ログ情報を収集するには,PFM - Agent for DominoのNotes Log Check Optionsプロパティに,収集するNotes LogデータベースのView名やフィルター条件などの情報を設定する必要があります。
(1) Notes Log Check Optionsプロパティの設定手順
Notes Log Check Optionsプロパティの設定手順を次に示します。
ViewName
Include
SearchDays
(2) Includeファイルの書式
Includeファイルは監視を実行しているPFM - Agentホスト上に作成します。ファイルは通常のテキストファイル形式で次の書式で作成してください。
[識別子]
検索文字列
検索文字列
:
検索を複数条件のOR条件として指定したい場合は,識別子を別にして同一形式で続けて指定します。複数条件のOR条件で検索する場合の指定例を次に示します。
[#REPL_ERR]
Replica
Failed
[#TRNS_ERR]
Transmit
Unsuccessful
指定例のように指定した場合,識別子「#REPL_ERR」の条件は,「Replica」という文字列(Replicaを含む文字列)と「Failed」という文字列を共に含む(AND)ログだけ収集されます。また,識別子「#TRNS_ERR」の条件は,「Transmit」という文字列(Transmitを含む文字列)と「Unsuccessful」という文字列を共に含む(AND)ログだけ収集されます。
指定例には二つの識別子が定義されているため,最終的に収集されるログは,「#REPL_ERR」条件を満たしているログ,または(OR)「#TRNS_ERR」条件を満たしているログになります。
次のようなログが発生している場合のログ収集結果について次に示します。
Replication successful. => 収集されない
Replication failed. => 収集される
収集結果=> <#REPL_ERR>:<View名>:Replication failed.
STMP mail receive failed. => 収集されない
Message Transmit Unsuccessful. => 収集される
収集結果=> <#TRNS_ERR>:<View名>:Message Transmit Unsuccessful.