8.2.4 オブジェクト・メトリック関連定義ファイル(pamtplom_user.conf)

オブジェクト・メトリック関連定義ファイルには,オブジェクトから採取するメトリックを定義します。オブジェクト・メトリック関連定義の例を次に示します。

ObjectTypeID,MetricTypeID,ColToolTypeID,ToolResourceNumber
1001,2001,1,30001

関連づけの数だけ定義します。なお,一つの関連づけの定義は1行で記述してください。

オブジェクト・メトリック関連定義ファイルは,コンマ区切りのテキストファイルで定義します。オブジェクトとメトリックの関連づけの定義項目を次の表に示します。

表8-8 オブジェクト・メトリック関連定義の定義項目一覧

項目必須指定する値
ObjectTypeIDオブジェクトタイプIDを指定します。
MetricTypeID指定したオブジェクトで採取するメトリックタイプIDを指定します。
ColToolTypeID
((1,2,3,4,99))
使用する採取ツールIDを次のように指定します。
「1」:JP1/SSO
「2」:JP1/ESP
「3」:VPIS
「4」:PFM
「99」:データインポート
ToolResourceNumber採取ツールごとに,パラメーターを指定します。
  • 採取ツールがJP1/ESPの場合
    サービスタイプごとに決められている計測項目IDを指定します。計測項目IDについては,「付録E.1 採取ツールがJP1/ESPの場合」を参照してください。
  • 採取ツールがVPISの場合
    サービスタイプごとに決められている計測項目IDを指定します。計測項目IDについては,「付録E.2 採取ツールがVPISの場合」を参照してください。
  • 採取ツールがJP1/SSOの場合
    SSOアダプターリソース定義ファイルに指定したSSOリソースIDを指定します。
  • 採取ツールがPFMの場合
    PFMアダプターリソース定義ファイルに指定したPFMリソースIDを指定します。
  • そのほかの採取ツールの場合
    何も指定しないでください。指定しても無視されます。
(凡例)
○:必須項目
-:オプション項目
注※
採取ツールがJP1/SSO,JP1/ESP,VPIS,PFMの場合に必須です。それ以外の場合は値を省略してください。

注意事項
ObjectTypeID,MetricTypeID,ColToolTypeIDがすべて同じ値の定義が複数ある場合,ファイル内で下にある記述が優先されます。