pamexport(データをエクスポートする)

形式

pamexport -d エクスポート定義ファイル名 -o 出力ファイル名 [-s 開始日時] [-e 終了日時] [-f]

機能

PAMDBに格納されている稼働性能情報を,CSV形式のレポートとして出力します。

実行権限

Administrators権限

格納先ディレクトリ

インストール先ディレクトリ¥manager¥bin

引数

-d エクスポート定義ファイル名

エクスポート定義ファイルを指定します。定義ファイルについては,「11.2.11 エクスポート定義ファイル」を参照してください。指定したファイルがない場合は,メッセージを表示して終了します。

-o 出力ファイル名

レポートを出力するファイル名を指定します。同じ名称のファイルがある場合は,上書きの確認メッセージが表示されます。

-s 開始日時

いつからのデータを出力するか,日時を指定します。この引数を省略した場合は,DBの古いデータから出力されます。日時の指定方法は,次の3とおりです。

YYYYMMDD
YYYY=西暦年,MM=月,DD=日の形式で指定します。指定した日の0時0分0秒からのデータを抽出します。
YYYYMMDDhhmm
YYYY=西暦年,MM=月,DD=日,hh=時間,mm=分の形式で指定します。
Xd
コマンド実行時から,指定した日数さかのぼった日の0時0分0秒からのデータを出力します。さかのぼる日数=Xの形式で指定します。dは,ほかの指定形式と区別するための識別子です。Xに0を指定すると,コマンドを実行した日の0時0分0秒からデータを抽出します。

なお,次の場合はエラーになります。

-e 終了日時

いつまでのデータを出力するか,日時を指定します。この引数を省略した場合は,DBの新しいデータまで出力されます。日時の指定方法は,次の3とおりです。

YYYYMMDD
YYYY=西暦年,MM=月,DD=日の形式で指定します。指定した日の23時59分59秒までのデータを抽出します。
YYYYMMDDhhmm
YYYY=西暦年,MM=月,DD=日,hh=時間,mm=分の形式で指定します。
Xd
コマンド実行時から,指定した日数さかのぼった日の23時59分59秒までのデータを出力します。さかのぼる日数=Xの形式で指定します。dは,ほかの指定形式と区別するための識別子です。Xに0を指定すると,コマンドを実行した日の23時59分59秒までのデータを抽出します。

なお,次の場合はエラーになります。

-f

引数-oで指定したファイル名がある場合,上書きを確認するメッセージを表示しないで,自動的に上書きします。

戻り値

0正常終了
1定義ファイルの書式エラー
2コマンドの引数エラー
3実行時エラー

使用例