UNIXでのPFM - Analysisの起動および停止は,コマンドで実行します。
(1) PFM - Analysisのサービス一覧
UNIXに対応しているPFM - Analysisは,PFM - Analysis Adaptorです。PFM - Analysis Adaptorのサービスを次に示します。
表4-5 PFM - Analysis Adaptorのサービス
サービス名※ | 機能 | 対応するプロセス |
---|---|---|
PAM - SSO Adaptor | SSOアダプター。JP1/SSOでメトリックを収集するためのサービスです。JP1/SSOを採取ツールにしている場合に起動している必要があります。 | paassoadptd |
PAM - PFM Adaptor | PFMアダプター。PFMでメトリックを収集するためのサービスです。PFMを採取ツールにしている場合に起動している必要があります。 | paapfmadptd |
注※ サービス名はマニュアルで使用するもので,このサービス名などがシステムに登録されることはありません。対応するプロセスがバックグラウンドプロセスとして動作します。
UNIXの場合,PFM - Analysis Adaptorの起動および停止は,コマンドで行います。コマンドの詳細については,「10. コマンド」の「paastart(PFM - Analysis Adaptorを起動する・UNIX版)」または「paastop(PFM - Analysis Adaptorを停止する・UNIX版)」を参照してください。
(2) サービスの自動起動の設定
システムの起動および停止にあわせて,PFM - Analysis Adaptorを自動起動,自動停止する場合は,次の手順を実行して,スクリプトを有効にしてください。なお,次の手順は,スーパーユーザー権限で実行してください。
# cd PFM - Analysis Adaptorのインストール先ディレクトリ
# cp -p paastartauto.model paastartauto
# cp -p paastopauto.model paastopauto
自動起動,自動停止用のスクリプトを無効にする場合は,上記の手順で作成したファイルを削除してください。
なお,上記自動起動・終了用のスクリプトではPFM - Analysis Adaptorに含まれるすべてのサービスが起動するよう設定されています。自動起動・終了するサービスを指定したい場合は,スクリプト内の次の2行から不要なサービスをコメントアウトしてください。次はPAM - PFM Adaptorサービスを起動しない場合の例です。