2.2.2 アンセットアップ手順
ここでは,PFM - Agent for IBM WebSphere MQをアンセットアップする手順を説明します。
- <この項の構成>
- (1) インスタンス環境のアンセットアップ
(1) インスタンス環境のアンセットアップ
インスタンス環境をアンセットアップするには,まずインスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。インスタンス環境の削除は,PFM - Agentホストで実施します。インスタンス名を確認するには,jpcinslistコマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcinsunsetupコマンドを使用します。
インスタンス環境を削除する手順を次に示します。
- インスタンス名を確認する。
PFM - Agent for IBM WebSphere MQを示すサービスキーを指定して,jpcinslistコマンドを実行します。
jpcinslist agt9
設定されているインスタンス名がMQinstの場合,MQinstと表示されます。
- インスタンス環境のPFM - Agentのサービスが起動されている場合は停止する。
サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
- インスタンス環境を削除する。
PFM - Agent for IBM WebSphere MQを示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcinsunsetupコマンドを実行します。設定されているインスタンス名がMQinstの場合,次のように指定します。
jpcinsunsetup agt9 -inst MQinst
jpcinsunsetupコマンドが正常終了すると,インスタンス環境として構築されたフォルダ,サービスIDおよびWindowsのサービスが削除されます。
- 注意
- インスタンス環境をアンセットアップしても,jpcctrl listコマンドで表示できるサービスの情報は削除されません。この場合,jpcctrl deleteコマンドを使用してサービスの情報を削除してください。次に指定例を示します。
- インスタンス名:MQinst
- ホスト名:host03
- Agent CollectorサービスのサービスID:9A1MQinst[host03]
- Agent StoreサービスのサービスID:9S1MQinst[host03]
jpcctrl delete 9?1MQinst[host03] host=host03
- コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。