4.4.1 JP1/NETM/DM Clientのバージョンによる制限事項
すでにクライアントにJP1/NETM/DM Clientがインストールされている場合,JP1/NETM/DM Clientのバージョンによって,使用できる機能に制限があります。
JP1/NETM/DM Clientのバージョン別に,使用できる機能を次の表に示します。
表4-4 バージョン別の機能の使用可否
JP1/NETM/DM Clientバージョン※1 | 危険レベルの判定対象項目 | クライアントへのメッセージ通知 |
---|
更新プログラム | ウィルス 対策製品※2 | 不正ソフトウェア | 必須ソフトウェア | PCセキュリティ設定 | ユーザ定義 |
---|
08-11以降 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○※3 | ○ | ○※4 |
08-10 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○※4 |
07-53~ 08-02 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
07-50~ 07-52 | ○※5 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
07-11 | ○※5,※6 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
07-00~ 07-10 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
Version 6 | × | × | ○ | ○ | × | ○ | × |
- (凡例)
- ○:対象
- ×:対象外
- 注※1
- JP1/NETM/DM Clientのバージョンが07-11以前の場合は,自動的にクライアントのインベントリ情報を取得できません。「ソフトウェア情報の取得」ジョブを実行して,インベントリ情報を取得してください。
- 注※2
- JP1/NETM/DM Managerのバージョンによって,サポートしているウィルス対策製品が異なります。詳細は,各バージョンのJP1/NETM/DMのマニュアルを参照してください。
- 注※3
- PCセキュリティ設定の機能を使用するには,JP1/NETM/DM ManagerおよびJP1/NETM/AIMのバージョン08-11以降が必要です。
- 注※4
- クライアントにメッセージを通知する形式には,HTML形式とテキスト形式の2種類があります。HTML形式でメッセージを通知するには,JP1/NETM/DM Clientのバージョン 08-10以降が必要です。08-02以前の場合には,次のようになります。
- ・アクションポリシーからのメッセージ通知の場合
- HTML形式を設定していてもテキスト形式でメッセージが通知されます。
- ・PC一覧画面からのメッセージ通知の場合
- HTML形式でメッセージが通知されるため,HTMLタグが表示されます。
- 注※5
- WUAを使用したWindowsの更新プログラムの適用状況を管理することはできません。
- 注※6
- MBSAを使用したWindowsの更新プログラムの適用状況を管理することはできません。
- 注意
- クライアントにJP1/NETM/DM SubManagerまたはJP1/NETM/DM Manager(中継マネージャ)がインストールされている場合も同様の制限事項があります。