JP1/Performance Management - Agent Option for HiRDB
機能
Forecast Time of DB Reorg.Function Level 2(PD_ROT2)レコードには,予測レベル2の再編成時期予測機能によって出力されたCSVファイルを基に,データが格納されます。このレコードは,RDエリア容量不足に加え,データ格納効率によるオンライン性能への影響を監視するために収集します。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
- 注意
- サーバまたはユニットの構成を変更した場合,最新の構成を反映するためにエージェントを再起動してください。
- このレコードは,HiRDB 07-03以降の場合にだけ収集されます。
- 再編成時期予測機能については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の再編成時期予測機能について説明している章を参照してください。
- レコードを収集するには,DB状態解析蓄積機能を有効にし,情報を蓄積させておく必要があります。
- このレコードは,jpcagtbdef.iniファイルによってpddbstコマンドのコマンドオプションを設定できます。jpcagtbdef.iniファイルの設定方法については,「2.1.4 PFM - Agent for HiRDBのセットアップ手順」または「3.1.4 PFM - Agent for HiRDBのセットアップ手順」のインスタンス設定ファイルの設定に関する説明を参照してください。
- このレコードは,インスタンスで設定したCollection Intervalごとにpddbst -k pred -r ALL -e 2を実行しています。環境設定のときには,Collection Intervalはオンライン業務に影響しない時間で指定してください。
デフォルト値および変更できる値
項目 デフォルト値 変更可否 Log N ○ Collection Interval 86400 ○ Collection Offset from Top of Minute 1280 ○ LOGIF 空白 ○
ODBCキーフィールド
- PD_ROT2_OUTPUT_KIND
- PD_ROT2_ANALYTICAL_NO
- PD_ROT2_MAINTENANCE_OBJECT_TYPE
- PD_ROT2_AUTHOR_ID
- PD_ROT2_MAINTENANCE_OBJECT_NAME
- PD_ROT2_DAREA_NAME
- PD_ROT2_INFORMATION_NO
ライフタイム
予測レベル2の再編成時期の予測データが取得されている間。
レコードサイズ
- 固定部:681バイト
- 可変部:246バイト
フィールド
各項目の詳細については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」のpddbst -k predコマンドの実行結果の説明を参照してください。
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ データソース Analytical No(ANALYTICAL_NO) 解析結果番号。 − double No pddbst -k pred
CSV出力中のNo値Analytical Value(ANALYTICAL_VALUE) 解析項目種別に対する解析値。 − string(7) No pddbst -k pred
CSV出力中のValue値※4Author ID(AUTHOR_ID) 認可識別子。 − string(31) No pddbst -k pred
CSV出力中のAuthID値※3Check 1(CHECK_1) 解析に使用した解析項目種別のチェック用基準値。 − string(7) No pddbst -k pred
CSV出力中のCheck1値※4Check 2(CHECK_2) 解析に使用した解析項目種別のチェック用基準値。 − string(7) No pddbst -k pred
CSV出力中のCheck2値※4Check No(CHECK_NO) チェック用基準値数。 − string(6) No pddbst -k pred
CSV出力中のCheckNo値値※4Information No(INFORMATION_NO) 解析項目種別の番号。
1:Empty Page Ratio
2:Unused Page Ratio
3:Number of Branch Row
8:Used Segment for LOB Columns
10:Used Segment for Cluster
11:Unused Page Differ From PCTFREE
13:Used Segment Ratio− string(6) No pddbst -k pred
CSV出力中のInfoNo値※4Interval(INTERVAL) 情報が収集される間隔(秒)。 − ulong No Agent Collector Item Method No(ITEM_METHOD_NO) 解析項目ごとのメンテナンス方法の番号。 − string(7) No pddbst -k pred
CSV出力中のItemMethod値※4Maintenance Date(MAINTENANCE_DATE) データベースのメンテナンス予定日。 − time_t No pddbst -k pred
CSV出力中のDate値※1Maintenance Method(MAINTENANCE_METHOD) メンテナンス方法の番号。
0:メンテナンス不要
1:ReclaimS(使用中空きセグメントの解放)
2:ReclaimP(使用中空きページの解放)
3:Reorganize(再編成)
4:Expand(RDエリアの拡張)
5:Extend(RDエリアの自動増分(メンテナンス不要))
6:Reinit(RDエリアの再初期化)− string(7) No pddbst -k pred
CSV出力中のMethod値※4Maintenance Necessity(MAINTENANCE_NECESSITY) メンテナンスが必要かどうか。
Y:メンテナンスが必要
N:メンテナンス不要− char(1) No pddbst -k pred
CSV出力中の*値※2Maintenance Object Name(MAINTENANCE_OBJECT_NAME) 表またはインデクスの名称。 − string(31) No pddbst -k pred
CSV出力中のName値※3Maintenance Object Type(MAINTENANCE_OBJECT_TYPE) 対象種別。
T:表
I:インデクス
L:LOB用RDエリア
R:データディクショナリ用RDエリア,ユーザ用RDエリアまたはレジストリ用RDエリア− char(1) No pddbst -k pred
CSV出力中のType値Next Exec(NEXT_EXEC) 次回の状態解析結果蓄積機能の実行推奨時期。 − string(11) No pddbst -k pred
CSV出力中のNextExec値※5Output Kind(OUTPUT_KIND) 出力種別。
p:データベースのメンテナンス予定日の情報
m:メンテナンス方法の情報
d:解析項目別情報− string(9) No pddbst -k pred
CSV出力中のKind値Predict Base Value(PREDICT_BASE_VALUE) 解析に使用した解析項目種別の基準値。 − string(7) No pddbst -k pred
CSV出力中のPredictBase値※4Predict Reclaim(PREDICT_RECLAIM) 使用中空きセグメントの解放での解放セグメント予測数。 − string(12) No pddbst -k pred
CSV出力中のReclaim値※4Predict Reorganize(PREDICT_REORGANIZE) 再編成での解放セグメント予測数。 − string(12) No pddbst -k pred
CSV出力中のReorganize値※4RDAREA Name(RDAREA_NAME) RDエリア名。 − string(31) No pddbst -k pred
CSV出力中のRdarea値Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成されたグリニッジ時(秒)。 − time_t No Agent Collector Record Type(SZRECORDTYPE) レコード・タイプ識別子。 − char(8) No Agent Collector Released Segment(RELEASED_SEGMENT) 解放セグメント数。 − string(12) No pddbst -k pred
CSV出力中のSegment値※4State Date(STATE_DATE) 解析情報取得日時。 − string(20) No pddbst -k pred
CSV出力中のStateDate値※5Stored Data Count(STORED_DATA_COUNT) 蓄積データ数。 − string(7) No pddbst -k pred
CSV出力中のCount値※4
- 注※1
- 「YYYY/MM/DD」の形式を「YYYY/MM/DD hh::mm:ss」に補正します。
- 設定する時間は 午前0時0分0秒 です。
- 注※2
- 本来は「*」またはNULLですが,このレコードでは「*」は「Y」,NULLは「N」と設定します。
- 注※3
- データソースがNULLの場合,値に「-」を設定します。
- 注※4
- データソースは数値型ですが,このレコードではString型とし,NULLの場合は値に「-」を設定します。
- 注※5
- データソースは日付型ですが,このレコードではString型とし,NULLの場合は値に「-」を設定します。
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