pamexportコマンドでエクスポートする内容を定義します。
(1) 書式
[Metric]
metric=オブジェクト名,メトリック名
metric=オブジェクト名,メトリック名
エクスポートするメトリックの数だけ指定します。
[Data Class]
data_class={1|2}
[Option]
datetime_separator={SPACE|COMMA}
output_second={Y|N}
(2) 定義内容
表11-32 Metricセクションの定義内容
キー名 | 必須 | 指定する値 |
---|---|---|
metric ((オブジェクト名,メトリック名各63バイト以内)) | ○ | エクスポートするメトリックを指定します。オブジェクト名とメトリック名を「,(コンマ)」で区切って,記述してください。 |
表11-33 Data Classセクションの定義内容
キー名 | 必須 | 指定する値 |
---|---|---|
data_class ((1,2)) | ○ | エクスポートするメトリックが詳細メトリックの場合は「1」を,サマライズメトリックの場合は「2」を指定します。 |
表11-34 Optionセクションの定義内容
キー名 | 必須 | 指定する値 |
---|---|---|
datetime_separator ((SPACEまたはCOMMA))《SPACE》 | - | エクスポートするメトリックの日付と時刻の区切り文字を指定します。スペースで区切る場合は「SPACE」を,コンマで区切る場合は「COMMA」を指定します。 |
output_second ((YまたはN))《Y》 | - | エクスポートした結果の時刻として,秒を出力するかどうか指定します。出力する場合は「Y」を,出力しない場合は「N」を指定します。 なお,エクスポートした結果をインポートする場合は,秒を出力する必要があります。 |
(3) 定義例
次に示すデータをエクスポートする場合の定義例を説明します。
[Metric]
metric=Webサーバ1,CPU使用率
metric=Webサーバ2,CPU使用率
metric=Webサーバ3,CPU使用率
[Data Class]
# データ種別1:詳細メトリック 2:サマライズメトリック
data_class=1
定義ファイルを作成したあとで,次のようにコマンドを実行すると,データがエクスポートされます。
pamexport -d expdef.conf -o expout.csv -s 20060901 -e 20061130