PFM - Agent for Enterprise Applicationsで,CCMSの警告モニター内で発生する警告(アラート情報)を定期的にテキストファイルに出力できます。PFM - Agent for Enterprise ApplicationsのCCMSアラート情報抽出機能を使用すると,次のようなCCMSアラート情報をテキストファイルに出力できます。
テキストファイルに出力されたCCMSアラート情報は,ほかのプログラムと連携することで,SAPシステムの障害情報の監視に利用できます。ここでは,JP1/BaseとJP1/IM - Viewとの連携による障害監視の例を説明します。
JP1/Baseのログファイルトラップ機能を使用すると,CCMSアラート情報をJP1イベントに変換できます。このJP1イベントをJP1/IM - Viewから監視することで,SAPシステムの障害情報をJP1/IM - Viewから監視できるようになります。
JP1/BaseおよびJP1/IM - Viewと連携してSAPシステムの障害を監視する例を,次の図に示します。
図6-1 JP1/BaseおよびJP1/IM - Viewと連携してSAPシステムの障害を監視する例
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