PFM - Analysis Adaptorのバージョンアップ時のインストールとセットアップの手順を次に示します。
(1) PFM - Analysis Adaptorのインストール
インストール方法は新規インストール時と同じです。インストール方法については,「3.2.1 インストール」を参照してください。
(2) paassosetupコマンドの実行
PFM - Analysis Adaptorが提供する最新のPAMリソース設定ファイルを登録するため,paassosetupコマンドを -fオプション付きで実行します。なお,PFM - Analysisが標準で提供しているリソースカテゴリーは上書きされるため,このリソースカテゴリーに対してユーザー拡張をしている場合は,paassosetupコマンドの実行後,再度ユーザー拡張してください。paassosetupコマンドについては,「10. コマンド」の「paassosetup(JP1/SSOにPFM - Analysis標準のリソースを登録する)」を参照してください。
(3) PAMリソース設定ファイルの配布
JP1/SSOに登録された最新のPAMリソース設定ファイルをJP1/DSSOに配布します。PAMリソース設定ファイルは,JP1/SSOのユーザーリソース設定ファイルを格納するディレクトリ内に,「pam」で始まるファイル名で格納されています。格納ディレクトリについては,マニュアル「JP1/Performance Management/SNMP System Observer」を参照してください。
(4) JP1/SSOおよびJP1/DSSOの再起動
採取ツールがJP1/SSOまたはJP1/DSSOの場合は,それぞれのssocollectdおよびssocolmngを再起動してください。再起動の方法については,マニュアル「JP1/Performance Management/SNMP System Observer」を参照してください。