12.1.1 JP1/NETM/CSCと連携できるネットワーク制御製品
- JP1/NETM/CSCと連携して検疫システムを構築できる製品を次に示します。
- JP1/NETM/NM
ネットワーク接続を制御するソフトウェアです。JP1/NETM/NM,JP1/NETM/NM - Managerの二つの製品があります。なお,JP1/NETM/NM,JP1/NETM/NM - Managerの各製品はNX NetMonitor,NX NetMonitor/Managerを含みます。
JP1/NETM/NM - Managerによってシステム全体を統合監視し,サブネットワーク単位に配置されるJP1/NETM/NMによって,クライアントのネットワーク接続を制御します。
- IEEE802.1X認証サーバ
IEEE802.1X認証方式でユーザを認証するために必要なサーバです。RADIUSサーバともいいます。JP1/NETM/CSCとの連携では,RADIUSサーバにMicrosoft Internet Authentication ServiceまたはNetwork Policy Serverをインストールします。
IEEE802.1X認証方式での認証には,IEEE802.1Xに準拠したスイッチ,RADIUSサーバ,およびクライアントにサプリカントが必要です。なお,クライアントのサプリカントはWindows標準のサプリカントを使用します。
- NetInsight II -PD
ネットワーク接続を制御するソフトウェアです。クライアントが接続しているスイッチのポートを開閉します。
スイッチは,NetInsight II -PDがサポートしているスイッチを使用します。
- JP1/NETM/DM(AMT連携機能)
AMTに対応したコンピュータをクライアントとして使用している場合,JP1/NETM/DMのAMT連携機能コンポーネントを使用すると,AMTのパケット制御の機能を利用して,クライアントのネットワーク接続を制御できます。