8.2.2 コマンドの実行について

Performance Managementのコマンドの実行に関するトラブルの対処方法を次に示します。

<この項の構成>
(1) jpcctrl listコマンドを実行すると稼働していないサービス名が出力される
(2) jpcctrl dumpコマンドを実行すると,指定したStoreデータと異なるデータが出力される

(1) jpcctrl listコマンドを実行すると稼働していないサービス名が出力される

考えられる要因およびその対処方法を次に示します。

(2) jpcctrl dumpコマンドを実行すると,指定したStoreデータと異なるデータが出力される

同じMaster StoreサービスまたはAgent Storeサービスに対して,同じエクスポートファイル名を指定して,複数回jpcctrl dumpコマンドを実行すると,先に実行した出力結果があとから実行された実行結果に上書きされます。同じMaster StoreサービスまたはAgent Storeサービスに対して,複数回jpcctrl dumpコマンドを実行する場合は,異なる名称のエクスポートファイルを指定してください。Storeデータベースのエクスポート方法については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」の,稼働監視データの管理について説明している章を参照してください。