JP1/NETM/DMがインストールされたクライアントから収集されたインベントリ情報を基に,セキュリティポリシーによってクライアントの危険レベルを判定し,アクションを実施します。クライアントのセキュリティ対策の状況を正確に把握するためには,クライアントにJP1/NETM/DMがインストールされていることが必須条件になります。
JP1/NETM/DM Managerの「ホスト探索」を実行すると,ネットワーク上に存在するクライアントから,JP1/NETM/DM未導入のクライアントを検出して,JP1/NETM/DMのインストール状況を確認できます。
JP1/NETM/DM未導入のクライアントを,JP1/NETM/DMでは「JP1/NETM/DM未導入ホスト」と呼びます。JP1/NETM/DM未導入ホストには,クライアント以外のサーバやUNIXマシンなども含まれます。クライアントセキュリティ管理システムでは,OSがWindows以外のマシンは管理しないため,UNIXマシンなどをJP1/NETM/DM未導入ホストの検出対象外にする必要があります。
ここでは,JP1/NETM/DM未導入のクライアントの検出方法と,OSがWindows以外のマシンを検出対象外にする方法について説明します。