インスタンス環境を更新したい場合は,インスタンス名を確認し,インスタンス情報を更新します。インスタンス情報の設定は,PFM - Agentホストで実施します。
インスタンス名を確認するには,jpcinslistコマンドを使用します。また,インスタンス環境を更新するには,jpcinssetupコマンドを使用します。
インスタンス環境を更新する手順を次に示します。複数のインスタンス環境を更新する場合は,この手順を繰り返し実施します。
jpcinslist agtb
表3-21 PFM - Agent for HiRDBのインスタンス情報
項目 | 説明 | 設定できる値 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
PDDIR | 監視対象のHiRDBシステムのシステムマネジャを含むHiRDBユニットのHiRDB運用ディレクトリのパス(環境変数PDDIRの値)。 | 200バイト以内のパス名 | インスタンス環境の更新前の設定値 |
PDCONFPATH | 監視対象のHiRDBシステムのシステムマネジャを含むHiRDBユニットの環境変数PDCONFPATHの値。 「PDDIRの値/conf」が設定されます。 | 512バイト以内のパス名 | |
HiRDB_user | DBA権限を持つHiRDB認可識別子。大文字と小文字を区別する場合は全体を"(引用符)で囲んでください。囲まなければすべて大文字として扱われます。 | 10バイト以内の文字列 | |
HiRDB_password | HiRDB_userに対応するパスワード。大文字と小文字を区別する場合は全体を"(引用符)で囲んでください。囲まなければすべて大文字として扱われます。 | 32バイト以内文字列 | |
LANG | インスタンスが動作するときに使用する文字コードの値。PFMで指定できるLANG値の中からHiRDBシステムで使用しているLANG値を指定します。 | 256バイト以内の文字列 | |
HiRDB_admin | HiRDB管理者。 | 8バイト以内の文字列 |
jpcinssetup agtb -inst HRD1
コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。