8.2.5 SSOアダプターリソース定義ファイル
採取ツールがJP1/SSOの場合は,MIBをメトリックとして定義するためにSSOアダプターリソース定義ファイルを作成します。SSOアダプターリソース定義ファイルは,JP1/SSOのユーザーリソース定義ファイルと同じ形式で記述してください。SSOアダプターリソース定義ファイルで定義する項目を次に示します。
- リソースID
31000~31999の範囲内で未使用のIDを使用します。
- MIBオブジェクト
ユーザーリソース定義ファイルについては,マニュアル「JP1/Performance Management/SNMP System Observer」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) SSOアダプターリソース定義ファイルの構文チェック
(1) SSOアダプターリソース定義ファイルの構文チェック
SSOアダプターリソース定義ファイルが正しく作成されているか,JP1/SSOの機能を使用してチェックできます。構文チェックをする場合の,SSOアダプターリソース定義ファイルの作成手順を次に示します。
- JP1/SSOのユーザーリソース定義ファイルの書式に従って,SSOアダプターリソース定義ファイルを作成する。
作成時には,次の点に注意してください。
- リソースIDには,JP1/SSOのユーザーリソース定義ファイルで定められた範囲内のID(10000~19999)を使用する。
- 一つのリソースには,サブリソースを一つだけ定義する。
- リソース名およびサブリソース名に日本語は指定しない。
- リソースカテゴリー名称(rsc_categoryキー)は指定しない。
- サブリソースMIBオブジェクトのタイプ(subrsc_mib_typeキー)に「String」は指定しない。
- 次のコマンドを実行し,指定したディレクトリの下にJP1/SSOのユーザーリソース設定ファイルが作成されることを確認する。
ssocolconf -C -s 作成したSSOアダプターリソース定義ファイル -o 任意のディレクトリ
JP1/SSOのユーザーリソース設定ファイルが作成されていれば,定義ファイルは正しく作成されています。
- 作成したSSOアダプターリソース定義ファイルのリソースIDを,31000~31999の範囲内で未使用のIDに変更する。
- 手順2で任意のディレクトリに作成したJP1/SSOのユーザーリソース設定ファイルを削除する。