ここでは,各フィールドに格納される値について説明します。
データソース
各フィールドには,Performance Managementや監視対象プログラムから取得した値や,これらの値をある計算式に基づいて計算した値が格納されます。各フィールド値の取得先または計算方法は,フィールドの表の「データソース」列で示します。「データソース」列に「-」と書かれている場合,パフォーマンスデータを加工してフィールドの値を設定していないことを示します。
デルタ
累積値として収集するデータに対し,変化量でデータを表すことを「デルタ」と呼びます。例えば,1回目に収集されたパフォーマンスデータが「3」,2回目に収集されたパフォーマンスデータが「4」とすると,変化量として「1」が格納されます。各フィールドの値がデルタ値かどうかは,フィールドの表の「デルタ」列で示します。
PFM - Agent for WebSphere Application Serverで収集されるパフォーマンスデータは,次の表のとおりです。
レコードタイプ | デルタ | データ種別 | [デルタ値で表示]のチェック※ | レコードの値 |
---|---|---|---|---|
PIレコードタイプ | Yes | リアルタイムデータ | あり | 変化量が表示される。 |
なし | 収集時点の値が表示される。 | |||
・履歴データ ・アラームの監視データ | - | 変化量が表示される。 | ||
No | リアルタイムデータ | あり | 収集時点の値が表示される。 | |
なし | 収集時点の値が表示される。 | |||
・履歴データ ・アラームの監視データ | - | 収集時点の値が表示される。 | ||
PDレコードタイプ | Yes | - | - | - |
No | リアルタイムデータ | あり | 収集時点の値が表示される。 | |
なし | 収集時点の値が表示される。 | |||
・履歴データ ・アラームの監視データ | - | 収集時点の値が表示される。 |
パフォーマンスデータが収集される際の注意事項を次に示します。