12.4.1 Windowsの場合

<この項の構成>
(1) OSのログ情報
(2) Performance Managementの情報
(3) オペレーション内容
(4) 画面上のエラー情報
(5) その他の情報

(1) OSのログ情報

OSに関する次の情報の採取が必要です。

情報の種類概要デフォルトのファイル名jpcrasコマンドでの採取
システムログWindowsイベントログ
プロセス情報プロセスの一覧
システムファイルhostsファイルシステムフォルダ¥system32¥drivers¥etc¥hosts
servicesファイルシステムフォルダ¥system32¥drivers¥etc¥services
OS情報システム情報
ネットワークステータス
ホスト名
ダンプ情報ワトソンログファイル
  • Windows 2000の場合
    システムドライブ¥Documents and Settings¥All Users¥Documents¥DrWatson¥drwtsn32.log
    システムドライブ¥Documents and Settings¥All Users¥Documents¥DrWatson¥user.dump
  • Windows Server 2003,Windows Server 2003(IPF)の場合
    システムドライブ¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Microsoft¥Dr Watson¥drwtsn32.log
    システムドライブ¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Microsoft¥Dr Watson¥user.dump
(凡例)
○:採取できる
-:該当しない
注※
別のフォルダにログファイルが出力されるように設定している場合は,該当するフォルダから資料を採取してください。

(2) Performance Managementの情報

Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。

情報の種類概要デフォルトのファイル名jpcrasコマンドでの採取
共通メッセージログPerformance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式)インストール先フォルダ¥log¥jpclog{01|02}※1
Performance Managementから出力されるメッセージログ(ラップラウンドファイル方式)インストール先フォルダ¥log¥jpclogw{01|02}※1
共通メッセージログ(論理ホスト運用の場合)論理ホスト運用のPerformance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式)環境ディレクトリ2¥jp1pc¥log¥jpclog{01|02}※1
論理ホスト運用のPerformance Managementから出力されるメッセージログ(ラップラウンドファイル方式)環境ディレクトリ2¥jp1pc¥log¥jpclogw{01|02}※1
構成情報各構成情報ファイル
jpcctrl listコマンドの出力結果
バージョン情報製品バージョン
履歴情報
データベース情報Agent Storeサービス
  • Storeバージョン1.0の場合
    インストール先フォルダ¥agtm¥store¥インスタンス名¥*.DB
    インストール先フォルダ¥agtm¥store¥インスタンス名¥*.IDX
  • Storeバージョン2.0の場合
    インストール先フォルダ¥agtm¥store¥インスタンス名¥STPD¥,
    インストール先フォルダ¥agtm¥store¥インスタンス名¥STPI¥
    フォルダ下の次に示すファイル。
    *.DB
    *.IDX
データベース情報(論理ホスト運用の場合)論理ホスト運用のAgent Storeサービス
  • Storeバージョン1.0の場合
    環境ディレクトリ2¥jp1pc¥agtm¥store¥インスタンス名¥*.DB
    環境ディレクトリ2¥jp1pc¥agtm¥store¥インスタンス名¥*.IDX
  • Storeバージョン2.0の場合
    環境ディレクトリ2¥jp1pc¥agtm¥store¥インスタンス名¥STPD¥,
    環境ディレクトリ2¥jp1pc¥agtm¥store¥インスタンス名¥STPI¥
    フォルダ下の次に示すファイル。
    *.DB
    *.IDX
トレースログPerformance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報※3
インストールログ※4インストール時のメッセージログ
(Windows 2000,Windows Server 2003の場合)
%TEMP%¥pfm_inst.log×
インストール時のメッセージログ
(Windows Server 2003(IPF)の場合)
%Windowsディレクトリ%¥TEMP¥HCDINSTディレクトリ下の次に示すファイル。
  • HCDMAIN.LOGおよびHCDMAINn.LOG※5
  • HCDINST.LOGおよびHCDINSTn.LOG※5
  • P-282C-AF84.LOG
×
コマンド情報環境パラメーター設定ファイルインストール先フォルダ¥agtm¥agent¥インスタンス名¥jr3alget.ini
インストール先フォルダ¥agtm¥agent¥インスタンス名¥jr3slget.ini
トレース情報
タイムスタンプファイル
抽出結果ファイルインストール先フォルダ¥agtm¥agent¥インスタンス名¥log¥ALERT
インストール先フォルダ¥agtm¥agent¥インスタンス名¥log¥SYSLOG
※6
コマンド情報(論理ホスト運用の場合)環境パラメーター設定ファイル環境ディレクトリ2¥jp1pc¥agtm¥agent¥インスタンス名¥jr3alget.ini
環境ディレクトリ2¥jp1pc¥agtm¥agent¥インスタンス名¥jr3slget.ini
トレース情報
タイムスタンプファイル
抽出結果ファイル環境ディレクトリ2¥jp1pc¥agtm¥agent¥インスタンス名¥log¥ALERT
環境ディレクトリ2¥jp1pc¥agtm¥agent¥インスタンス名¥log¥SYSLOG
※6
(凡例)
○:採取できる
×:採取できない
-:該当しない
注※1
ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
注※2
環境ディレクトリは,論理ホスト作成時に指定した共有ディスク上のディレクトリです。
注※3
トレースログの格納先フォルダについては,「12.3.2 ログファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。
注※4
インストールに失敗した場合に採取してください。
注※5
nは数字を示します。
注※6
デフォルトの格納先から変更した場合,jpcrasコマンドでは採取できません。手動で採取してください。
抽出結果ファイルの格納先については,「5.3.2 設定内容」のEXTRACTFILEセクション,および「6.3.2 設定内容」のEXTRACTFILEセクションを参照してください。

(3) オペレーション内容

トラブル発生時のオペレーション内容について,次に示す情報が必要です。

(4) 画面上のエラー情報

次に示すハードコピーを採取してください。

(5) その他の情報

上記以外で必要な情報を次に示します。