JP1/NETM/DMが通信するときに使用する,次の4種類のポート番号を設定します。
通常はデフォルトで表示されるポート番号を使用しますが,ほかのプログラムと重複するときは変更してください。TCP/IPのservicesファイルにポート番号を設定しているときは,servicesファイルの設定が有効になります。
「サーバ本体機能」と「リモートインストールマネージャ」を別のPCにインストールした場合は,「JP1/NETM/DM Manager」および「JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager」のポート番号が,両方のPCで同じになるよう設定してください。ポート番号が異なる場合は,リモートインストールマネージャからサーバに接続できません。
なお,JP1/NETM/DM HTTP Gatewayのポート番号は,JP1/NETM/DM HTTP Gatewayを利用する場合にだけ使用されます。詳細については,「付録E インターネットオプションを使ったJP1/NETM/DMの導入」を参照してください。
ダイヤルアップ接続を使用しない場合に,自システムを起動するときに使用するプロトコルを,UDPまたはTCPで設定します。デフォルトは「UDPプロトコル」です。
「TCPプロトコル」を選択し,servicesファイルにポート番号を設定しているときは,servicesファイルにnetmdm xxxxx/tcpのエントリを追加してください(xxxxxはポート番号)。
「UDPプロトコル」を選択した場合,WAN環境などで起動に失敗することがあるので注意してください。
下位システムへファイル転送が発生する場合,指定した単位ごとにファイルが分割され,インターバルを置いて実行されます。これによって,ファイル転送時のネットワークの負荷を軽減することができます。デフォルトはチェックボックスがオフです。
なお,インターバル転送は下位システムから上位システムへのファイル転送時は実行されません。