付録M (3020-3-K77-41)の変更内容

表M-1 (3020-3-K77-41)の変更内容

#変更個所追加・変更内容
11.3.2採取ツールのシステム構成
[訂正前]
採取ツールサーバのシステム構成で注意する点を次に示します。
[訂正後]
採取ツールサーバのシステム構成で注意する点を次に示します。なお,各採取ツールを一つのマシンで動作させることも,それぞれ別のマシンで動作させることもできます。
23.2.3(1) Hitachi PP Installerの起動
3. 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerをインストールおよび起動する。
[削除]
なお,すでにHitachi PP Installerがインストールされている場合は,次のコマンドを実行してHitachi PP Installerを起動します。
/etc/hitachi_setup -i /cdrom
34.2.2PFM - Analysisの機能に関する注意事項
[追加]
(23) コマンドの同時実行について
PFM - Analysis Managerのサービスが正しく動作している状態では,次に示すコマンドを同時に実行できる数は最大5つです。同時に5つを超える数のコマンドを実行した場合は,エラー終了する場合があります。
  • pamdbdeldata
  • pamdbls.bat
  • pamdbreclaim.bat
  • pamdumpdef
  • pamexport
  • pamimport
44.2.3(21) PFMを採取ツールとした場合に指定するサービスID(ServiceID)について
表4-6 オブジェクトタイプとAgent StoreのサービスIDの対応
[追加]
[図データ]
54.2.4(1) PAMDBのセットアップについて
(a) PAMDBの初期セットアップ時の容量見積もり
変更個所
[訂正前]
database_scaleには,S,M,Lのうちのどれかを指定できます。デフォルトはMです。S,M,Lで監視できるオブジェクト数およびメトリック数の目安と,必要なディスク容量を次の表に示します。
[訂正後]
database_scaleには,S,M,L,LLのうちのどれかを指定できます。デフォルトはMです。S,M,L,LLで監視できるオブジェクト数およびメトリック数の目安と,必要なディスク容量を次の表に示します。
64.2.4(1) PAMDBのセットアップについて
(a) PAMDBの初期セットアップ時の容量見積もり
表4-7 監視できるオブジェクト数およびメトリック数の目安と必要なディスク容量
[追加]
[図データ]
74.2.4(1) PAMDBのセットアップについて
(a) PAMDBの初期セットアップ時の容量見積もり
[追加]
表4-8 最大構成を監視する際の時間粒度と保持期間の推奨値
[図データ]
84.2.4(1) PAMDBのセットアップについて
(a) PAMDBの初期セットアップ時の容量見積もり
注意事項
[訂正前]
  • 監視できるオブジェクト数およびメトリック数の上限は,S,M,Lそれぞれ,表4-7に示す「監視できるオブジェクト数およびメトリック数の目安」の2倍の数値になります。上限を超える環境には,対応できません。
  • 詳細メトリックの時間粒度およびサマライズメトリックの時間粒度の双方を,デフォルト(詳細メトリック:3分,サマライズメトリック:1時間)より長い値(詳細メトリック:6分以上,かつサマライズメトリック:3時間以上)に変更した場合は,表4-7に示す数値の2倍まで対応できます。なお,詳細メトリックの時間粒度を1分とした場合,監視できるオブジェクト数およびメトリック数は,表4-7に示す数値の3分の1になります。
  • 詳細メトリックおよびサマライズメトリックの保持期間を,デフォルト(詳細メトリック:30日,サマライズメトリック:365日)より短い値に変更した場合,監視できるオブジェクト数およびメトリック数は,表4-7に示す数値よりも大きくなります。一方,詳細メトリックおよびサマライズメトリックの保持期間をデフォルトより長い値に変更した場合,監視できるオブジェクト数およびメトリック数は,表4-7に示す数値より小さくなります。詳細メトリックおよびサマライズメトリックの保持期間を変更した場合に,システムが対応できる監視オブジェクト数および監視メトリック数は,次の式で見積もることができます。
    監視できるオブジェクト数=
    表4-7の監視オブジェクト数×デフォルトの保持期間÷変更後の保持期間
    監視できるメトリック数=
    表4-7の監視メトリック数×デフォルトの保持期間÷変更後の保持期間
    ただし,表4-7に示す数値の2倍(上限)を超える環境には,対応できません。なお,詳細メトリックの保持期間とサマライズメトリックの保持期間を,それぞれ異なる比率で変更した場合は,対応できる監視オブジェクト数,監視メトリック数が小さくなる方を基準に見積もってください。
  • PAMDBをセットアップしたあとで,PAMDBのデータを保持したままdatabase_scaleの値を変更してセットアップし直すことはできません。あとからdatabase_scaleの値を変更する場合は,PAMDBをアンセットアップし,運用を始めからやり直す必要があります。オブジェクトを随時追加していくような運用の場合には,database_scaleの値は想定される最終的なオブジェクトの最大数を基準にして見積もってください。なお,database_scaleにLを指定して,想定される運用環境よりもさらに大規模なシステムを監視する場合は,複数台のPFM - Analysis Managerを使用してシステムを監視することをお勧めします。
[訂正後]
  • 監視できるオブジェクト数およびメトリック数の上限は,S,M,L,LLそれぞれ,表4-7に示す「監視できるオブジェクト数およびメトリック数の目安」の2倍の数値になります。上限を超える環境には,対応できません。監視できる数の上限となる数のオブジェクトおよびメトリックを監視する場合の時間粒度と保持期間の推奨値を表4-8に示します。なお,時間粒度と保持期間の設定については,「11.2.1 PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)」を参照してください。
  • 詳細メトリックおよびサマライズメトリックの時間粒度を,デフォルト(詳細メトリック:3分,サマライズメトリック:1時間)より短い値に変更した場合,監視できるオブジェクト数およびメトリック数は,表4-7に示す数値よりも小さくなります。一方,詳細メトリックおよびサマライズメトリックの時間粒度をデフォルトより長い値に変更した場合,監視できるオブジェクト数およびメトリック数は,表4-7に示す数値より大きくなります。
