pamchgobjname(過去に登録したオブジェクト名を変更する)
形式
pamchgobjname -b 変更前オブジェクト名 -a 変更後オブジェクト名
機能
過去に登録したオブジェクト名を変更します。このコマンドを実行することで,一度登録したオブジェクト名を再利用できます。Definerで新規オブジェクトを登録する際に,使用したいオブジェクト名が過去に使用されていて登録できない場合,このコマンドを使って過去に登録したオブジェクト名を変更することで,再登録できるようになります。
実行権限
Administrators権限
格納先ディレクトリ
インストール先ディレクトリ¥manager¥bin
引数
-b 変更前オブジェクト名
変更前のオブジェクト名を指定します。
-a 変更後オブジェクト名
変更後のオブジェクト名を指定します。
注意事項
- このコマンドを実行すると,実行するかどうかを確認するメッセージが出力されます。実行する場合は「Y」または「y」を,実行を中止する場合は「N」または「n」を入力してください。
- このコマンドは,PAM - PAMDB以外のPFM - Analysis Managerのサービスを停止した状態で実行してください。PAM - PAMDBサービスは動作している必要があります。また,クラスタシステムで運用している場合は,PAM - PAMDB Cluster Serviceサービスについても動作している必要があります。クラスタシステムでの運用については,「13.8 クラスタ環境での運用」を参照してください。
- このコマンドの実行時にPAM - PAMDB以外のPFM - Analysis Managerのサービスが動作していた場合でも,PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)の[Command]セクションのauto_service_stopキーの指定によって,PFM - Analysis Managerのサービスを自動的に停止できます。詳細については,「11.2.1 PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)」を参照してください。
- 最新の監視システム構成定義にあるオブジェクト名を変更する場合は,このコマンドではなく,Definerを使用して変更することをお勧めします。
戻り値
0 | 正常終了 |
1 | コマンドの引数エラー |
2 | 引数のオブジェクト名に次の誤りがある場合
- 指定した変更前オブジェクト名がない
- 指定した変更後オブジェクト名がすでにPAMDB内で使用されている
- 指定した変更前オブジェクトと変更後オブジェクト名が同じである
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3 | ユーザーによる中断 |
4 | 異常終了 |