2.1.12 ソフトウェア操作履歴格納ディレクトリの設定

ソフトウェアの稼働状況を監視して操作履歴を取得する場合に,クライアントごとの操作履歴を格納するディレクトリを設定します。このダイアログボックスは,「サーバ」の「サーバ本体機能」をインストールする場合に表示されます。

図2-18 [ソフトウェア操作履歴格納ディレクトリの設定]ダイアログボックス

[図データ]

操作履歴を格納するには多くのディスク容量が必要です。そのため,操作履歴格納用のドライブを用意することをお勧めします。

操作履歴格納ディレクトリに,「D:¥」のようなドライブ直下は設定できません。デフォルトの操作履歴格納ディレクトリを変更する場合は,[参照]ボタンをクリックして,操作履歴格納ディレクトリを設定します。

操作履歴格納ディレクトリにネットワークドライブを指定する場合,UNC形式(¥¥ネットワークドライブ名¥共有名)で指定してください。例えば,G:¥NETM¥MONITORINGのようなドライブ文字が割り当てられている形式は指定できません。また,ネットワークドライブは半角で127文字(全角で63文字)以内で指定してください。半角記号は「-」,「_」,「¥」,「.」,「:」,「(」,および「)」を指定できます。なお,操作履歴格納ディレクトリには実在するディレクトリを指定してください。

インストールしたあとに操作履歴格納ディレクトリを変更したい場合は,再度インストーラを起動して設定し直してください。なお,操作履歴格納ディレクトリを変更する場合は,操作履歴を移行する必要があります。操作履歴の移行については,マニュアル「運用ガイド1」の「6.10 ソフトウェアの稼働監視時の注意事項」を参照してください。

操作履歴は,このパネルで設定したディレクトリの下に作成されるOPERATIONディレクトリ下に,クライアントごとに格納されます。クライアント1台当たりの操作履歴の容量は,操作内容によって異なります。ファイル操作の履歴を取得する場合は,1日に約4メガバイト,取得しない場合は約1メガバイトです。