13.4.4 クラスタソフトへのサービスの登録(PFM - Analysis Manager)
論理ホストサービスの起動や停止など,クラスタソフトが論理ホストのPFM - Analysisを制御できるようにするため,論理ホストに対応するPFM - Analysis Managerのサービスをクラスタソフトに登録します。
次に示す名称のサービスの起動,停止,動作監視をクラスタソフトから制御できるように登録する必要があります。
表13-6 クラスタソフトに登録するサービス
サービス表示名 | サービス名 |
---|
PAM - PAMDB Cluster Service | HiRDBClusterService_JP0 |
PAM - Analyze | JP1PAM_Analyze |
PAM - Collect | JP1PAM_Collect |
PAM - Define | JP1PAM_Define |
クラスタシステムへPFM - Analysis Managerのサービスを登録するには,クラスタアドミニストレータを使用し,リソースを新規に作成します。リソースは「13.4.2(1) MSCSの設定」の(a)で作成したグループに登録してください。なお,PAM - PAMDB Cluster Serviceサービスは,必ず最初に登録してください。また,PAM - PAMDBサービスは登録しないでください。
各サービスで指定する項目について説明します。
- <この項の構成>
- (1) PAM - PAMDB Cluster Serviceの登録
- (2) PAM - Analyzeの登録
- (3) PAM - Collectの登録
- (4) PAM - Defineの登録
(1) PAM - PAMDB Cluster Serviceの登録
- [リソースの種類]には「汎用サービス」を指定する。
- [リソースの依存関係]にはクラスタシステムで定義済みの「共有ディスク」,「論理ホスト」を指定する。
- 汎用サービスパラメーターの[サービス名]には「HiRDBClusterService_JP0」と入力する。
(2) PAM - Analyzeの登録
- [リソースの種類]には「汎用サービス」を指定する。
- [リソースの依存関係]には「(1) PAM - PAMDB Cluster Serviceの登録」で定義済みのPAM - PAMDB Cluster Serviceのリソースを指定する。
- 汎用サービスパラメーターの[サービス名]には「JP1PAM_Analyze」と入力する。
(3) PAM - Collectの登録
- [リソースの種類]には「汎用サービス」を指定する。
- [リソースの依存関係]にはクラスタシステムで定義済みのPAM - PAMDB Cluster Serviceのリソースを指定する。
- 汎用サービスパラメーターの[サービス名]には「JP1PAM_Collect」と入力する。
(4) PAM - Defineの登録
- [リソースの種類]には「汎用サービス」を指定する。
- [リソースの依存関係]にはクラスタシステムで定義済みのPAM - PAMDB Cluster Serviceのリソースを指定する。
- 汎用サービスパラメーターの[サービス名]には「JP1PAM_Define」と入力する。
- 注意事項
- PAM - PAMDB Cluster Serviceサービスは,クラスタシステムでPAMDBを制御するサービスです。クラスタシステム上で運用する場合,PAM - PAMDBサービスは,PAM - PAMDB Cluster Serviceサービスによって起動されます。