9.3.9 [相関分析]画面

<この項の構成>
(1) [相関分析 - 条件設定]画面
(2) [相関分析 - 分析結果]画面

(1) [相関分析 - 条件設定]画面

相関分析を実行します。

図9-62 [相関分析 - 条件設定]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[対象期間]
[Bottleneck Analyzer](メイン)画面の[分析期間]が表示されます。
[現象メトリック]
[Bottleneck Analyzer](メイン)画面で選択したメトリックが,「オブジェクト名:メトリック名」の形式で表示されます。なお,個々のインスタンスを選択していた場合は,「オブジェクト名:メトリック名.インスタンスインデックス」の形式で表示されます。
[原因候補メトリック]
現象メトリックで指定したメトリックとの相関関係を調べる範囲を指定します。
デフォルトは[対象システム以下]です。なお,[Bottleneck Analyzer](メイン)画面でシステム以下のツリー構成要素が選択されていない場合のデフォルトは,[ビュー全体]になります。
  • [ビュー全体]
    システム構成ツリーで表示しているビューのオブジェクトのメトリックすべてを分析対象にします。
  • [対象システム以下(システム名)]
    システム構成ツリーで選択したツリー構成要素を含むシステムのオブジェクトのメトリックすべてを分析対象にします。
  • [選択ツリー構成要素以下(ツリー構成要素名)]
    システム構成ツリーで選択したツリー構成要素以下のオブジェクトのメトリックを分析対象にします。[選択]ボタンをクリックすると,[ツリー構成要素再選択]画面が表示され,分析対象のオブジェクトを再選択できます。
  • [メトリックリスト]
    [Bottleneck Analyzer](メイン)画面の[メトリック一覧]に表示されたメトリックを分析対象にします。
[メトリックタイプ]
メトリックタイプを指定して,分析対象のメトリックを絞り込む場合にチェックします。デフォルトは,チェックされていません。[選択]ボタンをクリックすると,[メトリックタイプ選択]画面が表示され,分析対象にするメトリックタイプを指定できます。
[重要度]
分析対象にするメトリックの重要度を指定します。デフォルトは,すべてチェックされています。
[ステータスメトリック]
ステータスメトリックを分析対象にする場合に指定します。デフォルトはチェックされていません。
[インスタンス]
メトリックのインスタンスを分析対象にするかどうか指定します。デフォルトはチェックされていません。
[ソート方向]
分析結果の表示を[相関の高い順]または[相関の低い順]から選択します。デフォルトは[相関の高い順]です。[相関の低い順]を選択すると,相関の低いメトリックを取得できます。
[最大出力件数]
出力件数を,1~100件の範囲で指定します。デフォルトは30件です。分析結果が多い場合,ここで指定した件数のメトリックだけ取得します。
[クリア]ボタン
各項目の設定がデフォルトの状態に戻ります。
[分析]ボタン
分析を開始します。分析が終了すると,[相関分析 - 分析結果]画面が表示されます。

(2) [相関分析 - 分析結果]画面

分析結果を表示します。

図9-63 [相関分析 - 分析結果]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[対象期間]
分析対象の期間が表示されます。
[現象メトリック]
現象メトリックが「オブジェクト名:メトリック名」の形式で表示されます。なお,現象メトリックが個々のインスタンスの場合は,「オブジェクト名:メトリック名.インスタンスインデックス」の形式で表示されます。
[原因候補メトリック]
メトリックを分析した範囲が表示されます。
[分析結果一覧]
結果が表示されます。[相関の強さ]は,0~1の範囲で表示され,1に近いほど相関が高いことになります。
[プロパティ]ボタン
[分析結果一覧]で選択したメトリックのプロパティを表示します。
[グラフ]ボタン
現象メトリックと,[分析結果一覧]で選択したメトリックのグラフが表示されます。[分析結果一覧]で何も選択しない場合は[単一メトリックグラフ]画面が表示されます。複数のメトリックを選択し,かつ選択しているメトリック数がグラフ線の最大表示本数以下の場合は[複数メトリックグラフ]画面が表示されます。グラフの表示期間には,[対象期間]の値が使用されます。
[ジャンプ]ボタン
[分析結果一覧]でメトリックを選択してからクリックすると,[Bottleneck Analyzer](メイン)画面の時刻ポインターを,分析結果に表示された相関の時間に設定します。また,そのオブジェクトがシステム構成ツリー上で選択された状態に設定します。