pamdbdeldata(PAMDBのデータを削除する)
形式
pamdbdeldata [-f]-o オブジェクト名 {-a|-m メトリック名[-i インスタンスインデックス]}
機能
PAMDBに格納されているメトリック値を削除します。
実行権限
Administrators権限
格納先ディレクトリ
インストール先ディレクトリ¥manager¥bin
引数
-f
採取ツールで収集したメトリック値を削除します。この引数を省略すると,インポートしたメトリック値だけを削除します。
-o オブジェクト名
削除するメトリックのオブジェクト名を指定します。
-a
-oオプションに指定したオブジェクトの全メトリック値を削除します。
-m メトリック名
削除するメトリック名を指定します。
-i インスタンスインデックス
削除するインスタンスインデックスを指定します。
注意事項
- このコマンドは,DefinerおよびBottleneck Analyzerを停止した状態で実行してください。
- 採取ツールで収集したメトリック値を削除する場合,このコマンドはPAM - PAMDB以外のPFM - Analysis Managerのサービスを停止した状態で実行してください。PAM - PAMDBサービスは動作している必要があります。また,クラスタシステムで運用している場合は,PAM - PAMDB Cluster Serviceサービスについても動作している必要があります。クラスタシステムでの運用については,「13.8 クラスタ環境での運用」を参照してください。
- 採取ツールで収集したメトリック値を削除する際にPAM - PAMDB以外のPFM - Analysis Managerのサービスが動作していた場合は,実行するかどうかを確認するメッセージが出力されます。実行する場合は「Y」または「y」を,実行を中止する場合は「N」または「n」を入力してください。
- 採取ツールで収集したメトリック値を削除する際に,PAM - PAMDB以外のPFM - Analysis Managerのサービスが動作していた場合でも,PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)の[Command]セクションのauto_service_stopキーの指定によって,PFM - Analysis Managerのサービスを自動的に停止できます。詳細については,「11.2.1 PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)」を参照してください。
- 引数-iに複数の構成要素から成るインスタンスインデックス(例:"index1":"index2")を指定する場合は,各「"(ダブルクォーテーション)」の前に「¥(円記号)」を指定してください(例:-i ¥"index1¥":¥"index2¥")。
- このコマンドによって個別のインスタンスを削除した場合でも,平滑化されたメトリックの値,およびメトリックの危険度は再計算されません。
- このコマンドを実行しても,採取ツールで保持されているデータは削除されません。
戻り値
0 | 正常終了 |
1 | コマンドの引数エラー |
2 | 実行時エラー |
3 | ユーザーによる中断 |