付録B ターミナルサービス環境でのJP1/NETM/DMの運用

次に示すターミナルサービス環境に,JP1/NETM/DM Client(クライアント)をインストールして運用できます。

  1. ターミナルサーバが稼働しているWindows Server 2008およびWindows Server 2003
  2. アプリケーションサーバモードで構築したターミナルサービスが稼働しているWindows 2000 Server,Windows 2000 Advanced Server,およびWindows 2000 Datacenter Server

JP1/NETM/DMのインストールは,ターミナルサービス環境にアプリケーションをインストールする方法に従って実行してください。なお,ターミナルサービス環境に対応しているのは,JP1/NETM/DM Client(クライアント)だけです。JP1/NETM/DM ManagerおよびJP1/NETM/DM Client(中継システム)は対応していません。

JP1/NETM/DMはターミナルサービスに対応していないため,ローカルコンソールで使用する必要があります。ローカルコンソールで使用する場合,クライアントの機能の一部に制限があります。また,ソフトウェアのリモートインストール時には,ターミナルサービスのモードを変更する必要があります。

ここでは,1および2で示した環境のローカルコンソールでJP1/NETM/DM Client(クライアント)を使用する場合の制限,およびローカルコンソールで使用しているJP1/NETM/DM Client(クライアント)にソフトウェアをリモートインストールする方法について説明します。

<この節の構成>
付録B.1 ローカルコンソールでJP1/NETM/DM Client(クライアント)を使用する場合の制限
付録B.2 ローカルコンソールで使用しているJP1/NETM/DM Client(クライアント)にソフトウェアをリモートインストールする方法