7.5.4 データベースをアップグレードする

リレーショナルデータベースをアップグレードします。

データベースをアップグレードする手順は,Microsoft SQL Serverを使用している場合と,Oracleを使用している場合で異なります。それぞれについて説明します。

<この項の構成>
(1) アップグレード時の注意事項
(2) データベースのアップグレード(Microsoft SQL Serverの場合)
(3) データベースのアップグレード(Oracleの場合)

(1) アップグレード時の注意事項

(2) データベースのアップグレード(Microsoft SQL Serverの場合)

Microsoft SQL Serverの場合の,データベースのアップグレード手順を次に示します。

  1. [Welcome]ダイアログボックスで,「使用するリレーショナルデータベースシステム」を選択し,「データベースをアップグレードする」を選択して,[次へ]ボタンをクリックする。
    [データベースの選択]ダイアログボックスが表示されます。
  2. アップグレード先のリレーショナルデータベースの情報を設定し,[次へ]ボタンをクリックする。
    作成されていないデータベースファイルがある場合,[データベースの詳細設定]ダイアログボックスが表示されます。

    図7-36 [データベースの詳細設定]ダイアログボックス

    [図データ]

    ソフトウェア稼働監視履歴データベースファイルを設定できます。
  3. [次へ]ボタンをクリックする。
    [データベースのアップグレードの実行]ダイアログボックスが表示されます。

    図7-37 [データベースのアップグレードの実行]ダイアログボックス

    [図データ]

  4. [実行]ボタンをクリックする。
    リレーショナルデータベースがアップグレードされます。

(3) データベースのアップグレード(Oracleの場合)

Oracleの場合の,データベースのアップグレード手順を次に示します。

  1. [Welcome]ダイアログボックスで,「使用するリレーショナルデータベースシステム」を選択し,「データベースをアップグレードする」を選択して,[次へ]ボタンをクリックする。
    [データソースの設定]ダイアログボックスが表示されます。設定内容については,「7.5.1(2) リレーショナルデータベースの新規作成(Oracleの場合)」を参照してください。
  2. [次へ]ボタンをクリックする。
    作成されていないデータベースファイルがある場合,[表領域の設定]ダイアログボックスが表示されます。

    図7-38 [表領域の設定]ダイアログボックス

    [図データ]

    [詳細]ボタンをクリックすると,[表領域の詳細設定]ダイアログボックスが表示され,データベースファイルのパス,サイズの初期値,および上限値を設定できます。

    図7-39 [表領域の詳細設定]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. [次]ボタンをクリックする。
    [データベースのアップグレードの実行]ダイアログボックスが表示されます。

    図7-40 [データベースのアップグレードの実行]ダイアログボックス

    [図データ]

  4. [実行]ボタンをクリックする。
    リレーショナルデータベースがアップグレードされます。