Rdarea File Space

概要

Rdarea File Space アラームは,RDエリアを格納しているHiRDBファイルシステム領域のユーザー領域中の未使用領域(HiRDBファイルとして割り当てられていない領域)の容量のユーザー領域の総量に対する比率を監視します。

自動増分機能を適用したRDエリアの場合は,自動増分によってRDエリアに割り当てられるセグメント数が増加するため,Rdarea Spaceアラームを適用すると自動増分によって拡張できるRDエリアについてもアラームが発生します。したがって,自動増分機能を適用したRDエリアの場合は,Rdarea File Space アラームで自動増分に割り当てできる領域を監視します。

主な設定

PFM - Web Consoleのアラームのプロパティ設定値
項目詳細項目
基本情報発生頻度を満たした時にアラーム通知するしない
インターバル中
回しきい値超過
アクションSNMP異常,警告,正常
条件式レコードPI HiRDB File System Area Status(PI_RDFS)
フィールドFree %
異常条件Free % < 10
警告条件Free % < 20
(凡例)
-:該当しない

対策

データの格納構造を調べてください。満杯状態のセグメントの割合が高くて,満杯状態のページの割合が高い表は,データが増加している場合,RDエリアを拡張する必要があります。満杯状態のセグメントの割合が高いが,満杯状態のページの割合が低い表は,表を再編成する必要があります。詳細は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」のRDエリアの運用に関する説明を参照してください。

関連レポート

Reports/HiRDB/Monthly Trend/Advanced/Drilldown Only/Rdarea File Space Monthly(4.5)