4.11.2 エクスポートを実行する

条件を指定してエクスポートを実行します。エクスポートの条件は,あらかじめ作成しておく必要があります。

条件を指定してエクスポートを実行する手順を次に示します。

  1. 必要に応じて検索条件を指定して,[検索]ボタンをクリックする。
    条件に一致するエクスポートの条件が検索されます。
  2. 目的の条件名のラジオボタンを選択状態にして,[実行]ボタンをクリックする。
    エクスポートを実行する画面に切り換わります。
  3. 必要に応じて,「絞込条件」を指定する。
    出力件数を絞り込む場合は,「絞込条件」のアンカーをクリックすると表示される[条件設定]ダイアログで指定します。
    「絞込条件」の項目は,選択している資産種別によって異なります。
    [条件設定]ダイアログでの指定方法は,「(1) 絞り込み条件の設定」を参照してください。
  4. [エクスポート]ボタンをクリックする。
    エクスポートが実行されます。
<この項の構成>
(1) 絞り込み条件の設定
(2) 出力されるCSVファイルの形式

(1) 絞り込み条件の設定

「出力項目」に指定した情報の出力件数を,管理している部署などで絞り込む場合に条件を設定します。絞り込みの条件は,「絞込条件」のアンカーをクリックすると表示される[条件設定]ダイアログで指定します。

[条件設定]ダイアログでの条件の指定方法を次に示します。

図4-30 [条件設定]ダイアログ

[図データ]

絞り込み条件として指定できる項目が一覧で表示されます。例えば,特定の部署の情報だけを出力したい場合は,部署名を指定します。

[決定]ボタンをクリックすると,指定した条件が有効になります。

[決定]ボタンをクリックする前に[閉じる]ボタンをクリックすると,指定した条件はクリアされるので,絞り込みの条件を確認しながら条件を調整する場合は,ダイアログを表示したままエクスポートしてください。

(2) 出力されるCSVファイルの形式

エクスポートで出力されるCSVファイルの形式を次の図に示します。

図4-31 エクスポートで出力されるCSVファイルの形式

[図データ]

1台のPCに複数のIPアドレスが割り当てられている場合など,同一の資産に対して複数の情報が登録されている場合,複数行で出力されます。

出力されたCSVファイルを加工してAsset Information Managerに登録するCSVファイルを編集する場合,Microsoft Excelを使用して直接ファイルを開くと,コード,IDなど先頭に0が付く数値は,先頭の0が自動的に削除されてしまうため,元の情報とは異なる値で更新されてしまうことがあります。そのため,Microsoft Excelを使用するときは,「テキストファイルのインポート」機能を使用して,列のデータ形式を「文字列」に設定したあと,ファイルを読み込んで編集してください。