  • 詳細メトリックおよびサマライズメトリックの保持期間を,デフォルト(詳細メトリック:30日,サマライズメトリック:365日)より短い値に変更した場合,監視できるオブジェクト数およびメトリック数は,表4-7に示す数値よりも大きくなります。一方,詳細メトリックおよびサマライズメトリックの保持期間をデフォルトより長い値に変更した場合,監視できるオブジェクト数およびメトリック数は,表4-7に示す数値より小さくなります。
  • 詳細メトリックおよびサマライズメトリックの時間粒度または保持期間を変更した場合に,システムが対応できる監視オブジェクト数および監視メトリック数は,次の式で見積もることができます。
    監視できるオブジェクト数=
     表4-7の監視オブジェクト数×(デフォルトの保持期間÷変更後の保持期間)
                  ×(変更後の時間粒度÷デフォルトの時間粒度)
    監視できるメトリック数=
     表4-7の監視メトリック数×(デフォルトの保持期間÷変更後の保持期間)
                 ×(変更後の時間粒度÷デフォルトの時間粒度)
    ただし,表4-7に示す数値の2倍(上限)を超える環境には,対応できません。なお,上記の見積もり式は,詳細メトリックとサマライズメトリックの両方で計算し,その結果算出された監視できるオブジェクト数,監視できるメトリック数が小さくなる方を基準に見積もってください。
  • PAMDBをセットアップしたあとで,PAMDBのデータを保持したままdatabase_scaleの値を変更してセットアップし直すことはできません。あとからdatabase_scaleの値を変更する場合は,PAMDBをアンセットアップし,運用を始めからやり直す必要があります。オブジェクトを随時追加していくような運用の場合には,database_scaleの値は想定される最終的なオブジェクトの最大数を基準にして見積もってください。なお,database_scaleにLLを指定して,想定される運用環境よりもさらに大規模なシステムを監視する場合は,複数台のPFM - Analysis Managerを使用してシステムを監視することをお勧めします。
94.2.4(1) PAMDBのセットアップについて
(a) PAMDBの初期セットアップ時の容量見積もり
表4-9 クラスタ運用で必要なディスク容量
[追加]
[図データ]
105.5.7[追加]
5.5.7 インポートした過去のデータをBottleneck Analyzerで表示する
監視システム構成定義を作成した日時より以前のデータをインポートし,Bottleneck Analyzerで表示させる場合は,次の手順を実施してください。
ただし,最新の監視システム構成定義(Definerで表示されているもの)にインポート対象となるオブジェクトが存在している必要があります。
<手順>
 1. PAM - Analyzeサービスを停止する。
 2. PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)の
   Analysisセクションにsystem_config_tree_unify=Yを定義する。
 3. PAM - Analyzeサービスを起動する。
 4. Bottleneck Analyzerを起動し,インポートしたデータが存在する
   期間の情報を表示する。
これにより,過去の期間の情報を表示する場合でも,最新のシステム構成定義に従って表示されるため,インポートしたデータを参照することができます。
ただし,最新の監視システム構成定義に存在しない(削除済み)オブジェクトは,Bottleneck Analyzerでどの期間を表示しても表示されません。
PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイルについては,「11.2.1 PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)」を参照してください。
116.5.5(2) 複数のインスタンス値が異なる行に出力されている場合のインポート定義ファイル
[追加]
なお,複数のインスタンス値が異なる時刻で出力されている場合は,収集のタイミングが異なる別々のデータとして扱います。図6-5のような場合は,2006/04/18 10:00:00には,インスタンスが1と2だけ,2006/04/18 10:00:01にはインスタンスが3だけが収集できたものとして扱います。
図6-5 複数のインスタンスが異なる時刻で出力されている例
[図データ]
126.5.6(5) 監視システム構成定義の登録より前のデータについて
[訂正前]
PFM - Analysisでインポートできるのは,監視システム構成定義の登録以降のデータです。インポートするファイルに,監視システム構成定義の登録以前のデータがある場合は,その部分のデータを削除してからインポートしてください。
[訂正後]
監視システム構成定義にインポート対象となるオブジェクトを登録した日時より前のデータをインポートする場合,通常の運用では,Bottleneck Analyzerでデータを表示することができません。このような場合は,「5.5.7 インポートした過去のデータをBottleneck Analyzerで表示する」を参照してください。
136.5.6[追加]
(10) インポート対象となるメトリックにデータが存在する場合
インポート対象となるメトリックにデータが存在する場合,存在するデータの最新日時以前のデータはインポートできません。
146.5.6[追加]
(11) インポートするデータの時間間隔が詳細メトリックの時間粒度と異なる場合
インポートするデータの時間間隔が,詳細メトリックの時間粒度と異なる場合は,インポート定義ファイルで時間粒度の補正方法を指定してください。時間粒度の補正方法には,「サンプリング粒度補正」と「平均粒度補正」があり,インポート定義ファイルのOptionセクションのparticle_size_correctionキーで指定できます。指定しない場合は,「サンプリング粒度補正」が仮定されます。各補正方法について以下に説明します。
なお,以下の説明で使用している「メトリック時刻」とは,詳細メトリックの時間粒度で補正された時刻のことです。
詳細メトリックの時間粒度の設定については,「11.2.1 PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)」を参照してください。
  • サンプリング粒度補正について
    (a)有効となるインポートデータの時刻範囲
     メトリック時刻を中心に前後「詳細メトリックの時間粒度×0.8」の
     間に含まれるもの
    (b)メトリック値の選定方法
     (a)の範囲に含まれる一番過去の(古い)時刻のデータ
     
