クライアントで実行されるリモートコレクトのジョブを制限するかどうかを設定します。
図6-13 [リモートコレクトオプション]パネル
![[図データ]](figure/cse0140.gif)
制限の対象となるリモートコレクトのジョブを次に示します。
- リモートコレクト
- 中継までのリモートコレクト
- 中継サーバからのコレクトファイル収集
- 中継サーバのコレクトファイル削除
設定は,「すべて実行する」,「指定したサーバからのジョブだけ実行する」,および「実行しない」から選択できます。デフォルトは「すべて実行する」です。
- すべて実行する
- 上位システムからのリモートコレクトのジョブをすべて実行させたい場合に指定します。
- 指定したサーバからのジョブだけ実行する
- 特定の上位システムからのリモートコレクトのジョブだけを実行させたい場合に指定します。指定の方法は,上位システムを直接指定する方法と上位接続先だけを指定する方法があります。
- 許可サーバからのジョブを実行する
- 「リモートコレクト許可サーバ一覧」に指定できる上位システムは最大8個です。[追加]ボタンをクリックすると[リモートコレクト許可サーバ]ダイアログボックスが表示されます。ホスト名またはIPアドレスで上位システムを指定します。指定できるホスト名またはIPアドレスは半角で64文字までです。
- 「リモートコレクト許可サーバ一覧」で上位システムを選択状態にして[削除]ボタンをクリックすると一覧から上位システムを削除できます。
- 接続先からのジョブを実行する
- [接続先]パネルで指定した上位接続先および複数の上位システムからのリモートコレクトのジョブだけを実行させたい場合に指定します。[接続先]パネルで指定されていないシステムからのジョブは実行されません。
- 実行しない
- 上位システムからのリモートコレクトのジョブを一切実行させたくない場合に指定します。
なお,[接続先]パネルの[実行要求を送信した上位システムを接続先に自動設定する]機能によって接続先が変更され,かつ[上位システム一覧]に新しい接続先が設定されていない場合でも,新しい接続先は一覧に自動追加されません。