Webアプリケーションの稼働状況を監視することで,Webアプリケーションの応答時間の低下や応答障害を検出したり,予測したりできます。
Webアプリケーションの稼働状況は,ソリューションセットで提供している「Web App Request」アラーム,および「Web App Session」アラームを使用することで監視できます。
ソリューションセット「Web App Request」アラーム,および「Web App Session」アラームを次の表に示します。
表1-3 Web App Requestアラーム
アラーム | 使用レコード | 使用フィールド | 異常条件 | 警告条件 | 値の見方 |
---|---|---|---|---|---|
Web App Request | PI_WEBM | Max Waiting Request Queue % | Max Waiting Request Queue % >= 100 | Max Waiting Request Queue % >= 80 | 実行待ちキューへのリクエスト滞留率が80%以上になったら警告とする。 滞留率が100%に達して,リクエストがキューからあふれた場合に異常とする。 |
Overflow Request Count | Overflow Request Count >= 1 | Overflow Request Count >= 0 |
表1-4 Web App Sessionアラーム
アラーム | 使用レコード | 使用フィールド | 異常条件 | 警告条件 | 値の見方 |
---|---|---|---|---|---|
Web App Session | PI_WEBM | Max Session % | Max Session % >= 100 | Max Session % >= 80 | 1インターバルで1回以上条件を満たした場合に,警告または異常とする。 |
Web App RequestアラームおよびWeb App Sessionアラームの詳細については,「5. ソリューションセット」の「Web App Request」,または「Web App Session」を参照してください。