任意の監視プログラムで収集した稼働性能情報をPAMDBにインポートして,PFM - Analysisで分析を実行できるようになります。インポートの流れを,次の図に示します。
図6-2 データインポートの流れ
それぞれの手順を説明します。
PFM,JP1/AppManager,NNM,JP1/SSOなどで出力したデータをインポートできます。そのほかの監視プログラムでも,PFM - Analysisでインポートできるファイル形式でデータを出力できる場合はインポートできます。PFM - Analysisがインポートできるファイル形式については,「2.7.1 データのインポート」を参照してください。それ以外のデータをインポートしたい場合は,PFM - Analysisでインポートできる形式に変換してください。
次に,PFM,JP1/AppManager,NNM,JP1/SSOのデータをインポートする場合の運用例を説明します。また,複数のインスタンスがある稼働性能情報をインポートする例も説明します。
なお,以降では監視プログラムでのエクスポート,PFM - Analysisのインポート定義ファイルの作成,インポートコマンドの実行について説明します。PFM - Analysisで監視システム構成を定義する手順については,「5. 監視システム構成の定義」を参照してください。