2.2.2 アンセットアップ手順
ここでは,PFM - Agent for DB2をアンセットアップする手順を説明します。
- <この項の構成>
- (1) インスタンス環境のアンセットアップ
(1) インスタンス環境のアンセットアップ
ここでは,PFM - Agent for DB2をアンセットアップする手順を説明します。
(a) インスタンス環境を削除する
インスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。インスタンス環境の削除は,PFM - Agentホストで実施します。
インスタンス名を確認するには,jpcinslistコマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcinsunsetupコマンドを使用します。
インスタンス環境を削除する手順を次に示します。
- インスタンス名を確認する。
PFM - Agent for DB2を示すサービスキーを指定して,jpcinslistコマンドを実行します。
jpcinslist agtr
設定されているインスタンス名がdb2instの場合,db2instと表示されます。
- インスタンス環境のPFM - Agentのサービスが起動されている場合は,停止する。
サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
- インスタンス環境を削除する。
PFM - Agent for DB2を示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcinsunsetupコマンドを実行します。
設定されているインスタンス名がdb2instの場合,次のように指定します。
jpcinsunsetup agtr -inst db2inst
jpcinsunsetupコマンドが正常終了すると,インスタンス環境として構築されたディレクトリ,サービスIDが削除されます。
- 注意
- インスタンス環境をアンセットアップしても,jpcctrl listコマンドで表示できるサービスの情報は削除されません。この場合,jpcctrl deleteコマンドを使用してサービスの情報を削除してください。次に指定例を示します。
- インスタンス名:db2inst
- ホスト名:host03
- Agent CollectorサービスのサービスID:RA1db2inst[host03]
- Agent StoreサービスのサービスID:RS1db2inst[host03]
-
jpcctrl delete R?1db2inst[host03] host=host03
コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。