Queuing Job Execution DetailPI_QJED

カテゴリー

ジョブの稼働状況

機能

Queuing Job Execution Detail(PI_QJED)レコードには,キューイングジョブ(標準ジョブとアクションジョブのうち,キューレス属性ではないもの)についてのある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

監視対象プログラムJP1/AJS2 - Managerのバージョンが08-00より前のプログラムの場合,このレコードは使用できません。

注意
  • このレコードは,JP1イベントを使用して情報を収集します。したがって,このレコードを収集するためには,JP1/Base Eventサービスを起動しておく必要があります。JP1/Base Eventサービスが起動していない場合,情報が正しく収集されません。詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の,起動と終了について説明している章を参照してください。
  • JP1イベントの送受信に遅延が発生した場合,収集情報が遅れて表示されるおそれがあります。
  • jpqjobsubコマンドで登録されたジョブの情報は収集しません。

デフォルト値および変更できる値

項目デフォルト値変更可否
Collection Interval300
Collection Offset0
LogNo
LOGIF空白

ODBCキーフィールド

なし

ライフタイム

「JP1/AJS2サービス」の起動から終了までです。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明要約形式デルタデータソース
Agent Host Name
(AGENT_HOST_NAME)
実行先エージェントホスト名。COPYstring(256)No
End Error
(END_ERROR)
収集間隔の間に異常終了したキューイングジョブの数。AVGulongNo
End Normaly
(END_NORMALY)
収集間隔の間に正常終了したキューイングジョブの数。AVGulongNo
End Warning
(END_WARNING)
収集間隔の間に警告終了したキューイングジョブの数。AVGulongNo
Interval
(interval)
Queuing Job Execution Detail(PI_QJED)レコードが格納されたインターバルの秒数。COPYulongNo
Manager Host Name
(MANAGER_HOST_NAME)
監視対象マネージャーホスト名。COPYstring(256)No
Record Time
(record_time)
レコードが作成された時刻(グリニッジ標準時)。COPYtime_tNo
Record Type
(szRecordType)
レコード種別。常に「QJED」。COPYchar(8)No
Scheduler Service Name
(SCHEDULER_SERVICE_NAME)
監視対象スケジューラーサービス名。COPYstring(31)No
Started Jobs
(STARTED_JOBS)
収集間隔の間に開始したキューイングジョブの数。AVGulongNo
Stay Number
(STAY_NUMBER)
キューイングジョブの滞留数※1,※2,※4AVGulongNo
Stay Time Average
(STAY_TIME_AVERAGE)
キューイングジョブの平均滞留時間(秒単位)※1,※3,※4AVGulongNo
Stay Time Max
(STAY_TIME_MAX)
キューイングジョブの最大滞留時間(秒単位)※1,※3,※4AVGulongNo
Submitted Jobs
(SUBMITTED_JOBS)
収集間隔の間にサブミットされたキューイングジョブの数※1AVGulongNo
注※1
ジョブがまだ実行されていなくて,エージェントホスト名が未確定の場合,これらの情報のエージェントホスト名には,マネージャーホスト名が格納されます。
注※2
PFM - Agent for JP1/AJS2による情報収集時点で,サブミットはしているが,実行開始にはなっていないキューイングジョブ数(実行開始前に終了したキューイングジョブは除く数)です。
注※3
PFM - Agent for JP1/AJS2による情報収集時点での,以下2種類の時間の最大値(キューイングジョブの最大滞留時間の場合),または平均値(キューイングジョブの平均滞留時間の場合)です。単位は秒で,1秒未満の値は切り捨てられます。
  • キューイングジョブの,サブミットから実行開始までの時間
  • キューイングジョブの,サブミットからPFM - Agent for JP1/AJS2による情報収集時点の時間
なお,PFM - Agent for JP1/AJS2による情報収集開始前にサブミットされたキューイングジョブの滞留時間は,「キューイングジョブの最大滞留時間」および「キューイングジョブの平均滞留時間」の対象外です。
注※4
実行開始前で,すでにサブミットされているジョブを強制終了した場合,そのジョブのルートジョブネットが終了するまでを滞留とします。そのため,実際の滞留とは差異が生じるおそれがあります。