pamdbunld.bat(PAMDBに格納されているデータをアンロードする)
形式
pamdbunld.bat
機能
PAMDBに格納されているデータをアンロード(退避)します。なお,pamdbunld.batはバッチファイルのため,実行するにはセットアップが必要です。「セットアップ方法」を参照し,実行前にセットアップをしておいてください。
実行権限
Administrators権限
格納先ディレクトリ
インストール先ディレクトリ¥manager¥usertools
セットアップ方法
pamdbunld.batは任意のディレクトリ(インストール先ディレクトリ¥manager¥bin¥ など)にコピーしてから使用してください。コピー後,バッチファイル内の次の部分を,ご使用の環境に合わせて変更します。
@rem INST_DIR_PA_M:PFM - Analysis Managerのインストールパス
@set INST_DIR_PA_M=%SystemDrive%¥Program Files¥Hitachi¥JP1PAM
@rem UNLD_DIR_PAMDB:アンロードデータ格納先ディレクトリ
@set UNLD_DIR_PAMDB=%INST_DIR_PA_M%¥manager¥db¥unld
- INST_DIR_PA_M
- PFM - Analysis Managerインストール先をデフォルト以外のディレクトリにした場合,変更してください。
- UNLD_DIR_PAMDB
- PAMDBに格納されているデータをアンロードする先のディレクトリをフルパスで指定します。なお,指定したディレクトリが存在しない場合は,コマンド実行時に作成されます。
- 注
- 空白を含んだパスを指定する場合でも,ファイル名を「"(ダブルクォーテーション)」で囲む必要はありません。
注意事項
- コマンドの実行時間は,PAMDBのサイズと格納されているデータの量に依存します。
- アンロードデータ格納先を指定するUNLD_DIR_PAMDBには,NTFS上のディレクトリ名を指定してください。FAT,FAT32上のディレクトリ名を指定した場合,ご使用の環境によってはファイルシステムの制限によってデータのアンロードに失敗する場合があります。
- コマンドを実行すると,実行するかどうかを確認するメッセージが出力されます。実行する場合は「Y」または「y」を,実行を中止する場合は「N」または「n」を入力してください。
- UNLD_DIR_PAMDBに指定したディレクトリに,すでにアンロードしたデータが存在する場合,データは上書きされます。
- PAM - PAMDB以外のPFM - Analysis Managerのサービスを停止した状態で実行してください。
- PAM - PAMDBサービスが動作している状態で実行してください。
- クラスタシステムで運用している場合は,PAM - PAMDB Cluster Serviceサービスについても動作している必要があります。クラスタシステムでの運用については「13.8 クラスタ環境での運用」を参照してください。
- このコマンドは,同時に複数実行しないでください。