PFM - Agent for Oracleのソリューションセットで定義されているアラームは,「PFM Oracle Solution Alarms 8.50」というアラームテーブルにまとめられています。「8.50」は,アラームテーブルのバージョンを示します。このアラームテーブルは,PFM - Web Consoleの[アラーム階層]画面に表示される「Oracle」フォルダに格納されています。ソリューションセットで定義されているアラームを次の表に示します。
表5-1 アラーム一覧(ソリューションセット)
アラーム名 | 監視対象 |
---|---|
Buffer Cache Usage | バッファ・キャッシュ使用率。 |
Buffer Cache Waits | データベースのデータやロールバック・ブロックの競合。 |
Dict. Cache Usage | 共有プール。 |
Disk Sorts | メモリーやディスクI/Oの使用で,すべてのソートについてのディスク上で実行したソートの割合。 |
Free List Waits | フリー・リストの競合。 |
Full Table Scans | 全件検索の割合。 |
Library Cache Usage | ライブラリー・キャッシュ。 |
Listener Status | リスナー・プロセスの稼働。 PFM - Agent for Oracle 0810以降では,このアラームを廃止します。なお,リスナー・プロセスの稼働監視をしたい場合は,「Server Status」を使用してください。 |
Redo Log Contention | ログ待機の発生頻度。 |
Server Status | Oracleインスタンスの有効性。 |
Tablespace Usage | テーブルスペースの空き領域。 |