  • 平均粒度補正について
    (a)有効となるインポートデータの時刻範囲
     メトリック時刻から「メトリック時刻+詳細メトリックの時間粒度
     -1秒」の間に含まれるもの
    (b)メトリック値の選定方法
     (a)の範囲に含まれるデータの時刻ごとに平滑化された値の平均値
     なお,個々のインスタンスの値は,(a)の範囲に含まれる当該インス
     タンスのデータの平均値になる。
1510pamdbcleanup(保持期間を超過したデータを一括して削除する)
注意事項
[追加]
  • このコマンドは,同時に複数実行しないでください。
1610pamdbsetup(PAMDBをセットアップする)
注意事項
[追加]
  • このコマンドは,同時に複数実行しないでください。
1710pamdbunsetup(PAMDBをアンセットアップする)
注意事項
[追加]
  • このコマンドは,同時に複数実行しないでください。
1810pamloadtmpl(テンプレート定義,採取ツール定義を登録する)
注意事項
[追加]
  • このコマンドは,同時に複数実行しないでください。
1911.2.1(1) 書式
[訂正前]

[Analysis]
number_of_BAs=Bottleneck Analyzerの同時接続数

[訂正後]

[Analysis]
number_of_BAs=Bottleneck Analyzerの同時接続数
system_config_tree_unify={Y|N}

2011.2.1(2) 定義内容
Analysisセクション
表11-8 Analysisセクションの定義内容
[追加]
[図データ]
2111.2.5(1) 書式
[訂正前]

[Database Scale]
database_scale={S|M|L}

[訂正後]

[Database Scale]
database_scale={S|M|L|LL}

2211.2.5(2) 定義内容
Database Scaleセクション
表11-17 Database Scaleセクションの定義内容
[訂正前]
[図データ]
[訂正後]
[図データ]
2313.1.2PFM - Analysisのクラスタ運用の概要
(2) PFM - Analysis Adaptorの場合
[訂正前]
  • クラスタ環境では一つのPFM - Analysis AdaptorでSSOアダプターか,PFMアダプターのどちらか一方を使用できる。両方同時には使用できない。運用上,クラスタ環境でJP1/SSOとPFMを併用する場合,それぞれ別のクラスタシステム上に構築すること。
[訂正後]
  • クラスタ環境では一つのPFM - Analysis Adaptorで,SSOアダプターとPFMアダプターを両方同時に使用することもできる。
24付録Fポート番号一覧
[訂正前]
プログラムで使用するデフォルトのポート番号と,ファイアウォールの通過方向の設定について説明します。
[訂正後]
プログラムで使用するデフォルトのポート番号と,ファイアウォールの通過方向の設定について説明します。なお,使用するプロトコルはTCPです。
25付録J.4(4) バージョンアップ時のPAMDBの領域サイズの変更について
表J-1 バージョンアップ時のPAMDBの領域サイズ変更可否
[訂正前]
[図データ]
[訂正後]
[図データ]
26付録N用語解説
[追加]
サンプリング粒度補正
インポートを行う際の時間粒度の補正方法の一つです。インポートデータをサンプリングしてメトリック値を決定する方法です。
平滑化
メトリックに複数のインスタンスが存在する場合に,メトリック値を算出する方法。
メトリックごとに最大値,平均値,最小値,合計値のいずれかを選択する。
平均粒度補正
インポートを行う際の時間粒度の補正方法の一つです。インポートデータの平均値をメトリック値とする方法です。
27索引
[追加]
サンプリング粒度補正
サンプリング粒度補正(用語解説)
28索引
[追加]
平滑化(用語解説)
平滑化方法
平均粒度補正
平均粒度補正(用語解説)