JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS2

Scheduler Work Disk Use（時単位の履歴レポート）

種類

メンテナンスタイミングの把握

概要

Scheduler Work Disk Useレポートは，最近24時間のスケジューラーサービスの作業ディレクトリについて，1時間ごとの統計情報を表示します。

ただし，監視対象プログラムJP1/AJS2 - Managerのバージョンが08-00より前のプログラムの場合，Scheduler Work Disk Useレポートは使用できません。

格納先

AJS2/Status Reporting/Daily Trend

レコード

Scheduler Work Disk Use Detail（PI_SWDD）

フィールド

フィールド名	説明
Scheduler Service Name	スケジューラーサービス名
Workpath Size	マネージャープロセス実行時のワークディレクトリの使用領域
Workpath Space	マネージャープロセス実行時のワークディレクトリの空き領域
Tmpdir Size	一時ファイル用ディレクトリの使用領域
Tmpdir Space	一時ファイル用ディレクトリの空き領域
Stdfile Size	標準出力ファイルと標準エラー出力ファイルの使用領域
Stdfile Space	標準出力ファイルと標準エラー出力ファイルの空き領域

レポート表示例

Scheduler Work Disk Useレポートでは，次のファイルおよびディレクトリの使用領域・空き領域を知ることができます。

• マネージャープロセス実行時のワークディレクトリ
• 一時ファイル用ディレクトリ
• 標準出力データファイルと標準エラー出力データファイル

これらのファイルおよびディレクトリを定期的にメンテナンスすることで，ジョブの異常終了やデータ転送の遅延を未然に防げます。

この表示例では，一時ファイル用ディレクトリの使用領域が極端に増加しているため，メンテナンスが必要であるとわかります。

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