管理者は,クライアントのセキュリティを管理するため,セキュリティ方針に基づいたセキュリティポリシーを設定します。セキュリティポリシーには,クライアントの危険レベルを判定する判定ポリシーと,危険レベルに応じたアクションを実施するアクションポリシーがあります。判定ポリシーとアクションポリシーを設定したら,それぞれのクライアントに割り当てます。
セキュリティポリシーの設定からクライアントへの割り当てまでの流れを次に示します。
セキュリティポリシーの設定およびクライアントへの割り当ては,ポリシー管理メイン画面から実施します。
ポリシー管理メイン画面の遷移を,次の図に示します。
図6-1 ポリシー管理メイン画面の遷移
ポリシー管理メイン画面にログインする手順を次に示します。
図6-2 ポリシー管理メイン画面
ポリシー管理メイン画面について説明します。
ポリシー管理メイン画面は,システムのセキュリティポリシーを管理する画面です。ポリシー管理メイン画面は,部署ツリービューとPC一覧ビューで構成されます。
ポリシー管理メイン画面の表示項目について次に示します。
ポリシー管理メイン画面のメニューコマンドを次に示します。
表6-1 ポリシー管理メイン画面のメニューコマンド
メニューバーの 項目 | メニュー コマンド | 機能 |
---|---|---|
ファイル | 終了 | ポリシー管理メイン画面を終了します。 |
編集 | コピー | 資産情報(CSV形式のテキスト)をクリップボードにコピーします。 このメニューコマンドは,PC一覧ビューでクライアントが1台だけ選択されているときに有効になります。 |
すべて選択 | PC一覧ビューに表示されるクライアントをすべて選択します。 | |
ポリシー | 判定ポリシーの管理(![]() | [判定ポリシー管理]ダイアログを表示します。 [判定ポリシー管理]ダイアログでは,判定ポリシーの新規作成,編集,削除,名前の変更,およびコピーができます。 |
アクションポリシーの管理(![]() | [アクションポリシー管理]ダイアログを表示します。 [アクションポリシー管理]ダイアログでは,アクションポリシーの新規作成,編集,削除,名前の変更,およびコピーができます。 | |
判定ポリシーの編集(![]() | 判定ポリシー編集画面を表示します。 選択している部署またはPCに割り当てられている判定ポリシーを編集できます。 このメニューコマンドは,PC一覧ビューでクライアントが1台だけ選択されているときに有効になります。 | |
アクションポリシーの編集(![]() | アクションポリシー編集画面を表示します。選択している部署またはPCに割り当てられているアクションポリシーを編集できます。 このメニューコマンドは,PC一覧ビューでクライアントが1台だけ選択されているときに有効になります。 | |
判定ポリシーの割り当て(![]() | [判定ポリシー割り当て]ダイアログを表示します。選択した部署またはクライアントに判定ポリシーを割り当てることができます。このメニューコマンドは,部署ツリービューで部署が選択されているとき,またはPC一覧ビューでクライアントが選択されているときに有効になります。クライアントは,複数選択もできます。 | |
アクションポリシーの割り当て(![]() | [アクションポリシー割り当て]ダイアログを表示します。選択した部署またはクライアントにアクションポリシーを割り当てることができます。 このメニューコマンドは,部署ツリービューで部署が選択されているとき,またはPC一覧ビューでクライアントが選択されているときに有効になります。クライアントは,複数選択もできます。 | |
表示 | 表示条件の設定(![]() | [表示条件設定]ダイアログを表示します。PC一覧ビューに表示させるクライアントに表示条件を設定できます。 このメニューコマンドは,部署ツリービューで部署が選択されているときに有効になります。 |
最新の情報に更新 | AIMで管理されている資産情報を取得し,部署ツリービューおよびPC一覧ビューの表示情報を最新の状態にします。 | |
ヘルプ | バージョン情報 | バージョン情報を表示します。 |
なお,次のメニューコマンドは,ポリシー管理メイン画面のショートカットメニューとしても表示されます。