1.2 PFM - Analysisを構成するプログラム

PFM - Analysisは,次の三つの製品から構成されます。

PFM - Analysisを使用したシステムの基本構成を次の図に示します。

図1-1 PFM - Analysisを使用したシステムの基本構成

[図データ]

マネージャーサーバ
PFM - Analysis Managerをインストールしたサーバです。マネージャーサーバには,PAMDBを構築します。
PAMDB
採取ツールサーバから収集した稼働性能情報を格納するデータベースです。監視対象のシステム構成定義情報なども格納されます。
監視端末
PFM - Analysis Viewをインストールしたマシンです。PFM - Analysis Managerに接続し,GUIで監視システムを定義したり,予測や分析を実行したりできます。
採取ツールサーバ
採取ツールをインストールしたサーバです。収集した稼働性能情報をマネージャーサーバに渡します。
PFM - Analysisが標準でサポートしている採取ツールを次に示します。

表1-1 PFM - Analysisが採取ツールとして標準サポートしている監視プログラム

採取ツール連携方法
JP1/ESPPFM - Analysis Managerと直接接続できるため,JP1/ESPだけで連携できる。
VPISPFM - Analysis Managerとのアダプター機能として,VPISと同一ホストにJP1/Performance Analysis - Adaptor(JP1 Version 7i製品)が必要。
JP1/Performance Analysis - Adaptorについては,マニュアル「JP1/Performance Analysis」を参照のこと。
JP1/SSOPFM - Analysis Managerとのアダプター機能として,JP1/SSOと同一ホストにPFM - Analysis Adaptorが必要。
PFMPFM - Analysis Managerとのアダプター機能として,PFM - ManagerまたはPFM - Baseと同一ホストにPFM - Analysis Adaptorが必要。
監視対象
PFM - Analysisで監視するシステムの構成機器です。PFM - Analysisがサポートしている監視対象機器については,「付録C PFM - Analysisがサポートする監視対象」を参照してください。