Asset Information Managerでは,JP1/NETM/DM,JP1/秘文と連携することで,業務メニュー「操作ログ一覧」および「操作ログ集計」から操作ログを管理できます。操作ログからユーザの操作を調査することで,業務に関係ないサイトの閲覧,暗号を掛けないファイルの持ち出しなどを把握できます。これによって,万が一情報漏えいが発生した場合に,問題となったファイルに対する操作を追跡できます。また,操作ログを集計することで,部署ごとの状況を把握できます。
JP1/NETM/DM,JP1/秘文と連携することで実現できる資産管理業務を,次の図に示します。
図2-6 JP1/NETM/DM,JP1/秘文と連携した資産管理業務
![[図データ]](figure/zu061050.gif)
- JP1/NETM/DM,JP1/秘文で収集した操作ログを参照して,ユーザの操作を確認する
JP1/NETM/DMおよびJP1/秘文のデータベースに格納されている操作ログを参照することで,管理対象となっている機器の操作を確認できます。どの製品から取得した操作ログかを意識しないで操作ログを参照できます。また,操作ログとして取得したファイル名から,ユーザの操作を追跡できます。
- 操作ログを集計して,部署ごとの状況を把握する
JP1/NETM/DMおよびJP1/秘文のデータベースに格納されている操作ログをAsset Information Managerで集計することで,検出された操作ログの数,操作ログが検出された機器の割合などの状況を部署ごとに把握できます。