Errorlog DetailPD_PDEL

機能

Errorlog Detail(PD_PDEL)レコードには,データベースのアラートファイルのエラーメッセージについての,ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。エラーメッセージごとに一つのレコードが作られます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

メッセージは,次に示すコードから始まります。

注意
  • 次に示すOracle Databaseの初期化パラメーターの値が設定されていないと,このレコードは収集できません。
    ・Oracle 11gより前のバージョンの場合:「background_dump_dest」
    ・Oracle 11g以降のバージョンの場合:「diagnostic_dest」
  • このレコードの収集をしている場合,PFM - Agent for Oracleの起動中にアラートファイルを削除しないでください。
  • レコード作成の対象は,アラートファイルの行の最初の文字列が,上記のコードとなるエラーメッセージです。次に示すような,コードが行末となるような形式のエラーメッセージは対象となりません。
     メッセージ... (ORA-XXXX)

デフォルト値および変更できる値

項目デフォルト値変更可否
Collection Interval600
Collection Offset35
LogNo
LOGIF空白

ODBCキーフィールド

ライフタイム

Oracleインスタンスの作成から削除まで。

レコードサイズ

フィールド

PFM - View名
(PFM - Manager名)
説明要約形式デルタサポートVRデータソース
Error #
(ERROR_NUM)
エラー番号。string(10)Noすべてデータベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得
Error File
(ERROR_FILE)
エラーが発生したファイル名。フィールドの値は絶対パスで出力される。string(256)Noすべてデータベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得
Error Time
(ERROR_TIME)
エラーが発生した時間。string(24)Noすべてデータベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得
Message
(MESSAGE)
エラーメッセージ。string(256)Noすべてデータベースのアラートファイルとバックグラウンド・プロセスのアラートファイルから取得
Record Time
(RECORD_TIME)
レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集終了時刻。time_tNoすべてAgent Collector
Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)
レコード名。常に「PDEL」。string(4)NoすべてAgent Collector
Start Time
(START_TIME)
レコードに格納されたパフォーマンスデータの収集開始時刻。time_tNoすべてAgent Collector