5.1 監視システム構成定義の流れ

監視システム構成定義の流れを,次の図に示します。

図5-1 監視システム構成定義の流れ

[図データ]

監視システム構成は,PFM - Analysis Viewの設定GUIであるDefinerでビューやシステム,グループを作成し,オブジェクトを登録します。オブジェクトの登録は,ウィザードに従って簡単に作成できます。また,定義した内容をPAMDBへ登録すると,採取ツール側の監視条件も自動的に設定され,稼働性能情報の収集が開始されます。ただし,使用する採取ツールによっては,採取ツール側での監視条件の設定が必要な場合があります。

採取ツールがJP1/ESPおよびJP1/SSOの場合
Definerで監視システム構成を定義すると,採取ツールに定義が反映されるため,採取ツールでの監視条件の設定は不要です。
採取ツールがVPISの場合
VPISでの監視条件の設定が必要です。JP1/Performance - Analysisは,VPISで設定した監視条件を使って,JP1/Performance - Analysisでの入力を支援する機能を提供します。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Analysis」を参照してください。
採取ツールがPFMの場合
PFMでの監視条件の設定が必要です。PFM - Analysisは,PFMで取得・蓄積している稼働性能情報を利用して,PFM - Analysisによる稼働性能の分析・予測を実現します。