概要
Work Fileアラームは,作業表用ファイル(SQL文を実行するときに必要とする一時的な情報を格納するファイル)用のHiRDBファイルシステム領域の使用率を監視します。
主な設定
PFM - Web Consoleのアラームのプロパティ | 設定値 | |
---|---|---|
項目 | 詳細項目 | |
基本情報 | 発生頻度を満たした時にアラーム通知する | しない |
インターバル中 | - | |
回しきい値超過 | - | |
アクション | SNMP | 異常,警告,正常 |
条件式 | レコード | PI File System Area Status(PI_FSST) |
フィールド | Peak Usage % | |
異常条件 | Peak Usage % >= 90 | |
警告条件 | Peak Usage % >= 80 |
対策
次の表に示す要因が考えられます。作業表用ファイルの見積もりを見直してどの要因が該当するかを特定してください。作業表用ファイルの見積もりについては,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の作業表用ファイルの容量の見積もりに関する説明を参照してください。
表5-2 Work Fileアラーム発生の要因
項番 | 要因 |
---|---|
1 | 作業表用ファイル用に割り当てたHiRDBファイルシステム領域全体の容量が不足している。 |
2 | 作成できる作業表用ファイルの数が不足している。 |
3 | 一つの作業表用ファイル用HiRDBファイルシステム領域の容量が不足している。 |
判明した要因と正しい見積もり値を基に,次の手順で作業表用ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を増やしてください。
関連レポート
Reports/HiRDB/Monthly Trend/Advanced/Work File Chart(4.5)