この項の構成>
(1) ログインID
(2) サービス名
(3) 同時接続コネクション数
(4) 検索用接続コネクション数
(5) LIKE検索時の大文字小文字の区別(Embedded RDB)

(1) ログインID

データベース接続ユーザのログインIDを設定します。ここで設定するのは,「Asset Information Manager Limited」のデータベース作成時に使用する接続ユーザIDです。データベースの作成方法については「10.3.1 データベースを新規作成する」を参照してください。

また,[パスワード設定]ダイアログボックスでパスワードを設定します。

この項目は必ず設定してください。

ここで設定した値は,次に示すダイアログボックスの「接続ユーザID」に反映されます。ただし,データベースの新規作成後に値を変更した場合は,データソースまたはネット・サービスを再作成してください。

(2) サービス名

「Asset Information Manager Limited」のデータベース用のサービス名を設定します。ここで設定するのは,「Asset Information Manager Limited」のデータベース作成時に使用するODBCデータソース名(Embedded RDBまたはMicrosoft SQL Serverの場合)またはネット・サービス名(Oracleの場合)です。データベースの作成方法については,「10.3.1 データベースを新規作成する」を参照してください。

この項目は,必ず設定してください。

ここで設定した値は,次に示すダイアログボックスの「ODBCデータソース名」および「ネット・サービス名」に反映されます。ただし,データベースの新規作成後に値を変更した場合は,データソースまたはネット・サービスを再作成してください。

(3) 同時接続コネクション数

データベースに同時に接続するコネクション数を設定します。

なお,この項目は設定を省略できます。

(4) 検索用接続コネクション数

データベースに長時間接続する必要のある処理が同時に接続できるコネクション数を設定します。この設定をすることで,検索要求といった,長時間の処理によるデータベース接続の占有を防げます。

なお,この項目は設定を省略できます。

(5) LIKE検索時の大文字小文字の区別(Embedded RDB)

「LIKE検索時の大文字小文字の区別(Embedded RDB)」では,Embedded RDBを使用している場合,前方一致および後方一致を含む部分一致で検索するときに,大文字と小文字を区別するかどうかを設定します。