CircuitPD_PDCI

機能

Circuit(PD_PDCI)レコードには,サーキットについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードを収集するためには,マルチスレッド・サーバ(MTS)構成である必要があります。

インスタンスのサーキットごとに一つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

デフォルト値および変更できる値

項目デフォルト値変更可否
Collection Interval600
Collection Offset20
LogNo
LOGIF空白

ODBCキーフィールド

PD_PDCI_CIRCUIT

ライフタイム

Oracleインスタンスの開始から停止まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明要約形式デルタサポートVRデータソース
Breaks
(BREAKS)
サーキットのブレーク(一時中止)数。doubleNoすべてV$CIRCUIT.BREAKS
Bytes
(BYTES)
サーキットを通過したバイト数。doubleNoすべてV$CIRCUIT.BYTES
Circuit
(CIRCUIT)
サーキットのアドレス。string(16)NoすべてV$CIRCUIT.CIRCUIT
Circuit Server
(SERVER)
現在のサーバのプロセス・アドレス。ulongNoすべてV$CIRCUIT.SERVER
Dispatcher
(DISPATCHER)
現在のディスパッチャーのプロセス・アドレス。ulongNoすべてV$CIRCUIT.DISPATCHER
Message0
(MESSAGE0)
最初のメッセージ・バッファのメッセージ容量。バイト単位。doubleNoすべてV$CIRCUIT.MESSAGE0
Message1
(MESSAGE1)
2番目のメッセージ・バッファのメッセージ容量。バイト単位。doubleNoすべてV$CIRCUIT.MESSAGE1
Messages
(MESSAGES)
サーキットを通過したメッセージ数。doubleNoすべてV$CIRCUIT.MESSAGES
Queue
(QUEUE)
現在,サーキットがあるキュー。このフィールドの値は,次のとおり。
COMMON:共通キューでサーバ・プロセスの処理を待機中
DISPATCHER:ディスパッチャーを待機中
SERVER:処理中
OUTBOUND:アウトバウンド接続を待機中
NONE:アイドル・サーキット
string(16)NoすべてV$CIRCUIT.QUEUE
Record Time
(RECORD_TIME)
レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。time_tNoすべてAgent Collector
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコード名。常に「PDCI」。string(4)NoすべてAgent Collector
SID
(SID)
サーキットにバインドされているセッションの識別子。ulongNoすべてV$SESSION.SID where V$CIRCUIT.SADDR = V$SESSION.SADDR
Start Time
(START_TIME)
レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。time_tNoすべてAgent Collector
Status
(STATUS)
サーキットの状態。
BREAK:一時中止
EOF:消去直前
OUTBOUND:リモート・データベースへの外部リンク
NORMAL:ローカル・データベースへの通常のサーキット
string(16)NoすべてV$CIRCUIT.STATUS
User
(USERNAME)
Oracleユーザー名。string(30)NoすべてV$SESSION.USERNAME
Waiter
(WAITER)
現在ビジーであるサーキットが使用できるようになるのを待機しているサーバ・プロセスのプロセス・アドレス。ulongNoすべてV$CIRCUIT.WAITER