jr3algetコマンドを手動実行,またはほかのプログラムでjr3algetコマンドを自動実行して,SAPシステムのCCMSアラート情報を抽出する場合,抽出するCCMSアラート情報を次のように選定できます。
jr3algetコマンドについては,「10. コマンド」を参照してください。
次にそれぞれの方法について説明します。
(1) コマンドを実行した日に出力されたすべてのCCMSアラート情報を抽出する
コマンドを実行した日に出力されたすべてのCCMSアラート情報を抽出する場合のコマンドの指定例を次に示します(環境パラメーター設定ファイルでCONNECTセクションの値およびTARGETセクションの値を定義済み)。
jr3alget
(2) 前回のコマンド実行時以降に出力されたCCMSアラート情報だけを抽出する
前回のコマンド実行時以降に出力されたCCMSアラート情報だけを抽出する場合,-lasttimeオプションで,タイプスタンプファイルを指定してコマンドを実行します。タイムスタンプファイルには,jr3algetコマンドの実行日時の履歴が格納されています。そのため,同じタイムスタンプファイルを指定して,コマンドを繰り返し実行すると,CCMSアラート情報を連続かつ重複しないで抽出できます。
前回のコマンド実行時以降に出力されたCCMSアラート情報だけを抽出する場合のコマンドの指定例を次に示します(環境パラメーター設定ファイルでCONNECTセクションの値およびTARGETセクションの値を定義済み)。
jr3alget -lasttime altimestamp.txt