2.4.2 警告メッセージ

PFM - Analysisは,メトリックの危険度やオブジェクトのステータスが変化すると警告メッセージを発行します。警告メッセージは,詳細メトリックに基づいて決定した危険度とステータスについて発行されます。警告メッセージの表示例を次に示します。

図2-8 警告メッセージの表示例

[図データ]

警告メッセージを選択してBottleneck Analyzerを起動できます。起動したBottleneck Analyzerには,メッセージが発行された時刻のシステム構成ツリーが表示され,メッセージに関するオブジェクトやメトリックが選択された状態になります。そのため,このまま分析を実行できます。

警告メッセージの表示は,指定した期間に発行されたものだけを表示したり,表示フィルターでフィルタリングしたりできます。

なお,PFM - Analysisが発行する警告メッセージについては,「9.3.12 [警告メッセージ]画面」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 警告メッセージの削除

(1) 警告メッセージの削除

警告メッセージには保持期間を設定でき,設定した期間より前に発行された警告メッセージは自動的に削除されます。警告メッセージの削除は,メトリックの削除処理と同じ契機で実行されます。メトリックの自動削除の実行間隔が経過すると,警告メッセージについても保持期間を過ぎたものがないかチェックされ,保持期間を過ぎた警告メッセージが削除されます。メトリックの自動削除の実行間隔,警告メッセージの保持期間は,PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)で変更できます。

詳細については「11.2.1 PFM - Analysis Manager動作条件定義ファイル(pam.conf)」を参照してください。