8.2.1 notesconsole(ドミノサーバコンソール入力コマンド)
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 機能
- (3) 格納先フォルダ
- (4) 引数
- (5) 戻り値
(1) 形式
notesconsole ドミノサーバ名
コンソールコマンド
[ドミノ定義ファイル名]
(2) 機能
notesconsoleコマンドは,ドミノサーバコンソールに対して,任意のサーバコマンドを入力するコマンドです。
入力の結果サーバが出力したメッセージを,標準出力に出力します。
(3) 格納先フォルダ
- Windowsの場合
Performance Managementインストール先フォルダ¥agtl¥agent¥notesconsole
- UNIXの場合
/opt/jp1pc/agtl/agent/notesconsole
(4) 引数
- ドミノサーバ名
- コンソールコマンド入力先のドミノサーバ名を指定します。
- (例)domino01またはdomino01/Organization
- コンソールコマンド
- ドミノサーバに入力するコンソールコマンドを指定します。空白を含む場合,ダブルクォーテーションで囲む必要があります。
- (例)"load updall -R names.nsf"
- ドミノ定義ファイル名
- 先頭に「=」記号を付けた,完全なパスを含むドミノ定義ファイルの名前を指定します。この項目は,省略できます。
- (例)
- Windowsの場合:=C:¥Lotus¥Domino¥notes.ini
- UNIXの場合:=/users/notesuser1/data/notes.ini
(5) 戻り値
0 | コンソールコマンドが正常終了した。 |
1※1 | コンソールコマンドの入力に失敗した。 |
2※2 | コマンド実行環境エラーが発生した。 |
- 注※1
- 1が返された場合,次の原因が考えられます。
- ドミノサーバが起動していない。
- ドミノサーバにリモートコマンドを入力する権限がない。
- 引数で指定したドミノサーバ名に誤りがある。
- 注※2
- 2が返された場合,次の原因が考えられます。
- notes.iniへのパスに誤りがある。
- 入力コマンドが短い(4文字未満である)。