2.1.9 ワークディレクトリの設定
(1) ワークディレクトリの変更
中継マネージャがリモートインストールまたはリモートコレクト時に使用するための,各デフォルトワークディレクトリを変更できます。ワークディレクトリは,半角英数字,半角かたかな,半角スペース,および次に示す半角記号で指定してください。
「_」「¥」「.」「:」「(」「)」
変更後,[OK]ボタンをクリックすると[ワークディレクトリの設定]ダイアログボックスに戻ります。
図2-11 [ワークディレクトリの変更]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/min0100.gif)
- インストールワークディレクトリ
- 中継マネージャのクライアント機能が,パッケージをインストールするときに使用します。インストールするパッケージと同じ容量が必要です。通常,空き容量が50メガバイト以上のドライブを指定することをお勧めします。
- インストール失敗時のリストア用バックアップディレクトリ
- 中継マネージャのクライアント機能が,リモートインストールするソフトウェアのバックアップを保存するときに使用します。
- リモートコレクトディレクトリ
- 中継マネージャがリモートコレクトしたファイルを一時的に保管するときに使用します。
(2) 日立PPインストールワークディレクトリの変更
日立プログラムプロダクトのインストールワークディレクトリ(NETMDMWKディレクトリ)のドライブを変更できます。設定したあとに[OK]ボタンをクリックすると[ワークディレクトリの設定]ダイアログボックスに戻ります。
図2-12 [日立PPインストールワークディレクトリの変更]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/min0110.gif)
- 日立PPインストールワークディレクトリ作成ドライブ
- 日立プログラムプロダクトのインストールに使用するワークディレクトリを作成するドライブを選択してください。なお,ネットワークドライブは指定しないでください。ネットワークドライブを指定した場合,動作は保証されません。
- 日立PPインストール時に作成・削除する
- 日立プログラムプロダクトをインストールしたあと,ワークディレクトリを削除するかどうかを選択できます。ワークディレクトリを削除する場合は,「日立PPインストール時に作成・削除する」チェックボックスをオンにします。デフォルトはオンです。
- 「日立PPインストール時に作成・削除する」チェックボックスをオンにした場合の注意事項を次に示します。
- Windows NTで,「日立PPインストール時に作成・削除する」チェックボックスをオンにする場合,作成したドライブの「読み取り」,「書き込み」,および「削除」のアクセス権が必要です。これらのアクセス権が設定されていないと日立プログラムプロダクトのインストールが失敗します。
- 「日立PPインストール時に作成・削除する」チェックボックスをオンにした場合でも,インストールしたあとにNETMDMWKディレクトリが残るときがあります。その場合,PCの再起動時,またはポーリング時に削除されます。