ここでは,JP1/NETM/DMがインストールされているコンピュータのOSをバージョンアップする場合の手順について説明します。
JP1/NETM/DM ManagerまたはJP1/NETM/DM ClientがインストールされているコンピュータのOSをバージョンアップする場合は,バックアップを取得してから,いったんJP1/NETM/DM ManagerおよびJP1/NETM/DM Clientをアンインストールする必要があります。
JP1/NETM/DM Manager(中継マネージャ)またはJP1/NETM/DM Clientで「AMT連携機能」を使用してホスト識別子を保管しておくと,データ移行後にホスト識別子を復元できるため,上位システムから移行前と同じ資産として認識されます。クライアントのホスト識別子を保管しておく方法については,マニュアル「導入・設計ガイド」の「6.5.1 クライアントでのホスト識別子の保管」を参照してください。
なお,バックアップの取得時および復元時には,JP1/NETM/DM のサービスを停止する必要があります。JP1/NETM/DM Managerの場合は,Remote Install Serverサービスを停止してください。JP1/NETM/DM Clientの場合は,クライアントマネージャからクライアントを停止してください。
次に,OSのバージョンアップ時の手順を示します。