12.2 トラブルシューティング

ここでは,Performance Management使用時のトラブルシューティングについて記述します。Performance Managementを使用しているときにトラブルが発生した場合,まず,この節で説明している現象が発生していないか確認してください。

Performance Managementに発生する主なトラブルの内容を次の表に示します。

表12-1 トラブルの内容

分類トラブルの内容記述個所
セットアップやサービスの起動について
  • Performance Managementのプログラムのサービスが起動しない
  • サービスの起動要求をしてからサービスが起動するまで時間が掛かる
  • Performance Managementのプログラムのサービスを停止した直後に,別のプログラムがサービスを開始したとき,通信が正しく実行されない
  • 「ディスク容量が不足しています」というメッセージが出力されたあとMaster StoreサービスまたはAgent Storeサービスが停止する
12.2.1
コマンドの実行について
  • jpcctrl listコマンドを実行すると稼働していないサービス名が出力される
  • jpcctrl dumpコマンドを実行すると,指定したStoreデータと異なるデータが出力される
12.2.2
アラームの定義について
  • アクション実行で定義したプログラムが正しく動作しない
  • アラームイベントが表示されない
12.2.3
パフォーマンスデータの収集と管理について
  • データの保存期間を短く設定したにもかかわらず,PFM - AgentのStoreデータベースのサイズが小さくならない
  • 共通メッセージログに「Storeデータベースに不正なデータが検出されました」というメッセージが出力される
12.2.4
<この節の構成>
12.2.1 セットアップやサービスの起動について
12.2.2 コマンドの実行について
12.2.3 アラームの定義について
12.2.4 パフォーマンスデータの収集と管理について
12.2.5 その他のトラブルについて