9.2.6 [アプリケーション追加]ウィザード

システム構成ツリー上で選択したシステム,グループ,またはホストオブジェクトに,アプリケーションオブジェクトを追加します。

図9-39 [アプリケーション追加(ステップ1)]ウィザード

[図データ]

表示項目について説明します。

[カテゴリー]
追加するアプリケーションオブジェクトのカテゴリーを次の中から選択します。
  • Webサーバ
  • APサーバ
  • DBサーバ
  • ERP
  • OLTP
  • ジョブ管理サーバ
  • グループウェア
  • そのほかのアプリケーション
[タイプ]
アプリケーションオブジェクトのタイプを選択します。選択項目は,オブジェクトカテゴリーによって異なります。詳細については,「付録D PFM - Analysisで収集するメトリック」を参照してください。
[次へ>]ボタン
クリックすると,[アプリケーション追加(ステップ2)]ウィザードを表示します。

図9-40 [アプリケーション追加(ステップ2)]ウィザード

[図データ]

表示項目について説明します。

[オブジェクト名]
システム構成ツリーに表示されるアプリケーションオブジェクトの名称を63バイト以内で設定します。システム構成ツリーでおよび過去にPAMDBに登録した名称で,重複しない名称を指定してください。
[ホスト名]
追加先ホストオブジェクトの[ホスト名]が表示されます。ホストオブジェクトの下にアプリケーションオブジェクトを追加する場合は,ホスト名は編集できません。システム,グループの下にアプリケーションオブジェクトを追加する場合は,ホスト名は空白表示となり,編集できます。
[備考]
コメントを255バイト以内で設定します。この項目は省略できます。
[次へ>]ボタン
クリックすると,[アプリケーション追加(ステップ3)]ウィザードを表示します。

図9-41 [アプリケーション追加(ステップ3)]ウィザード

[図データ]

表示項目について説明します。

[使用採取ツール]
メトリック値を採取するツールが,「アダプター識別名:ツールサーバ名」の形式で表示されます。
[選択対象]
アプリケーションオブジェクトのメトリック値を採取できるツールが,「アダプター識別名:ツールサーバ名」の形式で表示されます。採取ツールは,あらかじめ採取ツール定義ファイル(pamcoltool.conf)に定義しておきます。採取ツール定義ファイルについては,「11.2.2 採取ツール定義ファイル(pamcoltool.conf)」を参照してください。
[<<追加]ボタン
[使用採取ツール]に,[選択対象]で選択した採取ツールを追加します。追加できる採取ツールは一つだけです。
なお,インポートを追加する場合は,インポートと,インポート以外の採取ツールを,それぞれ一つずつ追加できます。アプリケーションオブジェクトでインポートを追加するには,ユーザー拡張が必要です。
[削除>>]ボタン
[使用採取ツール]で選択した採取ツールを削除します。
[次へ>]ボタン
クリックすると,[アプリケーション追加(4/x)]ウィザードが表示されます。xには,本ウィザードでの最大ステップ数が表示されます。最大ステップ数はステップ3までの設定内容によって変わります。
[アプリケーション追加(4/x)]ウィザードは,[アプリケーション追加(ステップ3)]ウィザードで設定した採取ツールによって,表示内容が異なります。採取ツールの設定と表示される画面の内容を,次の表に示します。

表9-24 採取ツールの設定と表示内容

[サービス追加(ステップ3)]ウィザードで設定した採取ツール参照先
SSO(1) 採取ツールがJP1/SSOの場合
PFM(2) 採取ツールがPFMの場合
<この項の構成>
(1) 採取ツールがJP1/SSOの場合
(2) 採取ツールがPFMの場合

(1) 採取ツールがJP1/SSOの場合

採取ツールにSSOが含まれている場合,内容を確認するためのウィザードが表示されます。

図9-42 [アプリケーション追加(4/4)]ウィザード

[図データ]

[OK]ボタンをクリックすると,アプリケーションが追加されます。内容を変更する場合は,[<戻る]ボタンをクリックしてください。

(2) 採取ツールがPFMの場合

採取ツールにPFMが含まれている場合の監視条件の設定について説明します。

図9-43 [アプリケーション追加(4/5)]ウィザード

[図データ]

表示項目について説明します。

[オブジェクト名]
[アプリケーション追加(ステップ2)]ウィザードで設定したオブジェクト名が表示されます。このウィザードでの編集はできません。
[ホスト名]
追加先ホストオブジェクトの[ホスト名]が表示されます。このウィザードでの編集はできません。
[サービスID]
監視対象となるPFM - AgentのAgent StoreのサービスIDを1,023バイト以内で設定します。サービスIDはPFMのjpcctrl listコマンドで確認できます。サービスIDは,2バイト目が「S」であることから判別できます。なお,サービスIDの1バイト目は,プロダクトIDと同じ値となっており,PFM - Agent製品ごとに異なるため,オブジェクトタイプに対応したサービスIDを指定する必要があります。
オブジェクトタイプとAgent StoreのサービスIDの対応については,「4.2.3(21) PFMを採取ツールとした場合に指定するサービスID(ServiceID)について」を参照してください。なお,サービスIDにはワイルドカード(*や?)は指定できません。
[次へ>]ボタン
クリックすると,確認画面が表示されます。

図9-44 [アプリケーション追加(5/5)]ウィザード

[図データ]

[OK]ボタンをクリックすると,アプリケーションが追加されます。内容を変更する場合は,[<戻る]ボタンをクリックしてください。