3.4.1 バックアップ
PFM - Analysisの設定情報およびPAMDBをバックアップします。
- <この項の構成>
- (1) PFM - Analysisの設定情報のバックアップ
- (2) PAMDBのバックアップ
(1) PFM - Analysisの設定情報のバックアップ
PFM - Analysisの設定を変更した場合,バックアップを取得することをお勧めします。バックアップは,ファイルをコピーするなど,任意の方法で取得してください。バックアップの取得は,できるだけPFM - Analysisのサービスやアプリケーションを停止した状態で行ってください。どうしても実行中にバックアップしなければならない場合は,次の点に注意してください。
- バックアップ実行中に定義ファイルが書き換えられることがあります。ファイルの書き換え中にバックアップをすると,ファイルが壊れた状態でバックアップされます。バックアップ実行直後に,取得したバックアップとバックアップ元のファイルを比較して,内容が一致していることを確認してください。
- バックアップ時には対象ファイルに排他などのロックをしないでください。ロックする場合は,接続しているクライアントをすべてログアウトした状態で対象ファイルを別ファイルにコピーしてください。コピーしたあと,コピーしたファイルとコピー元ファイルを比較して,内容が一致していることを確認してから,コピーしたファイルをバックアップしてください。
PFM - Analysisのバックアップ対象ファイルを,プログラム別に示します。
- PFM - Analysis Managerのバックアップ対象ファイル
- インストール先ディレクトリ¥manager¥conf下のすべてのファイル
- インストール先ディレクトリ¥manager¥template下のすべてのファイル
- インストール先ディレクトリ¥manager¥assist下のすべてのファイル
- PFM - Analysis Adaptorのバックアップ対象ファイル
- Windowsの場合
- インストール先ディレクトリ¥Adaptor¥conf下のすべてのファイル
- UNIXの場合
- /etc/opt/jp1pam/adaptor/conf下のすべてのファイル
- PFM - Analysis Viewのバックアップ対象ファイル
- インストール先ディレクトリ¥view¥conf下のすべてのファイル
(2) PAMDBのバックアップ
PAMDBは定期的にバックアップすることをお勧めします。PAMDBのバックアップは,backup.batコマンドを実行して取得します。なお,PAMDBをバックアップする場合は,必ずPAM - PAMDB以外のPFM - Analysis Managerのサービスを停止してください。PAM - PAMDBサービスは動作していることが必要です。バックアップデータの格納先には,ローカルディスク上のディレクトリ名を指定してください。ネットワークドライブ上のディレクトリ名は指定できません。PAMDBのバックアップ手順を次に示します。
- PAM - PAMDB以外のPFM - Analysis Managerのサービスを停止する。
PAM - PAMDBは動作していることが必要です。
- backup.batコマンドを実行する。
- 必要に応じて,手順1で停止したサービスを起動する。
コマンドの詳細については,「10. コマンド」の「backup.bat(PAMDBをバックアップする)」を参照してください。