2.1.7 棚卸の実績を登録する棚卸確認

棚卸未実施機器を集計する基となる機器の棚卸実績を,資産管理データベースに登録します。

なお,デフォルトの設定では,棚卸実績の登録は,管理者だけが実行できます。

棚卸実績の登録は,業務メニュー「棚卸確認」をクリックすると表示される棚卸確認画面から実行します。棚卸確認画面を次の図に示します。

図2-14 棚卸確認画面

[図データ]

「棚卸情報CSVファイル」に,棚卸実績のCSVファイル名を指定します。

なお,CSVファイル以外のファイルを指定しないように注意してください。ファイルサイズが大きい場合,エラーが出力されるまでに時間が掛かります。

棚卸情報CSVファイルの記述形式
棚卸実績として資産管理データベースに登録するCSVファイルの記述形式を次に示します。

表2-1 棚卸情報を登録するための記述形式

カラム項目名内容省略の可否
1資産番号棚卸が済んだことを登録する資産の資産番号を記述します。
2棚卸日付棚卸を実施した日付を,次の形式で記述します。
「YYYY/MM/DD」
(凡例)
○:必ず記述する項目
△:必要に応じて記述する項目
注※
省略した場合は,CSVファイルを登録した日が棚卸日付となります。

注意事項
Asset Information Managerに登録するCSVファイルを編集する場合,Microsoft Excelを使用して直接ファイルを開くと,コード,IDなど先頭に0が付く数値は,先頭の0が自動的に削除されてしまうため,元の情報とは異なる値で更新されてしまうことがあります。そのため,Microsoft Excelを使用するときは,「テキストファイルのインポート」機能を使用して,列のデータ形式を「文字列」に設定したあと,ファイルを読み込んで編集してください。