ファイルを使ってシステム構成情報を更新した場合など,削除したホストのインベントリ情報が削除されないで,そのままデータベースに残ることがあります。このようなインベントリ情報は,JP1/NETM/DMで使用されることはなく,その分だけデータベースの空き領域が少なくなります。これらの不要なインベントリ情報を,データベースマネージャから一括して削除できます。
不要なインベントリ情報は次のような場合に発生します。
大量のホストを削除した場合には,不要なインベントリ情報が多数残っているおそれがあります。このような場合には,不要なインベントリ情報を削除することをお勧めします。
データベースマネージャを使って削除できるインベントリ情報は,システム構成上に存在しないホストについての,次の表に示すインベントリ情報です。
表7-5 削除対象となるインベントリ情報
分類 | インベントリ項目 |
---|---|
システム情報 | システム情報 |
レジストリ情報 | |
ソフトウェア情報 | インストールパッケージ情報 |
ソフトウェアインベントリ情報 | |
ウィルス対策製品情報 | |
Microsoft Office製品情報 | |
ユーザインベントリ情報 | ユーザインベントリ情報 |
不要なインベントリ情報を削除する方法を次に示します。
なお,不要なインベントリ情報を削除する場合は,[コントロールパネル]の[管理ツール]-[サービス]で,「Remote Install Server」サービスを停止してから実行してください。
図7-24 [不要インベントリの削除]ダイアログボックス