JP1/Performance Management - Agent Option for Enterprise Applications

付録A.1　メモリー所要量

メモリー所要量は，PFM - Agent for Enterprise Applicationsの設定状況や使用状況によって変化します。

＜この項の構成＞

(1)　システム全体のメモリー所要量

(2)　コマンド実行時のメモリー所要量

(1)　システム全体のメモリー所要量

PFM - Agent for Enterprise Applicationsのメモリー所要量の，おおよその見積もりを次の表に示します。初期状態とは，1インスタンスで運用する場合のことを示します。

表A-1　メモリー所要量

PFM - Agent for Enterprise Applicationsの状態	メモリー所要量（単位：メガバイト）
	Windows 2000，Windows Server 2003	Windows Server 2003(IPF)	HP-UX (PA-RISC)	HP-UX (IPF)	Solaris	AIX
初期状態での運用	32	55	35	55	55	35
初期状態以外での運用	(32+a+b)＊インスタンス数	(55+a+b)＊インスタンス数	(35+a+b)＊インスタンス数	(55+a+b)＊インスタンス数	(55+a+b)＊インスタンス数	(35+a+b)＊インスタンス数

（凡例）

a：CCMS Alert Monitor Command（PD_ALMX）レコードを収集する場合のコマンド（jr3alget）のメモリー所要量。コマンドのメモリー所要量は，「付録A.1(2)　コマンド実行時のメモリー所要量」を参照してください。

b：System Log Monitor Command（PD_SLMX）レコードを収集する場合のコマンド（jr3slget）のメモリー所要量。コマンドのメモリー所要量は，「付録A.1(2)　コマンド実行時のメモリー所要量」を参照してください。

(2)　コマンド実行時のメモリー所要量

PFM - Agent for Enterprise Applicationsが提供しているコマンドを実行したときのメモリー所要量について，見積もりを次の表に示します。

表A-2　コマンド実行時のメモリー所要量

コマンド	コマンド実行1回当たりのメモリー所要量（単位：メガバイト）
	Windows 2000，Windows Server 2003	Windows Server 2003(IPF)	HP-UX (PA-RISC)	HP-UX (IPF)	Solaris	AIX
jr3alget	13+0.004＊a	17+0.005＊a	9+0.006＊a	12+0.006＊a	16+0.005＊a	8+0.006＊a
jr3slget	13+0.001＊b	17+0.001＊b	9+0.002＊b	12+0.002＊b	16+0.001＊b	8+0.001＊b

（凡例）

a：監視対象のモニターで発生しているCCMSアラートの総数

b：抽出対象の期間内に発生したシステムログの総数

　抽出対象の期間は-lasttimeオプションの指定の有無によって異なります。

　・-lasttimeオプションを設定している場合：前回のコマンド実行時刻以降

　・-lasttimeオプションを設定していない場合：コマンド実行日の00:00:00以降

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