12.2 監視するオブジェクト

PFM - Analysisでは,次の監視オブジェクトを提供しています。

オブジェクトのステータス変化,およびメトリックの危険度変化を示すJP1イベントのうち,重要度が「Warning」および「Error」のイベントが発生すると,オブジェクトの状態を変化させます。

オブジェクトの状態変化の契機となるJP1イベントを,次の表に示します。

表12-1 オブジェクトの状態変化の契機となるJP1イベント

イベントIDイベント名称イベント発行契機
00004600危険度変化 正常域から警戒域イベントメトリックの危険度が正常域から警戒域に変化したとき。
00004602危険度変化 警戒域から危険域イベントメトリックの危険度が警戒域から危険域に変化したとき。
00004603危険度変化 危険域から警戒域イベントメトリックの危険度が危険域から警戒域に変化したとき。
00004604危険度変化 正常域から危険域イベントメトリックの危険度が正常域から危険域に変化したとき。
00004609危険度変化 不明から警戒域イベントメトリックの危険度が不明から警戒域に変化したとき。
0000460B危険度変化 不明から危険域イベントメトリックの危険度が不明から危険域に変化したとき。
00004620ステータス変化 動作中から停止中イベントオブジェクトのステータスが動作中から停止中に変化したとき。
00004625ステータス変化 対象外から停止中イベントオブジェクトのステータスが対象外から停止中に変化したとき。
注意事項
JP1/IMと連携して,採取ツールVPISでDHCPを監視する場合,監視条件のDHCPサーバは明示的に指定してください。DHCPサーバの指定を省略すると,DHCPサービスを表すオブジェクトについてのステータス変化やメトリックの危険度変化がJP1/IMの監視オブジェクトに反映されません。