3.2.2 アンセットアップ手順

ここでは,PFM - Agent for Enterprise Applicationsをアンセットアップする手順を説明します。

<この項の構成>
(1) インスタンス環境のアンセットアップ

(1) インスタンス環境のアンセットアップ

インスタンス環境をアンセットアップするには,まず,インスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。インスタンス環境の削除は,PFM - Agentホストで実施します。

インスタンス名を確認するには,jpcinslistコマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcinsunsetupコマンドを使用します。

インスタンス環境をアンセットアップする手順を次に示します。

  1. インスタンス名を確認する。
    PFM - Agent for Enterprise Applicationsを示すサービスキーを指定して,jpcinslistコマンドを実行します。

    jpcinslist agtm

    設定されているインスタンス名がo246bci_SD5_00の場合,o246bci_SD5_00と表示されます。
  2. インスタンス環境のPFM - Agentのサービスが起動されている場合は,停止する。
    サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」の,サービスの起動と停止について説明している章を参照してください。
  3. インスタンス環境を削除する。
    PFM - Agent for Enterprise Applicationsを示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcinsunsetupコマンドを実行します。
    設定されているインスタンス名がo246bci_SD5_00の場合,次のように指定します。

    jpcinsunsetup agtm -inst o246bci_SD5_00

    jpcinsunsetupコマンドが正常終了すると,インスタンス環境として構築されたディレクトリ,サービスIDが削除されます。
注意
インスタンス環境をアンセットアップしても,jpcctrl listコマンドで表示できるサービスの情報は削除されません。サービス情報の削除方法については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」のインストールとセットアップの章のサービスの削除について説明している個所を参照してください。