利用されていない機器の有無を調査します。各部署からの機器の配布要求に対して,利用されていない機器を割り当てられるため,効率良く資産を運用できます。
利用されていない機器とは,一定期間情報が更新されていない機器を指します。利用されていない機器は,業務メニュー「不稼働機器一覧」をクリックすると表示される不稼働機器一覧画面から検索します。不稼働機器一覧画面を次の図に示します。
図2-6 不稼働機器一覧画面
![[図データ]](figure/zu080600.gif)
不稼働機器一覧画面では,使用中として扱われる状態の機器の中から,検索条件「稼働日付」に指定した期間利用されていない機器が検索されます。
不稼働機器一覧には,稼働状況を管理する対象となっている機器だけが表示されます。稼働状況を管理するかどうかは,[機器詳細]ダイアログで設定できます。
- JP1製品と連携して資産情報を取得している場合
JP1製品と連携して定期的に資産情報を更新している場合は,一定期間,連携先からの情報の更新がない機器が不稼働機器として検索されます。
- JP1/NETM/DMと連携している場合
- JP1/NETM/DMでインベントリ情報を収集した日からの期間です。
- JP1/Lan Licenserと連携している場合
- Asset Information ManagerにJP1/Lan Licenserの情報を登録した日からの期間です。
- Network Node Managerと連携している場合
- Asset Information ManagerにNetwork Node Managerの情報を登録した日からの期間です。
- Network Node Managerでは,「ネットワークポーリングの設定」によって,問い合わせに対して一定期間応答のないノードはマップから削除されます。デフォルトは1週間です。「ネットワークポーリングの設定」の詳細については,マニュアル「JP1/Cm2/Network Node Manager ネットワーク管理ガイド」を参照してください。
- マップから削除されたノードの情報は,Asset Information Manager上で情報が更新されないため,不稼働機器として表示されるようになります。不稼働機器として表示したくない場合は,稼働管理の対象外に設定してください。
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JP1製品と連携して情報を登録する方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「7. CSVデータの登録と出力」を参照してください。また,稼働管理の対象外にする方法については,「2.8.1 機器の詳細情報を参照および変更する(「機器」タブ)」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) 機器の詳細情報を表示する
- (2) 不稼働機器の状態を一括で変更する