8.1.4 テンプレート定義の反映

ユーザー拡張の定義を,PFM - Analysis Managerに反映させます。SSOアダプターリソース定義ファイルまたはPFMアダプターリソース定義ファイルを作成した場合は,PFM - Analysis Adaptorにも反映させます。

<この項の構成>
(1) 定義をPFM - Analysis Managerに反映する
(2) 定義をPFM - Analysis Adaptorに反映する

(1) 定義をPFM - Analysis Managerに反映する

PFM - Analysis Managerには,オブジェクトタイプ,メトリックタイプ,およびオブジェクトとメトリックの関連づけを反映します。手順を次に示します。

  1. バックアップを取得する。
    PAMDBおよびテンプレート定義のバックアップを取得してください。バックアップについては,「3.4.1 バックアップ」を参照してください。
  2. PAM - PAMDB以外のPFM - Analysis Managerのサービスを停止する。
    停止方法は,「4. 起動と終了」を参照してください。PAM - PAMDBサービスは動作している必要があります。
  3. pamloadtmplコマンドを実行する。
    詳細については,「10. コマンド」の「pamloadtmpl(テンプレート定義,採取ツール定義を登録する)」を参照してください。
  4. PFM - Analysis Managerのサービスを起動する。
    手順2で停止させたサービスを起動します。起動方法は,「4. 起動と終了」を参照してください。

(2) 定義をPFM - Analysis Adaptorに反映する

PFM - Analysis Adaptorには,SSOアダプターリソース定義ファイルおよびPFMアダプターリソース定義ファイルを反映します。手順を次に示します。

(a) SSOアダプターリソース定義ファイルの場合

  1. paausrrscコマンドを実行する。
    JP1/SSOにPAMリソース設定ファイルを作成します。ファイルは,ユーザーリソース設定ファイル格納ディレクトリに「pam」で始まるファイル名で作成されます。コマンドの詳細については,「10. コマンド」の「paausrrsc(ユーザーリソースを登録する)」を参照してください。
    採取ツールがJP1/DSSOの場合は,PAMリソース設定ファイルを,JP1/DSSOのユーザーリソース設定ファイル格納ディレクトリに配布してください。
    格納ディレクトリについては,マニュアル「JP1/Performance Management/SNMP System Observer」を参照してください。
  2. PFM - Analysis AdaptorのSSOアダプターを停止する。
    停止方法は,「4. 起動と終了」を参照してください。
  3. JP1/SSOおよびJP1/DSSOを再起動する。
    JP1/SSOのssocolmng,ssocollectdプロセスを再起動してください。採取ツールがJP1/DSSOの場合は,JP1/DSSOを再起動してください。JP1/SSOおよびJP1/DSSOの再起動については,マニュアル「JP1/Performance Management/SNMP System Observer」を参照してください。
  4. PFM - Analysis AdaptorのSSOアダプターを起動する。
    手順2で停止したSSOアダプターを起動します。起動方法は,「4. 起動と終了」を参照してください。

(b) PFMアダプターリソース定義ファイルの場合

  1. PFM - Analysis AdaptorのPFMアダプターを再起動する。
    PFMアダプターリソース定義ファイルは,PFMアダプターが起動時に読み込むため,再起動することで定義が反映されます。PFMアダプターの再起動については,「4. 起動と終了」を参照してください。