JP1/NETM/Client Security Control
クライアントのセキュリティ対策状況を点数で評価できます。評価した点数を評価点といいます。
評価した結果を部署単位またはユーザ単位に画面で検索したり,CSV形式ファイルおよびPDFファイルに出力したりできます。クライアントのセキュリティ対策状況を点数化することで,セキュリティ対策を実施していない部署やユーザを一目で把握できます。この機能は,AIMの管理者,CSC管理者およびCSC利用者が使用できます。
クライアントの評価点は,各判定項目の危険レベル係数を掛け合わせて計算します。
- 注意
- 小数点以下は切り捨てられます。
危険レベル係数は,各判定項目で共通です。判定項目の危険レベル係数を次の表に示します。
表10-3 判定項目の危険レベル係数
項番 判定項目の危険レベル 危険レベル係数 1 安全 1 2 注意 0.75 3 警告 0.5 4 危険 0.25 5 不明 1 6 判定項目なし 1
- 注意
- 次に示す条件に該当する場合は,評価点は採点されません。
- すべての判定項目の危険レベルが「判定未実施」の場合
- すべての判定項目の危険レベルが「判定項目なし」または「不明」の場合
- JP1/NETM/CSC - Managerをバージョンアップしたあと,まだ一度も判定を実施していない場合
クライアントのセキュリティ対策状況の採点例を次に示します。
図10-4 クライアントのセキュリティ対策状況の採点例
- <この節の構成>
- 10.3.1 セキュリティ対策状況の評価結果を検索する
- 10.3.2 評価結果をCSV出力する
- 10.3.3 評価結果をPDF出力する
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